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ゴスペルハウスコミュの「贋作を見抜く」

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ゴスペルハウスメッセージ 2010.05.02
『贋作を見抜く』ヨハネ 1:1-9

1 初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
2 この方は、初めに神とともにおられた。
3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。
4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
5 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。
6 神から遣わされたヨハネという人が現われた。
7 この人はあかしのために来た。光についてあかしするためであり、すべての人が彼によって信じるためである。
8 彼は光ではなかった。ただ光についてあかしするために来たのである。
9 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。

今週の聖書箇所は、ヨハネの福音書の冒頭です。
4つの福音書のうち、ヨハネの福音書が最も遅い時期に書かれたといわれています。
そのせいもあってか、聖書の他の福音書の書き出しとは、ずいぶん違うものになっています。
「アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。」(マタイ1:1)
「神の子イエス・キリストの福音のはじめ。」(マルコ1:1)
「 ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった。」(ルカ1:5)

私は、他の福音書がイエスさまを紹介する形式なのに対して、ヨハネの福音書はイエスさまを感じさせる書き方のような印象を受けます。
なぜ、ヨハネはこのような書き出しをしたのでしょうか。

それは、書かれた時期が、反キリスト・にせキリストといった異端の拡大した時期と重なっているからです。
初期のキリスト教会に入りこんで、巧みにキリスト者を完全なる福音から遠ざけてしまうにせ物の福音・にせ物の教師が、増えてきたからです。
イエスさまの十字架と復活が完全な救いではないかのように、惑わされていたからです。

現代でも、世の中には、たくさんのにせ物があります。
にせ物の美術品・工芸品やニセ札などです。
これらの贋作は、本物そっくりに作られています。
そっくりでなかったら、誰でも贋作と気付くからです。
本物そっくりなので、専門家でない私たちは、だまされてしまうのです。

贋作を見抜く専門家は、どのようにしてその力をつけるのでしょうか。
それにはまず、本物をしっかりと味わうことです。
本物がきちんとわからなかったら、贋作は見抜けません。
そして、贋作の手口を知ることです。
贋作の特徴を見抜くのです。
本物のすばらしさを味わったうえで、贋作の手口を知って、贋作を見抜くのです。

にせキリスト・にせ教師を見抜くのも同じです。
本物のキリストをしっかりと味わって、贋作の手口を知るのです。
にせキリスト・にせ教師の呪縛から逃れるためには、本物を味わうしかないのです。
ヨハネが、事実をわかりやすく書くことよりも、イエスさまのイメージを伝えるような書き方をしたのも、本物をしっかりと味ってもらうためだったのではないでしょうか。

さあ、私たちも本物をしっかりと味わいましょう。
イエスさまは逃げも隠れもしません。
あなたが望むなら、イエスさまはあなたと共に住むのです。
頑張らなくても、今のままのあなたのところにイエスさまは喜んで来てくれるのです
そして、あなたに本物の愛を、本物の自由を、本物の希望をたっぷりと体験させてくれます。

そうしたら、あなたはどんな贋作も見抜くことができます。
本物からちょっとでもずれたら、それが贋作です。
もう、どんなそっくりな贋作も、あなたをイエスさまの愛から引き離すことはできません。

たっぷり、本物を味わいましょう。
そして、贋作を見抜き、決別しましょう。
本物にとどまり、本物を生きるのです。

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