ゴスペルハウスメッセージ 2024.05.04
「使徒の第一条件 （ペンテコステ前の弟子たち）」使徒行伝1:15−26
15 そのころ、百二十人ほどの人々が一つになって集まっていたが、ペテロがこれらの兄弟たちの中に立って、こう言った。
16 「兄弟たち。イエスを捕らえた者たちを手引きしたユダについては、聖霊がダビデの口を通して前もって語った聖書のことばが、成就しなければなりませんでした。
17 ユダは私たちの仲間として数えられていて、その務めを割り当てられていました。
18 （このユダは、不義の報酬で地所を手に入れたが、真っ逆さまに落ちて、からだが真っ二つに裂け、はらわたがすべて飛び出してしまった。
19 このことは、エルサレムの全住民に知れ渡り、その地所は彼らの国のことばでアケルダマ、すなわち『血の地所』と呼ばれるようになっていた。）
20 詩篇にはこう書いてあります。『彼の宿営が荒れ果て、そこから住む者が絶えますように。』また、『彼の務めは、ほかの人が取るように。』
21 ですから、主イエスが私たちと一緒に生活しておられた間、
22 すなわち、ヨハネのバプテスマから始まって、私たちを離れて天に上げられた日までの間、いつも私たちと行動をともにした人たちの中から、だれか一人が、私たちとともにイエスの復活の証人とならなければなりません。」
23 そこで彼らは、バルサバと呼ばれ、別名をユストというヨセフと、マッティアの二人を立てた。
24 そしてこう祈った。「すべての人の心をご存じである主よ。この二人のうち、あなたがお選びになった一人をお示しください。
25 ユダが自分の場所へ行くために離れてしまった、この奉仕の場、使徒職に就くためです。」
26 そして、二人のためにくじを引くと、くじはマッティアに当たったので、彼が十一人の使徒たちの仲間に加えられた。
ペンテコステのできごとは、使徒行伝第２章から記されています。
今日の聖書箇所は、第１章の後半ですから、まさに直前です。
ここから「使徒の第一条件」というテーマで、御言葉を開いていきましょう。
イエスさまは十字架にかかって死に、３日目によみがえりました。
復活してから４０日にわたって姿を現し、天に戻られました。
そして、イースターから５０日目がペンテコステです。
なので、今日の聖書箇所は、イエスさまが天に戻られた後、ペンテコステまでの間の１０日間に起こったできごとです。
ユダがイエスさまを裏切って自殺し、十二使徒が１１人になってしまいました。
イエスさまが選んだ１２人、完全数でもある１２ですし、ユダヤ人にはイスラエルの１２部族との関連 もあり、１２人であることはとても重要です。
それで、弟子たちは、欠員を補充することになりました。
弟子の中でも重要な役割、重要な責任、重要な立場のもつ十二使徒に選ばれるためには、どんな条件が必要だったのでしょうか。
「祈りによって奇跡を起こした」とか、「病気を癒やしたり、悪霊を追い出したり、死者を蘇らせた」とか、「イエスさまの語った言葉や聖書の言葉をたくさん知って理解している」とか、「人々に評判が良くて推薦された」とか、「多くの人を教会に連れてきた。」「多くの献金」「たくさんの断食」など、私たちはそんな条件を考えてしまいがちかもしれません。
しかし、ここで一番に重要視されたことは、イエスさまとともにいたことです。
「いつも私たちと行動をともにした人たちの中から」（２２節）とあるようにです。
イエスさまを伝えるための第一条件は、ずっとイエスさまとともにいたことなのです。
何か目覚ましいことをしたとか、何か能力が与えられたとか、血筋や実績や能力ではなく、イエスさまとともにいたこと。
これが、使徒の第一条件だったのです。
でも、イエスさまとともにいるというのは、歯を食いしばってイエスさまについて行くということではありません。
マタイの福音書１章２３節になるようにイエスさまは「インマヌエル」な方です。
インマヌエルとは、「神が私たちとともにおられる」という意味です。
また「その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。」（ヨハネ１４:１６）、「わたしがいるところに、彼らもわたしとともにいるようにしてください。」（ヨハネ１７:２４)とあるように、聖霊様もともにいてくれて、神様がともにいられるようにしてくれるのです。
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」(マタイ２８:２０)、「わたしは戸の外に立ってたたいている。」(黙示録３:２０)も、そのような約束です。
これらの約束の特徴は、すべて主語が人間ではなく、神様であるということです。
人間が努力を通して、神様とともにいるということではなく、神様が、イエスさまが、聖霊様が、人とともにいてくれるのです。
しかも、そのように弟子たちに言っているペテロですら、イエスさまとともにいるきっかけは、イエスさまが作ってくれたのです。
「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」(マタイ４:１９)
この言葉によって、ペテロはイエスさまとともにいることになったのです。
「イエスさまとともにいること」これが、使徒の第一条件です。
そして、もう一つの第一条件は、第一条件と言いながら２つあるのですが、「神様・イエスさまに選ばれること」です。
「この二人のうち、あなたがお選びになった一人をお示しください。」(２４節)とあるように、神様の選びが必要なのです。
もともと、使徒は、イエスさまが１２人を選んだのです。
「そして、夜が明けると弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をお与えになった。」(ルカ６:１３)とあるように、ただイエスさまが選んだのです。
ヨハネの福音書にも「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」(ヨハネ１５:１６)、「わたしが世からあなたがたを選び出したのです。」(ヨハネ１５:１９)、「あなたが世から選び出して与えてくださった人たち」(ヨハネ１７:６)と、繰り返されています。
そして自らを使徒と言っていたパウロも、選ばれた者でした。
「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子らの前に運ぶ、わたしの選びの器です。」(使徒９:１５)と、イエスさまはアナニヤに語りました。
パウロ自身も、「神の福音のために選び出され、使徒として召されたパウロ」(ローマ１:１)と自己紹介をしています。
使徒の第一条件は、「イエスさまとともにいること」です。
そして、「神様・イエスさまに選ばれること」です。
「いやぁ、イエスさまとともにいて、選ばれる人ってすごいねぇ。」ではありません。
それは、他人事ではないのです。
イエスさまはあなたとともにおられる方で、インマヌエルな方だからです。
さらに、もう一人の助け主である聖霊様は、あなたを住み家としているのです。
あなたはイエスさまとともにいるのです。
さらにあなたは、神様に選ばれた人でもあるのです。
「神に選ばれた者たち」(ローマ８:３３)
「この方にあって私たちを選び」(エペソ１:４)
「あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者」(コロサイ３:１２)
これらの御言葉は、あなたのための言葉なのです。
そう、あなたは、使徒の第一条件を完全に満たしているのです。
何ができてもできなくても、あなたの資格や能力によらず、イエスさまがそれをあなたに与えたのです。
イエスさまの十字架の死が、イエスさまの復活が、つまり、イエスさまの覚悟の愛が、それを完成したのです。
あなたは、使徒の第一条件を与えられたのです。
それは何のためでしょう。
使徒に選ばれた１２人、偉いんだぞって、いばるためではありません。
使徒には使命があります。
「私たちとともにイエスの復活の証人とならなければなりません。」(２２節)
あなたは、復活の証人になるのです。
まだ若いからとか、知識が足りないからとか、覚悟できないからまだちょっと、ではないのです。
足りないまま、弱いまま、未完成で未熟なまま、あなたは使徒の第一条件を与えられたのです。
本家本元の、２０００年前の使徒も、同じように不十分な者たちでした。
でも、イエスさまがともにいてくれて、イエスさまが選んで、イエスさまが愛して、イエスさまが支えて、使徒として立たせたのです。
イエスさまの復活の証人、覚悟の死の証人、無条件の愛の証人とされたのです。
あなたのための、使徒の第一条件は、完全にそろっています。
私たちが求められるものは、特別な才能や功績ではなく、ただただイエスさまとともにいること、神様に選ばれることだからです。
そう、すでにあなたは、イエスさまの復活の証人・使徒なのです。
さあ、選ばれた者として、イエスさまとともにいる者として、使徒として、新しい第一歩を踏み出しましょう。
【参考聖書箇所】
☆イエスさまとともにいること（イエスさまがともにいること）
マタイ 1:23
「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
ヨハネ
14:16 そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。
17:24 父よ。わたしに下さったものについてお願いします。わたしがいるところに、彼らもわたしとともにいるようにしてください。わたしの栄光を、彼らが見るためです。世界の基が据えられる前からわたしを愛されたゆえに、あなたがわたしに下さった栄光を。
マタイ 28:20
わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」
黙示録 3:20
見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。
☆ともにいるきっかけもイエスさま
マタイ 4:19
イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
☆神様・イエスさまに選ばれること
ルカ 6:13 そして、夜が明けると弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をお与えになった。
ヨハネ
15:16 あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。それは、あなたがたが行って実を結び、その実が残るようになるため、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものをすべて、父が与えてくださるようになるためです。
15:19 もしあなたがたがこの世のものであったら、世は自分のものを愛したでしょう。しかし、あなたがたは世のものではありません。わたしが世からあなたがたを選び出したのです。そのため、世はあなたがたを憎むのです。
17:6 あなたが世から選び出して与えてくださった人たちに、わたしはあなたの御名を現しました。彼らはあなたのものでしたが、あなたはわたしに委ねてくださいました。そして彼らはあなたのみことばを守りました。
☆パウロも選ばれた
使徒 9:15
しかし、主はアナニアに言われた。「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子らの前に運ぶ、わたしの選びの器です。
ローマ 1:1
キリスト・イエスのしもべ、神の福音のために選び出され、使徒として召されたパウロから。
☆あなたも選ばれた
ローマ8:33
だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。神が義と認めてくださるのです。
エペソ 1:4
すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。
コロサイ 3:12
ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。
�汽謄汽蹈縫� 1:4
神に愛されている兄弟たち。私たちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っています。
「使徒の第一条件 （ペンテコステ前の弟子たち）」使徒行伝1:15−26
15 そのころ、百二十人ほどの人々が一つになって集まっていたが、ペテロがこれらの兄弟たちの中に立って、こう言った。
16 「兄弟たち。イエスを捕らえた者たちを手引きしたユダについては、聖霊がダビデの口を通して前もって語った聖書のことばが、成就しなければなりませんでした。
17 ユダは私たちの仲間として数えられていて、その務めを割り当てられていました。
18 （このユダは、不義の報酬で地所を手に入れたが、真っ逆さまに落ちて、からだが真っ二つに裂け、はらわたがすべて飛び出してしまった。
19 このことは、エルサレムの全住民に知れ渡り、その地所は彼らの国のことばでアケルダマ、すなわち『血の地所』と呼ばれるようになっていた。）
20 詩篇にはこう書いてあります。『彼の宿営が荒れ果て、そこから住む者が絶えますように。』また、『彼の務めは、ほかの人が取るように。』
21 ですから、主イエスが私たちと一緒に生活しておられた間、
22 すなわち、ヨハネのバプテスマから始まって、私たちを離れて天に上げられた日までの間、いつも私たちと行動をともにした人たちの中から、だれか一人が、私たちとともにイエスの復活の証人とならなければなりません。」
23 そこで彼らは、バルサバと呼ばれ、別名をユストというヨセフと、マッティアの二人を立てた。
24 そしてこう祈った。「すべての人の心をご存じである主よ。この二人のうち、あなたがお選びになった一人をお示しください。
25 ユダが自分の場所へ行くために離れてしまった、この奉仕の場、使徒職に就くためです。」
26 そして、二人のためにくじを引くと、くじはマッティアに当たったので、彼が十一人の使徒たちの仲間に加えられた。
ペンテコステのできごとは、使徒行伝第２章から記されています。
今日の聖書箇所は、第１章の後半ですから、まさに直前です。
ここから「使徒の第一条件」というテーマで、御言葉を開いていきましょう。
イエスさまは十字架にかかって死に、３日目によみがえりました。
復活してから４０日にわたって姿を現し、天に戻られました。
そして、イースターから５０日目がペンテコステです。
なので、今日の聖書箇所は、イエスさまが天に戻られた後、ペンテコステまでの間の１０日間に起こったできごとです。
ユダがイエスさまを裏切って自殺し、十二使徒が１１人になってしまいました。
イエスさまが選んだ１２人、完全数でもある１２ですし、ユダヤ人にはイスラエルの１２部族との関連 もあり、１２人であることはとても重要です。
それで、弟子たちは、欠員を補充することになりました。
弟子の中でも重要な役割、重要な責任、重要な立場のもつ十二使徒に選ばれるためには、どんな条件が必要だったのでしょうか。
「祈りによって奇跡を起こした」とか、「病気を癒やしたり、悪霊を追い出したり、死者を蘇らせた」とか、「イエスさまの語った言葉や聖書の言葉をたくさん知って理解している」とか、「人々に評判が良くて推薦された」とか、「多くの人を教会に連れてきた。」「多くの献金」「たくさんの断食」など、私たちはそんな条件を考えてしまいがちかもしれません。
しかし、ここで一番に重要視されたことは、イエスさまとともにいたことです。
「いつも私たちと行動をともにした人たちの中から」（２２節）とあるようにです。
イエスさまを伝えるための第一条件は、ずっとイエスさまとともにいたことなのです。
何か目覚ましいことをしたとか、何か能力が与えられたとか、血筋や実績や能力ではなく、イエスさまとともにいたこと。
これが、使徒の第一条件だったのです。
でも、イエスさまとともにいるというのは、歯を食いしばってイエスさまについて行くということではありません。
マタイの福音書１章２３節になるようにイエスさまは「インマヌエル」な方です。
インマヌエルとは、「神が私たちとともにおられる」という意味です。
また「その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。」（ヨハネ１４:１６）、「わたしがいるところに、彼らもわたしとともにいるようにしてください。」（ヨハネ１７:２４)とあるように、聖霊様もともにいてくれて、神様がともにいられるようにしてくれるのです。
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」(マタイ２８:２０)、「わたしは戸の外に立ってたたいている。」(黙示録３:２０)も、そのような約束です。
これらの約束の特徴は、すべて主語が人間ではなく、神様であるということです。
人間が努力を通して、神様とともにいるということではなく、神様が、イエスさまが、聖霊様が、人とともにいてくれるのです。
しかも、そのように弟子たちに言っているペテロですら、イエスさまとともにいるきっかけは、イエスさまが作ってくれたのです。
「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」(マタイ４:１９)
この言葉によって、ペテロはイエスさまとともにいることになったのです。
「イエスさまとともにいること」これが、使徒の第一条件です。
そして、もう一つの第一条件は、第一条件と言いながら２つあるのですが、「神様・イエスさまに選ばれること」です。
「この二人のうち、あなたがお選びになった一人をお示しください。」(２４節)とあるように、神様の選びが必要なのです。
もともと、使徒は、イエスさまが１２人を選んだのです。
「そして、夜が明けると弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をお与えになった。」(ルカ６:１３)とあるように、ただイエスさまが選んだのです。
ヨハネの福音書にも「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」(ヨハネ１５:１６)、「わたしが世からあなたがたを選び出したのです。」(ヨハネ１５:１９)、「あなたが世から選び出して与えてくださった人たち」(ヨハネ１７:６)と、繰り返されています。
そして自らを使徒と言っていたパウロも、選ばれた者でした。
「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子らの前に運ぶ、わたしの選びの器です。」(使徒９:１５)と、イエスさまはアナニヤに語りました。
パウロ自身も、「神の福音のために選び出され、使徒として召されたパウロ」(ローマ１:１)と自己紹介をしています。
使徒の第一条件は、「イエスさまとともにいること」です。
そして、「神様・イエスさまに選ばれること」です。
「いやぁ、イエスさまとともにいて、選ばれる人ってすごいねぇ。」ではありません。
それは、他人事ではないのです。
イエスさまはあなたとともにおられる方で、インマヌエルな方だからです。
さらに、もう一人の助け主である聖霊様は、あなたを住み家としているのです。
あなたはイエスさまとともにいるのです。
さらにあなたは、神様に選ばれた人でもあるのです。
「神に選ばれた者たち」(ローマ８:３３)
「この方にあって私たちを選び」(エペソ１:４)
「あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者」(コロサイ３:１２)
これらの御言葉は、あなたのための言葉なのです。
そう、あなたは、使徒の第一条件を完全に満たしているのです。
何ができてもできなくても、あなたの資格や能力によらず、イエスさまがそれをあなたに与えたのです。
イエスさまの十字架の死が、イエスさまの復活が、つまり、イエスさまの覚悟の愛が、それを完成したのです。
あなたは、使徒の第一条件を与えられたのです。
それは何のためでしょう。
使徒に選ばれた１２人、偉いんだぞって、いばるためではありません。
使徒には使命があります。
「私たちとともにイエスの復活の証人とならなければなりません。」(２２節)
あなたは、復活の証人になるのです。
まだ若いからとか、知識が足りないからとか、覚悟できないからまだちょっと、ではないのです。
足りないまま、弱いまま、未完成で未熟なまま、あなたは使徒の第一条件を与えられたのです。
本家本元の、２０００年前の使徒も、同じように不十分な者たちでした。
でも、イエスさまがともにいてくれて、イエスさまが選んで、イエスさまが愛して、イエスさまが支えて、使徒として立たせたのです。
イエスさまの復活の証人、覚悟の死の証人、無条件の愛の証人とされたのです。
あなたのための、使徒の第一条件は、完全にそろっています。
私たちが求められるものは、特別な才能や功績ではなく、ただただイエスさまとともにいること、神様に選ばれることだからです。
そう、すでにあなたは、イエスさまの復活の証人・使徒なのです。
さあ、選ばれた者として、イエスさまとともにいる者として、使徒として、新しい第一歩を踏み出しましょう。
【参考聖書箇所】
☆イエスさまとともにいること（イエスさまがともにいること）
マタイ 1:23
「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。
ヨハネ
14:16 そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。
17:24 父よ。わたしに下さったものについてお願いします。わたしがいるところに、彼らもわたしとともにいるようにしてください。わたしの栄光を、彼らが見るためです。世界の基が据えられる前からわたしを愛されたゆえに、あなたがわたしに下さった栄光を。
マタイ 28:20
わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」
黙示録 3:20
見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。
☆ともにいるきっかけもイエスさま
マタイ 4:19
イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」
☆神様・イエスさまに選ばれること
ルカ 6:13 そして、夜が明けると弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び、彼らに使徒という名をお与えになった。
ヨハネ
15:16 あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。それは、あなたがたが行って実を結び、その実が残るようになるため、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものをすべて、父が与えてくださるようになるためです。
15:19 もしあなたがたがこの世のものであったら、世は自分のものを愛したでしょう。しかし、あなたがたは世のものではありません。わたしが世からあなたがたを選び出したのです。そのため、世はあなたがたを憎むのです。
17:6 あなたが世から選び出して与えてくださった人たちに、わたしはあなたの御名を現しました。彼らはあなたのものでしたが、あなたはわたしに委ねてくださいました。そして彼らはあなたのみことばを守りました。
☆パウロも選ばれた
使徒 9:15
しかし、主はアナニアに言われた。「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子らの前に運ぶ、わたしの選びの器です。
ローマ 1:1
キリスト・イエスのしもべ、神の福音のために選び出され、使徒として召されたパウロから。
☆あなたも選ばれた
ローマ8:33
だれが、神に選ばれた者たちを訴えるのですか。神が義と認めてくださるのです。
エペソ 1:4
すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。
コロサイ 3:12
ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。
�汽謄汽蹈縫� 1:4
神に愛されている兄弟たち。私たちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っています。
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