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ゴスペルハウスコミュの「あなたに託されたもの」2023.07.08

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ゴスペルハウスメッセージ 2023.07.08
「あなたに託されたもの」使徒9:17-28

17 そこでアナニアは出かけて行って、その家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中であなたに現れた主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。」
18 するとただちに、サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け、
19 食事をして元気になった。サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちとともにいて、
20 ただちに諸会堂で、「この方こそ神の子です」とイエスのことを宣べ伝え始めた。
21 これを聞いた人々はみな驚いて言った。「この人はエルサレムで、この名を呼ぶ人たちを滅ぼした者ではないか。ここへやって来たのも、彼らを縛って、祭司長たちのところへ引いて行くためではなかったか。」
22 しかし、サウロはますます力を増し、イエスがキリストであることを証明して、ダマスコに住むユダヤ人たちをうろたえさせた。
23 かなりの日数がたち、ユダヤ人たちはサウロを殺す相談をしたが、
24 彼らの陰謀はサウロの知るところとなった。彼らはサウロを殺そうと、昼も夜も町の門を見張っていた。
25 そこで、彼の弟子たちは夜の間に彼を連れ出し、籠に乗せて町の城壁伝いにつり降ろした。
26 エルサレムに着いて、サウロは弟子たちの仲間に入ろうと試みたが、みな、彼が弟子であるとは信じず、彼を恐れていた。
27 しかし、バルナバはサウロを引き受けて、使徒たちのところに連れて行き、彼がダマスコへ行く途中で主を見た様子や、主が彼に語られたこと、また彼がダマスコでイエスの名によって大胆に語った様子を彼らに説明した。
28 サウロはエルサレムで使徒たちと自由に行き来し、主の御名によって大胆に語った。

パウロは、初代教会最大の宣教者で伝道者、また、異邦人のための使徒とも言われています。
そのパウロははじめ、キリスト教会の熱心な迫害者でした。
彼が回心したいきさつは、第9章の初めから、また、第22章の裁判ではパウロ自身が弁明・表明しています。
使徒パウロが使徒として新しく生まれるときに、何があったのか。
そこを通して、「あなたに託されたもの」というテーマで、御言葉を開きましょう

パウロは、ダマスコの近くで、イエスさまからの光を浴びて、目が見えなくなりました。
エルサレムからダマスコまでは、約240kmとも200kmとも言われています。
この七ヶ浜町からだと郡山市くらいまで、山形市から盛岡市、半田市から神戸市、久留米市から鹿児島市、東京から浜松市くらいの距離です。
2000年前には、自動車も電車ももちろんありません。
パウロの、真面目さ、熱心、信念、執念を感じます。
はるばるクリスチャンを捕まえに来たのに、ダマスコ近くで目が見えなくなったのです。

ダマスコには、アナニアという男の人がいました。
イエスさまは彼に、「立って、『まっすぐ』と呼ばれる通りに行き、ユダの家にいるサウロという名のタルソ人を訪ねなさい。」(使徒9:11)というのです。
アナニアは、「行きたくない」「恐い」「なんで?」と思ったのですが、イエスさまの言葉通りに、パウロのもとに言って、祈り、目を開かせたのです。
イエスさまの言葉を伝え、パウロにバプテスマも授けました。
さすが、「そこに住んでいるすべてのユダヤ人たちに評判の良い、アナニアという人」(使徒22:12)です。
パウロは回心し、さっそくイエスさまを伝え始めたのです。
大伝道者パウロの誕生の瞬間です。
そのために、アナニアは、イエスさまに遣わされたのです、託されたのです。
で、アナニアは、それっきり聖書には登場しなくなります。

ダマスコでイエスさまを伝えているパウロを、ダマスコのイエスさまを信じないユダヤ人が殺そうということが、パウロに伝えられました(24節参照)。
「御使いが知らせた」とか「神様の声が・・」とか「夢で(幻で)・・」とか記していないということは、だれか人がパウロに伝えたのです。
それで、パウロを助けるために、弟子たちが籠で城壁の外に逃がしました。
大伝道者パウロの働きが、ダマスコにとどまらず、大きく広がるために、伝えた人も籠で逃した人も、遣わされたのです、託されたのです。
しかし、彼らは名前も記されず、その後の消息も記されていません。

エルサレムに帰ったパウロは、初代教会に加わろうとしましたが、恐れられ、信じてもらえませんでした。
そこに、バルナバが仲介者として立ち、パウロを支え、弟子たちの仲間入りを可能にしました。
この後、バルナバとパウロは、異邦人伝道のための旅に出ます。
バルナバは、大伝道者パウロの伝道旅行を支え、導くために、遣わされたのです、託されたのです。
バルナバ主導であった旅も、次第にパウロ主導になります。
途中で、マルコという青年についての意見が分かれ、パウロとバルナバは別々に旅をすることになります。
その後のバルナバについて、聖書は何も記しません。
聖書本文ではありませんが、聖書の後ろについていることの多い地図には「パウロの伝道旅行」とありますが、「バルナバの伝道旅行」という記述はありませんね。

前回の礼拝メッセージで、たった一人のエチオピアの宦官のために、神様はピリポに声をかけ、聖書を解き明かし、洗礼を授けさせました。
そして、洗礼の後に、「瞬間移動」のような大技を使いました。

ダマスコで、目が見えなくなって祈っていたパウロに、直接語りかけ、目を開け、使命を与えることは、神様にはできたはずです。
ユダヤ人の殺意をパウロに伝え、超自然的な方法でパウロを逃がすことも、神様にはできたはずです。
エルサレム教会の使徒たちの心に働きかけ、パウロを受け入れさせることも、神様にはできたはずです。
パウロを伝道の旅に出すことだって、人に頼る必要など、神様にはないのです。
でも、パウロという大伝道者に対して、神様は、そうしなかったのです。
アナニアやバルナバという、それ以降に記されることもない人を通して、はなから名前も記されない弟子たちを通して、神様は、それをなしたのです。

イエスさまにも、そんな事がありました。
それは、イエスさまの初めての奇跡(しるし)、「カナの婚礼」(ヨハネ2:1-12)です。
かめの水がぶどう酒に変わったとき、イエスさまは弟子たちも連れていたのですから、「ペテロ、かめに水を入れなさい」とも言えたはずです。
そうすれば、その後のペテロのエピソードとして強力なものになったでしょう。
また、イエスさま自身が、空のかめに蓋をして、蓋を開けたら、中身がぶどう酒に、というようなこともできたでしょう。
しかし、イエスさまは名前も記されていない「給仕の者たち」に、初めての奇跡を手伝わせたのです。

そして、これこそが、神様があなたに託すこと、あなたが託されたものなのです。

私たちは、「私は、パウロを超えた大伝道者になる!」「おれは、伝道王になる!!」という大志や野望を持っている人も含めて、世界的に言えば、ほとんど名も残らない存在です。
でも、そんなあなたに対して、神様は大きな信頼をおいて、目には見えにくいけど大きな、人には知られていないけど大切な、そんな役割を託すのです。
「スーパーな縁の下の力持ち」っていうところです。
それは、神様が、あなたの存在を喜び、愛し、大切にしているからです。
そう、イエスさまを十字架につけてまで、取り戻したいほどに。

あなたに託されたもの、それは、アナニアのように、あなたにとって喜ばしくないものかもしれません。
それは、弟子たちや給仕の人たちのように、人にほめてもらえないものかもしれません。
途中で、自分の思ったような結果にならないことも、バルナバのように、起こりうるでしょう。
でもそこに、あなたにしかできない、あなたにしか託すことのできない、あなたに託されたものがあるのです。
全知全能の神様が、あえて、あなたに託したものがあるのです。

子どもが、自分を超えて大きくなることは、親にとって大きな喜びです。
世界一にならなくても、表彰されなくても、親は、子どもの成長を喜びます。
そして神様は、あなたを、その何百倍も、何万倍も、何億兆万倍も、喜ぶのです。

神様は、あなたを、ともに働き、ともに喜ぶ人にしたいのです。
あなたにとって、当初は好ましいものではないかもしれません。
他の人から、ほめられることもないかもしれません。
でも、神様はあなたを喜び、あなたも神様とともに喜ぶ人になるのです。

あなたに託されたものは何なのか、神様の前に静まって聞きましょう。
また、それが与えられるときを、ワクワクして待ちましょう。
そして、託されたものを、生きるのです。


【参考聖書箇所】
使徒の働き 22:1-21
1 「兄弟ならびに父である皆さん。今から申し上げる私の弁明を聞いてください。」
2 パウロがヘブル語で語りかけるのを聞いて、人々はますます静かになった。そこでパウロは言った。
3 「私は、キリキアのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで先祖の律法について厳しく教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。
4 そしてこの道を迫害し、男でも女でも縛って牢に入れ、死にまでも至らせました。
5 このことについては、大祭司や長老会全体も私のために証言してくれます。この人たちから兄弟たちに宛てた手紙まで受け取って、私はダマスコへ向かいました。そこにいる者たちも縛り上げ、エルサレムに引いて来て処罰するためでした。
6 私が道を進んで、真昼ごろダマスコの近くまで来たとき、突然、天からのまばゆい光が私の周りを照らしました。
7 私は地に倒れ、私に語りかける声を聞きました。『サウロ、サウロ、どうしてわたしを迫害するのか。』
8 私が答えて、『主よ、あなたはどなたですか』と言うと、その方は私に言われました。『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスである。』
9 一緒にいた人たちは、その光は見たのですが、私に語っている方の声は聞き分けられませんでした。
10 私が『主よ、私はどうしたらよいでしょうか』と尋ねると、主は私に言われました。『起き上がって、ダマスコに行きなさい。あなたが行うように定められているすべてのことが、そこであなたに告げられる』と。
11 私はその光の輝きのために目が見えなくなっていたので、一緒にいた人たちに手を引いてもらって、ダマスコに入りました。
12 すると、律法に従う敬虔な人で、そこに住んでいるすべてのユダヤ人たちに評判の良い、アナニアという人が、
13 私のところに来て、そばに立ち、『兄弟サウロ、再び見えるようになりなさい』と言いました。するとそのとき、私はその人が見えるようになりました。
14 彼はこう言いました。『私たちの父祖の神は、あなたをお選びになりました。あなたがみこころを知り、義なる方を見、その方の口から御声を聞くようになるためです。
15 あなたはその方のために、すべての人に対して、見聞きしたことを証しする証人となるのです。
16 さあ、何をためらっているのですか。立ちなさい。その方の名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。』
17 それから私がエルサレムに帰り、宮で祈っていたとき、私は夢心地になりました。
18 そして主を見たのです。主は私にこう語られました。『早く、急いでエルサレムを離れなさい。わたしについてあなたがする証しを、人々は受け入れないから。』
19 そこで私は答えました。『主よ。この私が会堂ごとに、あなたを信じる者たちを牢に入れたり、むちで打ったりしていたのを、彼らは知っています。
20 また、あなたの証人ステパノの血が流されたとき、私自身もその場にいて、それに賛成し、彼を殺した者たちの上着の番をしていたのです。』
21 すると主は私に、『行きなさい。わたしはあなたを遠く異邦人に遣わす』と言われました。」

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