ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

太極拳最高コミュの呼吸は生きていることの証

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 人の呼吸の回数を調べたデータによりますと、一分間に16回、一時間で960回というのが平均値のようですから、一年間では841万回、一生を80歳としますと6億72百万回ということになります。これだけの回数の呼吸しているのですが、その呼吸に注意を向けることは、ほとんどありません。その結果、胸式呼吸に陥ってしまうことになります。
 私たちが、ふだん何気なく行っている呼吸は、胸式呼吸といわれているもので、呼吸をしているかどうかも分からないような、浅く頼りないものです。
 呼吸の一番大切な役割は、体と心の橋渡しをすることですが、これを認識するには難しいものがあります。西洋では、体は医者で、心は宗教家がという区分けがあります。東洋では逆に、人間は最初、一つの細胞から分裂を起こして人体になるのであるから、心も体も、一つのものという認識があります。
 体といいますのは物体ですから、形を表す「陽」を意味しています。心は捉えどころのない幽体として、「陰」を表しています。それらの陰と陽をつなぎ合わせるのが呼吸の役割ということになります。
 呼吸のことを「息」といいますが、安らかに息づくことから安息、生息などの意となり、生息を意味することから子孫を生むという意が導かれ、息子、息女という言葉も導き出されました。
 荘子の言葉に「眞人の息するや踵を以てし、衆人の息するや喉を以てす」とあり、気息の法は養生の道とされました。このことから安息、休息、棲息などにも使われています。
 呼吸といいますのは「呼」が先に来ていますから、吐く方が先です。気功の前身は吐納 (とのう・吐古納新・とこのうしん) と言われていました。吐といいますのは、息を吐くことで「呼而吐故・こしてふるきをはく」という言葉のように、体内にたまった二酸化炭素を吐きだすことです。納といいますのは、息を吸うことで「吸而納新・吸って新を納める」、新鮮な酸素を吸入することです。
 呼吸は肺が勝手にやっていると思っているかもしれませんが、呼吸に注意を向けずに呼吸をしていますと、弱く浅く力のこもらないものになってしまい、自分では気がつかないうちに気力が衰えて、精神的な逞しさがなくなり、考え方もネガティブになり悲観的になっていきます。
 呼吸と人の能力には因果関係があります。落ち着きのない人や集中力の乏しい人は、決まって呼吸の浅い人です。呼吸が浅いとイライラしたり、キョロキョロと落ち着きをなくしたりします。
 動物のことを英語で animal といいますが、これはラテン語の anima 「呼吸」「生命」からきています。精神・心・霊魂を英語で spirit といいますが、ブランデーなどの強い酒もスピリットといいます。このスピリットの語源は、ラテン語のスピラーレで「息」の意味です。西洋でも息が魂であり、生きる力であったわけです。

 生きている証を、存分に味わいましょう。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

太極拳最高 更新情報

太極拳最高のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング