ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

太極拳最高コミュの簡化二十四式太極拳 33

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
九、斂之於髄

 髄にこれ (気) を集めることと解釈しました。「斂・れん」は納めること、集め取ること、引き締める意味です。「髄」は骨髄で、造血機能を担っています。
 余談になりますが、造血は1Gでないと行われませんので、立っていたり (2G)、座っていたり (1.5G) していますと血を造ることができません。つまり骨を姿勢の確保に使っている間は、骨に加重がかかって造血することができないということです。そこで、骨休めが必要になるわけです。
 武式太極拳を創始した武禹㐮 (ぶ うじょう) は、太極拳論要解の中でこう記しています。「動牽往来気貼背、斂入脊骨」、背に気を貼り付けて行き来させて影響し、集めて背骨に入れる。
 これとは別に、作者は不明なのですが、十三勢行功心解にも「気斂入骨」とあり、その後段に「牽動往来気貼背、斂入脊骨」とありますので、ことによると王宗岳かあるいは上記の武禹㐮の作かと思われます。
 脊柱には神経が収まっていて、脊柱から伸びる31対の末梢神経が枝分かれし、運動を司りあるいは知覚を司っています。気を斂して (集めて) 骨に入れるということは、これら運動神経や知覚神経を覚醒させ、反射運動を速やかにさせることにあると思われます。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

太極拳最高 更新情報

太極拳最高のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング