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太極拳最高コミュの明けましておめでとうございます

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 「知行一思」は今年の目標です。
 その年の目標を、四字熟語で表し始めて以来もう五十年になります。が、標榜する割には、一度も達成した試しはりません。ただ、目標を掲げていませんと、生来の怠け者に拍車がかかりますので、手綱を引く意味で掲げております。
 この言葉は王陽明の「知行合一」の向こうを張ったわけではありませんが、知ることと行うことは一つの思いから始まる、ということであれば、大した違いはありません。
 王陽明は陽明学の始祖で、「知りて行わざるは知らざるに如かず」、知っていても行わなければ、知ったことにはならないとする行動を優先する学派で、この思想が明治維新を成し遂げたといっても過言ではありません。
 幕末の陽明学者に佐藤一斎がいました。その弟子には綺羅星の如き人材が揃っていて、佐久間象山 (さくましょうざん) を始め、安積艮斎 (あさかごんさい)、大橋訥庵 (おおはしとつあん)、横井小楠 (よこいしょうなん)、中村正直 (なかむらまさなお) たちがいました。その佐久間象山の弟子に吉田松陰がいたのです。
 佐久間象山の弟子には吉田松陰の他に、勝海舟、坂本竜馬、小林虎三郎たちがいました。
 ご存知の通り吉田松陰の弟子には、高杉晋作、久坂玄瑞、入江杉蔵、野村和作、前原一誠、木戸孝允、山県有朋、伊藤博文など錚々たるメンバーの維新の立役者たちがいました。
 佐藤一斎の著書に「言志四録」があり、西郷隆盛はこの言志四録から、自分が必要とする百一カ条を抜き書きして、「西郷言志録」を編んでいました。
 こうした維新の立役者たちを見るとき、陽明学の影響力を見てとることができます。
 この思想的背景を基に、新年から始まる大河ドラマを見ていただければ、この滾った時代の背景も見えてくるのではないでしょうか。

 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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