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朝日生命保険相互会社コミュのサブプライムローンていったいどういったもの??

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表題の質問をいただいた。

自分としては、調べたことはあっても、自分の考え・言葉にまとめたことが無かったので、まとめてみる。
尚、現時点の私の理解の中から抽出するもので、見解・理解の違いについては、コメントいただきたい。完全に頭のなかからの寄稿としたい。

担保の観点から
ローンには、担保をとるものと取らないものがある。
プライムローン・サブプライムともに、担保をとるという点では、共通している。
しかし、サブプライムローンというのは、プライムローンに対して担保行使に劣後性があるので、担保による債権回収を図ったときに回収できない可能性がある。

サブプライムローンを貸し出す投資銀行の行動
投資銀行は債権の証券化を行う。
これによって、債権を小口にして、(担保権を行使しても債権を回収できない)リスクを投資家へ渡す。
このとき投資銀行は若干の儲けを得る
投資家はリスクをとる代わりに何も無ければローン借入者から返済を受ける。

投資家にとってのメリット
ローン金利が高金利なので、高い利回りが期待できる。

投資行動理論
投資資産の分散効果により、ハイリスクの商品も、組み入れ割合を少しにしておけば、ローリスク・ハイリターンを作り出すことができる。
理論上は、現在持っている資産と違う値動きをする資産を知っていて、組み入れないのは、非効率な投資行動といえる
(結果として、少しずついろいろなところに散らばったサブプライムローンが「まだでてくる」「どこにあるのかわからい」といった不安心理を掻き立てることになる)

なぜ、この商品がこんなにひろまったのか
アメリカのサブプライムローンを融資する会社(日本の税理士や、駅前の保険屋のイメージ以後、保険屋と表現する)が、怒涛のセールスを成功させたから。
融資というのは、貸す側にリスクが大きい。借り手の行動次第で債権を回収できない可能性があるからだ。
通常日本では、融資は銀行で行うものであるから、融資の段階で様々な項目の審査をし、融資可否を決める。
アメリカでは、リスクを投資家に転嫁できる構造にたよって、ローンを融資する会社が無理やりにでも貸し付けた。(保険屋はここで手数料を儲ける)
将来の土地の値上がりを見込んでの過剰融資と過剰手数料
☆個人的には、サブプライム問題で得をしている唯一の業者だと思っています。

規制システムは、働かなかったのか
時代の流れは時価会計。簿価会計ではない。
言い換えると、将来的な推測される価値が、現実に買った価値ではない。
これは、理論的に成立する計算方法に基づいて計算される。
将来の不動産価値が上がるという前提があれば、現在の担保価値を超える範囲の融資を行うことができる。
また、保険屋は将来不動産価値があがるような設定とする。

サブプライムローンの商品性
日本でもバブル崩壊以前にあった、住宅金融公庫の2段階金利方式のローンに酷似する。
借り入れ当初3年は金利を低水準に設定し(2%目安)、3年経過以降は割高水準(7%目安)に設定する。
将来給料があがることが予想されるひと、不動産が値上がりしてしまう前に買いたい人に向いたローン
保険屋の販売文句は「3年後に金利が上がったら借り換えましょう」

CDS:クレジットデフォルトスワップ
英語がお分かりの同級生には読んで字のごとく
「信用崩壊あっち行って」→「借りて返さないやついたら俺が返すよ」
投資銀行は、投資家にリスクを渡す際に様々な方法で渡す。
投資家も同じ商品性で違うリスクとなれば分散の観点から好んで投資をする。投資銀行も商品製造手数料を抜ける。
投資家に渡す受益権をすくなくする代わりに、債務不履行があったら、投資銀行が責任をとるというもの
海外では、保険会社(本文中の保険屋とは別)が投資銀行なので、今回の外資系保険会社の破綻危機につながった。


最後に
登場する人をお金の流れという観点から見てる
話をわかりやすくするために保険屋としているのはあしからず
投資家→投資銀行→保険屋→ローン借りる人

以上このような構造からみなさんが知っている危機が訪れたんです。

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