「動物福祉」とは、人間の活動によって虐げられている動物たちに幸せな生活環境を与えてあげることを意味します。この考え方は、人間の活動によって動物を利用することは許容しています。よって、動物使用そのものを否定する動物の権利運動(アニマルライツ運動)とは異なります。また、客観的な評価を行うため、動物愛護運動とも異なってきます。 動物福祉の概念は、家庭動物はもちろんのこと、展示動物、畜産動物、実験動物、そして野生動物に対しても適応されます。このように、動物福祉思想とは動物たちのQOL(quality of life:生活の質)を向上させる考え方を示します。