日本再生倶楽部コミュの【中国へ間違ったメッセージ】

　読売新聞ニュースによれば、政府・与党は７日、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の様子を海上保安庁が撮影したビデオについて、公開に応じない方針を固めた。

　公開すれば日中両国で相互批判が再燃し、４日の日中首脳会談を機に改善の兆しが出てきた日中関係が再び悪化しかねないとの判断からだ。

　冗談ではない！このビデオについては、国民新党の亀井静香代表が言っているように「世界にオープンにした上で、中国も日本も世界も現実を見て対応していくことが必要だ。事実関係を隠して、日中関係が雪解けすればいいという便宜主義的な言説が（政府・民主党を）覆っているが、そういう問題ではない」という立場で、日本政府は毅然とした対応で臨まなければならない。

　中国という国の外交交渉のしたたかさは、相手が一歩譲れば10歩も20歩も要求をエスカレートさせる。また尖閣については、中国の60年代における地図に日本領と記載されているが、それを国を挙げて数億円以上を使って焚書していた。

　日中両国が「戦略的互恵関係」を真に望むなら、お互いの立場を真摯に話し合うべきであり、中国の対応も日本の対応も、今の状況では日本の「奴属的従属関係」であり、このままでは日本国内の反中意識が高まり不測の事態さえ起きかねない。

　一時の関係悪化より、将来的な友好関係を築くことを第一義に考え、日本国としての立場を鮮明に世界に向け発信すべきだ。

　しかし、様々な政府の対応は酷すぎる！