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伊東潤とその作品群コミュの「本屋の選ぶ時代小説大賞2011」を『黒南風の海』が受賞!

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「来た――――! ゴール!」とばかりにお伝えしたいのですが、実は知らせをもらってから二週間ほど経っており、興奮してご報告できないのが残念です。
 この賞は創設されたばかりで、賞金も賞状もありません(涙)が、これからもずっと続いていってほしいものです。
 選考方式は、第一段階として書評家の縄田一男先生が20作品を選択、その中から「オール読物」編集部が5作品に絞り込み、最終的に書店の管理職クラスの方々が受賞者を決めるというものです。
 あらゆる角度から選考するという主旨は、たいへんいいと思いますし、「本屋大賞」では、チャンスがほとんどない時代小説にとって、救いの神のような賞です。
それにしても、年間で7〜800もの新作時代・歴史小説が出版される中で、その頂点に立てるとは思いもしませんでした。ジャンルが限られているとはいえ、直木賞作家も交えてのガチなプロどうしの勝負に勝てたのは、大きな収穫です。
 しかも、完全なアゲインストの状態(笑)。

【アゲインスト理由】
・私以外の4候補は全員、直木賞作家か直木賞候補作家
・時代小説全盛の環境下(歴史小説は衰退気味)
・これまで、文藝春秋社から本を出していないのは私だけ
・「オール読物」に掲載経験がないのは私だけ
・選考委員の方々が私の作品を読むのは初めて(こうしたものは、その作風になじんでいないと不利なのです)
・文藝春秋社の直接的利益から最も遠い(受賞作はPHP、最新作は光文社、次回作は新潮社、次々回作は講談社…)

これだけアゲインストでアウエイな状況がそろっていたにもかかわらず、選考委員の方々は『黒南風の海』を選んでくれました。
感謝の言葉もありません。
文藝春秋社も実にフェアですね。
この春に獲れなかった吉川英治文学新人賞よりも、はるかに厳しい状況でした。
これだけの逆境下で、『黒南風の海』は、よく戦ってくれました。
苦戦慣れしているので、アウエイだろうがアゲインストだろうが、希望を失いませんでしたが、ほかの候補作を聞いた時、勝てる要素は皆無に近いものと覚悟していました。
それでも何とか勝てたのでほっとしています。
ただ、大接戦だったそうで、手放しで喜んでいるわけにもいきません。
勝ちは勝ちだけどね…。

http://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/

コメント(3)

日記の方にもコメントしましたが、本当におめでとうございます!嬉しいです!これからも応援していきます。
素晴らしいですねぴかぴか(新しい)おめでとうございますビール
ありがとうございます。
これからもがんばります。

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