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物書きのための感想・批評コミュの【作品01】青の世界の少女

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みなさん、お待たせしました。
このコミュニティ初の作品の投稿がありました。
読んでみたい方は管理人までメールをください。
よろしくお願いします。
以下詳細。

 作品の種別:小説
 作品のジャンル:擬似現代小説
 対象読者:10〜20代
 枚数:42枚
 タイトル:青の世界の少女
 作品の紹介文
 年に一度、摩周湖を訪れる主人公。その理由は一人の少女との出会いにありました。

<作者より>
 現代を装いつつ、少し現実とは違う設定もあり、ファンタジーとしても書けた作品と我ながら思います。
 「摩周湖でカレーを食べて純愛する話」というテーマを提示されて書いた作品です。

コメント(1)

「青の世界の少女」への感想をいただきました。
私の想定していた感想のフォーマットではありませんが、
この辺は書きたい人のやり方にお任せします。

以下、感想の内容です。
未読の方はネタばれに注意してください。

----------
「青の世界の少女」、読みました。

勝手ながら、感想と問題点の指摘をさせていただきます。
そこで、ただ問題点を突いても面白くないので、勝手に改善例などもさらりと混ぜてみました。
ご活用いただければ幸いです。
といいつつ、
自分がいかにも正義・正論のように、「おまえは大量破壊兵器もってるから悪いやつ」みたいな俺様正義のアメリカ的意見かもしれませんので、的外れでしたら笑ってくださいね。
好みとかあるし。いや、思いっきり自分の好みで修正してそうで。
学校の先生かいって感じですな。

あ、作者様のお名前が匿名なのでこのコメントも匿名です。
匿名だからガンガンいうわけじゃないですよ(^^;

そうそう、読む前は、
「摩周湖とカレーで純愛」という謳い文句に惹かれました。
面白い組み合わせですよね。

それでは感想です。

まず、ストーリーを一読して、

うわっつらの正論だけで結局行動せず、独りで回想に浸って悲劇ぶる主人公に
腹が立ちました。まあ、それが狙いだったら、自分は見事にはまっています(笑
ただ、悲劇を狙っているのなら、腹立たしいほど安易ですよ?

とりあえず、問題点をならべてみました

・主人公がヒロインを好きになる動機が弱い

主人公の無意味なお人好し&お節介が目に付きます。
最後の境界線を越えられなかった弱さはそのまま想いの弱さに
繋がっていると思うので、主人公が薄っぺらく感じられます。
読者としてはがっかりです。
まず、それには主人公の個性が関係してくると思うのですが、
無意味なお人好し&お節介ぐらいなものでほかになにもありません。
それが影響しているのか、主人公がヒロインを好きになる演出も薄いので
クライマックスの掛け合いが活きません。
ここは出会い〜再会〜意地の理由というストーリーの流れの中で
この2人が出会ったことによって起きた化学変化みたいなエピソードが
ほしいと思うのは贅沢でしょうか

・ヒロインが主人公を記憶するシーンが弱い

初めてのお客さんだから、というのですが、それだったら、
カレーをはじめて食べるシーンに工夫がほしいです。

厨房から不安そうな声が聞こえてくる、母の励ましとか、そういう流れから
カレーが運ばれてきて夢中になって食べる主人公。
じっと見つめるヒロインに訝しげな主人公、思わずスプーンを落とす。
―――ええっ、もしかして美味しくないの??びくっとなるヒロイン、
「いや、美味いよ。おかわりもらえる?あ、スプーンのもね」

〜〜みたいな。(ちょっと馬鹿っぽいですけど汗)

まあ(笑)いろいろあると思うんですけど。
ただ食べて、美味かった、ではなんだかなあって気がします。
とにかく、淡々と進んでは演出が薄いなあと感じた瞬間でした。


・ヒロインの死にたがり、薄情な母親
主人公がヒロインを想う前に肉親である母親が行動すると思うのですが、
ただの脇役扱いで、なおかつ、一度娘(姉)を亡くしているにもかかわらず
必死に訴える娘(さくら)の言うとおりにさせてあげたいから、というのは納得いきません。
普通の母親なら止めるなりなんなりしないと、やはりそういうシーンがないと、違和感あります。

・摩周湖との関連性
摩周湖ではなくてはならない理由とかあるんですか?
美しい湖としての機能は果たしている(?)かもしれませんが、
別に琵琶湖でも諏訪湖でも架空の湖でもいいような気がします。
(たとえの二つは美しいかどうかは微妙ですが)

・題名
タイトルと内容が頭の中で一致しませんでした。
青いと青臭いが繋がっているのかな?
「湖畔のカレー屋」「カレー娘」でもいいんじゃない、
とかいったら怒られそうですが(笑

・主人公の無個性
わざとならいいんですが。面白みに欠けるというか。
主人公の個性、というか人間性が窺えるエピソードが欲しいです。
単に見逃しただけかも??

・細かいところ

>姉の死体
身内の遺体を「死体」と表現するのはちょっとデリカシーに欠けるというか、
乱暴のような気がします。
とくに、健気な年頃の少女というのなら、なおさらだと思います。
せめて「姉の体が眠っている」など。
そのあとのさくらのセリフ「私の死体も・・・」云々も同様です。
こういうのを見ると、作者はヒロインになりきれてないなー、と感じてしまうのは
私だけでしょうか。
大切な姉の亡骸ですから、もう少しいたわってあげましょうよ。

>どっか
ときどきこのような口語体が見られますのでご注意。
まあセリフを引用(?)しているようなので故意なのかもしれませんが。

>草
便利な言葉ですね。
安易な表現に走らず、もっと具体的にしてほしいところです。
架空でもいいですから、特徴とかあってもいいとおもいます。
葉っぱを使うのか、茎をつかうのか、根を使うのか、何色なのか、花は咲くのか。
ストーリーの中核を担うアイテムなのに、“とりあえず用意された小道具感”があって非常にもったいないです。

全体的としては習作として優等生的ですが、設定が弱いというところでしょうか。
もったいないなあと思いました。小道具で感情が描写できれば・・・。

最後に、超個人的な意見なのですが―――

なぜか、ギャルゲーぽさを感じました。
さて、なぜでしょう。

ではでは、次回も機会がありましたら作品を読ませてくださいな。
いろいろ言ってますが、なんだかんだで楽しめました(笑
これからも創作活動がんばってください!!
影ながら応援しています。

ハイ、長々と偉そうな感想を最後まで読んで頂いて大変ありがとうございました。

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