ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

澁澤龍彦コミュの没後18年。今改めて読みたい作品は何?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
私はやはり「高丘親王航海記」。
作家と呼ばれることを、「作家」という存在に対しての敬意からもあって嫌っていた澁澤さんが、自他共に認める作家となった作品。
やはりエッセイもいいのですが、これです。

種村季弘さんの「澁澤さん家で午後五時にお茶を」には、澁澤作品の総解説のようなコラムもありますが、今日、通勤の道すがら読み直していて、改めてそう思いました。
ニューロンさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=544124

ここの
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=951667
コメントのおすすめもあって、トピック立ててみましたが、みなさんは何を今、読み返したいですか? または、読んでみたいですか?

コメント(129)

わたしも「高丘親王航海記」です。
「狐のだんぶくろ」も、野中ユリの装丁がとてもきれいで、何度も手に取ってしまいます。

どこで目にしたかは忘れてしまい不確かな記憶ですが、高丘親王の次の物語のアイディアメモに、確か木地師、という言葉があったように思います。
人里離れて山を巡る木地師の登場する物語、になったのでしょうか。
一番読みたいのは本当はそれですよね。
初めまして。本日参加しました。
読み返したい作品ですか・・・
エッセーが好きなので
「妖人奇人館」
「エロスの解剖」
「世界悪女物語」 ですかね。

いつの日か全集を購入してじっくりと読みふけりたいですね
 『ドラコニア綺譚集』。発表当時氏の変節を誹る者もありましたが(まぁ、嫉妬でしょう)、ここからいっさんに、小説のエキノックスへと向っていったのです。
『少女コレクション序説』が一番好きですv
皆さん言われてる通り、私も「高丘親王航海記」ですね。

最後の、御子の骨がモダンな彼らしくプラスティックみたいに軽かったってくだり。
御子と澁澤氏ご本人とのイメージが重なってしまい、何度読んでも涙が出ます。
みなさんの書き込み読んで、書架から『高丘親王航海記』引っ張り出してきてしまいました。昭和62年なのでしたね、出たのは。いま見てもつくづくいい装丁、いい函だと思いますね。
中身は……何回か読み返してますが、これから。

高丘(高岳)親王には『航海記』が出る以前から関心があったので、やられた〜と思った記憶があります。この主人公に興味のある方は、佐伯有清『高丘親王入唐記』をあわせて読むとおもしろいと思いますよ。佐伯さんが「高岳」ではなく「高丘」としたのは澁澤作品の影響のようです。

最近、澁澤訳のユイスマンス『さかしま』を読みましたが、どれ読んでも澁澤さんの文章は心地良いですね。
初めまして
澁澤さんのコミュがあるなんて、感動してしまいました。

私は今、高丘親王航海記を読んでいます。
何度よんでも最初読んだときのような、ワクワクする感じがします。

次はドラコニア奇譚集を読み返そうと思います。
初めまして
コミュに参加してから初めて書き込みします。

>たけどんさん
佐伯有清『高丘親王入唐記』読んでみたいと思います。
文庫で出てたら嬉しいけど、どうですか?
澁澤さんの文章は本当に「心地良い」という表現が
しっくりしますね。

残念ながら構想だけで文章にされることはありませんでしたが
「玉虫物語」
読んでみたかったなあ〜と思います。

>サヤさん
何度読んでもワクワクする感じ、ほんとにそうですね。
高丘もそうですが、ワクワクすると言えば
「夢の宇宙誌」も何度読んでも、そういった楽しさがあります。
「コスモグラフィア・ファンタスティカ」っていう副題(?)
も好きです。
はじめまして。こんにちわ。

私は「眠り姫」が大好きなので、時々読みかえします。
改めて読み返すと言うと「高丘‥」か「少女‥」かなぁ。

皆さんの読み返したい本、を拝見させて頂いて「夢の宇宙誌」読みたくなりました。多分読んでない‥。
全集、私も何時かは欲しいです。部屋の何処に何があるやら‥;;

架乃/いっくん さんの「薄れてて何も題名も見れない紫のベルベットのハードカバー」いいですね。
手に取って読んでみたいものです。
みなさんに影響されまして、「黄金時代」「胡桃の中の世界」「夢の宇宙誌」を読み返してみました。お久しぶりです、という感じでしたが、改めて新しい発見がありますね。
はじめまして。
僕も「高丘親王航海記」ですね。
図書館で借りて、全集を1巻から順に読んだので、これが最後なんだーという気持ちになって、印象に残っています。
「快楽主義の哲学」ですね。。。澁澤の過激な面が出ていて、なんか感無量になります。
「高丘親王航海記」。
一番好きな作品です。
「フローラ逍遥」です。
内容云々はもちろんですが、
出版物の「物」としてすばらしい。
しかし現在絶版。文庫版のみ
再発を望む。
 はじめて参加します。以後お見知おきを。

 小生は「私のプリニウス」が好きです。瀟洒な文章から澁澤さんのうきうき感が伝わってきて、小生も楽しくなってきます。

 大学生のころから読み始め、今でもずっと読みつづけています。文庫本や単行本中心でしたが、全集を集め始めました。今や欠かせぬ生活の楽しみです。
なんとなく、ドラコニア綺憚集ですかね。高丘親王航海記は、いろんなところを知ることが出来ていいですね。俺も、いろんなとこに行ってみたい。
高丘親王航海記、犬狼都市、ねむり姫、ドラコニア綺憚集は、
はずせませんね。
はじめまして。
もう18年なんですね。
新聞で著名な方が亡くなったという記事を読んで、初めて涙した方でした。

私は「ヨーロッパの乳房」かな。
何だか素顔の澁澤さんが見られるようで。
私もいつか訪れたい場所がたくさんあります。
はじめまして。
「幻想博物誌」「記憶の遠近法」「思考の紋章学」あたりでしょうか。。。数ある作品の中でもこれらが特に好きです。
青春時代にはまりましたね。
ミクシーをうろうろなしがら見ていたら、渋澤龍彦氏のトピックが見つかり、読んでいたら書き込みをしたくなりましたので記します。私が高校生の頃に渋澤龍彦全集が初めて出たのです。どうして渋澤という名を知ったのかというと、全学連とかいっても分かる人はいるのでしょうか。あの頃は熱狂的なフアンいました。その影響ですね、そのころ「血と薔薇」という雑誌がありました。かなり高額(当時は高校生)なの本屋で立ち読み程度でした。篠山紀信とか、有名になる前のカメラマンが撮影した写真が大変新鮮でした。内容にやや偏りがあるのも魅力的でした。博覧強記の所が魅惑的ですね。渋澤氏は渋澤栄一の子孫ですね。埼玉県深谷市内に渋澤家の生家があり家系図を見せてもらったら、龍彦龍彦の名がありましたね。父親は埼玉銀行の頭取をしたと聞きました。浦和高校から東大の仏文です。一度でいいから北鎌倉の渋澤邸に言ってみたいですね。誰か紹介してほしいのですが、龍彦氏の妹は本を書いてます。
初めまして。

高校の時に、世界悪女物語を読んでガーンと!!
それ以来好きです。

あまり詳しくないけど、あの快楽主義精神の貫き方は
かっこいいですね。
少女コレクション序説、が読みたいですねぇ。あのタイトルに惹かれて文庫を買って読んだのが澁澤さんの本を読み出したきっかけでした。
うーん。私もキュノポリスと高丘親王航海記ですねぇー。あと、翻訳物がいいです。
「私のプリニウス」かな。
なんか,あらゆることから自由な筆で
縦横無尽にプリニウスを書きまくってる
感じが気持ちいいです。
「フローラ逍遥」ですね。
実家に保管してあります。
帰省した際には読み返したい作品です。
レスを全部見てないのですが、私は「夢の宇宙誌」のアンドロギュヌスについてが気になります。経済、社会が行き詰っている今日では、あらためて男女が真にひとつになること、について思想が重要なのだと考えさせられております。高丘親王航海記もいいのですが、澁澤龍彦自信の死の影が現れていて読後悲しい気持ちになりました
はじめまして。
私の場合、随筆ではなんといっても『幻想博物誌』、『胡桃の中の世界』と
『夢の宇宙誌』です。
小説では『うつろ舟』と、あと『高岳親王航海記』も再読したいですが、
「初めに地図の入っている小説」が好きな友人に貸し出し中です。
『うつろ舟』は知人のつてで澁澤氏署名・印入りの初版を持っています。
宝物です。

随筆に関しては、何度も再読しているものが多いです。
欧州に住んでいても、澁澤さんの作品には何度読んでも再発見があり、
こちらの友人・知人とのおしゃべりの際に非常に助けられています。

ログインすると、残り102件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

澁澤龍彦 更新情報

澁澤龍彦のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。