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100年経っても読みたいBLコミュのBL好きに読んで欲しいBL以外の本

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BLがまだ世の中に今のように氾濫してない時代、私は普通の本を読んで、その本に出てくる男同士の登場人物の会話とかに、男同士のあつ〜〜い、友情以上の臭いをかぎつけ、一人身悶えたものです。

そう、昔は普通の本の中にはあまりゲイそのものは出て来なかった。
出てきても、ゲイであるという事実だけで終ってたものです。

が、しかし、すごい本がありました。
柴田よしきさんの「聖なる黒夜」(角川文庫上下巻)です。
主人公の一人”山内練”は男をも狂わせる白檀の体臭を持つ、美貌のヤクザの男妾。
もう一人の主人公、麻生龍太郎はバイ。麻生の親友及川もゲイ。冒頭で殺されるヤクザの韮崎もバイ。練の友人も田村もバイ。
かつてバイとゲイがこんなに出た普通のミステリーがあっただろうか。
(狭い私の読書枠にはなかった)

バイとかゲイとか言うと、それだけが面白いように聞こえるかもしれないけど、物語しっかりしてます。
あまり内容言うとばれてしまうので面白くないと思うので、皆様の興味を引く、ワードを主にいれてみましたが(笑)

でもミステリーといっても、結局、とどのつまりは山内練と麻生竜太郎の十年前の出会いに全て始まった、という感じです。
山内は冤罪で投獄されて、人生狂って落ちることまで落ちてしまう。再会以来麻生は一体何があったのか?とずっと練のことを気にかけてます。
読んでて切なくて、苦しかったです。昭和のメロディが聞こえてきそうな作品です。時期的には重なってるのかな。
私的にはハッピーエンド。

本格的な推理小説と、男同士のラブが楽しめてしまえる1作なのです。
BL好きなら是非、読んでみたい話だと思います。超オススメ。


そしてもう一人。柴田さんの作品がシリアスで重たいのに対して、こっちはハートフル。心が温かくなる推理小説。

坂木司の「青空の卵」「仔羊の巣」「動物園の鳥」のひきこもり探偵三部作。
主人公の坂木司は、ひきこもりの友人の鳥井真一のために、比較的休みが取りやすい、転勤がない職場を選んで就職。
二人にとって互いが世界で一番大切。毎晩、鳥井の家によって、鳥井の手作りの美味しい料理を食べ、寝るためだけに家に帰る坂木司。ここまでして何故、同居してないんだ〜〜?と疑問。
鳥井の顔を見て、「綺麗な顔だけどこの顔にキスしたいとは思わない」という坂木司。僕はまだ大丈夫、と自己確認!?
ひきこもりの鳥井を表に出すために、坂木がちょっとした謎を持ち込んで、そのたびに二人の周りに友人増えていき、とってもアットホームな作品です。
BLじゃないのが不思議です。きっと現在、まだ愛の卵なんです、きっと。もうすぐ孵化します(笑)
こちらも超オススメ揺れるハートです。未読の人は騙されたと思って、トライしてみてください。

この2作はこのコミュのメンバーのシロリサさんから教えて頂きました。
他にも、そういうBLではないけど、面白い話をご存知の皆さま、一人で楽しまないでみんなに紹介してくださいませ〜。

コメント(2)

>シロリサさん

ほんとに素晴らしい作品を教えてもらって感謝してます。
もうこの話、生きてるうちに読め!って感じですよねわーい(嬉しい顔)


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