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Gaia・ガイア 動物の世界コミュの[画像図鑑] コロブス亜科

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http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=18988136&comm_id=1873677


●コロブス亜科(Colobinae)は、哺乳綱霊長目オナガザル科に属する亜科。模式属はコロブス属。


■分布
アフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、東南アジア

■形態
親指は痕跡程度か、欠く。Colobusは「短く切れた」の意で本亜科の構成種の親指の形状に由来する。口中には頬袋を持たない。消化の難しい植物質を摂取するため本亜科の構成種は胃は途中で括れ分割されている。この分割され複雑な形状となった胃にバクテリアが共生し植物質を消化できる。

■生態
森林に生息する。食性は植物食。繁殖形態は胎生。

■分類
■コロブス属 Colobus
Colobus angolensis アンゴラコロブス Angolan Black-and-white Colobus Monkey
Colobus guereza アビシニアコロブス Abyssinian Black-and-white Colobus Monkey
Colobus polykomos キングコロブス Western Black-and-white Colobus Monkey
Colobus satanas クロコロブス Black Colobus Monkey,
Colobus vellerosus  Geoffroy's Black-and-white Colobus Monkey

■テングザル属 Nasalis
Nasalis concolor テングザル 
 Presbytis
Presbytis comata Grizzled Leaf-monkey
Presbytis femoralis Banded Leaf-monkey 
Presbytis frontata White Fronted Leaf-monkey 
Presbytis hosei  Hose's Leaf-monkey
Presbytis melalophos  Mitered Leaf-monkey
Presbytis potenziani  Mentawai Island Leaf-monkey
Presbytis rubicunda  Maroon Leaf-monkey
Presbytis thomasi  Thomas's Leaf-monkey

■アカコロブス属 w:Procolobus
Procolobus badius アカコロブス Western Red Colobus Monkey
Procolobus pennantii  Pennant's Red Colobus Monkey
Procolobus preussi  Preuss's Red Colobus Monkey
Procolobus rufomitratus  Tana River Red Colobus Monkey
Procolobus verus オリーブコロブス Olive Colobus Monkey

■シシバナザル属 Pygathrix
Pygathrix avunculus トンキンシシバナザル Tonkin Snub-nosed Langur
Pygathrix bieti  Black Snub-nosed Langur,
Pygathrix brelichi  Brelich's Snub-nosed Langur,
Pygathrix nemaeus ドゥクラングール Douc Langur
Pygathrix roxellana キンシコウ Snub-nosed Langur

■ハヌマンラングール属 Semnopithecus
Semnopithecus entellus ハヌマンラングール Hanuman Langur
 Simias
Simias concolor  Pig-tailed langur 

■ラングール属 Trachypithecus
Trachypithecus auratus  Javan Langur
Trachypithecus barbei  Tenasserim Langur
Trachypithecus cristatus シルバールトン Silvered Leaf-monkey
Trachypithecus delacouri  Delacour's Langur
Trachypithecus francoisi フランソワルトン Francois' Leaf-monkey
Trachypithecus geei ゴールデンラングール Golden Langur
Trachypithecus hatinhensis  Ha Tinh Langur
Trachypithecus johnii ニルギリラングール Nilgiri Langur
Trachypithecus laotum  Laotian Langur
Trachypithecus leucocephalus  White-headed Langur
Trachypithecus obscurus ダスキールトン
Trachypithecus phayrei  Phayre's Leaf-monkey
Trachypithecus pileatus ボウシラングール Capped Langur
Trachypithecus poliocephalus  Golden-headed Langur
Trachypithecus vetulus  Purple-faced Langur

コメント(10)

■コロブス属 Colobus
Colobus angolensis アンゴラコロブス Angolan Black-and-white Colobus Monkey
●テングザル属
テングザル


テングザル(天狗猿、Nasalis larvatus)は、哺乳綱霊長目オナガザル科テングザル属に分類されるサル。本種のみでテングザル属を形成する。特定動物。


★分布
インドネシア(ボルネオ島)、ブルネイ、マレーシア(ボルネオ島)

★形態
体長オス73-76cm、メス61-64cm。尾長55-67cm。体重オス14-24kg、メス8-12kg。メスよりもオスの方が大型になる。頭部や背面、四肢の基部の体毛は赤褐色、四肢や尾の体毛は灰色。
消化の難しい植物質を食べるため胃は大型で途中で括れ2つに分かれており(これは本種固有の形態ではなく上位分類コロブス亜科共通の形態)、そのため外観からでは腹が膨れて見える。オスの成獣は鼻は大型で長く、日本の伝説上の生物である天狗のように垂れ下がることが和名の由来。属名Nasalisは「鼻」、種小名larvatusは「仮面」の意のため、こちらも特徴的な鼻に由来すると思われる。英名のProboscisは「象の鼻」の意。なぜ鼻が大型になるかは不明だが、オスの成獣のみが大型になるためメスに対してのアピールになると考えられている。

★生態
水辺の熱帯雨林やマングローブ林、湿地等に生息する。1、2頭のオスと数十頭のメスからなる、中規模な群れを形成し生活する。若いオスのみで群れを形成することもある。日中は強い陽射しを避けるためや食物消化のため休み、薄明時や夕方に活動する。樹上棲で、樹間を跳び回り移動する。泳ぎは上手く、樹上から水に跳びこみ泳いで対岸に渡ることもある。食性は植物食で木の若葉、果実、種子等を食べる。オスの成獣は鼻が口にかかってしまうこともあるため、前肢で鼻を支えて食事を行う。
繁殖形態は胎生で、1回に1頭の幼体を出産する。

★人間との関係
開発による生息地の破壊で、生息数は激減している。

★日本で飼育実績のある施設
(よこはま動物園ズーラシア) - 2008年に入園予定
●シシバナザル属
キンシコウ


キンシコウ(金絲猴)は、中国西部、チベットに生息する霊長類である。西遊記に登場する孫悟空のモデルとなったサルとして知られているが、これは1980年代に日本のサル研究者がテレビ番組中でそうかもしれないと言った一言が一人歩きしたもので、西遊記の研究者からは否定的な見解が出されている。しかし、更に他の見解では、インド地方の叙事詩ラーマーヤナに出てくる、ハヌマーン神という金の肌に、朱色の顔面を持ち、丈の長い尾を動かし、さまざまな神通力を操る猿の御神がその元ではないかと言う見解もあり、また西遊記の登場人物である玄奘三蔵法師がインドへ旅立ったことからも何かしらの影響を受けた可能性がある事と共に上記の見解を全否定はできず、諸説が混在している状態といえる。ゴールデンモンキー、チベットコハナテングザルとも呼ばれる。最も寒冷な地に生息するサルとしても知られ、チベットの標高3000mの地に生息し、-5℃という冬の気温に耐えられる。
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは「絶滅の危険が増大している種」とされ、「絶滅危惧II類」に分類されている。

★特徴
オスの体長70cm程度、尾長70cm程度、メスはオスの半分程度の大きさである。オレンジ色の長い体毛をもつ。青白い顔にはつぶれたような形の特徴的な鼻をもつ。

★生態
キンシコウは、中国西部、チベットの山間部の森林に生息している。1頭のオスと数頭のメスからなる群れを形成する。これをユニットと呼び、数ユニットが集まって、さらに大きな群れをつくることもある。果実、種子、木の葉などを食べる。雪深い冬の間は、ヤナギ、クルミなどの木の皮が食糧となる。ウシなどと同様、胃の中に植物繊維を分解する微生物がおり、そうしたエサでも栄養に変えられることが、冬の高山でも生きていける理由だといわれる。また、この微生物が繊維を分解する際、発酵熱といわれる熱を発する。この熱を利用することで氷点下の寒冷地でも体温維持しているという。

妊娠期間は約200日。通常、1子を産む。
●ハヌマンラングール属
ハヌマンラングール


ハヌマンラングール(Semnopithecus entellus)は、哺乳綱霊長目オナガザル科ハヌマンラングール属に分類されるサル。本種のみでハヌマンラングール属を形成する。


★分布
インド、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ、中華人民共和国、ネパール

★形態
体長オス51-78cm、メス41-68cm。尾長69-108cm。体重オス8-20kg、メス5-17kg。メスよりもオスの方が大型になる。全身は灰褐色の体毛で覆われる。顔や四肢の甲では黒い皮膚が露出している。体形や四肢も細長い。ハヌマン(ハヌマーン)はインド神話ラーマーヤナに登場する神で、本種の形態がハヌマーンを連想させたと思われる。ラングールはサンスクリット語で「痩せたサル」の意。

★生態
低地から標高3500mまでの森林等に生息する。樹上にも登るが、主に地上棲。1頭もしくは少数のオスと、数十頭のメスや幼獣からなる中規模な群れを形成し生活する。若いオスのみで群れを形成することもある。近年若いオスが群れのオスを追い出しした後に、追い出したオスとメスとの間に産まれた幼獣を殺すこと(子殺し)が初めて確認されたサルとして有名である。しかしこの生態にも地域変異があるらしく、上記の1つの群れに複数のオスが含まれる個体群においては子殺しは行われないようである。樹上での生活において長い尾は役立つが、地上での移動する際は邪魔なため尾を上げて移動する。尾の上げ方にも地域変異がある。食性は植物食で木の若葉、樹皮、果実、種子等を食べる。繁殖形態は胎生で、1回に1頭の幼獣を出産する。

★人間との関係
生息地ではハヌマーンの使いと信じられている。インドにおいてハヌマーンの民間信仰は強くそれに伴い、本種は手厚く保護されている。そのため本種は人を恐れることなく都市部や寺院等にも生息し、民家や商店から食物を奪い取ることもある。

★亜種
基準亜種S. e.entellus以外の亜種のうちの一部をハヌマンラングール属の別種としている。

S. e.achates (Pocock, 1928) Plains Langur
S. e.ajax (Pocock, 1928) Kashmir Gray Langur
S. e.anchises Blyth, 1844 Deccan Hanuman Langur
S. e.dussumieri Geoffroy, 1843 Southern Plains Gray Langur
S. e.entellus (Dufresne, 1797) Northern Plains Gray Langur
S. e.hector (Pocock, 1928) Tarai Gray Langur
S. e.hypoleucos Blyth, 1841 Black-footed Gray Langur
S. e.priam Blyth, 1844 Tufted Gray Langur
S. e.schistaceus Hodgson, 1841 Nepal Gray Langur
S. e.thersites (Blyth, 1847) Southern Gray Langur

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