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Gaia・ガイア 動物の世界コミュの爬虫綱・カメ目

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●カメ(亀)は、爬虫綱・カメ目(Testudines)に分類される爬虫類の総称。

★分布;南極大陸を除いた熱帯、温帯に300種類程が分布する。ブランディングガメのように耐寒性を持ち水面が凍りついた環境でも生息する種もいる。

★日本でみられる種
外来種を含め、日本では以下の6科13種(うち2種は一部の亜種のみ)がみられる。
■ウミガメ上科
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=19201761&comm_id=1873677
ウミガメ科 - アカウミガメ、アオウミガメ(アオウミガメ、クロウミガメ)、タイマイ、ヒメウミガメ(上陸例なし)
オサガメ科 - オサガメ(上陸例なし)
■カミツキガメ上科
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21716626&comm_id=1873677
カミツキガメ科 - カミツキガメ(亜種不明)
■スッポン上科
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21717823&comm_id=1873677
スッポン科 - ニホンスッポン
■リクガメ上科
ヌマガメ科 - アカミミガメ(亜種ミシシッピアカミミガメ)
イシガメ科 - クサガメ、セマルハコガメ(亜種ヤエヤマセマルハコガメ)、リュウキュウヤマガメ、ニホンイシガメ、ミナミイシガメ
(備考 - 発見例の少ない外来種を除く。亜種分類には諸説があるものも含む。)
なお、ゼニガメは本来ニホンイシガメの幼体を指す俗称だが、クサガメの幼体もゼニガメと呼ばれる

★形態
甲長10cm程度の種から甲長2m以上(カメは甲羅に頭部や四肢、尾を収納するため全長の計測が困難なため大きさを表す際に甲長という背甲の直線距離により大きさを表す。)になるオサガメまで様々だが、中生代には恐竜と共に繁栄していた事が分かっている。アメリカでは、中生代・白亜紀の地層から甲長4mに及ぶアーケロン(Archelon spp.)という巨大なウミガメの化石が発見されている。オスとメスの大きさは同じか、多くの種ではメスの方が大型化する。カンムリガメではオスの最大甲長が17.5cmなのに対し、メスは最大甲長が61cmに達する。主な二次性徴としてオスは陰茎を収納する関係から尾が太長く、交尾の時にメスに乗りやすいように腹甲が凹んでいることが多い。

★甲羅
カメの外見上の最大の特徴は、甲羅を持つ事である。甲骨板は外側が鱗(角質甲板)、内側が皮骨(骨甲板)で形成され、それぞれの継ぎ目をずらす事で強度を上げる工夫をしている。爬虫類で甲羅を持つのはカメ類だけで、トカゲ、ヘビ、ワニ等他の爬虫類との中間的な動物が発見されていない。よって爬虫類の始祖からどのように進化し、甲羅を持つに至ったのか詳しい事は不明である。この為カメ類は爬虫類の中でも特異な群とされている。

背甲 (carapace) - 背面にある甲羅。
椎甲板 (vertebral) - 脊椎の上部にある甲板。多くのカメでは5枚。
肋甲板 (pleural) - 背甲の肋骨(人間と違い肩帯から腰帯まで覆う)上部にある甲板。
縁甲板 (marginal) - 背甲の外周にある甲板。ワニガメでは肋甲板との間に上縁甲板があり原始的な特徴とされる。
臀甲板 - 背甲の最も尾側にある縁甲板。左右1対か、融合して1枚になっている。
頂甲板 (cervical) - 背甲の頭部側の先端にある左右の縁甲板を繋ぐ甲板。
腹甲 (plastron) - 腹面にある甲羅。いくつかの属や種では甲板の間に1、2つの蝶番があり可動させることができる。
喉甲板 (gular) - 腹甲のうち一番頭部に近い位置にある左右に1対の甲板。
肩甲板 (humeral) -
胸甲板 (pectral) -
腹甲板 (abdominal) -
股甲板 (femoral) -
肛甲板 (anal) - 腹甲のうち一番尾に近い位置にある左右に1対の甲板。種によってはこの甲板の間にある切れこみにより雌雄を判別できる。(V字状に鋭く切れこむのがオスとされる。)
尚、甲羅を持つ故に他の生物には見られない特徴が存在する。本来肩帯は、肋骨のないカエルを別にすれば例外なく胸郭の肋骨より外側に、また尾部まで肋骨をもつ有鱗目では腰帯も外側に付いているが、カメは内側にある。また、それと関係してか、肘関節は他の爬虫類とは逆に外側に曲がるように出来ている。また、嘗て胴体を動かしていたと思われる筋肉は、甲羅により胴体を曲げたりしなくなった為退化したように見えるが、肺呼吸をする上でふいごのように働き、呼吸運動に必要な力を供給する隔膜として転用されている。但し、隔膜は人間の横隔膜と違い、縦に付いている。

陸棲傾向の強い種では背甲が軽量化し乾燥や外敵に対する防御のためドーム状に盛り上がり、水棲傾向の強い種では水の抵抗を減らすため背甲が扁平になる傾向がある。スッポン科やオサガメでは、軽量化のため角質甲板がなく骨甲板も退化している。例外も存在し陸棲なのに扁平な背甲を持ち素早く動き岩の隙間等に潜り込むパンケーキガメや、水棲傾向が強いがドーム状の背甲を持つマレーハコガメ等がいる。

★生態
多くの種類が河川、湖沼、池等の淡水域に生息する。水からあまり離れずに生活するが、リクガメ科は終生陸上で生活する。水棲種も爬虫類なので肺呼吸をしないと生きていけず、たまに水面に顔を出して息継ぎをしなければならない。しかしハヤセガメのように総排出腔でガス交換を行うことにより空気呼吸を行わず、呼吸の為に水面に上がらない種もいる。繁殖形態は卵生で、多くの種は産卵も陸上で行い海を広範囲に渡って回遊するウミガメ類も産卵時は砂浜に上陸するが、浅い水中で産卵を行う種もいる。カメ類は細胞の代謝のサイクルが遅く、動物の中でも長寿の代表格とされる。日本には「鶴は千年、亀は万年」という慣用句もあるが、当然カメが1万年生きたという記録はない。生存最高記録は2006年6月24日オーストラリアの動物園で飼われていた175歳のガラパゴスゾウガメのハリエットが心不全で死亡したものだが、これはチャールズ・ダーウィンがガラパゴス諸島から持ち帰って飼育されたものともいわれ、寿命はさらに数年長いと考えられる。またセーシェルゾウガメで152年生存した記録もあるが、これは野生個体を採捕したものが事故で死んで記録が途切れたもので、捕獲前の期間と寿命を考慮するともっと長くなるのは間違いない。これでも人間の平均寿命のおよそ2倍にあたる。

英語ではウミガメをw:Turtle(タートル)、リクガメをw:Tortoise(トータス)と呼び、明確に区別している。

★分類
カメ目は、頸部(首)を甲羅に収める方法によって大きく2つに分類される。曲頸亜目のカメは南半球に分布し、頸(くび)を水平に折り曲げて甲羅に収める。これに対して潜頸亜目のカメは、頸を垂直にS字形に縮めるようにして収める。尚、オオアタマガメのように、頭が大き過ぎて甲羅にしまう事の出来ないカメもいる。他に絶滅した亜目として三畳紀に生存していたプロガノケリス亜目がある。


■プロガノケリス亜目 Proganochelys
プロガノケリス科 Proganochelys - プロガノケリス

■曲頸亜目 Pleurodira
ヘビクビガメ科 Chelidae
ヨコクビガメ科 Pelomedusidae

■潜頸亜目 Cryptodira
ワニガメ Macroclemys temminckii
カミツキガメ上科 Chelydridea
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21716626&comm_id=1873677
カミツキガメ科 Chelydridae - カミツキガメ、ワニガメ
オオアタマガメ科 Platysternidae
★ウミガメ上科 Chelonioidea
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=19201761&comm_id=1873677
ウミガメ科 Cheloniidae - アカウミガメ、アオウミガメ、ヒメウミガメ、タイマイ等
オサガメ科 Dermochelyidae
ドロガメ上科 Kinosternoidea

カワガメ科 Dermatemydidae
ドロガメ科 Kinosternidae
リクガメ上科 Testudinoidea

ヌマガメ科 Emydidae
イシガメ科 Geoemydidae
リクガメ科 Testudinidae
スッポン上科 Trionychoidea
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21717823&comm_id=1873677
スッポンモドキ科 Carettochelyidae
スッポン科 Trionychidae
(備考 - オオニオイガメ科 Staurotypidae はドロガメ科に含めた、スッポン上科はドロガメ上科に含める説もある)

コメント(54)

2007.08.18夢見ケ崎動物公園

ホウシャガメ
2007.08.19東武動物公園

インドホシガメ
2007.08.19東武動物公園

ニホンイシガメ
2007.08.19東武動物公園

アルダブラゾウガメ
2007.09.15油壺マリンパーク

インドホシガメ
●日本固有種「イシガメ」絶滅の危機 護岸改修と外来種で環境悪化 9月18日14時59分配信 産経新聞


 かつて里山で普通に見られた日本固有の淡水ガメ、ニホンイシガメが日本の川から姿を消しつつある。水質悪化や水辺がコンクリートで固められるなど生息環境が悪化したところに、外来カメの急増が追い打ちをかけたとみられており、昨年12月、環境省のレッドリストに初めて掲載された。研究者らは、このままでは絶滅につながりかねないと危機感を募らせている。
                   ◇
 「カメが入っている。5匹いるね」。長谷川雅美・東邦大学教授が川から引き揚げた捕獲ワナに子供たちが集まる。千葉県白井市と船橋市の境を流れる二重川では平成15年から毎年夏、NPO法人しろい環境塾と東邦大学の長谷川雅美研究室が共同でカメの生息調査を行っている。
 エサの入った網かごを仕掛け、入ったカメの種類、体長、年齢などを長谷川教授らの指導を受けて地域の子供たちが記録して、川に戻す。8月25、26日に行われた今年の調査では46匹が捕獲され、うち42匹が在来淡水ガメのクサガメ、4匹が北米産のミシシッピアカミミガメで、イシガメは見つからなかった。
                   ◇
 二重川の調査では15、16、18年に1匹ずつイシガメが見つかったが、河川改修工事が年々進んで土手や川底が平らにされているため、土手や川底のくぼみで越冬するイシガメの生息環境が悪化している。「河川改修工事が行われる以前のデータがないので一概には言えないが、工事で死んだり、埋め立てられたりするカメは多いはず。生き残っても越冬地を奪われては生息できない。かつてはここにも多くのイシガメが棲(す)んでいた可能性は否定できない」と長谷川教授は言う。問題は越冬だけではない。水辺がコンクリートで固められると、産卵やエサを取るために水と陸を行き来することもできなくなる。
 日本産淡水ガメにくわしい矢部隆・愛知学泉大学教授は、「生息地のため池が埋め立てられたり山間部の田んぼが耕作放棄で荒れ果てたりしている。何年か前までイシガメがいたのに、いなくなってしまっている池や川も多い。イシガメが絶滅の危機に瀕(ひん)していることは間違いない。早急に何らかの対策をとらないと」と警告する。
                   ◇

 外来ガメの急増もイシガメを脅かしている。財団法人日本自然保護協会が平成15年に行ったカメの全国調査では、目撃された5966匹のうち62・15%(3708匹)がミシシッピアカミミガメで、イシガメは9・89%(590匹)だった。アカミミガメは子ガメが「ミドリガメ」の名でペットとして販売されている。逃げたり捨てられたりしたものが広がったとみられる。成長すると日本産のカメより体が大きくなる上に、一度に産む卵の数も多く、エサや生息場所をめぐる競合では優位に立つ。
 イシガメの研究者は国内に少なく、環境省のレッドリストには掲載されたものの、絶滅のおそれを評価するだけのデータが足りない「情報不足」のカテゴリーに分類されている。長谷川教授は「データを集めて、行政に河川改修について提言し、土木工学と連携してカメをはじめとした生き物が棲める環境を回復したい」と話す。現在は点にすぎない市民と研究者の協力を、線から面へと広げていけるかどうかがイシガメ保護への第一歩になりそうだ。
2007.10.06上野動物園

ガラパゴスゾウガメ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] ビルマムツアシガメ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] ビルマホシガメ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] ビルマホシガメ
[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] アルダブラゾウガメ
[ 撮 影 日 ] 2007.11.08

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ガラパゴスゾウガメ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.02

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ガラパゴスゾウガメ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.02

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ガラパゴスゾウガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.06

[ 撮影場所 ] 品川水族館

[動物名など] クサガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.13

[ 撮影場所 ] 神戸市立王子動物園

[動物名など] ヒョウモンガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.13

[ 撮影場所 ] 神戸市立王子動物園

[動物名など] ケヅメリクガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.13

[ 撮影場所 ] 京都市動物園

[動物名など] エロンガータリクガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] インドセタカガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] インドホシガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] ホウシャガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] ヘサキリクガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] エジブトリクガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] エミスムツアシガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] ヘサキリクガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[ 撮 影 日 ] 2008.01.20

[ 撮影場所 ] 横浜野毛山動物園

[動物名など] ケヅメリクガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.26

[ 撮影場所 ] ズーラシア

[動物名など] ベルセオレガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.03

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] チュウゴクオオアタマガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.03

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ホウシャガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.03

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] インドホシガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.03

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ガラパゴスゾウガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.07

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] パンケーキリクガメ、ホウシャガメ、ビルマホシガメ、キバラクモノスガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.07

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] ビルマムツアシガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.07

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[動物名など] アルダブラゾウガメ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.24

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ガラパゴスゾウガメ

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