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Gaia・ガイア 動物の世界コミュの棘皮動物(ヒトデ・ウニ・ナマコなど)

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●ヒトデ(海星、人手、海盤車)は、ウニ類やナマコ類と同じ棘皮動物のひとつで、星型(多くは五芒星形)をした生物。 英語では starfish (星の魚)あるいは Sea star (海の星)と呼ばれる。多くは5本、あるいはそれ以上の腕をもち、この腕を使って自由に移動する。 腹側中央に口がある。肉食で、貝や死んだ魚などを食べる。 一部分が切除などによって失われたときに再生をする。 また、自発的に体部を分断し、各分体を再生させることにより増殖(分裂・自切)する種も存在する。

ヒトデの大きさは、「輻長(ふくちょう)」(中心から腕の先までの長さ)であらわす。偏平で、五本の腕のあるいわゆる星形の体をもつ。ただし、腕の数には変化があり、種類によってはその数を次第に増やしたり、分裂することで失ったりするものがある。腕の集まる中央部を盤という。背面は多数のコブ状や針状の突起が一面に並んだ丈夫な皮膚で覆われている。皮膚の下には多数の石灰質の骨板が筋肉や結合組織で結ばれた丈夫な内骨格がある。腕の下面では腕の中央に沿って深い溝があり、この内側に管足が並ぶ。この溝を歩帯溝という。盤中央下面、それぞれの腕の歩帯溝の交じり会うところに口がある。肛門は盤の上面中央にある。多孔板は盤の上面側方、ある二つの腕の分かれるところ近くに一つ、あるいは腕の増加に連れてその数を増やす。管足は多くの種で吸盤状で、腕の先端部には特に長いものがあり、触手のように働く。背面にも小さな管足状の突起が出るが、これは伸びることはなく、呼吸を行っているものとされ、皮鰓(papula)と呼ばれている。消化管は下面中央の口から上に伸び、盤中央の内部を大きく占める胃に通じ、そこから上面中央に開く肛門へと直腸が続く。胃は大きく二つに分かれる。最初の噴門部は大きくて筋肉質でよく伸び縮みし、食物を採る時には体外に広げられる。後方の幽門部からはそれぞれの腕に管が伸び、その先で左右に分かれ、それぞれの腕の内部にある肝盲嚢につながっている。水管系は皮膚と内骨格の間を走る。多孔板から石管が下側に伸び、口周辺を取り巻く環状水管に続き、そこから歩帯溝中央を走る放射水管へとつながる。神経系は水管に沿って環状神経と放射神経が走る。生色巣は肝盲嚢の下に腕に一対づつあり、腕の間の位置の盤上周囲に開く。雌雄異体。多くは体外受精で、孵化した幼生はプランクトン生活をする。幼生は左右相称で、体表面に繊毛帯を持って移動する。次第に繊毛帯は体表面に複雑な曲がりくねった形となり、その一部が三対の突起となって突き出した状態をビピンナリア幼生、さらにそれが長い突起として伸びだしたものをブラキオラリア幼生と言う。その後、幼生は海底に降り、幼生の反口側で基盤上に固着し、口の部分の周辺を中心に新たな体が作られる形で変態が行われ、ヒトデらしい姿となる。直接発生で幼体になる例もあり、なかには親の体で子が育つ例もある。すべては海産の底性動物。泳ぐものはない。ほとんどは管足で基盤上に吸着しつつ這うが、一部に砂の中に潜れるものもある。いずれにせよ、動きはゆっくりしており、素早い動きができるものではない。しかし、その体は柔軟で、一見かなり固いのであるが、実際には骨板のつながりあった骨格なので変形がかなり利く。大きなヒトデが信じられないような隙間に入り込んでいることがあるし、また引っ繰り返された場合には体を大きくひねって元に戻ることができる。デトリタスを食うものもあり、深海性の種は主にそれであるが、肉食性のものも多い。餌は二枚貝などの動きの遅い小動物であるが、海洋ではこの範疇の動物はかなり数が多いので、ヒトデは重要な肉食者である。その食べ方は独特で、二枚貝を腕に抱え込み、管足の力でじっくりと時間をかけて開ける。さらに、胃を体外に出すことができ、これで食物を包んで消化液を出し、そのまま消化吸収してしまう。このような特殊な食べ方で、普通の動物には食べにくい固着性の貝(カキ等)なども餌にしてしまう。一説によると、ホタテガイなど二枚貝の一部に見られる急激な移動能力はヒトデの捕食から逃れるために発達したと考えられている。実際には甲殻類や環形動物、時には小魚までが餌になっている。ヒトデ類は再生能力が高いことでも有名である。腕の一本ぐらいは簡単に再生する。種によっては腕をつかむと簡単に自切する。また、真っ二つになっても再生し、その場合には二匹になる。また、常時分裂を行って無性生殖しているものもある。その姿のおもしろさから水族館の人気者となったりする例はあるが、実利的な意味ではほとんど役に立つ例はない。むしろ、水産資源にとっては大きな害を与える例が多い。カキの養殖場等では大きな被害を与える場合もあり、嫌われる。オニヒトデはサンゴを食物とし、サンゴ礁そのものの環境に与える影響が大きい。

★ヒトデの種類
ヒトデ綱

アカヒトデ Certonardoa semiregularis(ホウキボシ科):朱色、腕は細長く輻長約10cm。

アカヒトデ(腹側)イトマキヒトデ Asterina pectinifera(イトマキヒトデ科):腕は短く、五角形の糸巻の形に似ている。輻長約6cm。

イトマキヒトデ(背側)
イトマキヒトデ(腹側)オニヒトデ Acanthaster planci(オニヒトデ科):輻長約15cm。
 トゲに強い毒を持つ。珊瑚を主食とする。


オニヒトデスナヒトデ Luidia quinaria(スナヒトデ科):輻長約14cm。
ヤツデスナヒトデ Luidia maculata(スナヒトデ科):輻長約20cm。 
タコヒトデ Plazaster borealis(タコヒトデ科):30本前後の腕をもつ。
マヒトデ(ヒトデ)Asterias amurensis (ヒトデ科):輻長約10cm。
ヤツデヒトデ Coscinasterias acutispina(ヒトデ科):腕はおおむね8〜11本。
別の綱

クモヒトデ brittle star(壊れやすいヒトデ;クモヒトデ綱に属する生物の総称)
クモヒトデ(ニホンクモヒトデ) Ophioplocus japonicus :輻長約6cm

コメント(14)

[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] サンシャイン国際水族館

[ 撮 影 日 ] 2007.10.14

[ 撮影場所 ] 横浜八景島シーパラダイス

[動物名など] ナマコとヒトデ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] ガンカゼ(ウニ)とゴンズイ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] ウニとヒトデ
[ 撮 影 日 ] 2007.12.08

[ 撮影場所 ] 葛西臨海水族館

[動物名など] ヒトデ
●サンゴ募金に6万7562円 オニヒトデ駆除活動(和歌山)
2月27日16時48分配信 紀伊民報

オニヒトデの駆除活動を続けている串本町の「サンゴを食害する動物駆除実行委員会」は26日、町内に設置していた募金箱を開けた。約1年半で6万7562円が集まっていた。御前洋委員長(60)は「善意がありがたい。活動費に充て、今後も地道に駆除を続けたい」と話している。
 ラムサール条約の湿地に登録された串本町の沿岸はサンゴ群落の世界最北限域。2004年10月、サンゴを食害するオニヒトデが急増したため、地元ダイバーらでつくる同実行委が駆除活動を始めた。一般ダイバーも協力している。
 駆除作業では、船のチャーター費やタンク代などの費用が必要。県と町からの補助金300万円が、08年度から200万円に減らされることが決まっている。これに先立ち、少しでも活動費に充てようと06年8月、町内のダイビングショップなど26カ所に「SAVE OUR CORAL!」などと書いたシールを張った募金箱を設置した。
 この日、委員会の関係者らが串本町役場で回収した募金箱を開けて、金額を確認した。関係者は「募金に対してダイバーの関心が高かった」「気持ちがうれしい」と善意に感謝している。
 オニヒトデの駆除作戦は04年10月から今年1月末までに計270回行い、延べ2200人のダイバーが参加した。捕獲数は、04年度が5カ月間で1万8000匹、05年度は2万1000匹、06年度は1万5000匹、07年度は1月末までで4700匹の計5万8700匹。減ってはいるが、今後も繁殖したり、南方から黒潮に乗って流れ着いたりすることが考えられ、御前委員長らは「安心はできない。年間を通じて駆除を続ける必要がある」と訴える。オニヒトデによるサンゴ被害は世界的に広がっており、串本で被害をくい止めることができれば注目されるという。
 実行委は今後、町内の観光施設を加えた50カ所に募金箱を設置し、協力を求める。
 3月9日には町内で、もう一つのサンゴの天敵、巻き貝の駆除を予定しており、ボランティアを募っている。問い合わせは同町高富のシートピア串本(0735・62・5432)など各ダイビングショップへ。

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