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Gaia・ガイア 動物の世界コミュのヤギ属:ヤギ/マーコール

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●ヤギ
ヤギ(山羊、野羊)は、広義にはウシ科ヤギ属 Capra に属する動物の総称である。一般的には家畜種を指すことが多い。ヤギ属には全部で7種が含まれるが、一般的にはベゾアールまたはパザンと呼ばれるノヤギ C. aegagrus を家畜化した亜種である C. aegagrus hircus が、古来人間に利用されてきた。ユーラシア大陸からアフリカ大陸にかけて広く分布する。日本語名の「ヤギ」の語源は、「羊」の朝鮮漢字音「ヤン/ヤング(yang)」、または「野牛」(やぎゅう)が転訛したものという説がある。
★生物学的特徴:ヤギはウシ目(偶蹄目)ウシ亜目(反芻亜目)ウシ科ヤギ属に属する。ヒツジとは属を異にする近縁種であり、共通した性質も多い。染色体は60本。体重は種にもよるが、野生種ではオスで80kg前後、メスで55kg前後。体高は80cm前後。妊娠期間は約150日。出生児の体重は母体の栄養条件に大きく影響されるが、1.5〜7kg。単子か双子で生まれる。乳頭は2つある。ウシよりは双子の率が高い。発情期を迎えるのはメスで6〜8か月齢、オスで5〜7か月齢。発情周期は平均20日、発情期の持続は38時間程度。発情期は日本では8月中旬から2月下旬。気候によっては年中繁殖を行うことができる。寿命は16歳前後。角の有無も種によるが、野生種は角をもつ。角の形状と湾曲の仕方で、大きく4つに分類することができる。C. a. hircusの角はまっすぐであるか、よじれる。C. aegagrusでは横断面が平たい三角形で、後ろに湾曲する。マーコールヤギでは前方から見ると V 字に開き、コルク栓抜き状にねじれる。アイベックスでは後方に反り、前方に等間隔の結節が見られる。家畜種のザーネン種は無角で、額にわずかな隆起がみられる。ヒツジには眼下腺や蹄間腺などの脂肪分泌腺があるが、ヤギにはない。一方、多くの種のヤギのオスには、ヒツジにはないあごひげが見られる。ヤギの食性は幅広いが、粗剛なイネ科の草本を好んで食べる。また、ヒツジが草食(グレイザー)であるのに対し、ヤギは芽食(ブラウザー)であり、草よりも低木樹の葉を好む。ヤギは4つの胃をもち、反芻胃(ルーメン)内に生息する微生物の働きにより、麦わらや枯葉のようなものまで餌とすることができる。また、水分の排泄を抑制する機構をもつため、砂漠などの劣悪な環境でも生き延びることができる。さらに、反芻動物の多くは芳香のある植物を嫌うが、ヤギはこれを食べる。なお、ヤギに紙を与えることは避けた方がよい。ヤギは通常、群れを作って生活し、野生種における群れのサイズは平均3〜24頭。なわばり性は認められていない。オスはオス同士、メスはメス同士と子と群れを作る傾向がある。ヒツジは定住するのに対し、ヤギは長距離を移動する傾向がある。オスは後脚で立ち上がり、強く頭をぶつけあい、頭突きによって群れの中での順位を決める。ヒツジは後ずさってから突進する形をとる。
■家畜としてのヤギ
ヤギは家畜として古くから飼育され、用途により乳用種、毛用種、肉用種、乳肉兼用種などに分化し、その品種は数百種類に及ぶ。ヤギは粗食によく耐え、険しい地形も苦としない。そのような強靭な性質から、山岳部や乾燥地帯で生活する人々にとって貴重な家畜となっている。ユーラシア内陸部の遊牧民にとっては、ヒツジ、ウシ、ウマ、ラクダとともに5種の家畜(五畜)のひとつであり、特にヒツジと比べると乾燥に強いため、西アジアの乾燥地帯では重要な家畜であり、その毛がテントの布地などに使われる。ヤギの乳質はウシに近く、乳量はヒツジよりも多い。明治以降、日本でも数多くのヤギが飼われ、「貧農の乳牛」とも呼ばれたが、高度経済成長期を境として減少傾向にある。しかし、近年ではヤギの愛らしさ、環境への負荷の少なさ、粗放的飼育に耐えうる点が再評価されつつある。これを受けて、ヤギ愛好者・生産者・研究者が一堂に会する「全国ヤギサミット」が年に1回開催されており、年々盛況になっている。★家畜化の歴史としてはヤギの家畜利用が始まったのは、新石器時代の紀元前7千年ごろの西アジアであろうと考えられる。このころの遺跡からヤギの遺骨が出土しているからだ。もしそうなら、ヤギの家畜化はイヌに次いで古いことになるが、野生種と家畜種の区別が難しいため、その起源については曖昧な点が残る。前出のベゾアール Capra aegagrus が主要な野生原種と思われるが、ほかに、同じく高地に住むマーコール C. falconeri やアイベックス C. ibex なども関与しているかもしれない。はじめに搾乳が行われた動物はおそらくヤギであり、チーズやバターなどの乳製品も、ヤギの乳から発明された。乳用のほか、肉用としても利用され、皮や毛も利用される。群れを作って移動するヤギは、遊牧民の生活に都合がよかった。肉や毛皮、乳を得ることを目的として、遊牧民によって家畜化され、そのことで分布域を広げていったと考えられる。農耕文明においても、その初期には飼育がなされていたが、遊牧民ほどは重宝しなくなった。ヤギは農耕そのものには役に立たず、ヒツジの方が肉や毛皮が良質であり、また、新たに家畜化されたウシの方が乳が多く、農作業に適していたからである。ただし、現在でも多くの品種のヤギが飼育されている。宗教上ウシやブタを利用しない文化においても、重要な家畜とされる。子ヤギ(キッド)の革は脂肪分が少なく、現代でも靴や手袋を作るのに用いられるが、西洋では12世紀以降、4-6週の子ヤギの革が、羊皮紙の原料としてヒツジ革と競った。ヤギは粗食に耐えることから、18 - 19 世紀の遠洋航海者が重宝して船に乗せ、ニュージーランドやオーストラリア、ハワイなどに持ち込んだ経緯がある。ペリー艦隊も小笠原諸島などにヤギを持ち込んでいる。日本にはもともと野生のヤギは存在しておらず、比較的最近になって、朝鮮半島または南方から持ち込まれた。明確な時期は不明であるが、江戸時代ごろであるとされる。1775-1776年に蘭館医師として日本に滞在したスウェーデン人ツンベルグ(トゥーンベリ、1743年-1822年)は、「彼らはヒツジもヤギも持っていない」と記している。ただし琉球王国では、江戸時代より前に伝来していたようである。また、後述のシバヤギは、キリシタン部落と呼ばれた集落で飼われ、隠れキリシタンの貴重な食料源となっていたとされる。

■代表的な品種
代表的なヤギの品種を以下に示す。
★ザーネン種:スイス原産の乳用種。毛色は白で、乳房が発達している。日本のヤギのほとんどはこの種もしくはその雑種である。
★トッケンブルグ種:スイス原産の乳用種。毛色は褐色。目の上から鼻にかけて2本の白線があることが特徴。
★マンバー種:中東の砂漠地帯で遊牧民などに飼われる。毛色は黒。毛をテントやロープの材料として用いるほか、乳を食用とする。
★カシミヤ種:中国の新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区、モンゴル国で飼育されている。産毛はカシミアウールとしてニット製品に用いられている。
★アンゴラ種:トルコ、アナトリア半島のアンカラ地方原産。毛はモヘア織りの原料となる。
★ジャムナバリ種:インド、東南アジアで飼育される。白地に褐色や黒の斑点をもつ。耳が垂れ、盛り上がった鼻筋が特徴。食肉用や乳用にされる。
★ヌビアン種:アフリカ東部で飼育される。耳が垂れ、盛り上がった鼻筋が特徴。寒さに弱い。
★シバヤギ:小型のヤギ(体重20-30kg)。長崎県西岸や五島列島で昔から飼育されていたものから、明治以降に品種改良を進めて作り出された。周年繁殖、すなわち、季節を問わず1年中繁殖が可能。雌雄ともに角があり、オスの方が角が太く、より後方に伸びる。近年、飼育頭数が減っており、現在は東京大学農学部付属牧場、農林水産省畜産試験場、同省長野牧場などで小さな集団が維持されているのみである。鹿児島県十島村のトカラ列島で飼育されていたトカラヤギは、シバヤギよりさらに小さく、成雌で20kg以下である

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2007.08.18夢見ケ崎動物公園

マーコール
2007.08.18夢見ケ崎動物公園

マーコール
2007.08.18夢見ケ崎動物公園

マーコール
2007.08.18夢見ケ崎動物公園

マーコール
[ 撮 影 日 ] 2007.10.10

[ 撮影場所 ]  江戸川区立自然動物園

[動物名など]  ヤギ
●EU、羊・ヤギに電子タグ義務づけへ
11月19日14時30分配信 Impress Watch


 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は16日、域内の全域の羊とヤギについて、電子タグを必須とするシステムの導入を提案したことを明らかにした。食品安全および動物自体の健康管理の観点からもトレーサビリティをいかに実現するかで世界各国で方策が練られているが、究極の手段ともいうべく電子タグの導入をついに宣言することになった。

 EUでは、2004年にすでにトレーサビリティ実現のための方策を導入することが決定されていた(21/2004規則)。しかし当時は電子タグシステムが十分開発されておらず、現実的な導入は見合わせた経緯がある。当時は、導入よりは研究開発を促進することについて同意され、導入も時機を待たずして行なわれるべきことが採択されていた。

 今回、欧州委員会は、研究開発の結果を報告するとともに、この導入を宣言するに至った。報告によれば、2009年までに電子タグが導入される予定であるという。EUのWebサイトではFAQも公開され、普及に向け準備が進んでいることをアピールしている。

[ 撮 影 日 ] 2008.01.05

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ヤギ
[ 撮 影 日 ] 2008.01.05

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ヤギ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.02

[ 撮影場所 ] 長野須坂動物園

[動物名など] ヤギ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.02

[ 撮影場所 ] 小諸市動物園

[動物名など] ヤギ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.03

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ヤギ
[ 撮 影 日 ] 2008.02.24

[ 撮影場所 ] 恩賜上野動物園

[動物名など] ヤギ

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