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Gaia・ガイア 動物の世界コミュのキンギョ・金魚

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●キンギョ(金魚、学名: Carassius auratus)は、フナの突然変異であるヒブナを観賞用に飼育、交配を重ねていった結果生まれた観賞魚。

■概要
原産地は中国。淡水性の魚類で主に藻や水草を食べる。卵生で水中の植物に産卵する。通常30cm程度まで成長する(記録は59cm、体重3kg)。寿命は10年〜15年(記録は43年)。生存可能な水温は0度〜41度。学名のauratusはラテン語で「金色の」という意味。はじめに学名をつけたスウェーデンの生物学者カール・フォン・リンネは、キンギョをフナではなくコイの仲間とみなし、Cyprinus auratusと命名している。産地は全国各地にあるが、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市、江戸川下流域はキンギョの三大養殖地として知られており、他にも山形県、熊本県玉名郡長洲町などが有名である。また近年では江戸川下流域から埼玉県北部及び茨城県南部へ生産拠点を移す業者が増えている。各地に美しい魚体の保存・鑑賞を目的とした、愛好会・保存会が多数存在する。


■歴史
★中国
金魚は長江下流域の浙江省近辺が発祥の地とされている。魚類の飼育としては最も歴史があり、中国では南北朝時代には既に飼育されていたが、当時はまだ一般的ではなかった。養殖が盛んに行われるようになったのは宋代に入ってからであり、明代には品種も増えた。中国の金魚は長らく皇帝・皇族・貴族・士大夫らによって飼育・愛玩されてきたものであった。このため文化大革命においては「旧文化」として非難・攻撃・破壊の対象となり、生産・飼育とも壊滅状態に陥った。文革後日本の生産者らの協力により復興し、日本のような大量生産も始まった。庶民に流通するようになったのは改革開放政策実施後のことである。現在は中国伝統の特産物の一つとされるのみならず日本や欧米への輸出品として、生産者は政府の支援を受けるに至っている。また「金魚(きんぎょ)」の発音は、「金余(きんよ)」と現地の言葉の発音が非常に似ているため、縁起のいいものとされている。お金が余るほど儲かるようにという願いをこめて店の軒先に金魚、またはその置物を置くところもわずかではあるが存在する。日本でいえば、招き猫か軒先に塩を盛るのと似たようなものである。

★日本
日本では鎌倉時代にはその存在が知られていたが、金魚そのものは室町時代に中国から伝来した。江戸時代に大々的に養殖が始まったが、江戸前期はまだまだ贅沢品であった。江戸前期の豪商淀屋辰五郎は、天井にとりつけたガラス製の大きな水槽の中に金魚を泳がせ、下から眺めることにより暑気払いをしたと伝えられている。金魚売りや金魚すくいをはじめ、江戸中期にはメダカとともに庶民の愛玩物として広まった。1748年に出版された『金魚養玩草(きんぎょそだてぐさ)』が飼育熱を生んだといわれている。ただ当時は今のような飼育設備もなかったために、池を持っているような武士・豪農・豪商でもなければ金魚を長く生かし続けることは不可能であった。庶民は金魚玉と呼ばれるガラス製の球体の入れ物に金魚を入れ軒下に吊るして愉しんだり、たらいや陶器・火鉢などに水を張って飼育したようである。化政文化期には現在の三大養殖地で大量生産・流通体制が確立し、金魚の価格が下がったことから本格的な金魚飼育が庶民に普及。品評会が催されるようになったほか、水槽や水草が販売され始めるなど用具の充実も見られた。当時の浮世絵や日本画の題材としても広く取り上げられている。幕末には金魚飼育ブームが起こり、開国後日本にやってきた外国人の手記には、庶民の長屋の軒先に置かれた水槽で金魚が飼育されているといった話や金魚の絵などが多く見られる(エメェ・アンベール『絵で見る幕末日本』(講談社学術文庫)ほか)。明治時代以降学校での飼育が始まり、第二次世界大戦後は理科の教材として取り上げられ更に普及した。現在も縁日や夜店の金魚すくいなどを通じて日本人には馴染み深い。

★アジア
中国の他韓国・台湾・ベトナムなどのアジア各国では日本と同様に金魚の生産・飼育の歴史がある。現在アジア各国では金魚の飼育は日本・中国に比べ人気がなく、国内流通は小規模である。タイ・インドネシアなど東南アジア諸国では主に日本向けの輸出品として熱帯魚とともに金魚が生産されており、新品種の作出も行われている。特異な体制下にある北朝鮮においても、平壌の特権階級家庭の間で金魚の飼育が行われているという(姜哲煥『平壌の水槽―北朝鮮地獄の強制収容所』ポプラ社)。

★欧米
金魚は18世紀に中国からヨーロッパにわたり、ペットとして飼育されるようになった。またアメリカには幕末の日本から移入された。熱帯魚には金魚のような赤白がはっきりした色を持つものが少なく、最近は goldfish という名でペットとして、また投資の対象として人気が出ている(同様の理由で錦鯉も人気がある)。また金魚・錦鯉は屋外飼育が可能なためガーデニンググッズとしても注目されている。ヨーロッパやアメリカで作り出された品種も数種存在する。なお、kingyo と表記するべきだ、との声もある。


■金魚(キンギョ):
ワキン・ランチュウ・リュウキン・オランダシシガシラ・タンチョウ・サンショクデメキン・ハナフサ・アズマニシキ・エドニシキ・トサキン・チャキン・セイブン・ヂキン・キャリコ・スイホウガン・パールスケール・ハマニシキ・シュブンキン・コメット・チョウテンガン

コメント(28)

金魚

●アヅマニシキ:
(=オランダシシガシラ+サンショクデメキン)

●サンショクデメキン:
(=アカデメキンの特別変異)

●キャリコ:
(=サンショクデメキン+リュウキン)
金魚

●リュウキン:
(=ワキンの突然変異)

●オランダシシガシラ:
(=リュウキンの突然変異)

●タンチョウ:
(=リュウキン型)
金魚

●ランチュウ

●トサキン:天然記念物(高知県S44)
(=オオサカランチュウ+リュウキン?)

●ヂキン:天然記念物(愛知県S33)
(=ワキンの突然変異)
金魚

●ハナフサ:
(=オランダシシガシラの突然変異)

●パールスケール:
(=中国からの輸入種:リュウキン似?)

●ハマニシキ:
(=パールよりの改良種)
金魚

●チャキン:
(=中国からの輸入種)

●セイブン(ハゴロモ):
(=中国からの輸入種)

●ワキン:
(=ヒブナの突然変異)
金魚

●シュブンキン:
(=サンショクデメキンとワキンの交配種)

●コメット:
(=ワキン+ヒブナの交配種)

●クロデメキン:
(=ワキンの突然変異→アカデメキンの突然変異)
金魚

●チョウテンガン

●スイホウガン
金魚

●エドニシキ:
(=ランチュウ+アズマニシキ)

●ナンキン:天然記念物(島根県S57)
一時期金魚に凝った時には随分集めました。上に紹介した全種は飼育してたと記憶してます。ここには紹介できなかったロクリン?だけが手に入らなかった。金魚の後は淡水魚→渓流魚と趣味が変わっていったが・・・・今はメダカ2匹のみ(^^;
●ワキン系
もっともフナに近い品種。丈夫で飼いやすい種類が多い。


★ワキン(和金、和錦)
中国から来た最初のキンギョ。フナに近い体型。もっとも手に入りやすく、丈夫で飼いやすい品種。観賞用としては、更紗模様の三つ尾のものが好まれる。和金の子供で、体長3cm前後のものを小赤、5cm前後のものを姉金と称することもあり、縁日の金魚すくいなどでよく見られるほか、大型肉食性魚の生き餌として使われることもある。

★コメット
アメリカから逆輸入という形で日本に入ってきたキンギョ。水産試験場の池で、日本から輸入されたフナやリュウキンなどが自然交配を重ねた結果生まれた品種。ワキン様の細長い体にすらりと伸びた鰭が美しい。吹き流し尾と呼ばれる長い尾をなびかせて素早く泳ぐ姿が彗星を連想させるためにこの名が付いた。手に入りやすく、丈夫で飼いやすい品種。

★ショウナイキンギョ(庄内金魚)
大正時代に山形県の庄内地方で生み出された品種。体色は赤一色か更紗。一見コメットに似るが体型はいくぶんか丸みを帯びており、尾びれの張りもあまり強くない。寒冷な気候に非常に強く、丈夫な品種。

★シュブンキン(朱文金、朱文錦)
サンショクデメキンとの交配により、キャリコ柄になった品種。体型はコメットに近く、長く伸びた各鰭が特徴。手に入りやすく、丈夫で飼いやすい品種。なお、イギリスには特徴的な尾を持つブリストルシュブンキン(Bristol shubunkin)という品種のみを、熱心に飼育する愛好会も数多く存在する。

★ジキン(地金、地錦)
ワキンの突然変異により、尾がX状に開いた(孔雀尾)品種。六鱗(ロクリン)とも呼ばれる。愛知県の天然記念物で、美しい体色を引き出すために人為的にうろこを剥いだり薬品を塗布するなどの方法で調色が行われる。ワキン系の品種ではあるが、体質は弱く、飼育は非常に難しい。三河地方ではずんぐりとした体型で、尾張地方では笹葉のような長手の個体が多い。

★オーロラ
シュブンキンとエドジキンの交配により近年生み出されたキンギョ。見た目はシュブンキンに近いが、尾は四つ尾であり、成長するに従い、更に大きく長く伸びるひれが特徴。まだ流通量が少ないため、とても珍しい品種。

●リュウキン系
ワキンの変異種。体調が短く丸みを帯び、尖った頭・豪華な尾が特徴。


★リュウキン(琉金、琉錦)
琉球経由で中国より渡来したことにより、この名がある。ワキン同様、手に入れやすく丈夫で飼いやすい。シュブンキン同様、キャリコ柄もある。

★タマサバ(玉サバ)
錦鯉の産地として知られる新潟県中越地方で生み出された品種。ずんぐりとした体型に、コメットのような長い吹き流し尾を持っているのが特徴。リュウキン系の品種であるが、動きはワキン並みに機敏。「錦鯉と一緒に泳げるキンギョ」として、池などで飼育されていることも多い。たまに金魚すくいでも見られる。 派生品種としてさらに尾を短くして、体を丸くしたフクダルマ(福だるま)がある。

★トサキン(土佐金)
高知県の天然記念物。尾が反転している(そり尾)のが特徴。当歳魚はすり鉢型の容器で飼育され、ふちに沿って泳ぐことにより、この独特な尾が形成される。但し、この尾のために泳ぎが上手ではない上に水質の変化にも敏感なため、飼育は非常に難しい。他種との混泳も避けた方がよい。リュウキンとオオサカランチュウとの交配により作出されたという説もある。

★ミューズ
トサキンとアズマニシキの交配により近年生み出された品種。トサキンに似た体型と透明鱗の白い体色、3つ尾が特徴。

●ランチュウ系
背びれが無くなってしまった品種。尾びれが短く、体型は丸く、頭に肉瘤が発達する品種が多い。


★(関東)ランチュウ(蘭鋳、蘭虫、卵虫)
ランチュウワキンが品種改良された高級魚。高いものは10万円単位で30万~50万円程度にも上るものある。丸みを帯びた体型と頭部の肉瘤が美しい。水質の悪化に敏感で体質的にはやや弱い面がある(ランチュウ養殖の宗家では、十分にプランクトンの繁殖した水での単独飼育を推奨された)。本来はオレンジ一色か、オレンジと白の更紗模様だが、最近では、クロランチュウ・シロランチュウなども出回っている。

★オオサカランチュウ(大阪蘭鋳)
別称は模様魚、関西蘭鋳。大阪府など近畿地方を中心に飼育されているランチュウ。関東のものよりも頭部が小さく、肉瘤もあまり発達しないのが特徴で小さい花房がある。体色は更紗か、ジキンのような六鱗柄が好まれる。1903年(明治36年)に鳥取県米子市在住の三好音次郎が発刊した『金魚問答』には本品種の更紗斑図は24列挙されており、現在この品種を手掛けている篤志家諸氏の大きな指標となっている。この品種の最も大きな特徴は尾である。体軸に対して平行についているとされる『尾先の割れない平付け丸尾』であり、この尾の作出および維持には困難を要する。明らかに遊泳に不適当と思える尾であるから、老熟魚においてスム-ズに遊泳を保っている個体群はほんの一握りであることも確認されている。実際には、古い錦絵等に登場してくる本品種は尾先の割れた桜尾や四つ尾も見受けられ、尾先の問題に関してはさほど執着はなかったような印象も受ける。太平洋戦争よりわずか数年後、奈良県の西川養魚場で二歳魚、二十数尾が死亡したのを最後に純血種は途絶えてしまったとされている。復元には上記の西川養魚場の努力もあり、近年、やっと往年の姿をした本品種も極めて稀にではあるが、専門店等において見受けられるようになった。復元には島根県出雲地方の地金魚である『出雲ナンキン(天然記念物指定)』、高知県土佐地方の地金魚『土佐錦魚(天然記念物指定)』、中国花房、獅子頭蘭鋳が関与している。本品種にはいくつものミステリアスな謎も多く、その一つに全盛期の本品種の実写写真が現在でも未発見、未発表な事。更に現在の日本金魚界を席巻している蘭鋳と合同で品評会が開催されていた歴史上の事実があるにも関わらず、太平洋戦争を期に西川養魚場の育成池に二歳魚、二十数尾しか残存していなかった事。これらの解明にはまだまだ時間がかかるものと思われる。現在、世界中で愛好されている金魚の数々の品種の中でも、最も真実の姿が伝達、継承されていないのも本品種の特長であろう。

★ハナフサ(花房)
キンギョは鼻に小さな毛玉のようなものがあるが、それが巨大化し房状になった品種。ランチュウ型のチュウゴクハナフサと、オランダシシガシラ形のニホンハナフサに分かれる。

★エドニシキ(江戸錦)
ランチュウとアズマニシキの交配によるキャリコ柄。作出されてから日も浅いため品種の固定が完全ではない。都水産試験場(旧)にて、作出された。

●ランチュウ系


★サクラニシキ(桜錦)
エドニシキとランチュウを再び掛け合わせ(戻し交配)、淡いピンクと白銀のウロコを持たせた雅な品種。肉瘤は発達しない。

★ガトウコウ(鷲頭紅)
戦後、中国から輸入された品種。肉瘤の発達しない紅色の頭を持つ。また体型も全く丸くならないのがほとんどだが、近年では頭頂部が大きく発達した体型の丸い個体がタンチョウランチュウの名で市場に出回っている場合もある(なお「タンチョウ」については、オランダ獅子頭系を参照)。

★イズモナンキン(出雲南京)
島根県の天然記念物。肉瘤の発達しない、リュウキンのような尖った頭部が特徴。キンギョとしては珍しく、白っぽい体色のほうが好まれる。江戸時代から松平家の保護の下、出雲地方で洗練されてきた。

★ギンギョ(銀魚)
ガトウコウのような背びれのない細長い体と、セイブンギョのように青みがかった体色が特徴。頭の肉瘤はほとんど発達しない。尾は短いものがほとんどだが、まれに長く伸びる個体も存在する。セイブンギョ同様、腹部が白く退色した羽衣も見られる。

★シュウキン(秋錦)
明治20年頃、愛知県豊橋市でランチュウとオランダシシガシラを交配して作り出された品種。肉瘤の発達するランチュウ型の体型に、とても長く伸びるひれが特徴。体色はオレンジと白の更紗模様が一般的だが、セイブンギョに近いギンシュウキン(銀秋錦)やエドニシキに近いキョウニシキ(京錦)、サクラニシキに近いキョウサクラニシキ(京桜錦)なども存在する。最近では肉瘤のあまり発達しない中国産の個体が「シュウキン」として出回っていることが多い。国内産の個体は一時絶滅の危機に瀕したが、最近では徐々に復活し、希少種として珍重されている。

★ツガルニシキ(津軽錦)
青森県の津軽地方で江戸時代より飼育されている品種。ランチュウよりも長めのひれが下向きについている。背びれが無いことが大きな特徴。津軽藩の武家などの間で飼育されていたが弘前博覧会で展示され、秩父宮雍仁親王が同博覧会を視察しそのとき宮が観賞したのを受け「津軽錦」という名前がつけられた。戦後の混乱などにより一時期絶滅していたが、愛好家の非常な努力によって1990年代後半頃に復活に成功した。現在は青森県青森市の浅虫水族館などで鑑賞可能。3歳くらいまでは体色が現れず、野生のフナと同じような色をしている。寒冷な気候には強いが暑さには非常に弱いため、飼育の際には注意が必要。

●オランダシシガシラ系
リュウキンの変異種。鎖国時代長崎から入ったため「オランダ物」と呼ばれるが、原産は中国である。「獅子頭」の名の通り肉瘤が発達し、体長も長くなった。一般に飼育しやすい。


★オランダシシガシラ(和蘭獅子頭)
頭部の肉瘤が非常に発達している。手に入れやすく、飼育も簡単。

★ジャンボ獅子頭(ジャンボオランダとも言う)
熊本県や長崎県など、主に九州地方で飼育されている品種。体型や体色は普通のオランダシシガシラとほぼ同じだが、「ジャンボ」の名の通り、非常に大きく成長するのが特徴。大きな個体では体長が50cm近くにまで達する。

★アズマニシキ(東錦)
サンショクデメキンとの交配によるキャリコ柄。英名は「キャリコオランダ」、エドニシキよりは遥かに安定している。

★タンチョウ(丹頂)
オランダシシガシラの色変種。白い体と赤い頭部が丹頂鶴を思わせるので、この名を持つ。英名は「レッドキャップオランダ(Red Cap Oranda)」、中国語では「ホントウユイ(紅頭魚)」。

●オランダシシガシラ系


★チャキン(茶金)
名前の通り、茶色い体色が特徴。頭部の肉瘤が発達するものとしないものとがある。英名は「チョコレートオランダ(Chocolate Oranda)」、中国語では「紫魚 zǐyú(ツーユィー)」。

★セイブンギョ(青文魚)
「セイブン」とだけ言うこともある。キンギョでは珍しく、体色に青みがかっている。特に腹部が白く退色した個体はハゴロモ(羽衣)と呼ばれる。名前は上からみた姿が「文」の字に見えることから。


★サクラアズマ(桜東)
ごく最近できた品種で、交配方法は謎に包まれている。名前から推測するに、サクラニシキと同様、アズマニシキからの戻し交配かもしれない。サクラニシキに似て淡いピンク色、残念ながら白銀のウロコは無いらしい。

●デメキン他、一風変わった品種


★デメキン(出目金)
デメキンリュウキンの突然変異が固定されたもの。主に上向きから観賞するのために作られた品種で、名前の通り大きく飛び出た目が特徴。中国から伝来した年代については、江戸時代初期と明治の2説がある。赤出目金、黒出目金、三色出目金がある。

★チョウテンガン(頂天眼)
デメキンの変種。ランチュウに似た体型だが、やや細長い。上を向く様な飛び出た眼球が特徴。視力は、極めて悪く、ほとんど見えない。

★スイホウガン(水泡眼)
昭和33年に中国から伝わった。角膜が肥大して、リンパ液が入った水泡ができた品種。破れるとまず再生しないため、飼育には注意が必要。英名は「バブルアイ(Bubble Eye)」 。

●デメキン他、一風変わった品種


★チンシュリン(珍珠鱗)
通称はパールスケール、特にピンポン玉のようにまん丸な体型のものはピンポンパールと呼ばれる。ピンポンパールと呼ばれる珍珠鱗は、プクプクとした愛らしい体系な為、金魚好きには人気があるようである。半円形に膨らみ、逆立っているように見える鱗が特徴。名前の由来はこの鱗が「真珠」(中国語で「珍珠」)のように見えることから。スイホウガンと掛け合わせて、頭に水泡を持つハマニシキ(浜錦)が近年生み出された。

★チョウビ(蝶尾)
近年出回り始めた中国金魚で、尾が蝶のように広がった品種。特に、白と黒(もしくは赤と白)の更紗模様の個体はパンダチョウビ、オレンジの体色に黒いひれの個体はレッサーパンダと呼ばれ、いずれも需要に生産が追いつかないほど人気が高い。日本に輸入されるほとんどが出目性の個体であるが、「蝶尾」という品種名は出目性のものに限定されるわけではない。

★ ヤナギデメキン(柳出目金)
ワキンの体型に長い吹流し尾とデメキンのような大きく飛び出た目をつけたような品種。今の段階ではあまり評価されていないため選別段階で処分されることが多く、市場にはあまり出回っていない。

■その他
この他にも非常に多くの品種が存在し、更に新品種・外国産品種が続々と追加されている。品種として確立していない場合でも、流通の過程や小売店で便宜的に名称を与え、新品種のように扱われている場合もある。

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