こんにちは！フィリピンは今日も暑いのでしょうか。エデンマイルスに一ヶ月半お世話になったMASAです。体験談を書いたのでこれから留学を考えてる方などの参考になればと思いこちらに載せることにします！
エデンマイルスでの生活
エデンマイルスには一ヶ月半の滞在となりました。ありがちですが非常に貴重な経験をさせてもらったと思っています。僕にとっては短いようで結構長い一ヵ月半でした。
僕は今まで典型的な日本人英語を勉強してきたと思います。受験英語を一生懸命学び、点数のための数多くの難解な長文読解を経てリーディング、(もしくは皮肉をこめて)日本語訳はそれなりにできるのですがとにかく聞けない、話せない。行きの飛行機から寮に着くまでもちろん何言っているかほとんど聞き取れる事もなく単語を繋ぎながら意味を予想する程度。Thank youかHelloしか言葉を発することはなかったです。
あぁ悔しい、10年間英語勉強してこの様かと。更に到着した翌日、数人の友達と先生と一緒に出かけたのですがもちろん会話に加わることはできませんでした。僕がshyだからじゃありません。わからないし、喋れないのです！！Nice to meet you, I'm Masa. 以上。そんな感じで不安とともにエデンマイルスでの生活はスタートしました。
とにかく悔しいと思ったこと、一ヵ月半で満足に勉強できるのかという不安から授業は一日10時間＋ナイトクラスのフルコースでとりました。授業の紹介も兼ねて僕が感じたことを順に書いていこうと思います。
�顱�EM METHOD
この授業は本当に好きでした。これはどんな授業かというとひたすら先生の質問に正確な英語を用いて答えていくというもの。
例えば
Do you like eating sushi?
に対して
Yes. I like eating sushi.
と答える感じです。ここでYes, I do.と答えてはいけません。
単純ですがじわじわと文が難しく長くなっていきます。授業の中で出てきた数多くの表現はしつこいくらい後の文中に出てきます。授業中の進む量は毎日1/4ずつ進んでいき、授業時間にしては目安として復習半分、新しい所半分くらいの進み方で、ゆっくりですが本当にたくさんの文に触れることとなります。
この授業の効果っていうのは僕が感じた限りでは英語を考える脳を作ることだと思います。最初は文を聞いて理解(＝日本語訳)し、その理解(日本語訳)を基にして英語に変換して答えるといったようなプロセスを取っていたのだと思います。結果的に時間はめちゃめちゃかかるし、ミスをたくさんすることになります。そこでミオさんのアドバイスもあり、とにかく意味の節目を意識して情報の流れを頭にイメージしながら考えることにしました。
例えば
Do you think it is safe to walk around outside alone at night?
という文に
No, I don’t think it is safe to walk around outside alone at night.
と答える訳ですが、例えばこれを考えるときに
No/I don’t think/it is safe/to walk around outside/alone/at night.
というような情報の流れを噛み締めるように節目を考えて読んでいくのです。
最初はそれでも時間がかかる上、かなりの集中力がいります。しかし不思議なことに三週間を過ぎたあたりから特に覚えようとしなくても聞いた情報が頭の中にすっと入ってくるようになり、口から出てくる英語もスムーズなものになってきます。これが英語を英語で理解している感覚なのだとすごく実感しました。それと同時に知らぬ間にいろいろな表現を聞けるようになるし、言うことだってできるようになります。僕はこの授業を最初の一ヶ月間は一日四時間受けていました。
�髻�side by side
この授業ではアメリカの小学校で用いられているテキスト「side by side」を使って日常会話で用いられる表現や単語、基本的な文法を学ぶことができます。ただし進め方はちょっと変わっていて内容は少しずつ変わりますが基本的に同じところを三日〜四日ほどかけて進めていきます。はっきりいってそれこそしつこいくらいにやります。しかしそこがこの授業のミソだとのこと。
この授業は僕の中では特に時制の感覚、文法の復習に役立ちました。その中でも特に印象に残っているのは完了形です。完了形は日本人の感覚では過去形と混乱して考えてしまい、文の作りも他の時制と比較するとなんだかややこしいという印象があると思います。僕も考えればできるのですが、使えるには程遠いレベルでした。この授業の中で数々の完了形を用いるシチュエーションに関して絵を含んだ会話文を用いてロールプレイすることで学んでいきます。
言ってみればNHKのラジオ英会話が一番近いのではないかと思います。この完了形という枠組みの中で本当に数多くの例文を自分で作っていきます。そうすることで言い回しに慣れるだけでなく、その時制の感覚が身についてきます。またそれと同時にその時制のもつニュアンスや、どんな表現ができるのかということが自然に身についていくのです。他にも不定詞や動名詞、phrasal verbsなんかを学ぶことができたside by side3は僕の中ではバイブル的な存在です！
�鵝�Strategy Method
この授業もすごかったです。どんなことをしていくかというと一言で言うと表現していく授業という感じでしょうか。よくある使える表現を覚えていくのですが、この授業のすごいところは表現のための文法を学ぶことができるし、テキストの例文に工夫がされていること。そしてとにかく自分でそれらを使って自分の言いたい事を１日だけでなく、日にちをかけて繰り返し話せるということ。
よく言うfree conversationに近いですがこの授業は効率が全く違います。表現を例文と共に覚えていき、それを用いて会話をするので、最初はいっぱいいっぱいになりながら会話をします。大変です。しかし徐々に喋れるようになると楽しくなってきます。会話をするのに敢えて以前覚えた表現を使ってみたり、難しいことを試みてみたりと工夫次第で本当にすごく効果的な授業になります。
僕はこの授業は最後まで取りましたが、この授業がなかったら会話を含む表現の面では絶対に伸びが違っただろうと思います。
最後に勘違いされるといけないので付け加えますが、これはただの文法の間違いをその場だけコレクトするという、よくあるfree conversationではありませんでした。
�堯�Pronunciation
発音矯正のクラスです。エデンマイルスは本当にいろんな授業があってこのクラスにもお世話になりました。発音矯正の授業って普通受けようとすると大人数のグループ授業でかつものすごくお金がかかるようです。どんなことをするかというととにかく発音を練習していきます。そして文を読んでとにかくひたすら自分の口の筋肉と戦い続けなければいけません。母音、子音、Linking sound、イントネーションをひたすらやっていきます。
この授業を通じて自分の中で変化を感じるのは、まず発音がクリアになったこと。先生から言われて革命的に変わったのですが、「鼻をつまんで英語を発音してみろ」。僕の英語は全て鼻声英語になってしまいました。何故か？日本語の発音は口の息を使わず喉で発音しているらしいです。その証拠に鼻をつまんで発音すると鼻声になってしまいます。この感覚のままで英語を発音するとなんだか曇った発音になってしまいます。それに対し英語の発音は口の息を使って発音することが多く、もしちゃんとした発音ができているのであればmやnなどいくつかの発音を除いたら鼻をつまんだ状態でも結構きれいに発音できるのです。他にも一つ一つの発音を学んでいくことで単語を見ただけで正確な発音がわかるようになりました。結果的に発音に関してもすごく向上できて自信がつきました。
�� シーンメソッド(ナイトクラス)
エデンマイルスの授業のすごいところは多くの授業がそれぞれリンクしていること、僕が受けていた授業�顱��髻��鵑修靴討海離掘璽鵐瓮愁奪匹呂匹譴皀螢鵐�している気がします。どこかで出てきた表現が違う授業の別のところで出てきたりします。
シーンメソッドはいろんなシーンでの会話を半ば暗記するような状態までロールプレイします。道を尋ねたり、旅行の相談や雑談など様々です。この中で様々なフレーズを覚えていくのですが、このシーンメソッドの中では期間の後半になればなるほど覚えるのが簡単になっていきました。これは表現で他の授業でやっていたものが出てくることが多くなったからだと思います。
尚この授業はボーディングティーチャ―たちと進めていきます。寮に住み込みの先生のことです。この授業が終わるころには10時前。復習や宿題をしてクタクタになって眠ると、さすがに夢も英語に関する夢を見てしまいますよね！僕はよくかわいい先生の夢をみていました！これぞまさしく英語漬け！
そんな感じで本当に充実した授業をマンツーマンで一日中受けることができて本当に贅沢だと感じました。そんな授業を支えてくれたのは個性的な先生たちです。エデンマイルスで出会った先生はどの人も笑顔が素敵で教えることにプライドと情熱を持っていると感じました。
年齢も様々で、それぞれ違った趣味を持っています。休日や週末は先生と遊びに行くことも多いのですが、ボーリングに行ったり、日本食を食べに行ったり、クラブに行くなどたくさんのことをしました。他にもモールやバーに呑みに行くこともあります。そんな先生と別れるときは本当に寂しかったです。みんなプレゼントや手紙や食事に誘ってくれたり、一ヶ月半の滞在の中で生徒と先生の関係もありますが、ある意味では本当にいい友達ができたようにも感じました。
これは日本ではなかなか感じられない感覚です。英語というのは丁寧な表現は存在しますが、日本語の様に極端な敬語や年功序列の感覚が小さいと思いました。英語で話しているだけで不思議なことにいい意味でそういう要素が無くなります。敬意を失ってしまうという意味ではなくてお互いの人間性を大事にしているという気がします。その分仲良くなるまではずいぶん早いし、変な気を遣うこともありません。
エデンマイルスでは日本人同士でももちろんロビーや食堂などでは英語で話すのですが、部屋でさっきまで日本語で敬語を使って話していた相手がロビーに出たとたん距離が近くなるという感覚を何度も体験しました。もちろん日本語のいい部分もあるとは思うのですが変なところで損してしまっている部分もあるのかなと思います。それと同時に言語を学ぶということの面白さを実感した瞬間でした。
エデンマイルスでの生活、もしくはフィリピンの生活を通じて他にも書ききれないほどたくさんのことがあります。志の高い、刺激的な友達が多かったことも一言書いておきたいです。またフィリピンの社会についてなんかも書きたいことは山のようにあります。しか総合的に述べるなら一言、「ここまでの贅沢はなかった」ということ。一日好きなだけ勉強できます。
一か月半の生活を終えて僕の英語は最初と比べると明らかに上達したと思います。英語の感覚というものが少しわかった気がするし、当初の目標である「自分の言葉で外国人と話す」ということも全くもって完璧ではありませんがその手がかりくらいなら得ることができたんじゃないかなーと思います。
勉強する上で考えたことは何か伝えたいとき、その都度外国語だからって妥協して話すんじゃなく自分の言いたいことを言うように心がけました。情報ってなんとなくで、究極単語の羅列でも通じなくはないです。そんなの気持ちの問題だよ、と言う人もいます。けどそれじゃ自分の言葉で話しているとは言えないというのが僕の意見です。
やるからには僕らが日ごろ日本語でやっているような微妙なニュアンスまで出したいと思って勉強しました。その過程でいろんな表現も覚えるし、文法だって復習できました(かっこいい言い方すれば文法がただの覚えるだけのルールじゃなくなった)。そういうことができるのが留学の醍醐味なんじゃないかなとすら思います。日本で絶対できないですから。
そのためにはやはり基本的な英文法(文型、疑問文の作り方、何となくでも時制、不定詞、関係詞etc.)や単語なんかは予め自分で勉強しておく、もしくは留学中にでもいいから自分でやるのが必須だと思います。こういった基礎ができているかどうかで留学の効果はかなり変わるんだろうなというのを正直他の友達を見ていて思ったりもしました。不可能とは言いません。十分可能です。しかしかかる期間が圧倒的に変わる気がします。
そして先も言った「贅沢な環境」は慣れることで「普通の環境」になってしまいます。そして恐ろしいことに期間をかけるだけでそうなってしまします。そしたら当然勉強の効率は悪くなります。
留学をして効果を出したくない人なんていないと思うから書きますが、留学ってすごくやはり気合いを入れないとだめです。エデンマイルスのカリキュラムは素晴らしいですが、最大限の効果を出すためには十分に自分で計画を立ててメリハリをつけることがすごく大事になると思います。そりゃ日本で勉強するよりよっぽどやりやすいから時間とお金が有り余っている人ならいいかもしれませんが。これから留学を考えている人は自分の目標を見極め、そういったことも考えながら計画を立てるといいかもしれないと思います。
けど僕が思うに妥協したら負け。初心者だからここまででいいとかそういう考えを持ったら結局その程度かそれ以下にしかならないと思います。一ヶ月しかいないなら一ヶ月で最大限貪欲にやる感覚ってすごく大事だと思います。例えば発音だってネイティブに負けるか！くらいの気でやればいいじゃないですかと言いたいです。ネイティブみたいにはなれないかもしれませんが、一ヶ月あれば発音は一通り学ぶことはできるんですよ。
最終的な結論として僕はこの一ヵ月半で今までもやもやしていた英語への印象が薄れて自分でも積極的にやっていけそうだといった感じでしょうか。しかしながら帰国後一週間、日本で維持するのはすごく難しそうです。まだこんなところで終ったらそれこそすごくもったいないから工夫してなんとか頑張っていこうと思いますが、正直不安です。これはつまりエデンマイルスの環境がそれだけ良かったということ！これから留学をする人も今留学中の人も変に妥協せずに、思いっきりあの贅沢な環境で勉強してほしいと思います！
以上おしまい！
エデンマイルスでの生活
エデンマイルスには一ヶ月半の滞在となりました。ありがちですが非常に貴重な経験をさせてもらったと思っています。僕にとっては短いようで結構長い一ヵ月半でした。
僕は今まで典型的な日本人英語を勉強してきたと思います。受験英語を一生懸命学び、点数のための数多くの難解な長文読解を経てリーディング、(もしくは皮肉をこめて)日本語訳はそれなりにできるのですがとにかく聞けない、話せない。行きの飛行機から寮に着くまでもちろん何言っているかほとんど聞き取れる事もなく単語を繋ぎながら意味を予想する程度。Thank youかHelloしか言葉を発することはなかったです。
あぁ悔しい、10年間英語勉強してこの様かと。更に到着した翌日、数人の友達と先生と一緒に出かけたのですがもちろん会話に加わることはできませんでした。僕がshyだからじゃありません。わからないし、喋れないのです！！Nice to meet you, I'm Masa. 以上。そんな感じで不安とともにエデンマイルスでの生活はスタートしました。
とにかく悔しいと思ったこと、一ヵ月半で満足に勉強できるのかという不安から授業は一日10時間＋ナイトクラスのフルコースでとりました。授業の紹介も兼ねて僕が感じたことを順に書いていこうと思います。
�顱�EM METHOD
この授業は本当に好きでした。これはどんな授業かというとひたすら先生の質問に正確な英語を用いて答えていくというもの。
例えば
Do you like eating sushi?
に対して
Yes. I like eating sushi.
と答える感じです。ここでYes, I do.と答えてはいけません。
単純ですがじわじわと文が難しく長くなっていきます。授業の中で出てきた数多くの表現はしつこいくらい後の文中に出てきます。授業中の進む量は毎日1/4ずつ進んでいき、授業時間にしては目安として復習半分、新しい所半分くらいの進み方で、ゆっくりですが本当にたくさんの文に触れることとなります。
この授業の効果っていうのは僕が感じた限りでは英語を考える脳を作ることだと思います。最初は文を聞いて理解(＝日本語訳)し、その理解(日本語訳)を基にして英語に変換して答えるといったようなプロセスを取っていたのだと思います。結果的に時間はめちゃめちゃかかるし、ミスをたくさんすることになります。そこでミオさんのアドバイスもあり、とにかく意味の節目を意識して情報の流れを頭にイメージしながら考えることにしました。
例えば
Do you think it is safe to walk around outside alone at night?
という文に
No, I don’t think it is safe to walk around outside alone at night.
と答える訳ですが、例えばこれを考えるときに
No/I don’t think/it is safe/to walk around outside/alone/at night.
というような情報の流れを噛み締めるように節目を考えて読んでいくのです。
最初はそれでも時間がかかる上、かなりの集中力がいります。しかし不思議なことに三週間を過ぎたあたりから特に覚えようとしなくても聞いた情報が頭の中にすっと入ってくるようになり、口から出てくる英語もスムーズなものになってきます。これが英語を英語で理解している感覚なのだとすごく実感しました。それと同時に知らぬ間にいろいろな表現を聞けるようになるし、言うことだってできるようになります。僕はこの授業を最初の一ヶ月間は一日四時間受けていました。
�髻�side by side
この授業ではアメリカの小学校で用いられているテキスト「side by side」を使って日常会話で用いられる表現や単語、基本的な文法を学ぶことができます。ただし進め方はちょっと変わっていて内容は少しずつ変わりますが基本的に同じところを三日〜四日ほどかけて進めていきます。はっきりいってそれこそしつこいくらいにやります。しかしそこがこの授業のミソだとのこと。
この授業は僕の中では特に時制の感覚、文法の復習に役立ちました。その中でも特に印象に残っているのは完了形です。完了形は日本人の感覚では過去形と混乱して考えてしまい、文の作りも他の時制と比較するとなんだかややこしいという印象があると思います。僕も考えればできるのですが、使えるには程遠いレベルでした。この授業の中で数々の完了形を用いるシチュエーションに関して絵を含んだ会話文を用いてロールプレイすることで学んでいきます。
言ってみればNHKのラジオ英会話が一番近いのではないかと思います。この完了形という枠組みの中で本当に数多くの例文を自分で作っていきます。そうすることで言い回しに慣れるだけでなく、その時制の感覚が身についてきます。またそれと同時にその時制のもつニュアンスや、どんな表現ができるのかということが自然に身についていくのです。他にも不定詞や動名詞、phrasal verbsなんかを学ぶことができたside by side3は僕の中ではバイブル的な存在です！
�鵝�Strategy Method
この授業もすごかったです。どんなことをしていくかというと一言で言うと表現していく授業という感じでしょうか。よくある使える表現を覚えていくのですが、この授業のすごいところは表現のための文法を学ぶことができるし、テキストの例文に工夫がされていること。そしてとにかく自分でそれらを使って自分の言いたい事を１日だけでなく、日にちをかけて繰り返し話せるということ。
よく言うfree conversationに近いですがこの授業は効率が全く違います。表現を例文と共に覚えていき、それを用いて会話をするので、最初はいっぱいいっぱいになりながら会話をします。大変です。しかし徐々に喋れるようになると楽しくなってきます。会話をするのに敢えて以前覚えた表現を使ってみたり、難しいことを試みてみたりと工夫次第で本当にすごく効果的な授業になります。
僕はこの授業は最後まで取りましたが、この授業がなかったら会話を含む表現の面では絶対に伸びが違っただろうと思います。
最後に勘違いされるといけないので付け加えますが、これはただの文法の間違いをその場だけコレクトするという、よくあるfree conversationではありませんでした。
�堯�Pronunciation
発音矯正のクラスです。エデンマイルスは本当にいろんな授業があってこのクラスにもお世話になりました。発音矯正の授業って普通受けようとすると大人数のグループ授業でかつものすごくお金がかかるようです。どんなことをするかというととにかく発音を練習していきます。そして文を読んでとにかくひたすら自分の口の筋肉と戦い続けなければいけません。母音、子音、Linking sound、イントネーションをひたすらやっていきます。
この授業を通じて自分の中で変化を感じるのは、まず発音がクリアになったこと。先生から言われて革命的に変わったのですが、「鼻をつまんで英語を発音してみろ」。僕の英語は全て鼻声英語になってしまいました。何故か？日本語の発音は口の息を使わず喉で発音しているらしいです。その証拠に鼻をつまんで発音すると鼻声になってしまいます。この感覚のままで英語を発音するとなんだか曇った発音になってしまいます。それに対し英語の発音は口の息を使って発音することが多く、もしちゃんとした発音ができているのであればmやnなどいくつかの発音を除いたら鼻をつまんだ状態でも結構きれいに発音できるのです。他にも一つ一つの発音を学んでいくことで単語を見ただけで正確な発音がわかるようになりました。結果的に発音に関してもすごく向上できて自信がつきました。
�� シーンメソッド(ナイトクラス)
エデンマイルスの授業のすごいところは多くの授業がそれぞれリンクしていること、僕が受けていた授業�顱��髻��鵑修靴討海離掘璽鵐瓮愁奪匹呂匹譴皀螢鵐�している気がします。どこかで出てきた表現が違う授業の別のところで出てきたりします。
シーンメソッドはいろんなシーンでの会話を半ば暗記するような状態までロールプレイします。道を尋ねたり、旅行の相談や雑談など様々です。この中で様々なフレーズを覚えていくのですが、このシーンメソッドの中では期間の後半になればなるほど覚えるのが簡単になっていきました。これは表現で他の授業でやっていたものが出てくることが多くなったからだと思います。
尚この授業はボーディングティーチャ―たちと進めていきます。寮に住み込みの先生のことです。この授業が終わるころには10時前。復習や宿題をしてクタクタになって眠ると、さすがに夢も英語に関する夢を見てしまいますよね！僕はよくかわいい先生の夢をみていました！これぞまさしく英語漬け！
そんな感じで本当に充実した授業をマンツーマンで一日中受けることができて本当に贅沢だと感じました。そんな授業を支えてくれたのは個性的な先生たちです。エデンマイルスで出会った先生はどの人も笑顔が素敵で教えることにプライドと情熱を持っていると感じました。
年齢も様々で、それぞれ違った趣味を持っています。休日や週末は先生と遊びに行くことも多いのですが、ボーリングに行ったり、日本食を食べに行ったり、クラブに行くなどたくさんのことをしました。他にもモールやバーに呑みに行くこともあります。そんな先生と別れるときは本当に寂しかったです。みんなプレゼントや手紙や食事に誘ってくれたり、一ヶ月半の滞在の中で生徒と先生の関係もありますが、ある意味では本当にいい友達ができたようにも感じました。
これは日本ではなかなか感じられない感覚です。英語というのは丁寧な表現は存在しますが、日本語の様に極端な敬語や年功序列の感覚が小さいと思いました。英語で話しているだけで不思議なことにいい意味でそういう要素が無くなります。敬意を失ってしまうという意味ではなくてお互いの人間性を大事にしているという気がします。その分仲良くなるまではずいぶん早いし、変な気を遣うこともありません。
エデンマイルスでは日本人同士でももちろんロビーや食堂などでは英語で話すのですが、部屋でさっきまで日本語で敬語を使って話していた相手がロビーに出たとたん距離が近くなるという感覚を何度も体験しました。もちろん日本語のいい部分もあるとは思うのですが変なところで損してしまっている部分もあるのかなと思います。それと同時に言語を学ぶということの面白さを実感した瞬間でした。
エデンマイルスでの生活、もしくはフィリピンの生活を通じて他にも書ききれないほどたくさんのことがあります。志の高い、刺激的な友達が多かったことも一言書いておきたいです。またフィリピンの社会についてなんかも書きたいことは山のようにあります。しか総合的に述べるなら一言、「ここまでの贅沢はなかった」ということ。一日好きなだけ勉強できます。
一か月半の生活を終えて僕の英語は最初と比べると明らかに上達したと思います。英語の感覚というものが少しわかった気がするし、当初の目標である「自分の言葉で外国人と話す」ということも全くもって完璧ではありませんがその手がかりくらいなら得ることができたんじゃないかなーと思います。
勉強する上で考えたことは何か伝えたいとき、その都度外国語だからって妥協して話すんじゃなく自分の言いたいことを言うように心がけました。情報ってなんとなくで、究極単語の羅列でも通じなくはないです。そんなの気持ちの問題だよ、と言う人もいます。けどそれじゃ自分の言葉で話しているとは言えないというのが僕の意見です。
やるからには僕らが日ごろ日本語でやっているような微妙なニュアンスまで出したいと思って勉強しました。その過程でいろんな表現も覚えるし、文法だって復習できました(かっこいい言い方すれば文法がただの覚えるだけのルールじゃなくなった)。そういうことができるのが留学の醍醐味なんじゃないかなとすら思います。日本で絶対できないですから。
そのためにはやはり基本的な英文法(文型、疑問文の作り方、何となくでも時制、不定詞、関係詞etc.)や単語なんかは予め自分で勉強しておく、もしくは留学中にでもいいから自分でやるのが必須だと思います。こういった基礎ができているかどうかで留学の効果はかなり変わるんだろうなというのを正直他の友達を見ていて思ったりもしました。不可能とは言いません。十分可能です。しかしかかる期間が圧倒的に変わる気がします。
そして先も言った「贅沢な環境」は慣れることで「普通の環境」になってしまいます。そして恐ろしいことに期間をかけるだけでそうなってしまします。そしたら当然勉強の効率は悪くなります。
留学をして効果を出したくない人なんていないと思うから書きますが、留学ってすごくやはり気合いを入れないとだめです。エデンマイルスのカリキュラムは素晴らしいですが、最大限の効果を出すためには十分に自分で計画を立ててメリハリをつけることがすごく大事になると思います。そりゃ日本で勉強するよりよっぽどやりやすいから時間とお金が有り余っている人ならいいかもしれませんが。これから留学を考えている人は自分の目標を見極め、そういったことも考えながら計画を立てるといいかもしれないと思います。
けど僕が思うに妥協したら負け。初心者だからここまででいいとかそういう考えを持ったら結局その程度かそれ以下にしかならないと思います。一ヶ月しかいないなら一ヶ月で最大限貪欲にやる感覚ってすごく大事だと思います。例えば発音だってネイティブに負けるか！くらいの気でやればいいじゃないですかと言いたいです。ネイティブみたいにはなれないかもしれませんが、一ヶ月あれば発音は一通り学ぶことはできるんですよ。
最終的な結論として僕はこの一ヵ月半で今までもやもやしていた英語への印象が薄れて自分でも積極的にやっていけそうだといった感じでしょうか。しかしながら帰国後一週間、日本で維持するのはすごく難しそうです。まだこんなところで終ったらそれこそすごくもったいないから工夫してなんとか頑張っていこうと思いますが、正直不安です。これはつまりエデンマイルスの環境がそれだけ良かったということ！これから留学をする人も今留学中の人も変に妥協せずに、思いっきりあの贅沢な環境で勉強してほしいと思います！
以上おしまい！
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