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たのしい特別支援教育研究室コミュの「自分の人生の主人公に」

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今日は生徒さんたちが『卒業文集』の原稿を書きました。
「3年間の思い出」を振り返って、どの生徒さんも楽しかった思い出を原稿用紙にいっぱい書いています。

教師からのページもあるので、どんなことを書こうかなと思いましたが、僕は以下のような文章を「卒業生への言葉として送ることにしました。

     *          *         *          *


3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。卒業していろいろな方面にそれぞれ進路は違うと思いますが、いつも「人生の主役は、自分以外にはいないのだ」という自覚と責任感を持って、生き抜いていって下さい。

最近読んだ『人間のいのちと権利』(清水寛・著 全国障害者問題研究会出版部)という本の中で気に入ったところがあったので紹介させていただきます。


小さな物語でも
自分の人生の中では
誰もがみな主人公
これは、私が愛唱しているさだ・まさしさんの『主人公』という歌の一節です。
これからは、他人との競争だけに、それも試験の成績との競争に、喜んだり、悲しんだりばかりしていないで、まず、自分との競争に真剣になってください。
そして、いつも自分の人生の主役は、自分以外にはいないのだという自覚と責任を持って生き抜いていって下さい。

どんなときでも、他人の生命を傷つけたり、自分の生命を傷つけることだけはしないように。そして、昨日よりは今日、今日よりは明日へと、自分を人間として大きくしていってください。

大切なことは、自分のいのちを、いつまでも、どこまでも、強く、豊かに、美しくしていくために努力し続けることだと思います。
そして、他人の生命も自分のいのちのように大切に思うようになることだと思います。
勉強はそのためにするのだと、私は自分にも言い聞かせているのです。

学ぶことは生きること、生きることは学ぶことではないでしょうか。

『人間のいのちと権利』(清水寛・著 全国障害者問題研究会出版部)47〜48ページ

*          *          *

今を生きる君たち、私は君たちとの出会いをずっと忘れることはありません。
同じ時代を生きる仲間として、「自分自身の人生の主人公」として精一杯生き抜いていこうではありませんか。               

(2013年3月 旅立ちの日に)

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