Mireille Mathieuコミュのミレイユ・マチューの歌が一瞬流れる映画

11月13日10時からNHK BS-2でフランス映画「個人教授」が放送されるようです。

ミシェル・ポワロン監督の1968年の作品。出演は、ルノー・ベルレー、ナタリー・ドロン、ロベール・オッセンなど。

フランシス・レイが音楽を担当し、この映画全体に流れているメロディーは、印象に強く残っている。

ルノー・ベルレー扮する高校生が、街でランボルギーニ・ミウラに乗った女性（ナタリー・ドロン）と知り合い、彼女に夢中になる。彼女は、レーサー（ロベール・オッセン）の恋人だった。
この年上の女性に恋する高校生役を演じたルノー・ベルレーは、当時日本でもかなり人気を得た。

この映画、内容が特に好きっていうわけではないのですが、ある理由によって、どうしても見たい映画のひとつになっています。

映画の中で、ルノー・ベルレーと友達がテレビ中継を見ていて、放送中のカーレースが終わり、女の子が、「次は、ミレイユ・マチューを見たい」と言うんだけど、チャンネルをかえてくれず、「じゃぁ、ラジオにする」と言って、スイッチを入れると、ミレイユ・マチューの歌が流れてくるんです。

でも、すぐにルノー・ベルレーがスイッチを切ってしまう。ミレイユ・マチューの歌が聞こえるのはわずか数秒。映画のクレジットの中には出てきていなかったように思うのだが。

このとき流れたミレイユ・マチューの歌は、「愛なき心には～Pour un coeur sans amour」。
フランシス・レイ作曲のこの歌は、LPレコードのベスト盤に収録されているが、まだCDに入っていない。

あまり、聴く機会のない歌なのですが、一度聴くと忘れられないメロディーです。