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詩人イエーツコミュのTHE FALLING OF THE LEAVES

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THE FALLING OF THE LEAVES


この詩は岩波文庫の第二番目にあるものである。短い詩で、韻を強く意識した詩である。Love us とかforget usとかは主客が意識的に転倒されており、usという言葉を句の末尾に据える。
 僕は高松さんが「私たちを愛でてくれる長い葉」と訳したのは誤りであると思う。

 これは、声を出して読んでも、美しいものである。時あたかも秋になろうとしている時節、この詩はこのまれるのかもしれない。
 サイトを検索していると、この詩に歌を付けたものがあった。


 このlong leavesなるものは何か。僕は素直に三行目のrowan(ナナカマド)であると思う。このrowanは長い葉を持ち、秋になれば、鮮やかな橙になる。この長い葉は目の上にあるが、大麦の束は地面にある。上下の動きを描写する。

Yellowとするのにはその鮮やかな色に叫び声を上げているように聞こえるからだろう。上を見上げればナナカマドの橙の鮮やかな色、下を見れば、露に濡れた野苺の葉も黄色になっている。
 この連ではナナカマドを上にして、上下の動きを二度もされている。こうした空間的な視線の動きも、次の連では心の動き、時間の動きへと変化している。ただ最後の句は、額から目へと小さな距離の移動を伴う計算されたような表現だ。

 大麦はビールの原料であり、野苺は自家用ワインの材料でもある。秋の到来は旨き酒をも意図的に表現しているようである。そうした熟成を連想される最初の連に対して、第二連は壊れる過程を表現しており、悲しい対照をなす。ただ、壊れたとは言え、その恋の過程で残されたものは額へのキスと、一粒の涙であった。涙と野苺が象徴的に比較されている。

Autumn is over the long leaves that love us,
And over the mice in the barley sheaves;
Yellow the leaves of the rowan above us,
And yellow the wet wild-strawberry leaves.

The hour of the waning of love has beset us,
And weary and worn are our sad souls now;
Let us part, ere the season of passion forget us,
With a kiss and a tear on thy drooping brow.

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