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日記ロワイアルコミュの幸せになって欲しい人

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私は21歳の女です。
少し、昔話をしましょうか…


私の母親は、酒に酔うと暴れまくる人でした。

癇癪持ちで気に入らなければ殴るは水かけるは裸で外にだすは包丁で髪を切るはあげだしたらきりがないですが、とにかく最悪な人でした。
小学校中学年くらいまではどこの家もそうなのだと思っていました。

よく離婚しないよな、お父さん…という話を一つ下の弟と話したこともあります。
まあ、父は仕事の忙しい人なのでほとんど会ったことなかったですが。

それでも、酒の入らなく機嫌のいいときはとてもいい母親でした。


誕生日を祝ったり、クリスマス祝ったり、お正月にお節料理作って食べたり…
それは楽しかった時もありました。





中学に上がってすぐまでは。
中学に上がってすぐ、


『あんた、何のために生まれてきたの!!?』


あの年から一人暮らしするまで、誕生日おめでとうすら言われたことがありません。
いざ、実家を出ると寂しいのか馴れ馴れしくしてくる母親を疎ましく思っています。
血の繋がりすら嫌気がさします。

絶対に、母親みたいな家庭は持ちたくないと心に誓いました。
楽しく笑って、明るく大切な人と暮らす事を漠然と思っていました。




そんな事を思い出しながら、就職先のお店へ。


そこで彼と会いました。
そのお店の店長です。
店長といっても二歳上であまりかわらないのですが。
お互い音楽ゲームをやっていたので、一歳上のもう一人の先輩そっちのけでその話ばかりしていました。

5月に部屋がやっと決まり、一人暮らしを始めてしばらくたったあの日…末日でしたか…

『付き合ってください』

と言われました。
実は言われたのは三回目。
メールで言われたので二回共断りましたが、直接言われたので『本気なんだな』と思い、承諾しました。

これはお互いしばらくしてから話したことですが、始めは『好きじゃなかった』らしいです。
一緒にいる内に『好きになる』と言っていました。
その後、照れ臭そうに、


『大好きだよ』


と言われたのをよく覚えています。
あぁ…この人なら、楽しく明るく過ごしていける…
と思いました。

それから私は、


久しぶりに誕生日が楽しいと思い、


久しぶりにクリスマスが楽しいと思い、


初めて誕生日プレゼントを悩み、


初めてクリスマスプレゼントを悩み、


初めて学校行事以外でランドに行き、


初めて人を愛し、


初めて
『幸せになってほしい』
と毎日願いました。


ほぼ毎日、彼の部屋に行き、半同棲生活をしていました。


去年の4月、私は期間限定で他店舗へ異動になりました。
自分の部屋から通うほうが通いやすいので、彼の部屋には休み前にしかいかなくなりました。

『毎日電話するね!』
『でないし、すんじゃねーよ』


そう言い放った割には即行出てた彼がとても大好きで大切でした。


そう。

『でした』…







去年の6月9日水曜日、彼は21歳で亡くなりました。
実家にバイクで帰る途中に、前方不注意のトラックにひかれて。



前の日、実家帰る前に健康診断行くから8時に電話してと言われて8時に電話しました。
いつも通り大好きと言って切りました。

彼にクリスマスプレゼントでもらったiPodを胸ポケットに入れて屈んだ時に落として画面が割れてしまい、仕事終わったら行って謝ろうと思ってました。
画面が割れた時間は彼が事故に遭った時間でした。


社長から知らせを聞き、霊安室に行きました。


顔の半分以上がガーゼで被われてました。
頭と胸の上をタイヤが通過し、肋骨は折れ肺は血まみれ、ヘルメットは粉々、顔も変形していたのです。


即死…だったらしいです。


次の日、たまたま仕事は休みでした。
その次の日、仕事に行きました。
葬式の終わった後も、告別式の前も、仕事にいきました。
その後も仕事に行きました。

他に何をしていいのかわからなかったから


おじいちゃんおばあちゃんになるまで一緒にいるって約束しました。

次休み会ったらとりあえず部屋探しにいこうと約束しました。

今度はシー行こうと約束しました。

女の子欲しいねって話してました。

彼は両親に私と結婚すると言っていました。

父親と弟しかいなかったので、もう一度、私の実家に行くと約束しました。

ずっとずーっと、一緒にいるって約束しました。


去年、彼の誕生日に来年買ってくれると約束した有名なケーキ屋さんで一人でケーキ買い、一人でケーキを食べ、一週間後、一人で誕生日を祝い、自転車で事故現場にいきました。



今年、私は彼と同じ年になります。

あの日から、私は電気を消して寝ることができません。
部屋の鍵をかけて寝ることができません。
体を使わない仕事が休みの日には寝ることができません。

うつ病になりました。
彼の母親はパニック障害で薬を常備しています。

『また来てね…ってそんなこと言っちゃいけないんだけど…』


帰り際、寂しそうに苦しそうにいつもお母さんは笑います。
いつもつんけんしてるお父さんですが、私が来ると嬉しそうな反面、なんだか寂しそうです。
年の離れた彼の弟達はなんだかんだ元気ですが、やっぱり私を見ると寂しそうです。
私と彼はセットでしたから。



今でも私は、彼を愛しています。
自信を持って言えます。
それは一生、変わることはないでしょう。

付き合ってから毎日、私は彼に『大好き』と言い続けました。
毎日言ってもいいたりません。
あなたは大切な人に後悔のないよう、
飽きられるくらいに、
ばかにされるくらいに、
笑われるくらいに、

『大好き』

と言い続けてください。


さて、私は今日で泣くのは最後です。
悲しくなるとは思いますが、泣くのは堪えます。
七ヶ月間、泣き続けてきましたが、もういい加減怒られそうですから。
そう思いません?


大切な人がいる全ての人達へ



どうか、どうか幸せに過ごしてください。
私の分も…

コメント(381)

私は、大切な存在を失いかけました。

それ以来必ず、大切な人たちには「大好きだよ」「愛しているよ」と何度も伝えています。

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ありがとう涙
わたしも、呆れられるくらい『大好き』を伝えていきます
いつか…いつか貴方も、誰かと幸せになれますように涙
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