日記ロワイアルコミュの「彼氏はいるの？」

そう老若男女問わず頻繁に聞かれる。
年頃の女子大生やってれば宿命だと思う。
毎回正直に「いない」と答える。すると自慢ではないがかなりの高確立で

「えー、うそ、モテそうなのにー」

と言われる。よくある社交辞令である。
そして更に自慢ではないがわたしはホントにこれっぽっちもモテない。マジで。
別に謙遜でも何でもなく、実際彼氏なんざ長らく存在しない。
ここら辺はデリケートな問題だから放っといて欲しい(笑｡

そして親しい間柄の人からはよく
「顔はいいのにね」とも言われる。

幸いなことに、わたしはどうやら世間様を不愉快にさせるような容姿はしてないらしい。
父親からは「どこに出しても恥ずかしくはないがどこにも自慢はできない顔」と言われているし、
バイトしている予備校の男子生徒には「口開かなきゃかわいいのにね」だとか「先生かわいいと思いますよ、中の上か、もしくは上の下の下って感じ」とか意味わからん評価をされている。
ちなみにどっちがいい？と聞かれて前者(中の上)と即答したことは言うまでもない。

さていかにわたしが微妙な容姿をしているかわかってもらったところで一つ取り上げたい言葉がある。

「顔はいいのに」。

この言葉の真意は一体どこにあるのだろう。少なくとも純粋にわたしの容姿が端麗だと言っている訳ではないと思う。
何故なら二十年間使い続けた日本語が間違ってなければ「のに」という助詞の後には前に述べられた内容から予想されたものとは異なる旨の文が来るから。

ex)ペンギンは鳥なのに空を飛べない。

と、いうことは「顔はいい」の後は何やら否定的なイメージの内容が来るのであろう。

例1,
「顔はいいのに性格が悪い」
→妥当である。確かにわたしはかなり意地っ張りな性格のため、かわいげがない、隙がないといった印象を与えてしまうらしい。

例2,
「顔はいいのに頭が悪い」
→インテリな不細工の口癖。悲しいかなこの場合顔はいい馬鹿の方が勝ち組。

例3,
「顔はいいのにデブ」
→柳原可奈子

例4,
「顔はいいのにもったいない」
→余計なお世話。ならお前が引き取れ。

例5,
「顔はいいのに内館牧子」
→それは多分内館牧子ではない。

例6,
「くればいいのに」
→feat 草野マサムネ

例7,
「顔はいいのに魚」
→美人面魚。

例8,
「顔はいいのにマサイ族」
→手放しでは喜べない壁。

例9,
「顔はいいのにオレオレ詐欺師」
→無意味。

例10,
「マサイ族なのにオレオレ詐欺師」
→まずぶち当たる言葉の壁。

例11,
「内館牧子なのにマサイ族」
→恐らく人違い。

最後の方はちょっと目的を見失っているがわたしには「顔は悪くない」というプラスポイントを帳消しにする何かが備わっているのは間違いないようだ。
とりあえずそれを究明することが急務であると考える。

最後に、内館牧子のファン、乃至ご本人がいらっしゃるようであれば、心からお詫び申し上げます…m(__)m