日記ロワイアルコミュのかめぴょん泌尿科に行く2

男性不妊の検査に泌尿科にいきました。


「会社」の「有休」を使って。


しかし、二度目になると「覚悟」はできています。
ある程度の事は予想できます。

人間は不測の事態には弱いが、わかっているとたいがい乗り切れます。

今回は「男性不妊」の本格的検査です。

そのため前回とは違う「大きい病院」に行きました。

まず驚いたのが、病院に「スターバックス」があることです。

病人達が「オシャレ」に「コーヒー」をたしなんでいるのです。

「糖尿病患者」に「キャラメルマキアート」なんて
「童貞」に「裏ビデオ」位の刺激ではなかろうか？

そんな「病院らしからぬ」場所で「順番」を待ちました。

「泌尿科」で待っていると「周り」には「おじいさん」ばかり
僕のように若いのがいると「性病」だと思われ「おばぁさん」から
冷たい視線を浴びることになる。

僕は「違うんです、、、誤解です。あんたらの年金を支えるために、、、少子化に歯止めをかけるために、ここに来てるんです」と、心の中で思いました。

しかし、僕の横に「診察」を終えた若い男性が座りました。

見た目はいかにも「冴えない」感じで、「デニム」と「ネルシャツ」と「メガネ」を見事に着こなした、有名人で言えば「野比のび太」に似た男性が座りました。

その後、「のび太」は看護士さんに「えへへ、すこし自重しますね」と言っていました。

コイツ絶対「性病」だ。

ブサイクな上に「一人の女性を愛せない」なんて終わってる！！

「のびたのくせに」という言葉が「喉」まででかかり、ソレを飲み込むのがやっとだった。

そして、のびたは「大きめ」の声でそんな発言をしたもんだから「僕」まで「仲間」だと思われたに違いない。

僕は「性病の　のび太」と「心の友」になった覚えはない。

その後、自分にいつもの「問診表」が渡される。

「泌尿科」の「問診表」はかなり「過酷」です。

今回は「男性不妊」と言うこともありまして「過酷度」はさらにアップ。

・精子は前に飛びますか？
・勃起に不安はありますか？
・性交での失敗はありますか？（あれば具体的に）
・精液の色は白いですか？
・月に何度性交をしますか？（週何回ほど？）
・結婚して何年経ちますか？
・いつから、避妊をしていませんか？
・奥様のお名前は？

かなり「過酷」でしょう？

すぐには答えにくく「わかっていても」
小学校の時に、自ら手を上げているくせに
「間違ってると思うんですけど〜」と言って答える「女子」の気持ちになった。
最後の「奥様のお名前は？」という質問に関して「間違ってはいけない」し「自信」もあったが「筆」がなかなか乗らなかった。

聞いてどうするんですか？

先生がそれを見て「いい名前ですね」とでも言うんでしょうか？
それとも「クリームシチューに改名しなさい」とでも言うんでしょうか？

そんな「過酷」な「問診表」にも耐えた。

いざ「診察」へ。

先生は「そうですか、二年以上子どもができないのですか、、、、わかりました、診察台へ」

もう僕の「覚悟」は出来ています。

なんの「躊躇」もなくズボンを脱ぎ捨て「診察台」へあがりました。

しかし、前回と違う「予想外」な展開がひとつ。

枕元に「数珠（じゅず）」のようなものが置いてあります、、、。

そして「診察開始」
前回同様「下腹部」やら「ペ○ス」やらいろいろ「触診」されました。

今回違ったのが「前回」は先生「一人」でしたが、今回は「女性の看護士」も「記録係」でいたことです。

僕は「数珠」をどう使うのかが「不安」なのと
自分の「ペ○ス」の長さを「女性」に記録されていることでどうにかなってしまいそうでした。

そして、遂に「数珠」に手が掛かりました。
「ＡＶ」でみたことある「ア○ルビーズ」というやつか！！

「まさか、入れるんじゃないだろうな？？」と僕は「怯えました」

「そんなつもりで来たんじゃない！！」と処女に女の子の気分になりました。


しかし「ソレ」は「睾丸」の大きさを測るものでした。
僕は「睾丸」の大きさを女性に「記録」されました。

世界で僕の「睾丸」が「何号」なのか知ってるのは「彼女」だけです。

その後また「おっさん」に「ゆびを突っ込まれ」ました。
もう「慣れっこ」です。

その後「血液検査」のため「採血」され。

先生に「後は精液検査だけです、これを読んでまた来て下さい」と
「一枚の紙」を渡されました。

「精液検査を受ける方へ・・・・・
最低５日以上禁欲をしたものを提出してください、尚射精後３０分後２時間以内のものを提出してください」と書かれていました。

僕は「最初からそのつもり」できていたので、すかさず

「もう一週間以上溜まってるんです」と言いました

できれば、こんな「セリフ」を「おっさん」には言いたくありませんでした。

先生は「そうですか、じゃあ今日やりましょうか？？」と言ってきました。

そして、看護士さんに「紙コップ」を渡され
「この中に射精してきて下さい、１Ｆのトイレは色んな人が来ますが、地下１Ｆの産婦人科のトイレは男性があまり来ないのでオススメですよ」と、ありがたいのかよくわからない「情報」をもらった。

「噂」では「エロ本」と「紙コップ」を渡された「射精」させられると聞きますが、渡されたのは「紙コップ」だけです。

さすがに「きついだろ」と思って「看護士」に

「あの、あれ的なものは、、、？」と聞いたところ

丁寧ね「コンビニ」の場所を教えてくれました。

僕は「コンビニ」で「紙コップ」片手に「エロ本」を買い
「産婦人科のトイレ」で「射精」させられました。


「会社」の「有休」を使って。



その後、結果としては「妊娠可能精子数」だったので良かったです。



こんなに頑張った「悲劇」も他人には「喜劇」にしか伝わらないのが
「泌尿科」の魔力です。

「泌尿科」の話と「痔」の話は頑張って話せば話す程「喜劇」になります。

「河村隆一の歌マネ」も頑張って歌えば、頑張って歌うほど「喜劇」になります。

サヨナラ