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日記ロワイアルコミュの交換小説10−10、03:00am→カペチーノ→ヨシダテルミー

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肉食エログロハゲデブ貧乏チビクソベジタリアンです。
お題が発表されて3日のうちに1周まわり終えると言う、脅威の速さのまま完成しました。
締め切りまでヒマでヒマで、このイベントのことさえ忘れてしまうほどヒマでした。

これは私達にしか絶対に書けないと思います。
いい意味か悪い意味で。
適当という分野では確実に1位です。

作品のテーマは、生と死です。
我々が目指すものは、余命50年の花嫁です。
よろしくお願いします。



★03:00am

私がまだ若かった頃の話・・
17歳だったかな・・・


あの頃の私、きっとどうかしてたんだと思う。


あの時、なんであんなことになっちゃったんだろう、って思えるのは今の私だから。かな?


あの時アイツが手にしていたアレを、んー、アレは、えっと、なんだっけ、アレだよアレ。
なんかホワホワしてて生暖かくってキミドリ色で妙に人懐っこくて…


……そう
とにかく…
とーにーかーくっ!

そんなアレをアイツから奪い去っていったカレ…

そして私…



やっぱり私どうかしてたんだね




そんな私を見た父は私を飲みに連れ出したんだ。

私、未成年なのに、ね。

そしてナンヤラカンヤラで私、酔い潰れて、そしたら父が「それがお前の限界点です」みたいなこと言って今の私がある。

ありがとう父さん。




違う。

こんな話じゃないの。

しかもコレ、確か8歳の時の話だったし、私まだ15だし。





今日みんなに聞かせてやりたいのは違う話なんだよー
えっとね、確かあれは年明けすぐくらいだったかなぁ

いや、2月入ってたかな?
いや、どうだったかなぁ。


とにかく

とーにーかーくっ!


数年ぶりにアイツに再会したんだよ。

そう

あのアイツ…

あの頃のままのアイツ…


服装とか、なんつーか、ほんとあの日のまんま。
完全に悪い意味のほうであの頃のままのアイツが、私を見るなりボソッと呟いたの…


★カペチーノ

忘れもしない、あの言葉・・・。

・・・そう

・・・そう。

あれ。あっれ??www
なんつったっけな。

あの時、そうあの時!!!
二毛作が全然うまくいかなくて、へこんでた私の心に、
ダイレクトに、モロにガッツーンと響いてきたあの言葉。

過去の偉人の名言なんて、比にもならない。
あの時の私の心情をまるっと読み取り、
そこから立ち直った未来の情景をリアルに描写した
・・・あの言葉。

最っ高に興奮した言葉だった。

もちろん、その言葉は私の座右の銘となっているわ。

そう・・・私の座右の銘な、あの言葉・・・。

なんだっけなー。
なんつったっけなーw

今ちょっと立て込んでて思い出せないけど、
それがお前の限界点ですとか、そっち系よ。


この話は、そろそろこのへんでいいかしら?
私も 言うほど暇じゃないのよ。

とにかく、
とーにーかーくーっ!

私は、あの彼と再会したって話をしようとしてるってわけ。


え?あの頃のままの服装ってどんなか知りたいって?
オッケーオッケー。

彼ね。
昔から服の趣味が超奇抜でね。
一緒に街を歩くと、みんなが彼の事を見るから、
私ほんと恥ずかしくってさぁ。

たまらず「洋服どこで買ってんのwwwwww」
って聞いたことがあるんだけど、
彼の答えは本当に衝撃的だったわ。

私は「えぇぇぇぇ!!!そんなとこでぇええええ!!」
という言葉だけ残してその場を去ったの。
それから今日まで彼とはそれっきり。

つうか、そんな事聞いてどうすんのよ!
は?彼の服?どこの店?
そんな話、今は関係ないじゃない!

とにかく、
とーにーかーくっ!

彼の服の話はおしまい!
いいわね!

で、彼は昔から街一番のワルだったの。

少しでも気に入らない事があれば、
全裸になって奇声をあげながら街中を走り回るの。
それがどんな服でも、もちろん一張羅でもよ。
彼は「切れたら全裸」というスタイルだけは絶対に崩さなかった。
「全裸にだけはならない」という彼の信念を曲げてでもね。

ね、危ない男でしょ。

それでね。
彼、二言目には
「俺は、なんせ背中にでっかく犬の絵がかいてあるジャージが着たいんだ」
って言うわけ。

あれ?それってもしかしてガルフィーの事かなぁ・・・、みたいな。

でも、彼が着てる服装はさっきも話した通りの服。

ねーーーーー!!!
全っ然 違うでしょ!!???


真逆wwwwww


この時はさすがに私も言ってやったわ。

「お前のそれ、ガルフィーじゃなくて完全にアルフィーですよ。」って。

髪型、輪郭、顔のパーツは高見沢。
それに、桜井のサングラスと髭。
そして、坂崎の人のいい雰囲気。

どれをとっても彼はアルフィーそのものだったの。

あ、でもそういえば・・・。
肝心の服は・・・普通のスーツだったんだっけ!
そうだそうだ。
スーツだったんだ。

思い出したわ。

なんか、ごめんねw

でもさ、話半分で聞いてるみんなには、
ちょうどいい言葉遊びだったよね!

ガルフィーからのアルフィー。

これだけで見たら確かに弱いよ。
弱いし、ベタだけど、
人生は押して押して引いて引いての繰り返しだから。

とにかく、
とーにーかーくっ!!!

いい加減私の話聞いてくれるかな???
そろそろ私の話聞いてくれるのかな????


そんなアーティスト気取りの彼との再会。

彼ったら数年ぶりの再会だっていうのに、
出会って10分もしないうちにこう言ったの。


★ヨシダテルミー

あっれ?
10分だっけ?15分だったっけ?

いや待てよ?待て待て

確か1時間は、いってなかったはずよ、定かではないけど…

あれ?3時間だったっけ?4時間?

痛っ!
時間のことを思い出そうとしたら、頭が割れそうに痛い!


つぅッ!

つぅ〜ん

このままじゃ、私ショートショートしちゃいそうだから、このまま話をすすめるわね?

ところで何の話だったかしら…
ショート×ショートの話だったかしら…


え?彼がなんて言ったか だって?

ああ、そうだった!
ごめんなさい。
本当にどうかしちゃってるわ私。



とにかく、
とーにーかーくっ!
そう、彼は言ったの。



「やっぱりこれがおまえの限界点です」みたいに言ったのよね。


なに?
また?

「あなたまで私の限界点の話するの?」ってその時は思っちゃったんだけど、今は何となく彼の気持ちが分かるような気がする…

それだけ私も大人になったってことなのかも。


それにしても、何の限界の話だったんだろう
何の点の話だったんだろうって考えて、いまだに眠れない日もあるのよ。


ついつい考えすぎちゃうとこあるから私。
ナイーブな自分が嫌い

ううん、そういう自分がむしろ大ス…


いけない!

いけない いけない!
それはここで言うべきじゃないわ。

危なかった。

危なかったほんとに。
あなたの前でウソはつけないのよ私。

…って、やだ
ちょっと?どこ見てるのよ?
今、真剣な話してるのよ?
まったくエッチなんだから…



そうそう、彼が鳥人間コンテストに出るんだって言い出した時は、本当にびっくりしたわ。
今思えば びっくりっていうより、パックリだったかも知れないわね。
そこは申し訳ないと思ってるの。


自分の体中に、新聞紙をたくさん巻きつけて登場したのよ。
「これだけ巻けば相対的に見ても遠心力で飛ぶだろう」って。

私は誰にどう思われてもいいの。
でも、彼がみんなの前で恥をかくことだけは耐えられなかったの。


だから私、彼の目を見て こう言ってやったの。
「甘いわ。右腕の巻きが少しゆるいんじゃない?」って。


だって彼のそれは、トリ人間というより、クリ…


やだ。
また?
どこ見てるの?
その隙間に何かがあるって言うの?


★03:00am

この隙間・・・
隙間、すき・・ま・・?
あ、、、

隙間、というよりも、この割れ目

割れ目・・・ワレメ??

そのワレ、いや、隙間が一瞬、光を放ったのち、
すぐに漆黒の闇が押し寄せ私を包み込んだ。

うわ
うわぁぁぁぁぁぁぁあああ





・・・
ベランダでは小鳥たちが涼しげにハミングしている。
今日はいい天気みたいね。
カーテンを揺らして部屋に流れ込んでくる風が心地いい。
クリ、いや、鳥たちも気持ちよさそう。


あれから10年が経った。
10年、もう10年か・・・

あっという間だった、のかな?


アイツはどうなったんだろう。
アレはどうしたのかな。
そう、10年・・・・

私?え!10年て!?
あれ私の設定は?
なんたるパラドックス!
つーじーつーまっ!!
あーわーなーいっ!
こりゃタイヘンだわ!


あ、そういえば10年じゃなかったわ。
まちがった、10分よ10プン!
いや10秒、10秒か?
あっという間だったのは確かなのよね。
まぁ、いいわ。
細かいことは気にしないのが私。
あっぶね。ギリセーフ。

こうやって何事も鮮やかに切り抜ける私。
え?
自分自身にがっかりしないかって?
むしろ大好き。

私はね。
自分の中にわたし以上のワタシをいつも探しているの。
いつの日か私がワタシ達に出会えたら、
その時は私達同士で夢の対談でもしたいものね。
総合司会の私、
メインのわたし、
今週のゲストのワタシ・・・
うふふ。



やだ。
私ったらすぐ私の話ばっかり。
むしろ大好きだけど。

でも今日はそんな話じゃなかったわね。
話の本筋にもどしましょう。


そう。
あれはまだ私が若かったころ・・・
17歳だったかな?



あれ?
あっれー!?
ごめん!
ごっめーん!!
これもう出てたわね。
うっかりだわ!
最近どうもうっかりなのよね。
まぁむしろ大好きなことに変わりはないけど。

とに、
とーにーかーくっ!

そんな私を、
そんな私の心を、
私の心と体を、アイツに・・・



いきなりだった。
本当にいきなりだったの。
アイツは私のお気にのサロペットをズタズタにして剥ぎ取り、
二つのふくらみの頂に恥ずかしげに顔を見せた桃色のアレを、
アレよアレ。チュニック的なアレよ。
言わなくてもわかるでしょ?
ソレをアイツ、顔を紅潮させて連打するもんだから、私もグイグイとのけぞって私のチュニック的なアレを硬くしたの。
もう私のテュニック達は暴発寸前だったわ。


だから私、思わずアイツに、あんなこと言ってしまったのよ・・・


★カペチーノ

一体なんで自分があんな事を言ってしまったのか・・・。
今になってもよくわからないの。

ただ一つ言えるのは、
あの時私達があの場から生きて帰れたのは奇跡です。
って事。


あーーーーーー

いやいや。
辛気臭いのは嫌いなのよ。
だめね、私って・・・。
すぐネガティブになっちゃう。
こんな自分が、本気で嫌いなの。

そして自分を本気で嫌いな自分が大好きなの。
本気で大好き。

ありがとう、生きてます。

とにかく、
とーにーかーくっ!!

本題に戻ってもいい??

いい加減「聞く姿勢」を見せてくれないと、
話せるもんも話せなくなるよ??

いいー?話すよー?いくよー?

・・・えっと・・・。

あれ・・・え?・・・なんの話だっけ?


ほらーーーー!!
ほらみたことかーーーー!!

お前らのせいで、かすんできたんだよ!!
記憶が、かすんできたんだよ!!


痛っ!またっ!
昔のことを思い出そうとしたら、頭が割れそうに痛い!


つぅッ!

つぅ〜ん


きゃーーー!!!!!

今度こそ本当に!!!本当に頭がショートショートしそうよ!!!!

いやぁぁっぁああああああああああああ!!!!!




チュン・・・チュンチュン・・・



・・・・・・れ?・・・あれ??

私、気を失ってたの??

一体何が・・・??
なんだか異常に喉が渇いたわ・・・。

あ、あそこの池のお水でも飲みましょう!!


やだ!!!!何!!!???
この水面に写った醜いものは!!!


深海魚のように退化した目。
深海魚のように退化した歯。
深海魚のようにくっきりと刻まれたほうれいせん。
深海魚のようにくっきりとにじみでているシミ。
小柳ゆきのような鼻。


やだ!!これが私なの!?
私ったらまるで深海魚じゃない!!!

醜い!!!!
どうしちゃったっていうの!!??


はっ!!!!!!!

さては!!!

さっきの、ショートショートの衝撃で、
お前と私が入れ替わったんだわ!!!!!

私がお前で、お前が私・・・。

いや・・・それだけじゃないわ。

さらにショートショートの勢いは止まる事を知らず、
お前の中の私と、私の中のお前が入れ替わったってわけね!!!!

つまり、私が私で、お前がお前・・・。

ってことは・・・この水面に写った醜い体は・・・




私wwwwwwwwww




私でしたwwwwwwwwwwww



いやーーーー。

生きてる!生きてる!


あ、ちょっとちょっとちょっと。
勘違いしないでよ?
これが私の限界とかじゃないから。
まだまだいくから。


とに
とーにーかーくーっ!!


とにかくさぁ。いい加減にしてほしいのよ。
もうさすがに私の話聞いてくれるかなぁ?
こんだけお願いしたんだもん。
いいよね?

え??

その前に??

名を名乗れって???


★ヨシダテルミー

どうして?
名前なんてもの、私達の前じゃ何の意味もなさないことが、まだ分からないの?


もういい。
あなたには何も話したくない。

あなたはきっと、私の話を聞かないために産まれてきたのね。
産まれてきたんですか?
誕生日はいつですか?
ああそう。それはおめでとうございます。


ほら、そういう目して私を見る。
死んだやくみつるのような…
死んだやくみつるのような目。
だって見てごらん!こんなに立派なクリ



とにかく!
とーにーもーかーくーにーもーっ!!



私は誰なの?
どうしてこんなところで、一人日記ライブみたいなことしてんのよ。
観客 私
主催者 私
アーティスト 私
会場はそう、日記ロワイアル。



つぅん

つぃ〜ん


きた!ほらきた!
やっぱり昔のことを考えたら頭が痛い!!
本当よ、本当に痛いのよ!


わ!!!
かゆい!!

ヒザの裏までかゆくなってきたわ!!
本当にかゆい!!


はじめてよ!こんなのはじめて!


かゆい!かゆい!まるい!まるい!
いやああぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!




チュン・・・チュンチュン・・・・





・・・・れ?・・・・あれ?

スズメ・・・?


ここは・・・?
暖かい…そして可愛い…
チュンチュンワールド?
あれは…池谷幸雄??
池谷幸雄の限界点?
池点幸限…え?

まさか!!
私、空間移動やっちゃった系!!??




いやいやいやwwww

ないないないないwwww
設定大事よ設定。

この回で終わらせなきゃいけないんだから。
飛んでる場合じゃないんだってば私。





とにかく!
最後のとーにーかーくーっ!!!

生きてます。


あっぶねーwwww
生きてないかと思ったけど私、生きてますからwww


私生きてますか?
生きてますか?

海は死にますか?
山は死にますか

薬やめますか?
人間やめますか?

探し物はなんですか?
見つけにくいも




ふふふ、もういいって?

いいわ。
次は私の話をしましょうか?


私が16歳の話が聞きたい?
それとも12歳で、成人の儀をとり行った時の話?
5歳の時、宇宙人を名乗る隣の家のオッサンに連れ去られた話?
ドーハの悲劇繰り返しちゃうってわけ?
「よろしい、ならば戦争だ」…って?

父親がマレーシア人と再婚した話がいい?
一気に18人も兄弟が増えて笑ったわ。
まあとにかく戸籍は面白半分で見るもんじゃない。
これだけは覚えておいてね。
それとも里中満知子先生のデビュー時のこぼれ話いっとく?


…じゃあまずこの話をしましょうか。

すべてはここから始まったのだから。



あれは私がまだ若かった頃の話…

17歳だったかな…




昔話になっちゃうけど。

あれは私が17歳の時の話よ。

コメント(32)


果てしない天丼に一票。
楽しかったです。
とにかく!
とーにーかーくっ
にいちいち笑いました(笑)

三人の仲の良さが伝わってくる感じがたまりませんでした(笑)
一票ぴかぴか(新しい)
バトンタッチがまったくわからなかった…一票!!
お疲れ様でした。
ゆるすぎて面白いです!

一票!
イッライラ、ニッヤニヤしました!!


最高でした!ありがとうございます!!
一票です!!
実はフライングして、待ちきれなくて・・・
覗きにいっちゃったけど覗ききれなくて・・・
そんなんで1票
このゆる感なのに、きゅっと面白いとこに大爆笑しました。
一票
なんですかね?この
麦踏みしてるみたいにいっこも前に進まない感じ
一票
やくみつると小柳ゆきにあやまって下さいwwww


なんかこの…イラッとくる感じがたまらなく好きですウッシッシ

一票です

こんなにイライラしたのは初めてだったので1票・∀・
本当にちょっとチュンチュン天才と思います。
とーにーかーくっ!一票。
20世紀少年5回読みました!

波春男に勇気もらいました!!

1票クローバー

なんかよくわかんないけどひきこまれました…
一票ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

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