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ゴールデンレトリバーを見送ってコミュの「永眠」のご報告

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はじめまして。

9月6日、13年共に暮らしてきた「ビー」が永眠しました。
10歳を過ぎた頃から、掛かりつけの獣医さんからは「長生きですね」と励まされてきました。

徐々に足腰の衰えが出てきてはいたのですが、それでも散歩は大好きで、食後には大好きな果物を必ずおねだりしたりするような生活を送っていました。

ところが、今年の5月、散歩の途中で突然倒れこむと、10分程痙攣に襲われました。
家に帰る頃には、すでに元気を取り戻していたので、獣医さんに相談すると「様子を見てみよう」という話でしたので、薬を投与して様子をみることにしました。翌日からは従来と同じように生活していたので、なんとか、このまま発作がおさまってくれることを祈っていました。

それから1週間後、再び発作に襲われました。1〜2時間おきに繰り返される発作。それが半日は続いたと思います。薬を多めに投与したためか、発作が治まると、20時間以上も熟睡していました。その時の発作の影響が大きかったようで、目が覚めても立ち上がることができません。水を飲みのも食事を摂るのも伏せたままの状態となってしまいました。
それでも、2日ほど経つと、徐々に立ち上がろうとするようになりました。そして、何度か繰り返すうちにやっと立ち上がることができ、フラフラしながらも大きく尻尾を振ってこちらへ近寄ってくるのです。もう、歩くことも諦めていたので、思わず抱きしめてしまいました。
歩けるようになって散歩ができれば、再び元気を取り戻せるかもしれない。そう思い、歩行訓練をしてみることにしました。外に出ても、なかなか足が動きません。特に後ろ足がもつれてしまいます。それでも、20分ほど休みながら足を動かす練習をしていると、少しづつ歩き出しました。
距離も100mから次の日は200m。そして500mほど歩けるようになりました。
もしかすると、大好きな公園に行けば、もっと歩けるかもしれない。
はじめは、芝生の上でただ立ちすくむだけでしたが、幾日か通ううちに段々と歩き出しました。以前と同じとまではいかないまでも、元気に芝生の中を歩きだしたのです。
トイレもできるようになりました。
生活習慣を思い出すことで、何とか元気になってくれないかと、ただ願うばかりでした。

しかし、そんな願いとは裏腹に、再び発作が襲いました。
発作が起きると、しばらくは足腰が不安定になりますが、2〜3日すると回復します。発作は1週間に一度のペースで起こり、それでも何とか散歩にも行ったり、そこそこ楽しく暮らしていました。もしかして「奇跡が・・・」
そんな生活が4か月ほど続きました。

しかし、発作影響は確実に「ビー」の肉体を弱めていきました。痴呆症の症状も悪化し、足腰もますます衰えていったのです。
8月の中旬になると、散歩にもいかなくなり、家の中だけの生活になりました。痙攣+痴呆症との同居生活となっていきました。
気持ち良さそうに遠吠えをする時は、一緒になって吠えてやり、クルクルと旋回をするときは、目が回りそうな頃合をみては抱きかかえてやりました。
トイレも、吸収シートをお盆の上に敷いて、追いかけながら放出直前に下に差し込むのです。
それなりに充実した日々をおくりました。

そして、9月4日の日、最後の発作に襲われました。口だけの痙攣だったのですが、1時間以上続いたと思います。
薬を飲ませ、口にいつものようにタオルを挟み様子をみていたのですが、なかなか発作が収まる気配がありません。いつもと違うと感じ、横向きに寝かせつけ、しばらく押さえていました。
やがて、発作も治まり眠りにつきました。

12時間経っても、24時間経っても目を覚ましません。昏睡状態に陥っていました。
水を湿らせたティッシュで、口の中を潤すと、舌を動かしながら、少しづつ水を飲みました。
しかし、やがて水すらも飲み込むことができなくなり、ただ静かに呼吸するだけの状態となってしまいました。
9月6日、時折「ぜーぜー」としていた呼吸も、一層静かになりました。
静かに、横隔膜を精一杯動かして呼吸をしています。
体をさすり、足をさすり、肉球をマッサージし、足の関節が動くように曲げ伸ばしを繰り返しました。
20時30分頃からは、時々呼吸が止まるようになりました。数秒経つと、また呼吸が始まります。
何度も発作を繰り返しながら、何度も復活を遂げてきた「ビー」です。突然、目を覚まし、水を飲み、食事を始める姿をただ想像していました。
しかし、21時10分頃、次第に横隔膜の動きは小さくなり、21時15分ついに横隔膜の動きがわからなくなりました。顔が2〜3度ピクピクと痙攣し、それから横隔膜も、顔も、足も動くことはありませんでした。

「いつか、横隔膜が再び動き出し、やがて目を覚ます」・・・そんな眠り以外に理解することはできませんでした。

しかし、1時間経っても、2時間経っても動くことはありませんでした。目の前で横たわる姿からは、それは「死」ではなく、永久の眠りなのだと自分に言い聞かせる以外にありませんでした。

2回目の発作の時に、獣医の先生に「脳腫瘍とかの可能性もありますか?」と尋ねたところ、先生が「それが心配です」とボソッと答えました。しかし、それ以上はお互い何も言いませんでした。
検査をし、手術をし、色々な薬を投与してみる。確かにそういう選択もあったかと思います。でも、あの時「苦しむのであれば、ともに苦しみを生きよう。最後まで同じ時間を生き続けよう。」そう決意したのでした。先生も、きっと同じように考えていたのではないかと思います。まだ、5〜6歳で手術や色々な薬による治療の効果が期待できるのであれば、先生も別の治療を勧められていたかもしれません。13歳という年齢を考えた時、先生はそれ以上のことを躊躇したのでしょう。そして、今もあの時の決断には後悔を感じていません。この13年の間で、もっとも「共に生きる」ということを感じられた瞬間であったのだから。

「安らかな死」というものがあるのなら、「ビー」が苦しみの後、最後に遭遇した「永眠」ほど「安らかな死」はなかったのではないかと思います。
「安らかな死」は見守る者へのプレゼント。
13年間、数え切れない程のプレゼント与えてくれた「ビー」が、最後にとても大きな・美しいプレゼントを与えてくれました。

[ビー]
1998年5月29日生まれ
臆病で小心者だけど、いつも明るく元気者。
りんごが大好きで、食後にりんごを貰うまでは食事は終わっていないと主張し続けた。
得意技は水泳と叱られた後の立ち直り。
一緒に新潟や千葉の海にも行った。いつも横には「ビー」がいた。
2011年9月6日 21時15分 13歳と101日の間、多くの「幸せ」を与え続けてきたのですが、ちょっと疲れたので一休み。


コメント(8)

すごく わかります わたしも亡くなる前後 何時何分 どんな状態で亡くなったかとか 鮮明に記憶してます うちは12歳でした。

可愛いゴールデンちゃん ほんとにゴールデンは最高ですよね犬

安らかに眠りについて いまは どこにいるのでしょうか?あなたのそばに 居そうですよね

辛いですよね

わたしは亡くなって一年過ぎてもまだ 動画が見れません。

お気持ちわかります。
うちが飼ってたレトリバーは三年前に亡くなりました!14歳でした!足腰も弱り同じく後ろ脚がひどく弱ってました!肺ガンにかかっていたのですが歩けないまま三ヶ月ほど経ち姉に看取られて息を引き取りました!号泣したのを覚えてます!葬斎場で最後の別れをしたのもハッキリ覚えてます!扉が閉まるまで姉と泣きながらさよならを言ったのを覚えてます。僕が小学六年の夏休みに我が家にやって来て僕が25歳の時に亡くなりました。ほんと青春時代を過ごした兄弟のようで結婚して子供ができても愛犬をペットだからと下にみることなく昔と変わらない愛情を注いでました。三年経った今でもよく思いだします!「元気でやってるかなぁ」とかその内また会えると信じてます!夢にはよく出てくるんですけどね!今は大切な思い出として胸にしまってます!ゴールデンレトリバーは最高です!世は小型犬ブームですが今だCMによくゴールデンが出てるのを見ると根強い人気があるんだなと思い嬉しくも誇りに思います!
シンデレラ嫁さん、つぅさん コメントありがとうございます。

今でも、息を引き取った時の感触が手にははっきりと残っています。
部屋に入ると、今でも静かに寝ています。
いつも散歩していた公園に行くと、元気に走り回っています。

決して欠かすことの出来ない「家族」だったことを痛感しています。

今、不思議と安らかで、何に対しても優しい気持ちを持つことができます。
そのような素晴らしい「家族」とともに13年の時を過ごせたことが、何よりの心の支えとなっています。
> ニックネームさん
はじめましてわーい(嬉しい顔)
私は今年の三月に13年一緒だった「もも」をなくしました。
私も亡くなったときの感触が忘れられません。ただ寝ているだけにしか見えなくて。

ももがいなくなって、両親たちはいつも一緒だったので寂しくてたまらなかった様です。テレビのCMにでてくるゴールデンを見るのも辛かった涙

そんなある日私が仕事から帰宅すると一匹のゴールデンがいました。両親が買ってきました。ゴールデン以外はやっぱり考えられないって。
名前はももです。先代と比べるとやんちゃすぎて手がかかりますがまた新しい家族が増えて嬉しいです。

写真は先代のももです。
大きな体で力持ち。でも、心優しく甘えん坊。
そんなゴールデンと暮らした人は、決して忘れることはできないでしょうね。

大好きな車の中では、いつもクーラーを独り占めしていました。そして、大切な話相手でもありました。
よく「犬は、飼い主が危険に合うと守ってくれる」とか聞いていましたが、「こいつに限っては真っ先に逃げ出すだろうな」とか思っていました。でも、そんなゴールデンが大好きでした。

「あの時こうしておけば良かった」とか「なんで、もっと理解してあげなかったのだろう」とか思うこともありますが、「楽しかったよ」って言ってくれそうな気がします。

自慢の長毛を夏バージョンの虎刈りにされてしまって、天国で「ラブ」に間違われなければいいが、とそれだけが心配です。
まりぃさん

うちも、ももでした。かわいい女の子でした。


ニックネームさん
ゴールデンって、ぞうさんみたいなお尻ちゃんの、あんよが、太く、おてては、手袋してるみたいですよね。

口の周りの黒い毛穴は、ライオンちゃんの赤ちゃんみたいで。

ほんと、可愛いです。

ゴールデンは1番ですね。
ニックネームさん、辛い思いしましたね・・・。
私もアポクリン腺がんの病と老化を闘って永眠した子の最期を看取って三年経ちました。
今でもその時の安らかな顔が忘れられません。
 今年の彼の命日、うちの家のお隣が全焼しました。老人の方の一人暮らしだったのですがその方が亡くなるほど火事だったのに、なんと家は全くの被害がなく
、きっとテリーが守ってくれたんだとすぐに思いました。
どんな形でも心の中に生きててくれていると、きっと見守ってくれていると思います。
みなさん コメントありがとうございます。

今でも、一緒に散歩をしていた近くの公園に通っています。
お友達と走り回って遊んだ芝生の広場。
散歩の途中でおやつを食べた丘の上。
水を飲んだ水の飲み場。
そして、徐々に失われていく方向感覚のために、グルグルと回っていた池の近くの芝生。

今でも、そこに「ビー」がいるのだと思っています。
なぜか、子犬の「ビー」と老犬の「ビー」が一緒にいるのです。

そんな「ビー」が心の中に生き続けることは許されるのではないかと思っています。

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