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地球の為にできる事から始めたいコミュのまたひとつビオトープガーデンが

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新宿伊勢丹のお向かい、丸井の屋上に出来ましたね。

新宿ではこれで3つめになるのかな?

1つめは新宿区役所の屋上。

2つめは新宿伊勢丹の屋上。



いずれも多種類のグラウンドカバーと樹木を組み合わせて、食草や実のなる木も植えて蝶や野鳥が利用しやすい空間を積極的に作っています。

新宿じゃないけど、ミッドタウンの毛利庭園もこれまでの日本庭園にない生きものの暮らしを意識した植栽(水辺環境の方は今ひとつだけど)で、なかなか良い出来ですね。



ところで、オープンしたばかりの丸井の屋上で写真を撮っていたら、たまたま近くにいた80歳ぐらいのお婆ちゃんが、守衛さんに質問していました。

「あの巣箱、巣穴が随分と小さいけれど、どんな鳥が利用するのかしら?」

もちろん守衛さんは答えられません。
見かねて僕が代わりに解説することに>お節介?A(^_^;
「あれはシジュウカラ用の巣箱なんですよ。巣穴が小さいからスズメは入れないんです。この頃スズメも住宅難の影響でめっきり減ってしまってるから、スズメも利用できる巣箱の方が環境には優しいかもなんですけどね。」
そしたら、そのお婆ちゃん「伊勢丹の屋上も良かったけれど、こっちは餌台や巣箱も着いていて環境のことを考えているのが良いわね」だって。
さらに続けて「伊勢丹の方は去年の暮れあたり冬鳥が少なかった。レストランの池のカルガモも去年の春は繁殖してなかったし....」なんて、なかなか鋭い指摘も。
あんまり面白かったもんで「伊勢丹の屋上と丸井の屋上、それに新宿御苑なんかを生きものたちが上手に使い分けるんじゃないかな」なんて、つい色々話し込んでしまいました。
こういうステキなお婆ちゃんみたいな人がもっと多くなると、都内の環境も飛躍的に良くなるんじゃないかなぁ。

ビオトープガーデン
http://www.biotope-garden.com/
http://www.biotopegarden.jp/

コメント(8)

うーむ。
ビオトープというより、単なる造園に見えます。
屋上緑化という観点では、納得できますが…。

なにやら洋物の植物も入っているような…。
水と緑があればビオトープというのは、やや短絡的に思えてしまいます。

生意気言ってすみません。
本来の分布地域以外に日本の野生種を持ち込むと、地方毎の遺伝的特徴を破壊してしまいます。
ホタルやメダカがビオトープ造りのために他地域から持ち込まれた結果、甚だしい遺伝子攪乱が起こってしまったことは、昨年あたりも新聞を賑わせましたね。

本来の植生があらかた失われている地域において、例えば貴重種が植えてあればビオトープという考えは、時に短絡的ではないでしょうか?
もちろん、周囲に自然が残されているエリアに園芸種を持ち込むのは、どうかとは思いますが。
そんなエリアでさえも、産地不明のアシやガマのプラグ苗を持ち込んで、見かけだけ自然風にするのも考え物です。
自然保護にもT.P.O.があり、生物の移動は慎重に行う必要があると思います。
詳しくは、僕のホームページをご覧くださいね。
メダカはメダカ、ホタルはホタル、アシはアシ、コマクサはコマクサ。
そんな認識が、自然を守り回復させているつもりで自然破壊を進めてしまっている原因の一つだったりします。

人間にも家系や血筋、部族や人種と言った多様性が地方毎に発達しているのと同じように、野生生物でも地方毎で異なった遺伝的特徴を持った集団が発達しているのは、ごく一般的な現象です。

特に日本の野生生物は、水系や山脈、氷河の後退や海水面の上昇など様々な影響を経て、非常に入り組んだ形で現在の分布状況に到達しています。
それぞれの地域の特徴を壊さないよう、慎重な配慮の元に生物相の再生に取り組む必要があります。
>BiotopeGardenさん

おっしゃるとおりだと思います。
だからこそ、本来あった東京の植生を踏まえた上で、
植栽種を選定すべきでは?と思います。

に対して、その…、造園的な印象を受けたのです。

結構、今はガーデニングで用いられる種が逸脱して道端でも見られることも
多くなりましたし、そういったことを踏まえてビオトープガーデンを
作られることは大事ではないかと思います。
実際ここに造られているものは、まさに造園的です。
ただ、その中に使われている生物が、都市環境の中でマイナス影響が、非常に小さいか、残された野生生物に対して住みかの提供という点でプラスの効果を果たしているという点に注目していただけると有り難いです。
場所をわきまえて行えば、造園でも十分環境回復が可能だったりすると言うわけです。

もっとも、ここにあげた3つの庭は、どれも僕が直接関わっている訳ではないので、僕の目から見ても?な植物の組み合わせはいくつかあります。
その点を差し引いても、造園業者が造った物としてはかなり出来の良い方だと思いますよ。
都心部の屋上に作られたいわゆるビオトープよりも、周辺に残されている生物相にマイナス影響を与えないという点で、格段に優れていると僕は考えています。


>今はガーデニングで用いられる種が逸脱して道端でも見られることも 多くなりました

全く頭の痛い話しです。
ただ、救いが一つ。
逸出した園芸種は、一目で見分けることが可能ですから、産地不明の野生種が野生化してしまったときとは比べものにならないほど簡単に駆除できるというメリットもあります。

もちろんハナシノブとセイヨウハナシノブのような不幸な例外も。
http://www.sizenken.biodic.go.jp/park/kyushu/topics/8/index4.html

もし地球のために出来ることから始めてくださるのであれば、ガーデニングでの園芸植物選びでも、周辺の生物に対する配慮を視野に入れて意思決定するのはとても有効ではないでしょうか?

具体的な園芸植物の選び方については、僕のホームページやブログにまとめてありますから、そちらを参考にしていただけると有り難いです。
主旨と外れますが
植生にあった木を植える、というと
まっさきに宮脇先生を思い出します。



スライドで紹介されている事例がスゴいです。
笑えるほどの成長力です。
こんな事件もあったねぇ.....。
ご参考までに。

野生グマに対する餌付け行為としてのドングリ散布の是非について
∼保全生物学的観点から∼
保 科 英 人*
http://www.nature.museum.city.fukui.fukui.jp/shuppan/kenpou/51/51-57-62.pdf
要 旨
2004 年,一部の自然保護団体が,エサ不足に苦しむツキノワグマに対し,全国から収集したドングリを,山々に散布した.本稿では,このドングリの人為的散布について考察した.保全生物学的見解に立てば,このようなドングリの散布は,好ましくない行為であると断定できる.自然生態系に対して,考えられるリスクは,散布されたドングリが発芽し,その地域土着のドングリと交雑することによる遺伝子撹乱や,ドングリ内部に潜入している昆虫の遺伝子撹乱,さらに一部の種が外来種となりうる問題などが挙げられる.ドングリを水に沈めるだけでは,ドングリおよび内部の昆虫類を完全に殺すことは不可能であることを実証した.さらに,たとえドングリを完全に煮沸して,遺伝子撹乱および外来種の問題をクリアしたとしても,そもそも野生のツキノワグマに対して,エサを与えること自体が問題である.著者は,ドングリの人為的散布に強く反対する.

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