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コメント(259)
＜主その153＞
1マニアから見たオフィシャルDVD『Live by Request 』（06076-88395-9、Sanctuary Records 2004年）
アメリカのケーブルTV［A&E］の著名な音楽番組『Live by Request 』出演時のライブパフォーマンスを収録。約90分。NYのJohn Jay Theaterにて。2004年5月6日がリハーサルで、7日が本放送の生ライブ。
米国盤で入手先はアマゾンかイーベイか不明。リージョン1なので対応するDVDプレーヤーが必要。DVD盤にはCD盤にない写真がプリントされている（写真中）。主（ぬし）はたしかこのオフィシャルDVD入手より前に、放送を録画したビデオをトレードで入手している。
司会進行付きで電話かメールで曲をリクエストというスタイルの番組だが、『Phasm 8 U.S. Spring 2004 Tour』の最中の収録であり、ツアーセットリストと共通する曲が多いのは仕方がない。いち早く届いた放送ビデオを観たとき、通常のライブとあまり曲に違いがないな、レアな曲を聴いてみたかったなという感想を持ったのは正直なところ。
その辺も考慮してなのか、DVD盤（CD盤も）には放送後に演奏された数曲がボーナストラックとして収録され、その中に『No Exit European Tour 1999 ツアー』でのみ演奏された「The Dreams lost on me 」がアコースティックバージョンで含まれている。
映画『ヘアスプレー』監督のジョンウォーターズ氏リクエストの「rip her to shreds」の後にあったベネズエラ在住のファンからのリクエスト「maria」は、オフィシャルDVDには収録されていないが、放送はされている。曲後半は伸びのあるデビーの声だったが、前半であまり声が出てなかったような・・・ちょうどこの年の4月NYのセントラルパークでのライブ（＜主その98＞で紹介）でも気になったファルセットのところである。
放送ビデオにはA&Eマークがあり、またエンディングロールもオフィシャルDVDと流れる場面が若干異なります（写真左）。
1マニアから見たオフィシャルDVD『Live by Request 』（06076-88395-9、Sanctuary Records 2004年）
アメリカのケーブルTV［A&E］の著名な音楽番組『Live by Request 』出演時のライブパフォーマンスを収録。約90分。NYのJohn Jay Theaterにて。2004年5月6日がリハーサルで、7日が本放送の生ライブ。
米国盤で入手先はアマゾンかイーベイか不明。リージョン1なので対応するDVDプレーヤーが必要。DVD盤にはCD盤にない写真がプリントされている（写真中）。主（ぬし）はたしかこのオフィシャルDVD入手より前に、放送を録画したビデオをトレードで入手している。
司会進行付きで電話かメールで曲をリクエストというスタイルの番組だが、『Phasm 8 U.S. Spring 2004 Tour』の最中の収録であり、ツアーセットリストと共通する曲が多いのは仕方がない。いち早く届いた放送ビデオを観たとき、通常のライブとあまり曲に違いがないな、レアな曲を聴いてみたかったなという感想を持ったのは正直なところ。
その辺も考慮してなのか、DVD盤（CD盤も）には放送後に演奏された数曲がボーナストラックとして収録され、その中に『No Exit European Tour 1999 ツアー』でのみ演奏された「The Dreams lost on me 」がアコースティックバージョンで含まれている。
映画『ヘアスプレー』監督のジョンウォーターズ氏リクエストの「rip her to shreds」の後にあったベネズエラ在住のファンからのリクエスト「maria」は、オフィシャルDVDには収録されていないが、放送はされている。曲後半は伸びのあるデビーの声だったが、前半であまり声が出てなかったような・・・ちょうどこの年の4月NYのセントラルパークでのライブ（＜主その98＞で紹介）でも気になったファルセットのところである。
放送ビデオにはA&Eマークがあり、またエンディングロールもオフィシャルDVDと流れる場面が若干異なります（写真左）。
＜主その154＞
分類？のとにかくマニアックな音源映像その9
デビーが朗読したものは？『1989年1月13日ニューヨークのthe Ritzにて』
【Joey Ramone Birthday Bash】
毎年ジョーイ・ラモーンの誕生日にニューヨークで開催される『Birthday Bash』には多くのミュージシャンが参加。ブロンディは2001年5月にチープトリックなどとともに出演しているが、デビーはソロ時代の1989年にはクリスやレイ・フォックス、カーラ・オラらとともに参加している。5月ではなく1月の開催のこの年は『THE HOLY INQUISITION: CIRCUS OF THE PERVERSE（意訳 聖なる審問：ひねくれ者のサーカス）』というテーマを称し、一風変わった雰囲気を醸し出している。
【不気味なステージ】
このテーマに沿ってのためか、デビーは司祭のカフタンに身を包んで神秘家アレスター・クローリーの詩を朗読することになった。クリスも怪しげな黒い衣装で演奏しているが、彼はこんなのが好きそうですね。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカバー曲「ヴィーナス・イン・ファーズ」とストゥージズのカバー曲「T.V.eye」を含めて20分足らずのステージでしたがその奇異さからインパクトが強く、かなりの昔から出回っていたのは状態の悪い映像だったため、一層の不気味さが感じられる印象のステージだった。光るサングラスのウォルター・ステディングのバイオリンが不快さを倍増させていると思う。
【件の詩はというと】
長らくその詩が何であるのか疑問でしたが、ユーチューブにはマニアの方が『the Vampire』という詩であると。デビーはメモ書きを手にして朗読をしていますが、本当にその詩なのか気になるところで今回ちょっと調べてみました。詩の出処はほぼ確認できましたが、実は『the Vampire』というのは引用の１部であり、同じく詩集『Clouds without Water』より『The Augur』と『The Black Mass』からも引用し、多少改変し再構成しているモノを朗読したというのが新たに判明したことです（もうすでにわかっていたことかもしれませんが）。表をご参照ください。
分類？のとにかくマニアックな音源映像その9
デビーが朗読したものは？『1989年1月13日ニューヨークのthe Ritzにて』
【Joey Ramone Birthday Bash】
毎年ジョーイ・ラモーンの誕生日にニューヨークで開催される『Birthday Bash』には多くのミュージシャンが参加。ブロンディは2001年5月にチープトリックなどとともに出演しているが、デビーはソロ時代の1989年にはクリスやレイ・フォックス、カーラ・オラらとともに参加している。5月ではなく1月の開催のこの年は『THE HOLY INQUISITION: CIRCUS OF THE PERVERSE（意訳 聖なる審問：ひねくれ者のサーカス）』というテーマを称し、一風変わった雰囲気を醸し出している。
【不気味なステージ】
このテーマに沿ってのためか、デビーは司祭のカフタンに身を包んで神秘家アレスター・クローリーの詩を朗読することになった。クリスも怪しげな黒い衣装で演奏しているが、彼はこんなのが好きそうですね。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカバー曲「ヴィーナス・イン・ファーズ」とストゥージズのカバー曲「T.V.eye」を含めて20分足らずのステージでしたがその奇異さからインパクトが強く、かなりの昔から出回っていたのは状態の悪い映像だったため、一層の不気味さが感じられる印象のステージだった。光るサングラスのウォルター・ステディングのバイオリンが不快さを倍増させていると思う。
【件の詩はというと】
長らくその詩が何であるのか疑問でしたが、ユーチューブにはマニアの方が『the Vampire』という詩であると。デビーはメモ書きを手にして朗読をしていますが、本当にその詩なのか気になるところで今回ちょっと調べてみました。詩の出処はほぼ確認できましたが、実は『the Vampire』というのは引用の１部であり、同じく詩集『Clouds without Water』より『The Augur』と『The Black Mass』からも引用し、多少改変し再構成しているモノを朗読したというのが新たに判明したことです（もうすでにわかっていたことかもしれませんが）。表をご参照ください。
＜主その155＞
マニアックな価値を再認識したブートCD『the ultimate blonde』（89年11月30日タウン&カントリークラブ公演）
＜主その20＞で紹介のBlondie & DH定番ライブ��91年7月13日（土）のロンドンのウェンブレースタジアムでのライブ収録でちょっと触れたブートCD『the ultimate blonde』(2種類あり)。
このCD入手当時はタウン&カントリークラブ公演の情報も少なく、どちらかというと古くから「アトミック」演奏の映像の一部がユーチューブにアップされている91年7月の音フェス『Summer XS』出演の方に注目していました。当時ちょっとふくよかな感じだったデビーの屋外ソロライブの様子を伝える珍しい数分の映像です。
＜主その20＞の時は、同時に収録されている89年11月30日ロンドンのタウン&カントリークラブでのライブの一部をBBC radio1のFM音源（『in concert』 89年12月22日21時）と記載しておりましたが、実はこれにはFM放送には含まれない曲があり、音が良くなかったのはオーディエンス音源だったからというのが分かりました。音源映像マニアである主（ぬし）の独断ですが、同じ公演でもFM音源とそうでないものは別カウントとしてリストしております。
89年『Def, Dumb & Blonde』ツアーではタウン&カントリークラブで3日間の公演を実施していて、主（ぬし）は3公演とも音源を入手。曲目は表をご参照ください。
公演のフル音源は11月29日のみの約80分（オーディエンス）。当時のセットリストの参考になります。11月30日の公演はBBC radio1のFM音源として広まっていましたが、約60分でいくつかの曲が省略されているのがわかります。最初と最後に番組MCがくっついています。
12月1日の公演は出始めの数曲が省かれており約65分（オーディエンス）。
このツアーでは「love light」と「get your way」との間にデビーのMCが入りますが、CD『the ultimate blonde』とFM放送のものは全く同じでした（日によってかなり異なるので判別の頼りになります）ので同じ公演の音源だと分かりました。よってFM放送になかったオープニングの「the hunter 」をCD『the ultimate blonde』が収録しているはそれだけでも貴重ですね。FM放送では当然流れているデビーの声やカウント（女性）がこのCDで聴こえてこないところがあったりと、比較すると発見がまだまだあると思います。また11月30日の公演ではラモーンズの「pet cematary」とベルベットアンダーグラウンド「I’m waiting for the man」をFM音源として残しているところは見逃せませんね。CD『the ultimate blonde』にも入れて欲しかったところです。
マニアックな価値を再認識したブートCD『the ultimate blonde』（89年11月30日タウン&カントリークラブ公演）
＜主その20＞で紹介のBlondie & DH定番ライブ��91年7月13日（土）のロンドンのウェンブレースタジアムでのライブ収録でちょっと触れたブートCD『the ultimate blonde』(2種類あり)。
このCD入手当時はタウン&カントリークラブ公演の情報も少なく、どちらかというと古くから「アトミック」演奏の映像の一部がユーチューブにアップされている91年7月の音フェス『Summer XS』出演の方に注目していました。当時ちょっとふくよかな感じだったデビーの屋外ソロライブの様子を伝える珍しい数分の映像です。
＜主その20＞の時は、同時に収録されている89年11月30日ロンドンのタウン&カントリークラブでのライブの一部をBBC radio1のFM音源（『in concert』 89年12月22日21時）と記載しておりましたが、実はこれにはFM放送には含まれない曲があり、音が良くなかったのはオーディエンス音源だったからというのが分かりました。音源映像マニアである主（ぬし）の独断ですが、同じ公演でもFM音源とそうでないものは別カウントとしてリストしております。
89年『Def, Dumb & Blonde』ツアーではタウン&カントリークラブで3日間の公演を実施していて、主（ぬし）は3公演とも音源を入手。曲目は表をご参照ください。
公演のフル音源は11月29日のみの約80分（オーディエンス）。当時のセットリストの参考になります。11月30日の公演はBBC radio1のFM音源として広まっていましたが、約60分でいくつかの曲が省略されているのがわかります。最初と最後に番組MCがくっついています。
12月1日の公演は出始めの数曲が省かれており約65分（オーディエンス）。
このツアーでは「love light」と「get your way」との間にデビーのMCが入りますが、CD『the ultimate blonde』とFM放送のものは全く同じでした（日によってかなり異なるので判別の頼りになります）ので同じ公演の音源だと分かりました。よってFM放送になかったオープニングの「the hunter 」をCD『the ultimate blonde』が収録しているはそれだけでも貴重ですね。FM放送では当然流れているデビーの声やカウント（女性）がこのCDで聴こえてこないところがあったりと、比較すると発見がまだまだあると思います。また11月30日の公演ではラモーンズの「pet cematary」とベルベットアンダーグラウンド「I’m waiting for the man」をFM音源として残しているところは見逃せませんね。CD『the ultimate blonde』にも入れて欲しかったところです。
＜主その156＞
何が入っている？パイオニアプロモ専用LD『レーザーディスクハイライトVol.2』（DEMO-018、1982年）
どこかのリサイクルショップでかなり以前に捨て値で入手。
両サイドで合わせて71チャプター。ブロンディの『イート・トゥー・ザ・ビート』（MP028-22MP）はチャプター5にザ・ベンチャーズ（デンデケデケデケ）やザ・ナック（「マイ・シャローナ」）と一緒に収録されていてちょっと「どーなの？」という扱い。ジャケットには『イート・ツー・ザ・ビート』の表記も。チャプター7のドゥービー・ブラザースはちゃんと「ドゥー」となっているのに。
1982年といえば、パイオニアが主催で夏に『トラックス・アクロス・アメリカ・ツアー』をやってて、秋頃の日本公演やヨーロッパ公演がキャンセルされた年で、そのことが影響しているのか・・・
俳優の伊武雅刀さんのちょっとコミカルな感じのナビゲーションで紹介が進み楽しく観ることができる。ブロンディは「ドリーミン」でした。ほんのちょっぴりの映像。
エンディングロールでもしっかり『イート・ツー・ザ・ビート』となっていましたね。
『イート・ツー・ザ・ビート』と聞いて、当時絶大な人気を誇っていたツービートを連想するのは主（ぬし）だけかな・・・
何が入っている？パイオニアプロモ専用LD『レーザーディスクハイライトVol.2』（DEMO-018、1982年）
どこかのリサイクルショップでかなり以前に捨て値で入手。
両サイドで合わせて71チャプター。ブロンディの『イート・トゥー・ザ・ビート』（MP028-22MP）はチャプター5にザ・ベンチャーズ（デンデケデケデケ）やザ・ナック（「マイ・シャローナ」）と一緒に収録されていてちょっと「どーなの？」という扱い。ジャケットには『イート・ツー・ザ・ビート』の表記も。チャプター7のドゥービー・ブラザースはちゃんと「ドゥー」となっているのに。
1982年といえば、パイオニアが主催で夏に『トラックス・アクロス・アメリカ・ツアー』をやってて、秋頃の日本公演やヨーロッパ公演がキャンセルされた年で、そのことが影響しているのか・・・
俳優の伊武雅刀さんのちょっとコミカルな感じのナビゲーションで紹介が進み楽しく観ることができる。ブロンディは「ドリーミン」でした。ほんのちょっぴりの映像。
エンディングロールでもしっかり『イート・ツー・ザ・ビート』となっていましたね。
『イート・ツー・ザ・ビート』と聞いて、当時絶大な人気を誇っていたツービートを連想するのは主（ぬし）だけかな・・・
＜主その157＞
分類？のとにかくマニアックな音源映像その10
主（ぬし）にとっての幻のブートCD 日本公演『1978年1月16日 渋谷公会堂』
1978年の初来日公演といえば11日から14日の3日間（中野サンプラザと渋谷公会堂）公演の音源が有名になりましたが、ネット上を探せば、残っているアーカイブで写真左のような感じのジャケットの1978年1月16日 渋谷公会堂公演ものがあったらしい。このCD既にお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、主（ぬし）は未所持。同じ公演の音源は入手しております。
曲目は表をご参照ください。
この日本公演ではなぜが「Out In The Streets」がセットリストに入っており、かなり以前から国外のファンには日本公演で何か変わった曲をやったらしい情報が流れていて、セットリスト情報を聞かれたりしましたが、主（ぬし）には答えることができなかった記憶があります。確か当時のどこかの音楽雑誌にライブレポートのようなのが載っていて、セットリストをそこで見たような気がしており雑誌を探しましたが・・・・＜主その90＞ちょっと触れましたが、1975年にレコーディングされているが来日当時にはまだ公式に発表されていないような曲が雑誌に載っているわけないか。
ただ、デビーの自伝『フェイスイット』には、シャングリラスが好きで、「Out In The Streets」を昔はよく演奏していたとの記述があります。日本公演で普通に演奏できるということは前後のどこかでやっていて不思議はありませんが、ライブ音源の実績は現時点では確認できていないので1975年以前のブロンディ初期の頃ではないかと主（ぬし）は推測しております。
音源を聞く限りでは、1978年1月14日 渋谷公会堂はかなり盛り上がったのでしょうか、ツアーアンコールで最終曲の「I Love Playing With Fire」のあとアンコールの拍手とコールが鳴り止まず、「GTOをぶっとばせ」を演奏しておりますね。この16日の公演も「I Love Playing With Fire」からぶっ続けで「GTO」までやっております。「GTO」は77年春〜78年春にかけてアンコールでよくやっていました。
「GTOをぶっとばせ」といえば、＜主その51＞と＜主その94＞で紹介のロドニービンゲンハイマーの絡んでいるアレですね。「The New York blondes」名義でデビーボーカルのもの（1978年リリース）と、「Rodney And The Brunettes」名義でロドニーボーカル（ブロンディ演奏）のもの（1984年リリース）あり。
大阪や名古屋ではアンコールはどうだったか、そのうちに音源が発見されることを期待しています。オフィシャルには大阪で「ゴールドフィンガー」をやったとの記述が。それにしても世界のコレクターはなんでも持っていますね・・・・・
分類？のとにかくマニアックな音源映像その10
主（ぬし）にとっての幻のブートCD 日本公演『1978年1月16日 渋谷公会堂』
1978年の初来日公演といえば11日から14日の3日間（中野サンプラザと渋谷公会堂）公演の音源が有名になりましたが、ネット上を探せば、残っているアーカイブで写真左のような感じのジャケットの1978年1月16日 渋谷公会堂公演ものがあったらしい。このCD既にお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、主（ぬし）は未所持。同じ公演の音源は入手しております。
曲目は表をご参照ください。
この日本公演ではなぜが「Out In The Streets」がセットリストに入っており、かなり以前から国外のファンには日本公演で何か変わった曲をやったらしい情報が流れていて、セットリスト情報を聞かれたりしましたが、主（ぬし）には答えることができなかった記憶があります。確か当時のどこかの音楽雑誌にライブレポートのようなのが載っていて、セットリストをそこで見たような気がしており雑誌を探しましたが・・・・＜主その90＞ちょっと触れましたが、1975年にレコーディングされているが来日当時にはまだ公式に発表されていないような曲が雑誌に載っているわけないか。
ただ、デビーの自伝『フェイスイット』には、シャングリラスが好きで、「Out In The Streets」を昔はよく演奏していたとの記述があります。日本公演で普通に演奏できるということは前後のどこかでやっていて不思議はありませんが、ライブ音源の実績は現時点では確認できていないので1975年以前のブロンディ初期の頃ではないかと主（ぬし）は推測しております。
音源を聞く限りでは、1978年1月14日 渋谷公会堂はかなり盛り上がったのでしょうか、ツアーアンコールで最終曲の「I Love Playing With Fire」のあとアンコールの拍手とコールが鳴り止まず、「GTOをぶっとばせ」を演奏しておりますね。この16日の公演も「I Love Playing With Fire」からぶっ続けで「GTO」までやっております。「GTO」は77年春〜78年春にかけてアンコールでよくやっていました。
「GTOをぶっとばせ」といえば、＜主その51＞と＜主その94＞で紹介のロドニービンゲンハイマーの絡んでいるアレですね。「The New York blondes」名義でデビーボーカルのもの（1978年リリース）と、「Rodney And The Brunettes」名義でロドニーボーカル（ブロンディ演奏）のもの（1984年リリース）あり。
大阪や名古屋ではアンコールはどうだったか、そのうちに音源が発見されることを期待しています。オフィシャルには大阪で「ゴールドフィンガー」をやったとの記述が。それにしても世界のコレクターはなんでも持っていますね・・・・・
＜主その158＞
『ヘアスプレー』（1988年2月映画公開、92分）
主（ぬし）所有のDVDはワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから2017年12月発売のもの。レンタル落ちのVHSも手元にあったはずだが行方不明。
【映画コメントが充実の『フェイスイット』】
デビーの自伝『フェイスイット』を読むと、デビーは映画出演のキャリアとして『ヴィデオドローム』に並ぶものとして『ヘアスプレー』位置づけている。その映画製作の現場がとにかく楽しかった様子が文面から伺える。
レイチェルスイートの映画主題歌の最初のモノローグでの答え『Can't you see? I'm sprayin' my hair.』はデビー自身の声だと暴露している。そう言われて聴いてみるとなるほどデビーの声だ。音楽参加はできなかったとはいえ、映画の最初にデビーの声を持ってくるなんてさすがジョンウォーターズ監督。
デビーは「？」形をしたビーハイブ（蜂の巣）ヘアで、主役トレーシーのダンスコンテストのライバルであるアンバーの母親としてヒール役で出演。実際のTVショーや遊園地をモデルにしており、全編R&Bで踊りまくりの楽しいアメリカ60年代の雰囲気を満喫できる。その一方で、デビーが言及しているように、ジョンウォーターズ監督は当時まだ根強く残っていたマイノリティ差別問題を正面から取り上げて描いているのが印象的。
【ディヴァインと】
『ドラッグクイーン』ディヴァインは、バッドテイストな作品が多いとされるジョンウォーターズ監督作の常連で、「ディヴァイン」の名付け親は監督その人。本作では違和感なく母親役を普通にこなしている。本作品がディヴァインの遺作となっている。
ディヴァインはNY時代デビーとクリスの近くに居を構えていたこともあり、当時から特異な装いを通りで見かけたりしていたよう。だが、ディヴァインと知己を得たのはどうやらデビーとクリスが『アンディウォーホルの15分』というMTVトークショーに参加したことがきっかけらしい。きっとあの『スタジオ54 』でもアンディウォーホルを介して同席していたのではないかと思うが、ディヴァインとデビーのツーショットってネットで見つからないな。
【ジョンウォーターズ監督と】
デビーは、ディヴァインを介してジョンウォーターズ監督と知り合ったという。まずは映画『ポリエステル』の主題歌の依頼から。この映画制作の同時期の1987年には＜主その38＞で触れたAIDSベネフィットコンサートでデビーのスペシャルバンドのオープニングとエンディングMCを担当したり、＜主その153＞で触れた『live by request』では電話でリクエストの参加したりと、監督との交流はずっと続いていた模様。
『ヘアスプレー』（1988年2月映画公開、92分）
主（ぬし）所有のDVDはワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから2017年12月発売のもの。レンタル落ちのVHSも手元にあったはずだが行方不明。
【映画コメントが充実の『フェイスイット』】
デビーの自伝『フェイスイット』を読むと、デビーは映画出演のキャリアとして『ヴィデオドローム』に並ぶものとして『ヘアスプレー』位置づけている。その映画製作の現場がとにかく楽しかった様子が文面から伺える。
レイチェルスイートの映画主題歌の最初のモノローグでの答え『Can't you see? I'm sprayin' my hair.』はデビー自身の声だと暴露している。そう言われて聴いてみるとなるほどデビーの声だ。音楽参加はできなかったとはいえ、映画の最初にデビーの声を持ってくるなんてさすがジョンウォーターズ監督。
デビーは「？」形をしたビーハイブ（蜂の巣）ヘアで、主役トレーシーのダンスコンテストのライバルであるアンバーの母親としてヒール役で出演。実際のTVショーや遊園地をモデルにしており、全編R&Bで踊りまくりの楽しいアメリカ60年代の雰囲気を満喫できる。その一方で、デビーが言及しているように、ジョンウォーターズ監督は当時まだ根強く残っていたマイノリティ差別問題を正面から取り上げて描いているのが印象的。
【ディヴァインと】
『ドラッグクイーン』ディヴァインは、バッドテイストな作品が多いとされるジョンウォーターズ監督作の常連で、「ディヴァイン」の名付け親は監督その人。本作では違和感なく母親役を普通にこなしている。本作品がディヴァインの遺作となっている。
ディヴァインはNY時代デビーとクリスの近くに居を構えていたこともあり、当時から特異な装いを通りで見かけたりしていたよう。だが、ディヴァインと知己を得たのはどうやらデビーとクリスが『アンディウォーホルの15分』というMTVトークショーに参加したことがきっかけらしい。きっとあの『スタジオ54 』でもアンディウォーホルを介して同席していたのではないかと思うが、ディヴァインとデビーのツーショットってネットで見つからないな。
【ジョンウォーターズ監督と】
デビーは、ディヴァインを介してジョンウォーターズ監督と知り合ったという。まずは映画『ポリエステル』の主題歌の依頼から。この映画制作の同時期の1987年には＜主その38＞で触れたAIDSベネフィットコンサートでデビーのスペシャルバンドのオープニングとエンディングMCを担当したり、＜主その153＞で触れた『live by request』では電話でリクエストの参加したりと、監督との交流はずっと続いていた模様。
＜主その159＞
名機『LD-X1』でブロンディのLD『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』を観てみる（その� �
【LD-X1とは】
古い話題ですが、LD（レーザーディスク）プレーヤーの歴史的な名機とされるものにパイオニア製『LD-X1』というものがある。とにかく再生の良さににこだわって作られたものらしく、ディスクの回転にブレをなくすためでしょうか重さは約30kgもあり、持ち運びや設置にちょっと苦労するほど。1980年代後半の発売で当時はなんと40万円ほどの価格だったそうな。現在でも中古で十数万円から数万円の価格がついていたりする。
【ユーチューブに修理動画が】
主（ぬし）はたまたま故障で手放そうとする方から入手し、しばらく（3年ほど）寝かせていました。その間ユーチューブにはLDプレーヤーの修理動画なるものがどんどんアップされてきてついには『LD-X1』の修理ものも出てきて、これならど素人の主（ぬし）にも（修理が）できるかも思うようになりました。
【故障しやすい箇所があるらしい】
LDやDVDプレーヤーにはトレイが開閉しなくなった、といったトラブルが多く、実はトレイを駆動させるベルトを交換（し駆動部分を潤滑に）すれば簡単に復活する「こともある」ことがネット情報により周知されてきている。そのため、リサイクルショップで手頃な故障品を見つけては修理して復活させ、中古市場に放つという流れがすでに出来上がっている。
【LD-X1も同じなら】
ところがこの『LD-X1』は、そのトレイを駆動させるベルトに到達するまでの分解工程がちょっと複雑で、中にある重い基盤を固定しつつの作業があり、修理動画を参考にしてもにわか修理でできるものか不安なところはあった。しかしせっかく入手したものだからと意を決して動画を参考に修理に取り掛かった・・・・・DVDよりも動画が綺麗という情報もあり、是が非でもブロンディのMVを見てみたいものだという思いがつのるばかり。
【修理の結果は】
結果的にベルトはゆるむことがなかったので交換せず。ベルトが巻かれているギアの回転軸（グリース）が固着していて、（勇気を持って）数回トレイを出し入れしてもなかなか固く・・・・油を注すとやっとトレイの出し入れが楽になり、そのうちスーッと抵抗なくできるようになり。トレイが自動で開閉しレーザーディスクをセットし再生が出来た時の感激と言ったらもう・・・・
名機『LD-X1』でブロンディのLD『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』を観てみる（その� �
【LD-X1とは】
古い話題ですが、LD（レーザーディスク）プレーヤーの歴史的な名機とされるものにパイオニア製『LD-X1』というものがある。とにかく再生の良さににこだわって作られたものらしく、ディスクの回転にブレをなくすためでしょうか重さは約30kgもあり、持ち運びや設置にちょっと苦労するほど。1980年代後半の発売で当時はなんと40万円ほどの価格だったそうな。現在でも中古で十数万円から数万円の価格がついていたりする。
【ユーチューブに修理動画が】
主（ぬし）はたまたま故障で手放そうとする方から入手し、しばらく（3年ほど）寝かせていました。その間ユーチューブにはLDプレーヤーの修理動画なるものがどんどんアップされてきてついには『LD-X1』の修理ものも出てきて、これならど素人の主（ぬし）にも（修理が）できるかも思うようになりました。
【故障しやすい箇所があるらしい】
LDやDVDプレーヤーにはトレイが開閉しなくなった、といったトラブルが多く、実はトレイを駆動させるベルトを交換（し駆動部分を潤滑に）すれば簡単に復活する「こともある」ことがネット情報により周知されてきている。そのため、リサイクルショップで手頃な故障品を見つけては修理して復活させ、中古市場に放つという流れがすでに出来上がっている。
【LD-X1も同じなら】
ところがこの『LD-X1』は、そのトレイを駆動させるベルトに到達するまでの分解工程がちょっと複雑で、中にある重い基盤を固定しつつの作業があり、修理動画を参考にしてもにわか修理でできるものか不安なところはあった。しかしせっかく入手したものだからと意を決して動画を参考に修理に取り掛かった・・・・・DVDよりも動画が綺麗という情報もあり、是が非でもブロンディのMVを見てみたいものだという思いがつのるばかり。
【修理の結果は】
結果的にベルトはゆるむことがなかったので交換せず。ベルトが巻かれているギアの回転軸（グリース）が固着していて、（勇気を持って）数回トレイを出し入れしてもなかなか固く・・・・油を注すとやっとトレイの出し入れが楽になり、そのうちスーッと抵抗なくできるようになり。トレイが自動で開閉しレーザーディスクをセットし再生が出来た時の感激と言ったらもう・・・・
＜主その160＞
名機『LD-X1』でブロンディのLD『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』を観てみる（その�△之襪咫�
【比較のあらまし】
さて、LD『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』（米版）を観てみる。X1映像（� 砲犯羈咾垢�LDプレーヤーはもうずっと使用していた『CLD-R5』という両面再生可能なそんなに悪くない機種による映像（�◆法�これもしばらく使用しないでいたら開閉トラブルが起きて、こちらはベルト交換で復活したもの。さらには、『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』のDVD版ともいえる『greatest video hits』（TOBW3080 東芝EMI 2002年）もPCのDVDドライブで直接映したもの（��）と、DVDプレーヤーからアナログ経路でPCに映したもの（�ぁ砲眸羈咾靴討澆拭�LDプレーヤーからの映像はS1映像のラインを採っている。『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』で「presence dear」を選んだ理由は特にない。
【LD-X1再生の印象】
プレーヤーの音は静かで、ビデオのようなチラつきは皆無。周辺部まで全画面で映像が安定しているというか・・・何かが違う気がする。なんか映像が軽くないんだよね。
【��CLD-R5映像との比較（写真右）】
�△發覆�なか綺麗な映像だが、明るい部分特にデビーの髪の光の反射を比べると�△篭�すぎて滲んでいるが、�，枠深佑涼罎砲眸韻�見て取れている。左右両デビーの手のひらが交差するところに伸びる光を比べると、�，呂笋呂袰�みが少ないのがよくわかる。右側デビーのネクタイを比べると�，呂泙辰垢或�びているのがわかるが、�△任篭擦里△燭蠅妊轡礇弔里覆�に溶け込んでしまって。
【��DVDドライブで直接映したものとの比較（写真中）】
まず、DVDディスクからPCで直接映した映像に比べて遜色がないというよりむしろ、『DVDよりも動画が綺麗という情報』の通りだったのが驚き。�△汎瑛有�でもネクタイが胸のあたりでシャツのなかに溶け込んでしまっている。ジャケットのしわに注目すると�，郎拮瑤泙念飮�されていて、�△浪菫�が粗（あら）いのがわかる。
【��DVDプレーヤーからのアナログ映像との比較（写真右の�ぁ法�
DVD映像ならアナログ経路でも綺麗だという思い込みが主（ぬし）には昔からあって、これまで見比べたことはなかったけれど、アナログ映像だと全体的にきめの粗（あら）い画像特有のモザイク感が出てくるんですね。
【まとめ（写真右）】
写真右でデビーの腕のなめらかさを比較すると、X1映像（� 砲任呂海譴世嘘搬腓靴討睥�体感が維持されていて、別格とします。��CLD-R5映像と��DVDドライブから直接映したDVD映像は甲乙つけがたいが、��はやや粗（あら）く��CLD-R5映像に軍配が上がりますね。通常映像を鑑賞するうえでは問題のない微々たる差に過ぎないのですが・・・恐るべしレーザーディスクの底力。
LD-X1が「（印象）映像が軽くない」のは、それだけの情報が盛り込まれているということなのでしょうか。でも、ディスクの方は劣化してしまうし、何より機器は重いし・・・・
名機『LD-X1』でブロンディのLD『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』を観てみる（その�△之襪咫�
【比較のあらまし】
さて、LD『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』（米版）を観てみる。X1映像（� 砲犯羈咾垢�LDプレーヤーはもうずっと使用していた『CLD-R5』という両面再生可能なそんなに悪くない機種による映像（�◆法�これもしばらく使用しないでいたら開閉トラブルが起きて、こちらはベルト交換で復活したもの。さらには、『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』のDVD版ともいえる『greatest video hits』（TOBW3080 東芝EMI 2002年）もPCのDVDドライブで直接映したもの（��）と、DVDプレーヤーからアナログ経路でPCに映したもの（�ぁ砲眸羈咾靴討澆拭�LDプレーヤーからの映像はS1映像のラインを採っている。『ザ・ベスト・オブ・ブロンディ』で「presence dear」を選んだ理由は特にない。
【LD-X1再生の印象】
プレーヤーの音は静かで、ビデオのようなチラつきは皆無。周辺部まで全画面で映像が安定しているというか・・・何かが違う気がする。なんか映像が軽くないんだよね。
【��CLD-R5映像との比較（写真右）】
�△發覆�なか綺麗な映像だが、明るい部分特にデビーの髪の光の反射を比べると�△篭�すぎて滲んでいるが、�，枠深佑涼罎砲眸韻�見て取れている。左右両デビーの手のひらが交差するところに伸びる光を比べると、�，呂笋呂袰�みが少ないのがよくわかる。右側デビーのネクタイを比べると�，呂泙辰垢或�びているのがわかるが、�△任篭擦里△燭蠅妊轡礇弔里覆�に溶け込んでしまって。
【��DVDドライブで直接映したものとの比較（写真中）】
まず、DVDディスクからPCで直接映した映像に比べて遜色がないというよりむしろ、『DVDよりも動画が綺麗という情報』の通りだったのが驚き。�△汎瑛有�でもネクタイが胸のあたりでシャツのなかに溶け込んでしまっている。ジャケットのしわに注目すると�，郎拮瑤泙念飮�されていて、�△浪菫�が粗（あら）いのがわかる。
【��DVDプレーヤーからのアナログ映像との比較（写真右の�ぁ法�
DVD映像ならアナログ経路でも綺麗だという思い込みが主（ぬし）には昔からあって、これまで見比べたことはなかったけれど、アナログ映像だと全体的にきめの粗（あら）い画像特有のモザイク感が出てくるんですね。
【まとめ（写真右）】
写真右でデビーの腕のなめらかさを比較すると、X1映像（� 砲任呂海譴世嘘搬腓靴討睥�体感が維持されていて、別格とします。��CLD-R5映像と��DVDドライブから直接映したDVD映像は甲乙つけがたいが、��はやや粗（あら）く��CLD-R5映像に軍配が上がりますね。通常映像を鑑賞するうえでは問題のない微々たる差に過ぎないのですが・・・恐るべしレーザーディスクの底力。
LD-X1が「（印象）映像が軽くない」のは、それだけの情報が盛り込まれているということなのでしょうか。でも、ディスクの方は劣化してしまうし、何より機器は重いし・・・・
＜主その161＞
ケースジャケットのアート集その7
ブロンディファンらしく愛のこめられた凝った作りのJカード。このまま人知れず埋もれてしまうのももったいないアナログ時代の味のある作品群をマニアックに紹介してゆきたいと思います。今回は＜主その155＞で紹介のT&C公演（3日間）のカセットテープを紹介。
11月29日『TOWN ‘N’ COUNTRY 29・11・89』（写真左）
最前列のファンの手が熱唱するデビーのすぐそこにまで伸びていて、ライブ感覚が伝わってきますね。このヒョウ柄のボディスーツスタイルの写真はT&C公演の10日ほど前のアムステルダム公演の時のものが多く残っていますが、この写真と12月1日の写真は、ネックレスとそのトップが黒っぽい、マイクが黒い、背景（右手）にライトが有るなどからアムステルダムとは違うような気がする。
11月30日『TOWN & COUNTRY 30/11/89 BBC RADIO1 IN CONCERT』（写真中）
以前＜主その70＞でトップクラスだと紹介したカセットと同じ製作者（シリーズ）。細かいところまで行き届いていて、インディーズテープとしてお店に並んでいても違和感なし。フィラー（おまけ）がないところにもこだわりと自信を感じる。写真もロック写真家pete still氏撮影の30日T&C公演であることを確認。
この音源はユーチューブにもアップされている有名音源。ネットでは11月29日と紹介されていることもあるが30日が正しい。かの「bittertune」レーベルにも11月29日として出していたこのFM音源のCDがあるのです。
12月1日『T&C CLUB 1・12・89』（写真右）
11月29日と同じ感じの色違いJカードだが、こちらも背表紙部分の「DEBORAH HARRY」は切り貼りだが、文字のフォントやサイズが異なっていて手作り感がとてもいい。こちらの写真を掲載した雑誌を確認。元はやはりヒョウ柄のボディスーツスタイルのものであり、背景にライト有りの感じからして29日のJカードと同じ日の同じ角度の撮影のよう。当日の写真はないけれど前後の近い写真を使用して、なんとか当時の雰囲気を再現しようとするところがイイ！
写真上の説明書きでは、10月の最初のボーダーライン連続公演にも触れているので、主（ぬし）はこの写真と11月29日のJカード写真はボーダーライン公演のいずれかのショットではないかと思っている。ボーダーラインでは黒っぽいマイクだし、ななめ後方のライトはあるし（ネット上の写真で）。
【訂正】
＜主その161＞
【��CLD-R5映像との比較（写真右）】→【��CLD-R5映像との比較（写真左）】
ケースジャケットのアート集その7
ブロンディファンらしく愛のこめられた凝った作りのJカード。このまま人知れず埋もれてしまうのももったいないアナログ時代の味のある作品群をマニアックに紹介してゆきたいと思います。今回は＜主その155＞で紹介のT&C公演（3日間）のカセットテープを紹介。
11月29日『TOWN ‘N’ COUNTRY 29・11・89』（写真左）
最前列のファンの手が熱唱するデビーのすぐそこにまで伸びていて、ライブ感覚が伝わってきますね。このヒョウ柄のボディスーツスタイルの写真はT&C公演の10日ほど前のアムステルダム公演の時のものが多く残っていますが、この写真と12月1日の写真は、ネックレスとそのトップが黒っぽい、マイクが黒い、背景（右手）にライトが有るなどからアムステルダムとは違うような気がする。
11月30日『TOWN & COUNTRY 30/11/89 BBC RADIO1 IN CONCERT』（写真中）
以前＜主その70＞でトップクラスだと紹介したカセットと同じ製作者（シリーズ）。細かいところまで行き届いていて、インディーズテープとしてお店に並んでいても違和感なし。フィラー（おまけ）がないところにもこだわりと自信を感じる。写真もロック写真家pete still氏撮影の30日T&C公演であることを確認。
この音源はユーチューブにもアップされている有名音源。ネットでは11月29日と紹介されていることもあるが30日が正しい。かの「bittertune」レーベルにも11月29日として出していたこのFM音源のCDがあるのです。
12月1日『T&C CLUB 1・12・89』（写真右）
11月29日と同じ感じの色違いJカードだが、こちらも背表紙部分の「DEBORAH HARRY」は切り貼りだが、文字のフォントやサイズが異なっていて手作り感がとてもいい。こちらの写真を掲載した雑誌を確認。元はやはりヒョウ柄のボディスーツスタイルのものであり、背景にライト有りの感じからして29日のJカードと同じ日の同じ角度の撮影のよう。当日の写真はないけれど前後の近い写真を使用して、なんとか当時の雰囲気を再現しようとするところがイイ！
写真上の説明書きでは、10月の最初のボーダーライン連続公演にも触れているので、主（ぬし）はこの写真と11月29日のJカード写真はボーダーライン公演のいずれかのショットではないかと思っている。ボーダーラインでは黒っぽいマイクだし、ななめ後方のライトはあるし（ネット上の写真で）。
【訂正】
＜主その161＞
【��CLD-R5映像との比較（写真右）】→【��CLD-R5映像との比較（写真左）】
＜主その163＞
デビーが加入していたら・・・The Heads『No Talking Just Head』（1996年10月 MVCM-621 Universal Victor ）
確か通販で購入したピンクの帯も素敵なCD。シュリンクに丸いシールが貼られており、『これはトーキングヘッズではなくザ・ヘッズによる新作（意訳）』と意味深なひとこと。
【The Heads】
デヴィッドバーン以外の3人クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリソンがフルタイムのバンドとしての活動を目的として結成したが、デヴィッドバーンからの訴訟により活動停止を余儀なくされる。そもそも『The Heads』というバンド名は紛らわしいかも・・・
【デビーはというと】
このCDにはマイケル・ハッチェンス（『INXS』）、リチャード・ヘル（『ハートブレイカーズ』）など多数のゲストボーカルを招いており、デビーはCDタイトル曲「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」と「パンク・ロリータ」の2曲でボーカル参加。
「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」はThe Headsそのもののバンドコンセプトを歌っているのかなと思いました。Talking Headsとは真逆なんだと。歌詞を読みながらジャケット内側の写真（写真中）を見ると一層。
「パンクロリータ」にはCBGB’s時代のアーニャ（フィリップス）やロベルタ（ベイリー）等の名前が出てくる。デビーが歌うにふさわしい歌詞かもね。
【デビーはライブで「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」を】
リリースからちょっと遡る1996年2月20日にNYのIrvingPlazaでのイベントにティナ＆クリス夫妻等が参加。トムトム・クラブのヒット曲『Genius of Love（邦題：悪魔のラヴ・ソング）』とトーキング・ヘッズの代表曲『サイコキラー』を演奏。最後にティナの紹介で、サプライズゲストとしてデビーが登場し「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」をフルで歌っている。アルバム発表前で新曲を披露したということになる、貴重な音源が存在している。
【The Headsのコンサートツアー】
1996年後半には、このCDで「ダメージ・アイブ・ダーン」やデビーと「パンク・ロリータ」を歌ったジョネット・ナポリターノ（コンクリート・ブロンド）をボーカルにThe Headsがコンサートツアーを。「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」も彼女のボーカルで。TVライブ（『レターマンショー』）やMV作製（写真右）も。
CBGB's時代に、クリス・フランツからデビーにトーキング・ヘッズ加入の打診があり、デビーはもうバンドが有るから断ったというが、1996年のヘッズ結成時にも同じような打診があったのかなと妄想してしまう。1996年と言ったらジャズパッセンジャーズのツアーとブロンディ再結成に始動し始める頃か？と思うので、打診があったとしてもフルタイムのバンドとしてのヘッズには参加できなかっただろうな・・・
このアルバムで主（ぬし）イチオシはスポークン・ランゲージ・コラボの曲「ノー・モア・ロンリー・ナイツ」。
デビーが加入していたら・・・The Heads『No Talking Just Head』（1996年10月 MVCM-621 Universal Victor ）
確か通販で購入したピンクの帯も素敵なCD。シュリンクに丸いシールが貼られており、『これはトーキングヘッズではなくザ・ヘッズによる新作（意訳）』と意味深なひとこと。
【The Heads】
デヴィッドバーン以外の3人クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリソンがフルタイムのバンドとしての活動を目的として結成したが、デヴィッドバーンからの訴訟により活動停止を余儀なくされる。そもそも『The Heads』というバンド名は紛らわしいかも・・・
【デビーはというと】
このCDにはマイケル・ハッチェンス（『INXS』）、リチャード・ヘル（『ハートブレイカーズ』）など多数のゲストボーカルを招いており、デビーはCDタイトル曲「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」と「パンク・ロリータ」の2曲でボーカル参加。
「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」はThe Headsそのもののバンドコンセプトを歌っているのかなと思いました。Talking Headsとは真逆なんだと。歌詞を読みながらジャケット内側の写真（写真中）を見ると一層。
「パンクロリータ」にはCBGB’s時代のアーニャ（フィリップス）やロベルタ（ベイリー）等の名前が出てくる。デビーが歌うにふさわしい歌詞かもね。
【デビーはライブで「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」を】
リリースからちょっと遡る1996年2月20日にNYのIrvingPlazaでのイベントにティナ＆クリス夫妻等が参加。トムトム・クラブのヒット曲『Genius of Love（邦題：悪魔のラヴ・ソング）』とトーキング・ヘッズの代表曲『サイコキラー』を演奏。最後にティナの紹介で、サプライズゲストとしてデビーが登場し「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」をフルで歌っている。アルバム発表前で新曲を披露したということになる、貴重な音源が存在している。
【The Headsのコンサートツアー】
1996年後半には、このCDで「ダメージ・アイブ・ダーン」やデビーと「パンク・ロリータ」を歌ったジョネット・ナポリターノ（コンクリート・ブロンド）をボーカルにThe Headsがコンサートツアーを。「ノー・トーキング・ジャスト・ヘッド」も彼女のボーカルで。TVライブ（『レターマンショー』）やMV作製（写真右）も。
CBGB's時代に、クリス・フランツからデビーにトーキング・ヘッズ加入の打診があり、デビーはもうバンドが有るから断ったというが、1996年のヘッズ結成時にも同じような打診があったのかなと妄想してしまう。1996年と言ったらジャズパッセンジャーズのツアーとブロンディ再結成に始動し始める頃か？と思うので、打診があったとしてもフルタイムのバンドとしてのヘッズには参加できなかっただろうな・・・
このアルバムで主（ぬし）イチオシはスポークン・ランゲージ・コラボの曲「ノー・モア・ロンリー・ナイツ」。
＜主その164＞分類？のとにかくマニアックな音源映像その12
『BLONDIE REUNION：22nov98』
曲目については、＜主その32＞で使用の表を加工してみましたのでご参照ください（写真左）。表から見て取れるように、音源の方はもはやオフィシャルの定番と化している。
【プロショットとオーディエンス映像】
＜主その152＞で、21日と22日のLyceum公演「ドリーミン」のスナップでデビーのステージ衣装を比較してみましたが、22日公演のほうはTVドキュメンタリー『No Exit』からではなく、実はオーディエンス映像からのものでした。
この22日公演のオーディエンス映像は遥か昔にアメリカより入手しています。当時は21日と22日の両日あったという情報もなく、両映像を入手した当初は別の角度（オーディエンス）から撮った同じLyceum公演の映像かと思っていましたが、別公演だとわかったときはちょっと得をした気分になりましたね。音はとってもよく、オフィシャル版とよく比較したらまた発見があるかも。
【♪I never forget him♪のところは映像がほぼ同じ角度】
映像の最初は撮りきれていないところがオーディエンス映像らしい。（写真中）はプロショットとオーディエンス映像「ドリーミン」の＜♪I never forget him♪＞ところ。やはりプロショットが綺麗。カメラはプロショットが1階、オーディエンス映像が2階からといった感じ。ちなみに＜主その152＞の21日公演は3階からの映像という感じですね。
【海外のライブビデオでピクチャースリーブ付き】
国内で販売されていたロックライブビデオは大抵ピクチャースリーブの挟まったプラスチックケースに入っていましたが、海外のお店のビデオカタログから選んで送られてきたものはほとんどテープが収められていた元の紙ケースそのままが付いてきた感じでした。
その中でもこの1998年11月22日Lyceum公演のものは珍しく紙ケースに写真左のようなコピーが貼り付けられていて、その業者のは多分他の作品もコピーが貼り付けられていたのかなと思っています。
日付は正しいが、収録場所がロンドンとしか書かれていない。せめて曲目は欲しいところだが。
デビーの歌っている写真のドレスはカミソリの刃で出来た有名なヤツ。デザイナーで、一時時期デビーの住まいにいたこともあるというマイケル・シュミット作。現在はどこかの美術館に収納されているらしい（『フェイス・イット』）。ヘアスタイルは1996年頃独特の。
海外製ライブDVDでは当たり前のように付いているピクチャースリーブですが、ビデオ時代には希少だった「海外製」ピクチャースリーブ付きのライブビデオでした。
『BLONDIE REUNION：22nov98』
曲目については、＜主その32＞で使用の表を加工してみましたのでご参照ください（写真左）。表から見て取れるように、音源の方はもはやオフィシャルの定番と化している。
【プロショットとオーディエンス映像】
＜主その152＞で、21日と22日のLyceum公演「ドリーミン」のスナップでデビーのステージ衣装を比較してみましたが、22日公演のほうはTVドキュメンタリー『No Exit』からではなく、実はオーディエンス映像からのものでした。
この22日公演のオーディエンス映像は遥か昔にアメリカより入手しています。当時は21日と22日の両日あったという情報もなく、両映像を入手した当初は別の角度（オーディエンス）から撮った同じLyceum公演の映像かと思っていましたが、別公演だとわかったときはちょっと得をした気分になりましたね。音はとってもよく、オフィシャル版とよく比較したらまた発見があるかも。
【♪I never forget him♪のところは映像がほぼ同じ角度】
映像の最初は撮りきれていないところがオーディエンス映像らしい。（写真中）はプロショットとオーディエンス映像「ドリーミン」の＜♪I never forget him♪＞ところ。やはりプロショットが綺麗。カメラはプロショットが1階、オーディエンス映像が2階からといった感じ。ちなみに＜主その152＞の21日公演は3階からの映像という感じですね。
【海外のライブビデオでピクチャースリーブ付き】
国内で販売されていたロックライブビデオは大抵ピクチャースリーブの挟まったプラスチックケースに入っていましたが、海外のお店のビデオカタログから選んで送られてきたものはほとんどテープが収められていた元の紙ケースそのままが付いてきた感じでした。
その中でもこの1998年11月22日Lyceum公演のものは珍しく紙ケースに写真左のようなコピーが貼り付けられていて、その業者のは多分他の作品もコピーが貼り付けられていたのかなと思っています。
日付は正しいが、収録場所がロンドンとしか書かれていない。せめて曲目は欲しいところだが。
デビーの歌っている写真のドレスはカミソリの刃で出来た有名なヤツ。デザイナーで、一時時期デビーの住まいにいたこともあるというマイケル・シュミット作。現在はどこかの美術館に収納されているらしい（『フェイス・イット』）。ヘアスタイルは1996年頃独特の。
海外製ライブDVDでは当たり前のように付いているピクチャースリーブですが、ビデオ時代には希少だった「海外製」ピクチャースリーブ付きのライブビデオでした。
＜主その165＞映画版はこの後日談なんですねきっと。TVシリーズ『テイルズ・フロム・ザ・ダークサイド』のエピソード『The Moth（蛾）』
＜主その117＞で紹介ように、デビーは『フロム・ザ・ダークサイド ザ・ムービー 3つの闇の物語』という映画（1990年）に出演しているが、それ以前にTVシリーズ『テイルズ・フロム・ザ・ダークサイド』にも1度出演してる。放送は1987年10月18日で、最終の第4シーズンのエピソード4（73か74話め）でタイトルは『The Moth（蛾）』。日本未発売のDVDには収録されているが、主（ぬし）には遥か昔にトレードで入手のコンピレーションビデオの中に。
【あらすじ】
魔術を駆使して手に入れた男性の妻に背後から刺され、重傷を負って帰宅。死を悟り願いを母に託す。それは、魂が口から抜け出るときに捕まえてほしいということ。そうすれば夜明け前には生き返るという。敬虔な母親は、一旦娘の願いを聞き入れて娘の口から抜けて出た蛾を瓶に確保したものの、生き続けて邪悪な道を続ける娘を死なせる方が良いとも感じて・・・・・
【デビーはというと】
デビーの雰囲気は、確かに1989年のツアー開始時よりちょっと若い感じがしている。メディアへの露出もまだ少ない貴重な時期の映像。ベッドの上でやり取りするシーンが多い。超アップのデビーのお肌が綺麗でとても素敵。あえて超アップなんて収録されたのはサービスなのかな。
【クリスも参加していた】
エンディングロールをチェックするとなんとクリスが音楽参加しているではないですか！「オリジナルミュージック」なので書き下ろしですね。バックを流れる効果音がそうなんですねきっと。書き下ろしなのでクリス本人の演奏とみた（ギター弦を弾くところなどまさに）。
【ふと思った】
1989年10月16日リリースの『DD&B』収録のソロの名曲「ブライトサイド」は不遇の80年代＝ダークサイドにあっても常にブライトサイド（明るい側）をポジティブに見てきたというものなのかな。それとも映画『ダークサイド』に対するアンサーソングのような？。
＜主その117＞で紹介ように、デビーは『フロム・ザ・ダークサイド ザ・ムービー 3つの闇の物語』という映画（1990年）に出演しているが、それ以前にTVシリーズ『テイルズ・フロム・ザ・ダークサイド』にも1度出演してる。放送は1987年10月18日で、最終の第4シーズンのエピソード4（73か74話め）でタイトルは『The Moth（蛾）』。日本未発売のDVDには収録されているが、主（ぬし）には遥か昔にトレードで入手のコンピレーションビデオの中に。
【あらすじ】
魔術を駆使して手に入れた男性の妻に背後から刺され、重傷を負って帰宅。死を悟り願いを母に託す。それは、魂が口から抜け出るときに捕まえてほしいということ。そうすれば夜明け前には生き返るという。敬虔な母親は、一旦娘の願いを聞き入れて娘の口から抜けて出た蛾を瓶に確保したものの、生き続けて邪悪な道を続ける娘を死なせる方が良いとも感じて・・・・・
【デビーはというと】
デビーの雰囲気は、確かに1989年のツアー開始時よりちょっと若い感じがしている。メディアへの露出もまだ少ない貴重な時期の映像。ベッドの上でやり取りするシーンが多い。超アップのデビーのお肌が綺麗でとても素敵。あえて超アップなんて収録されたのはサービスなのかな。
【クリスも参加していた】
エンディングロールをチェックするとなんとクリスが音楽参加しているではないですか！「オリジナルミュージック」なので書き下ろしですね。バックを流れる効果音がそうなんですねきっと。書き下ろしなのでクリス本人の演奏とみた（ギター弦を弾くところなどまさに）。
【ふと思った】
1989年10月16日リリースの『DD&B』収録のソロの名曲「ブライトサイド」は不遇の80年代＝ダークサイドにあっても常にブライトサイド（明るい側）をポジティブに見てきたというものなのかな。それとも映画『ダークサイド』に対するアンサーソングのような？。
＜主その166＞
＜主その159＞の補足
くやしいけれどリマスター映像にはかなわないなLD-X1映像
DVD映像には引けを取らないLD映像を生み出すLD-X1でした。
ブロンディのさまざまなMVのリマスター映像がネット上にアップされているが、ありえないくらい細かいところまではっきりと映っていますね。「誘惑の楽園」で比較してみた。
LD-X1映像は全体的によくいえばソフトな感じがする一方で、リマスター映像は「容赦なく」細部まで再現している印象。「容赦なく」というのは、画面のどの部分であろうとピンボケしていないので。カラーも、リマスター映像は総天然色という感じ。LD-X1映像でも写真右の赤い花はDVD映像よりも映えていた気がしていたのだが、リマスター映像はさらにくっきりと。写真中の緑色もリマスター映像では濃淡がクッキリと表現されている。写真左の海の色に至ってはこんなに違うのというくらいの差が見受けられ・・・・・
もしかして、リマスター映像は「総天然色」というよりも、現代のAIが生み出す『白黒⇒カラー化』に近いものなのかな。いずれにしても、下のサムネイルですでに情報量の差が見て取れ、リマスター映像は情報量が多すぎて暗い感じになっているようですね。
＜主その159＞の補足
くやしいけれどリマスター映像にはかなわないなLD-X1映像
DVD映像には引けを取らないLD映像を生み出すLD-X1でした。
ブロンディのさまざまなMVのリマスター映像がネット上にアップされているが、ありえないくらい細かいところまではっきりと映っていますね。「誘惑の楽園」で比較してみた。
LD-X1映像は全体的によくいえばソフトな感じがする一方で、リマスター映像は「容赦なく」細部まで再現している印象。「容赦なく」というのは、画面のどの部分であろうとピンボケしていないので。カラーも、リマスター映像は総天然色という感じ。LD-X1映像でも写真右の赤い花はDVD映像よりも映えていた気がしていたのだが、リマスター映像はさらにくっきりと。写真中の緑色もリマスター映像では濃淡がクッキリと表現されている。写真左の海の色に至ってはこんなに違うのというくらいの差が見受けられ・・・・・
もしかして、リマスター映像は「総天然色」というよりも、現代のAIが生み出す『白黒⇒カラー化』に近いものなのかな。いずれにしても、下のサムネイルですでに情報量の差が見て取れ、リマスター映像は情報量が多すぎて暗い感じになっているようですね。
＜主その167＞
番外
これまでのマニアックな紹介で個人的にスマッシュヒットだと思われるものを列挙してみる（その� 法�
＜主その11＞ピクチャーLP『on the road with blondie』
【コメント】幻の海賊盤ピクチャーディスク『オン・ザ・ロード・ウィズ・ブロンディ』の内容（どのTV番組か）を提示できたこと。
＜主その12＞日本版カセットテープ『軌跡！ザ・ベストオブブロンディ』
【コメント】『DJ入り』って何？から探索が始まった。結果、プロモーション
LP『at home with debbieand chris』からの抜粋に街の効果音を加えたものであることがわかったこと。
＜主その15＞『picture this live』を読もう
【コメント】 幾度もFM放送された79年テキサス州ダラス公演の公演日を絞ったこと。
＜主その32＞Westwood one FM音源『in the zone』
【コメント】FM放送用CDR『in the zone』との比較により、『Blondie Live』の複数の曲が思いのほか大胆に編集されているのがわかったこと。
＜主その58＞『Live In Spain』（32077 32 jazz）
【コメント】ピクチャーレーベルのオジサンが『individually twisted』と同じく、著名な米音楽プロデューサーのジョエル・ドーン氏であるとわかったこと。
＜主その96＞TV映画『intimate stranger（邦題：真夜中の殺人コール）』
【コメント】本作品で主役（デビー）による喫煙描写が16回あることが判明したこと。
＜主その100＞LD版『CBGB'S BLITZKRIEG BOP』
【コメント】LD版と『GREATEST HITS DELUXE REDUX / GHOSTS OF DOWNLOAD』（2014年）のボーナスDVD版の映像との大きな違いを提示できたこと。
＜主その102＞ライブでのフランス語バージョン「SUNDAY GIRL」について
【コメント】「サンデーガール」のフランス語バージョンがライブで歌われてきたかという切り口でコレクションを縦断的に眺めてみたときに、そこに1つの傾向が見て取れたこと。
＜主その111＞ブートCD『Thank God, It's Blondie』
【コメント】CDタイトルが公演収録地とつながりがあるらしいことを提示できたこと。
その�△砲弔鼎�。
番外
これまでのマニアックな紹介で個人的にスマッシュヒットだと思われるものを列挙してみる（その� 法�
＜主その11＞ピクチャーLP『on the road with blondie』
【コメント】幻の海賊盤ピクチャーディスク『オン・ザ・ロード・ウィズ・ブロンディ』の内容（どのTV番組か）を提示できたこと。
＜主その12＞日本版カセットテープ『軌跡！ザ・ベストオブブロンディ』
【コメント】『DJ入り』って何？から探索が始まった。結果、プロモーション
LP『at home with debbieand chris』からの抜粋に街の効果音を加えたものであることがわかったこと。
＜主その15＞『picture this live』を読もう
【コメント】 幾度もFM放送された79年テキサス州ダラス公演の公演日を絞ったこと。
＜主その32＞Westwood one FM音源『in the zone』
【コメント】FM放送用CDR『in the zone』との比較により、『Blondie Live』の複数の曲が思いのほか大胆に編集されているのがわかったこと。
＜主その58＞『Live In Spain』（32077 32 jazz）
【コメント】ピクチャーレーベルのオジサンが『individually twisted』と同じく、著名な米音楽プロデューサーのジョエル・ドーン氏であるとわかったこと。
＜主その96＞TV映画『intimate stranger（邦題：真夜中の殺人コール）』
【コメント】本作品で主役（デビー）による喫煙描写が16回あることが判明したこと。
＜主その100＞LD版『CBGB'S BLITZKRIEG BOP』
【コメント】LD版と『GREATEST HITS DELUXE REDUX / GHOSTS OF DOWNLOAD』（2014年）のボーナスDVD版の映像との大きな違いを提示できたこと。
＜主その102＞ライブでのフランス語バージョン「SUNDAY GIRL」について
【コメント】「サンデーガール」のフランス語バージョンがライブで歌われてきたかという切り口でコレクションを縦断的に眺めてみたときに、そこに1つの傾向が見て取れたこと。
＜主その111＞ブートCD『Thank God, It's Blondie』
【コメント】CDタイトルが公演収録地とつながりがあるらしいことを提示できたこと。
その�△砲弔鼎�。
＜主その168＞
番外
これまでのマニアックな紹介で個人的にスマッシュヒットだと思われるものを列挙してみる（その�◆法�
＜主その103＞1ST LP ROUGH MIXES + 1 UNRELEASED SONG ("SCENERY")
【コメント】手持ちのカセットテープの中に極めて貴重な音源が含まれていたこと。
＜主その120＞78年5月7日「ジョニーブリッツベネフィットコンサート」
【コメント】「h of g」で使用されているローランドCR-78ドラムマシンを『パラレルライン』リリース前にいち早くステージで使用しているところを掲示できたこと。
＜主その124＞映画『Unioncity』（1980年公開、日本未公開）
【コメント】映画「ユニオンシティ」を「タコイーズ・ブルー」から眺めてみたこと。
＜主その128＞TVライブ『ミュージックラーデン（2回目出演時）』
＜主その131＞TVライブ『ミュージックラーデン（1回目出演時）』
【コメント】2回あった『ミュージックラーデン』の全演奏曲（放送されなかったであろう曲を含めて）リスト案を提示できたこと。
＜主その147＞BLONDIE専用？レーベル「BITTER TUNE」の『walnut theatre,philaderphia,PA 11.6.78』
【コメント】『Picture This Live』の「oneway or another」のvenue間違いを見つけたこと。
＜主その154＞89年1月13日「『Birthday Bash』at the Ritz」
【コメント】長年謎であったデビー朗読のアレイスター・クロウリーの詩を同定できたこと。『ヴァンパイア』という詩を見つけるところから始めたがなかなか見つからなかったな・・・
なかなか甲乙つけるのは容易ではありませんが、以上の中でも、日本版カセットテープ『軌跡！ザ・ベストオブブロンディ』の内容の解明とデビー朗読のアレイスター・クロウリーの詩の出典を明らかにできたことが特にマニアックだったと個人的に思っています。また主（ぬし）の音源コレクションから『ミュージックラーデン』の全演奏曲のリスト案やフランス語バージョン「SUNDAY GIRL」のライブ演奏の変遷を眺めたこともオリジナリティがあったかなと自己満足しています。
番外
これまでのマニアックな紹介で個人的にスマッシュヒットだと思われるものを列挙してみる（その�◆法�
＜主その103＞1ST LP ROUGH MIXES + 1 UNRELEASED SONG ("SCENERY")
【コメント】手持ちのカセットテープの中に極めて貴重な音源が含まれていたこと。
＜主その120＞78年5月7日「ジョニーブリッツベネフィットコンサート」
【コメント】「h of g」で使用されているローランドCR-78ドラムマシンを『パラレルライン』リリース前にいち早くステージで使用しているところを掲示できたこと。
＜主その124＞映画『Unioncity』（1980年公開、日本未公開）
【コメント】映画「ユニオンシティ」を「タコイーズ・ブルー」から眺めてみたこと。
＜主その128＞TVライブ『ミュージックラーデン（2回目出演時）』
＜主その131＞TVライブ『ミュージックラーデン（1回目出演時）』
【コメント】2回あった『ミュージックラーデン』の全演奏曲（放送されなかったであろう曲を含めて）リスト案を提示できたこと。
＜主その147＞BLONDIE専用？レーベル「BITTER TUNE」の『walnut theatre,philaderphia,PA 11.6.78』
【コメント】『Picture This Live』の「oneway or another」のvenue間違いを見つけたこと。
＜主その154＞89年1月13日「『Birthday Bash』at the Ritz」
【コメント】長年謎であったデビー朗読のアレイスター・クロウリーの詩を同定できたこと。『ヴァンパイア』という詩を見つけるところから始めたがなかなか見つからなかったな・・・
なかなか甲乙つけるのは容易ではありませんが、以上の中でも、日本版カセットテープ『軌跡！ザ・ベストオブブロンディ』の内容の解明とデビー朗読のアレイスター・クロウリーの詩の出典を明らかにできたことが特にマニアックだったと個人的に思っています。また主（ぬし）の音源コレクションから『ミュージックラーデン』の全演奏曲のリスト案やフランス語バージョン「SUNDAY GIRL」のライブ演奏の変遷を眺めたこともオリジナリティがあったかなと自己満足しています。
＜主その169＞
ケースジャケットのアート集その8
ブロンディファンらしく愛のこめられた凝った作りのJカード。このまま人知れず埋もれてしまうのももったいないアナログ時代の味のある作品群をマニアックに紹介します。
今回のカセットテープは1979年夏のUSツアー7月5日ロードアイランド州ポータケットの歴史あるリロイ劇場（1922〜1997）公演を収録した『BLONDIE- Pawtucket 5・7・79 USA』
【曲目】
dreaming - one way or another - hanging on the telephone - look good in blue - youth nabbed as sniper - pretty baby - slow motion - sunday girl - in the flesh - man overboard - heart of glass - 11:59 - rip her to shreds - in the sun - x-offender - i'm on e - kung fu girl –(encore) a shark in jets clothing
【内容】
この音源は録る気マンマンな様子が伺われ、「dreaming」スタート前やアンコールの「jets clothing」終了後も会場に様子が残されていて、熱気に満ちた臨場感あふれるものとなっている。
手持ちの90分カセットテープではA面に「rip her to shreds」まで収録されているが、曲の途中で切れている。B面にそのあたりから続くというカセットテープではありがちなパターン。
本来は「heart of glass」のあとで公演録音のカセットテープ面の切り替えがあったらしく、別に入手の音源ではその様子が残っている。
「one way or another」がまだ2曲目なので79年USツアー前半といえる。アンコールに「a shark in jets clothing」を持ってきているのがめずらしいが、確認の範囲で、解散前の最後の演奏として貴重。78年11月6日のフィラデルフィアのウォールナットシアター公演であったように、曲に乗せてのバンド紹介はない。
【素敵なカラーのJカード】
よくFM雑誌にいろいろなJカードが付録で付いていたり。ブロンディのカラー写真の付いたものもあったりしてネットオークションではたまに見かけますね。
手持ちのカセットコレクションの中では＜主その70＞で紹介したものと同様大変めずらしいカラー印刷が施されたもの。とても素敵な色合いをいまなお残しています。どこで撮った写真だろう、デビーの赤と黒の衣装に金髪が映えています。マイクラインの青がカセット周囲に広がっている感じ。カセットテープ両面にもフォントと色違いに印字されたシールが。同じだったらちょっと味気ない気がする。
【その他】
この公演の次は7日のあのオフィシャルなモノクロ映像の Convention Hall （ニュージャージー州）の2公演なので同じような雰囲気かな。
ネットで散見されるチケットタブによると午後8時に公演開始だったらしいね。
リロイ劇場は1979年ブロンディ公演後に消防法違反のために閉鎖されて、1985年に復活したようです。
ケースジャケットのアート集その8
ブロンディファンらしく愛のこめられた凝った作りのJカード。このまま人知れず埋もれてしまうのももったいないアナログ時代の味のある作品群をマニアックに紹介します。
今回のカセットテープは1979年夏のUSツアー7月5日ロードアイランド州ポータケットの歴史あるリロイ劇場（1922〜1997）公演を収録した『BLONDIE- Pawtucket 5・7・79 USA』
【曲目】
dreaming - one way or another - hanging on the telephone - look good in blue - youth nabbed as sniper - pretty baby - slow motion - sunday girl - in the flesh - man overboard - heart of glass - 11:59 - rip her to shreds - in the sun - x-offender - i'm on e - kung fu girl –(encore) a shark in jets clothing
【内容】
この音源は録る気マンマンな様子が伺われ、「dreaming」スタート前やアンコールの「jets clothing」終了後も会場に様子が残されていて、熱気に満ちた臨場感あふれるものとなっている。
手持ちの90分カセットテープではA面に「rip her to shreds」まで収録されているが、曲の途中で切れている。B面にそのあたりから続くというカセットテープではありがちなパターン。
本来は「heart of glass」のあとで公演録音のカセットテープ面の切り替えがあったらしく、別に入手の音源ではその様子が残っている。
「one way or another」がまだ2曲目なので79年USツアー前半といえる。アンコールに「a shark in jets clothing」を持ってきているのがめずらしいが、確認の範囲で、解散前の最後の演奏として貴重。78年11月6日のフィラデルフィアのウォールナットシアター公演であったように、曲に乗せてのバンド紹介はない。
【素敵なカラーのJカード】
よくFM雑誌にいろいろなJカードが付録で付いていたり。ブロンディのカラー写真の付いたものもあったりしてネットオークションではたまに見かけますね。
手持ちのカセットコレクションの中では＜主その70＞で紹介したものと同様大変めずらしいカラー印刷が施されたもの。とても素敵な色合いをいまなお残しています。どこで撮った写真だろう、デビーの赤と黒の衣装に金髪が映えています。マイクラインの青がカセット周囲に広がっている感じ。カセットテープ両面にもフォントと色違いに印字されたシールが。同じだったらちょっと味気ない気がする。
【その他】
この公演の次は7日のあのオフィシャルなモノクロ映像の Convention Hall （ニュージャージー州）の2公演なので同じような雰囲気かな。
ネットで散見されるチケットタブによると午後8時に公演開始だったらしいね。
リロイ劇場は1979年ブロンディ公演後に消防法違反のために閉鎖されて、1985年に復活したようです。
＜主その170＞日本語字幕付きが欲しい映画『unmade beds』70分1976年アメリカ映画（その� �
＜主その2＞で触れた映画『unmade beds』主演のダンカン・ハンナが2022年6月になくなっていた。主（ぬし）はこの映画のブートっぽいビデオと公式DVD（ED001001）を所有しているが、ブートっぽいビデオの中身が気になり、改めて視聴した。
【ノーウェーブシネマの古典】
『unmade beds』は、エイモス・ポー監督にとって最初の長編作で、ジャン=リュック・ゴダール監督の最初の長編映画でヌーヴェルヴァーグ（1950年代末に始まったフランスにおける映画運動）の記念碑的作品『A bout de souffle（邦題：勝手にしやがれ）』へのオマージュであるという。ビデオジャケットによると、ゴダール監督がパリを舞台にしようとしていた手法をニューヨークで試みたらしい。1976年頃までニューヨーク市のローワーイーストサイドで栄えたアンダーグラウンド映画製作運動「ノーウェーブシネマ」の古典とされる。
【あらすじ】
（以下映画冒頭で読み上げられるあらすじ）ニューヨークのリコが「ヌーヴェルヴァーグ」の映画製作の時代にパリに住んでいるだと想像する物語。彼は自分をギャングスターだと思っている写真家で、カメラを銃のように使い、フィルムの弾丸を装填するという。彼は自分のファンタジーを実現するために現実を求めてる。しかし、ロマンチックでもあり、彼が恋に落ちると、彼が自分のために作った世界の微妙なバランスが崩れる。
主（ぬし）は英語をほとんど聞き取れず画面だけおっているので正直なところあらすじはよくわからない。
＜主その2＞で触れた映画『unmade beds』主演のダンカン・ハンナが2022年6月になくなっていた。主（ぬし）はこの映画のブートっぽいビデオと公式DVD（ED001001）を所有しているが、ブートっぽいビデオの中身が気になり、改めて視聴した。
【ノーウェーブシネマの古典】
『unmade beds』は、エイモス・ポー監督にとって最初の長編作で、ジャン=リュック・ゴダール監督の最初の長編映画でヌーヴェルヴァーグ（1950年代末に始まったフランスにおける映画運動）の記念碑的作品『A bout de souffle（邦題：勝手にしやがれ）』へのオマージュであるという。ビデオジャケットによると、ゴダール監督がパリを舞台にしようとしていた手法をニューヨークで試みたらしい。1976年頃までニューヨーク市のローワーイーストサイドで栄えたアンダーグラウンド映画製作運動「ノーウェーブシネマ」の古典とされる。
【あらすじ】
（以下映画冒頭で読み上げられるあらすじ）ニューヨークのリコが「ヌーヴェルヴァーグ」の映画製作の時代にパリに住んでいるだと想像する物語。彼は自分をギャングスターだと思っている写真家で、カメラを銃のように使い、フィルムの弾丸を装填するという。彼は自分のファンタジーを実現するために現実を求めてる。しかし、ロマンチックでもあり、彼が恋に落ちると、彼が自分のために作った世界の微妙なバランスが崩れる。
主（ぬし）は英語をほとんど聞き取れず画面だけおっているので正直なところあらすじはよくわからない。
＜主その171＞日本語字幕付きが欲しい映画『unmade beds』70分1976年アメリカ映画（その�◆�
【出演者】
エイモス・ポー監督は1976年にアラン・ベトロック（ブロンディ『1975demo』製作！）によって創刊されたパンク、ニュー・ウェイヴの雑誌『ニューヨーク・ロッカー』の仕事を介して画家であるダンカン・ハンナと知り合ったという。ともにゴダールとフランス映画好きということで意気投合。この映画『unmade beds』の主役ニコ役にダンカンハンナを選んだ。
DVDとビデオの各ジャケットにはダンカン・ハンナ、ロバート・ゴードンそしてデビーの他パティ・アスターとエリック・ミッチェルの名前が挙がっている。エイモス・ポー監督は雑誌『the Voice』で役者募集して、リーストラスバーグ研究所で演技を学んだパティ・アスター、フランス生まれの作家、監督、俳優のエリック・ミッチェルの2人に決定した。2人ともノーウェーブシネマにはかかせない存在。
【デビーの登場シーン】
デビーはこの映画の9分頃にニコのガールフレンドの1人？として「私の写真を撮って」と言って登場。彼女の部屋らしいが、シルクの下着姿でドレッサーのミラーにキスして、椅子に座るニコの前でアカペラで『Sweat Thing』を歌う。『フェイスイット』ではジャズナンバーを歌ったとあるが、ネット上にはこの曲の情報はなさそう。「そろそろ行かなきゃならない」とデビーは部屋から出てゆく・・・・
当時演技経験のなかったダンカン・ハンナは自伝『20世紀少年』の中で、デビーの演技やアカペラで歌う才能を絶賛しているよう。本人はアラン・ドロンの真似をしようとしていたがうまくゆかなかったとのこと。
【出演者】
エイモス・ポー監督は1976年にアラン・ベトロック（ブロンディ『1975demo』製作！）によって創刊されたパンク、ニュー・ウェイヴの雑誌『ニューヨーク・ロッカー』の仕事を介して画家であるダンカン・ハンナと知り合ったという。ともにゴダールとフランス映画好きということで意気投合。この映画『unmade beds』の主役ニコ役にダンカンハンナを選んだ。
DVDとビデオの各ジャケットにはダンカン・ハンナ、ロバート・ゴードンそしてデビーの他パティ・アスターとエリック・ミッチェルの名前が挙がっている。エイモス・ポー監督は雑誌『the Voice』で役者募集して、リーストラスバーグ研究所で演技を学んだパティ・アスター、フランス生まれの作家、監督、俳優のエリック・ミッチェルの2人に決定した。2人ともノーウェーブシネマにはかかせない存在。
【デビーの登場シーン】
デビーはこの映画の9分頃にニコのガールフレンドの1人？として「私の写真を撮って」と言って登場。彼女の部屋らしいが、シルクの下着姿でドレッサーのミラーにキスして、椅子に座るニコの前でアカペラで『Sweat Thing』を歌う。『フェイスイット』ではジャズナンバーを歌ったとあるが、ネット上にはこの曲の情報はなさそう。「そろそろ行かなきゃならない」とデビーは部屋から出てゆく・・・・
当時演技経験のなかったダンカン・ハンナは自伝『20世紀少年』の中で、デビーの演技やアカペラで歌う才能を絶賛しているよう。本人はアラン・ドロンの真似をしようとしていたがうまくゆかなかったとのこと。
＜主その172＞日本語字幕付きが欲しい映画『unmade beds』70分1976年アメリカ映画（その��）
【デビーとダンカン・ハンナは】
デビーのによると映画撮影中は挨拶程度の間柄で、この映画以降ダンカンハンナとの接点が全くなかったと。イケメンンだけどデビーの好みでなかったのかな。『フェイスイット』にも名前すら出てないのが意外。ダンカン・ハンナはCBGB’s常連だった時代パティ・スミスとは交流があったようなので主（ぬし）の邪推は拡がるばかり・・・・
【この映画のビデオ】
主（ぬし）がこのブートっぽいビデオを購入したときは『unmade beds』がビデオやDVDでは公式発売されていなかったのでかなりの貴重品だったと思われる。＜主その2＞で書いたように、ビデオを制作した実在企業名とマークが入っており、『poe productions Inc』がこの企業に依頼したということだろうか。1995年とあるのはビデオ制作依頼の年かな。Discogではこの企業がリリースしたと思われるビデオが10数種類ヒットしてくる。
TVなどで放送されたものを録画した感じはなく、最初から最後まできっちり収録されている。
よくわからないのが、最後に「Fin」が出て映画が終了したあとに、映画の終わりの部分（屋上で強盗を働くところから約13分間）が繰り返されて収録されていること。メイキングかなと期待したが、本編の繰り返しのよう。映画の進行表を作りました。参考までに。
DVD映像と見比べてみると、DVDの方が映像がくっきりと綺麗ですね。冒頭の字幕でハッキリと差が出ている。マスター由来のノイズ映像が双方に同じように現れている。
【デビーとダンカン・ハンナは】
デビーのによると映画撮影中は挨拶程度の間柄で、この映画以降ダンカンハンナとの接点が全くなかったと。イケメンンだけどデビーの好みでなかったのかな。『フェイスイット』にも名前すら出てないのが意外。ダンカン・ハンナはCBGB’s常連だった時代パティ・スミスとは交流があったようなので主（ぬし）の邪推は拡がるばかり・・・・
【この映画のビデオ】
主（ぬし）がこのブートっぽいビデオを購入したときは『unmade beds』がビデオやDVDでは公式発売されていなかったのでかなりの貴重品だったと思われる。＜主その2＞で書いたように、ビデオを制作した実在企業名とマークが入っており、『poe productions Inc』がこの企業に依頼したということだろうか。1995年とあるのはビデオ制作依頼の年かな。Discogではこの企業がリリースしたと思われるビデオが10数種類ヒットしてくる。
TVなどで放送されたものを録画した感じはなく、最初から最後まできっちり収録されている。
よくわからないのが、最後に「Fin」が出て映画が終了したあとに、映画の終わりの部分（屋上で強盗を働くところから約13分間）が繰り返されて収録されていること。メイキングかなと期待したが、本編の繰り返しのよう。映画の進行表を作りました。参考までに。
DVD映像と見比べてみると、DVDの方が映像がくっきりと綺麗ですね。冒頭の字幕でハッキリと差が出ている。マスター由来のノイズ映像が双方に同じように現れている。
＜主その173＞日本語字幕付きが欲しい映画『unmade beds』70分1976年アメリカ映画（その�し襪咫�
【その他】
冒頭の字幕が現れるところでは、イラストやデザインなどが映像に重ねられるという実験的な手法が取り入れられている。映像からそのまま会話が続いてモンタージュ写真が切り替わるところも手作り感があっていい。
主（ぬし）には、強盗した2人がビルから出て通りを楽しそうに会話をして歩くシーンが本当に楽しそうで印象的でした。どんな会話しているのか、日本語字幕付きで見たいものです。
映画本編を通じて、寂しげなピアノソロの曲が繰り返される。どこかで聴いたこともあるような曲だが。最も初期のブロンディにギタリストとして在籍し、『ブランクジェネレーション（1976)』の撮影やパティスミスグループのメンバーとして有名なイヴァン・クラルによる。エンディングロールの一転してパンクっぽくなる曲も彼の曲かな。
DVDジャケットには77分とあるが、実際は70分（ビデオも同じ）。ネット上でも77分となってたりする。
【アート担当のフェルナンド・ナタリッチ】
映画の中での数多くのデビー他のショットがネットで見られるが全て映画にアートディレクター兼スチールフォトグラファーとして参加したフェルナンド・ナタリッチの撮影。DVDには曲に合わせて3分ばかりのスチールのスライドショウが。
【共演者パティ・アスタ】
共演者パティ・アスターは1981年、映画『アンダーグラウンドUSA』試写会後のパーティでファブ5フレディと出会い、「私がダウンバイローで、そしてアートの世界は決して同じではない」と言われてたという。彼女は多くの仲間のグラフィティアーティストやヒップホップミュージシャンに紹介され、アートの世界にグラフィティを導入した象徴的なギャラリーである『FUNギャラリー』（イーストヴィレッジ、1981〜1985）の設立につながったという。
【ダダダダダダ】
ドサクサにエイモスポー監督とゴダール監督も俎上（そじょう）に上げているらしい。
【spiritual adviserって？】
エンディングロールで出てきます、どんな役割？きっと映画の中の会話を聞き取ることができると、その内容に哲学的な深いものを読み取れるのではないでしょうか。
【その他】
冒頭の字幕が現れるところでは、イラストやデザインなどが映像に重ねられるという実験的な手法が取り入れられている。映像からそのまま会話が続いてモンタージュ写真が切り替わるところも手作り感があっていい。
主（ぬし）には、強盗した2人がビルから出て通りを楽しそうに会話をして歩くシーンが本当に楽しそうで印象的でした。どんな会話しているのか、日本語字幕付きで見たいものです。
映画本編を通じて、寂しげなピアノソロの曲が繰り返される。どこかで聴いたこともあるような曲だが。最も初期のブロンディにギタリストとして在籍し、『ブランクジェネレーション（1976)』の撮影やパティスミスグループのメンバーとして有名なイヴァン・クラルによる。エンディングロールの一転してパンクっぽくなる曲も彼の曲かな。
DVDジャケットには77分とあるが、実際は70分（ビデオも同じ）。ネット上でも77分となってたりする。
【アート担当のフェルナンド・ナタリッチ】
映画の中での数多くのデビー他のショットがネットで見られるが全て映画にアートディレクター兼スチールフォトグラファーとして参加したフェルナンド・ナタリッチの撮影。DVDには曲に合わせて3分ばかりのスチールのスライドショウが。
【共演者パティ・アスタ】
共演者パティ・アスターは1981年、映画『アンダーグラウンドUSA』試写会後のパーティでファブ5フレディと出会い、「私がダウンバイローで、そしてアートの世界は決して同じではない」と言われてたという。彼女は多くの仲間のグラフィティアーティストやヒップホップミュージシャンに紹介され、アートの世界にグラフィティを導入した象徴的なギャラリーである『FUNギャラリー』（イーストヴィレッジ、1981〜1985）の設立につながったという。
【ダダダダダダ】
ドサクサにエイモスポー監督とゴダール監督も俎上（そじょう）に上げているらしい。
【spiritual adviserって？】
エンディングロールで出てきます、どんな役割？きっと映画の中の会話を聞き取ることができると、その内容に哲学的な深いものを読み取れるのではないでしょうか。
＜主その174＞
BLONDIE専用？レーベル「BITTER TUNE」の作品集��
＜主その155＞で紹介したデビーソロのT&C 3日間連続公演のうち2日目のFM放送音源。
11月29日となっているが、11月30日が正しい。オフィシャルサイトも30日となっており、29日のコンサートに行ったファンがFM放送は30日公演だと言っている。29日公演を聴いてみると、ツアーのライブCDリリース予定だったということで気合の入った様子が伺えるが、随所で機器トラブルやボーカルが始まらないなどがあって、翌日のオンエアーに向けた調整の意味合いがあるのかなと感じました。
ジャケットはカラー写真をあしらったデザインのコピー。いつ頃のデビーなのか不明。マッドクラブかスタジオ54かだと（両隣りはクリスとナイジェルかな）70年代っぽい気もするが、T&Cライブの89年頃のような気もする。ヘアスタイルの似た写真を見つけたが、それは70年代後半の撮影らしい。
曲目は＜主その155＞で紹介のセットリストを再アップ。ご参照ください。
BLONDIE専用？レーベル「BITTER TUNE」の作品集��
＜主その155＞で紹介したデビーソロのT&C 3日間連続公演のうち2日目のFM放送音源。
11月29日となっているが、11月30日が正しい。オフィシャルサイトも30日となっており、29日のコンサートに行ったファンがFM放送は30日公演だと言っている。29日公演を聴いてみると、ツアーのライブCDリリース予定だったということで気合の入った様子が伺えるが、随所で機器トラブルやボーカルが始まらないなどがあって、翌日のオンエアーに向けた調整の意味合いがあるのかなと感じました。
ジャケットはカラー写真をあしらったデザインのコピー。いつ頃のデビーなのか不明。マッドクラブかスタジオ54かだと（両隣りはクリスとナイジェルかな）70年代っぽい気もするが、T&Cライブの89年頃のような気もする。ヘアスタイルの似た写真を見つけたが、それは70年代後半の撮影らしい。
曲目は＜主その155＞で紹介のセットリストを再アップ。ご参照ください。
＜主その175＞
分類？のとにかくマニアックな音源映像その12
ケースジャケットのアート集その9
フィラーが嬉しい『DEBORAH HARRY Tower Theatre』というカセットテープ。
トレードで入手。内容はエスケープ・フロム・ニューヨーク・ツアー（90年7月〜8月）のフィラデルフィアのタワー・シアター公演（7月9日）。
【公演の内容】
このツアーはラモーンズ、トムトムクラブ、ジェリー・ハリスンと各地を一緒に廻るためセットリストは短く、長くても60分ほど。このカセットテープでは、Dreaming- Rapture- I want that man- Heart of glass- End of the run- Comic books- Detroit 442- Bike boy- Cautious lipが40分弱で収録されている。通常ならこのあとアンコールがあり、「コールミー」等を演奏するはずだが Cautious lip 演奏後に録音が切れている。音は良くない方ですね。
【Jカード】
手書きのモザイク模様をバックに、デビーの90年当時のステージ写真を数枚切り貼りしている。なるほどこんなやり方もあったんだと感じ入りました。背表紙部のTower Theatreが1972年開設の歴史ある豪華な建築を彷彿とさせるステキなデザイン。こんなフォントがあるのでしょうか。あえて英国綴りのTheatreとしているところも味わい深いと思う。
【カセットについて】
前所持者は40分公演を90分テープのB面に収めていた。カセットテープB面の終わりにはよくわからないがラプチャーに似ているラップの曲が入っている。A面には手書きで「clips from 77-78 blondie」とあり、おまけに何が入っているのか音源マニアの主（ぬし）にはとても気になるところ。
【中を確かめてみると】
1 「please welcome blondie」という男性MCに続き、オープニングが「palisades park」。この曲が1曲めにある音源は限られているのでどの公演なのか探しやすい。
2 nerve to say no
3 bermuda triangle blues
4 band intro
5 x-offender「thank you NY」と、
6 gold finger「see you later」でだめ押しの判明。
以上77年3月18日ニューヨークパラディアム公演。
7.x-offender
8.Detroit 442
9.a shark in jets clothing
以上は78年2月18日 Dad's Dancehall, Malmo, Sweden公演。開始前の喧騒とx-offender開始前のデビーのつぶやき、録音状態で判明。
10.in the sun
11.presence dear
12.in the flesh
13.love at a pier
オランダ語？番組mc（14-16曲名を紹介）
14.kidnapper
15.rip her shreds
16.youth nabbed as
以上77年11月19日アムステルダムパラダイソ公演。通常出回っているFM音源（ブートCD『thanks、it’s blondie』）はオランダ語？mcは入らないので,これは何らかの番組からとったものと思われる。案外貴重な音源。
トレードのカセットテープには情報が確実なフィラー（おまけ）がちょっとだけあったりしますが、今回は3公演分もあってめずらしい例です。
分類？のとにかくマニアックな音源映像その12
ケースジャケットのアート集その9
フィラーが嬉しい『DEBORAH HARRY Tower Theatre』というカセットテープ。
トレードで入手。内容はエスケープ・フロム・ニューヨーク・ツアー（90年7月〜8月）のフィラデルフィアのタワー・シアター公演（7月9日）。
【公演の内容】
このツアーはラモーンズ、トムトムクラブ、ジェリー・ハリスンと各地を一緒に廻るためセットリストは短く、長くても60分ほど。このカセットテープでは、Dreaming- Rapture- I want that man- Heart of glass- End of the run- Comic books- Detroit 442- Bike boy- Cautious lipが40分弱で収録されている。通常ならこのあとアンコールがあり、「コールミー」等を演奏するはずだが Cautious lip 演奏後に録音が切れている。音は良くない方ですね。
【Jカード】
手書きのモザイク模様をバックに、デビーの90年当時のステージ写真を数枚切り貼りしている。なるほどこんなやり方もあったんだと感じ入りました。背表紙部のTower Theatreが1972年開設の歴史ある豪華な建築を彷彿とさせるステキなデザイン。こんなフォントがあるのでしょうか。あえて英国綴りのTheatreとしているところも味わい深いと思う。
【カセットについて】
前所持者は40分公演を90分テープのB面に収めていた。カセットテープB面の終わりにはよくわからないがラプチャーに似ているラップの曲が入っている。A面には手書きで「clips from 77-78 blondie」とあり、おまけに何が入っているのか音源マニアの主（ぬし）にはとても気になるところ。
【中を確かめてみると】
1 「please welcome blondie」という男性MCに続き、オープニングが「palisades park」。この曲が1曲めにある音源は限られているのでどの公演なのか探しやすい。
2 nerve to say no
3 bermuda triangle blues
4 band intro
5 x-offender「thank you NY」と、
6 gold finger「see you later」でだめ押しの判明。
以上77年3月18日ニューヨークパラディアム公演。
7.x-offender
8.Detroit 442
9.a shark in jets clothing
以上は78年2月18日 Dad's Dancehall, Malmo, Sweden公演。開始前の喧騒とx-offender開始前のデビーのつぶやき、録音状態で判明。
10.in the sun
11.presence dear
12.in the flesh
13.love at a pier
オランダ語？番組mc（14-16曲名を紹介）
14.kidnapper
15.rip her shreds
16.youth nabbed as
以上77年11月19日アムステルダムパラダイソ公演。通常出回っているFM音源（ブートCD『thanks、it’s blondie』）はオランダ語？mcは入らないので,これは何らかの番組からとったものと思われる。案外貴重な音源。
トレードのカセットテープには情報が確実なフィラー（おまけ）がちょっとだけあったりしますが、今回は3公演分もあってめずらしい例です。
＜主その176＞CDジャケットがとてつもなく嬉しい 『Looks Good in Blue』
（Brand-New Beat – BNB-911002 1991年製）
定番中の定番を残していました。Blondie & DH定番ライブ��78年5月28日のボストンのパラダイス・シアター公演でWBCN Radio Show からのFM収録。
【曲目】
＜＞：mcの一部と解説
＜イントロ cut in ＞x-offender - ＜デビー、マイク確認の声＞detroit 442 - a shark in jets clothing - in the sun＜hi, thanks a lot＞ - ＜男声でカウント＞presence dear＜here we’re on WBCN＞ - denis - fan mail - look good in blue 〜 man overboard - cautious lip - i'm on e - ＜more single＞didn't have the nerve to say no - in the flesh - kidnapper - rip her to shreds//＜CMタイム?＞// youth nabbed as a sniper＜ty see you later＞ -（アンコール）＜nice weekend 土曜日深夜です＞ gonna love you too -＜男声で『ニューヨークドールズ』＞ jet boy ( new york dolls ) ＜thanks a lot good night ＞-band intro- kung fu girls
オーディエンス音源ばかり聴いているとFM放送がとてもよく思えますね。音はステレオで綺麗だが低音が強く古い感じ。各パートのバランスがよく、デビーがすぐそこにいる感じ。曲間に歓声、演奏もなんだか楽しそう、曲目紹介が多いのは放送向け？
「didn't have the nerve to say no」は所持音源での最初の録音。
あまり知られていないが、アンコール「jet boy」で古くからの盟友で元new york dollsのデイヴィッド・ヨハンセンがゲスト参加。デビーが紹介している。『thanks a lot boys』と言っているのでデイヴィッド・ヨハンセン・グループとして（数人）の参加か？
（Brand-New Beat – BNB-911002 1991年製）
定番中の定番を残していました。Blondie & DH定番ライブ��78年5月28日のボストンのパラダイス・シアター公演でWBCN Radio Show からのFM収録。
【曲目】
＜＞：mcの一部と解説
＜イントロ cut in ＞x-offender - ＜デビー、マイク確認の声＞detroit 442 - a shark in jets clothing - in the sun＜hi, thanks a lot＞ - ＜男声でカウント＞presence dear＜here we’re on WBCN＞ - denis - fan mail - look good in blue 〜 man overboard - cautious lip - i'm on e - ＜more single＞didn't have the nerve to say no - in the flesh - kidnapper - rip her to shreds//＜CMタイム?＞// youth nabbed as a sniper＜ty see you later＞ -（アンコール）＜nice weekend 土曜日深夜です＞ gonna love you too -＜男声で『ニューヨークドールズ』＞ jet boy ( new york dolls ) ＜thanks a lot good night ＞-band intro- kung fu girls
オーディエンス音源ばかり聴いているとFM放送がとてもよく思えますね。音はステレオで綺麗だが低音が強く古い感じ。各パートのバランスがよく、デビーがすぐそこにいる感じ。曲間に歓声、演奏もなんだか楽しそう、曲目紹介が多いのは放送向け？
「didn't have the nerve to say no」は所持音源での最初の録音。
あまり知られていないが、アンコール「jet boy」で古くからの盟友で元new york dollsのデイヴィッド・ヨハンセンがゲスト参加。デビーが紹介している。『thanks a lot boys』と言っているのでデイヴィッド・ヨハンセン・グループとして（数人）の参加か？
＜主その177＞CDジャケットがとてつもなく嬉しい 『Looks Good in Blue』
（Brand-New Beat – BNB-911002 1991年製）（続きで結び）
【秀逸なジャケット】
ブートCDの中でもジャケットが素敵な1枚。青色のヘアのは1981年撮影らしい。見開きジャケットを開くとステージ風景のカラー写真がドーンとポスター様に。78年頃のあまり見かけない写真で、見開きの裏側はサングラスをしたデビーが腰かけるぴったりサイズの、写真家チョーク・デイビスによる1枚。1977年NME表紙用のフォトセッションで、デビーはサングラスを掛けざるを得なかったらしい。さらにトレーの裏側はステージのカラーのオフショットで、メンバーの衣装からすると別の日付のモノのよう。CDトレイは昔ながらの透明度なしのタイプなのでトレーの裏側には印刷なしというところに時代を感じる。
【その他】
CD上のタイトルは『S＊X OFFENDER』となっておりジャケットとの整合性があるわけではない。
＜主その111＞で紹介の『Thank God, It's Blondie』の後半にはオープニング「x-offender」を除いたものが収録されていた。出回っている5月28日パラダイス・シアター公演のFM音源の「x-offender」がカットインされているためかな。
音のクリアーな別録音ものも存在しており、オープニングMCが「x-offender」とかぶっていないことを確認。この別録音ものの方はFM録音の編集とそっくりな部分と、明らかにオーディエンス録音である部分が混在しており意味不明。
（Brand-New Beat – BNB-911002 1991年製）（続きで結び）
【秀逸なジャケット】
ブートCDの中でもジャケットが素敵な1枚。青色のヘアのは1981年撮影らしい。見開きジャケットを開くとステージ風景のカラー写真がドーンとポスター様に。78年頃のあまり見かけない写真で、見開きの裏側はサングラスをしたデビーが腰かけるぴったりサイズの、写真家チョーク・デイビスによる1枚。1977年NME表紙用のフォトセッションで、デビーはサングラスを掛けざるを得なかったらしい。さらにトレーの裏側はステージのカラーのオフショットで、メンバーの衣装からすると別の日付のモノのよう。CDトレイは昔ながらの透明度なしのタイプなのでトレーの裏側には印刷なしというところに時代を感じる。
【その他】
CD上のタイトルは『S＊X OFFENDER』となっておりジャケットとの整合性があるわけではない。
＜主その111＞で紹介の『Thank God, It's Blondie』の後半にはオープニング「x-offender」を除いたものが収録されていた。出回っている5月28日パラダイス・シアター公演のFM音源の「x-offender」がカットインされているためかな。
音のクリアーな別録音ものも存在しており、オープニングMCが「x-offender」とかぶっていないことを確認。この別録音ものの方はFM録音の編集とそっくりな部分と、明らかにオーディエンス録音である部分が混在しており意味不明。
＜主その178＞デビーはどの曲でトランペットを吹いているのか？探るの巻
【トランペットを吹くデビーの写真】
ネット上にステージでトランペットを吹くデビーのショットがあったりして、どの曲で吹いているのかとても気になったりする。マッドクラブで吹く写真のほか3、4ヶ所で撮影されているようでネット上で見受けられる。
写真家バリー・シュルツ氏の78年1月とされるアムステルダムのパラダイソ・クラブ公演での写真が氏のHPに多数見受けられ、その中にもトランペットを吹くデビーが残されている。
【シュルツ氏撮影時の音源があった】
この78年1月30日パラダイソ・クラブ公演の音源は77年11月19日の音源とともに広く出回っており、主（ぬし）も入手している。77年の方は比較的新しいブートCDとしても存在し、そのジャケットにはトランペットを吹くデビーのアップ写真が使用されているが、そのショットはステージ衣装はシュルツ氏撮影時と同じなので、77年11月のものでなく78年1月のものだと推測する。
【重要証言の発見】
79年6月号『インタビュー』誌（聞き手：グレン・オブライエン）でデビーはトランペットは「cautious lip」で吹いていたと言っている。オーストラリア、タイ、日本にも持っていったそうな。なんと日本公演でも吹いていたのか！
【ブロンディのライブでの「cautious lip」の実績】
77年7月にゲイリーが脱退して以来ベースをフランクやクリス、ジミーがしたりしていた（9月10日前後のCBGB’sでのオフィシャルライブ（デビーがコカコーラのパンツの時も同様）が、「cautious lip」の最初の録音が確認されるのはよる9月21日のサンフランシスコ公演ありその時も同様の編成でした。
11月12日にナイジェルが初ギグを迎え、「cautious lip」はヨーロッパ、オーストラリアそして日本でも演奏されている。続いて再びヨーロッパ、そして1st US tour78の6月1日のニューヨークの My Father's Place公演を最後に「cautious lip」は音源から（セットリストから）消えることになる。ブロンディは77年9月から78年6月までの期間演奏していたことになる。
【トランペットを吹くデビーの写真】
ネット上にステージでトランペットを吹くデビーのショットがあったりして、どの曲で吹いているのかとても気になったりする。マッドクラブで吹く写真のほか3、4ヶ所で撮影されているようでネット上で見受けられる。
写真家バリー・シュルツ氏の78年1月とされるアムステルダムのパラダイソ・クラブ公演での写真が氏のHPに多数見受けられ、その中にもトランペットを吹くデビーが残されている。
【シュルツ氏撮影時の音源があった】
この78年1月30日パラダイソ・クラブ公演の音源は77年11月19日の音源とともに広く出回っており、主（ぬし）も入手している。77年の方は比較的新しいブートCDとしても存在し、そのジャケットにはトランペットを吹くデビーのアップ写真が使用されているが、そのショットはステージ衣装はシュルツ氏撮影時と同じなので、77年11月のものでなく78年1月のものだと推測する。
【重要証言の発見】
79年6月号『インタビュー』誌（聞き手：グレン・オブライエン）でデビーはトランペットは「cautious lip」で吹いていたと言っている。オーストラリア、タイ、日本にも持っていったそうな。なんと日本公演でも吹いていたのか！
【ブロンディのライブでの「cautious lip」の実績】
77年7月にゲイリーが脱退して以来ベースをフランクやクリス、ジミーがしたりしていた（9月10日前後のCBGB’sでのオフィシャルライブ（デビーがコカコーラのパンツの時も同様）が、「cautious lip」の最初の録音が確認されるのはよる9月21日のサンフランシスコ公演ありその時も同様の編成でした。
11月12日にナイジェルが初ギグを迎え、「cautious lip」はヨーロッパ、オーストラリアそして日本でも演奏されている。続いて再びヨーロッパ、そして1st US tour78の6月1日のニューヨークの My Father's Place公演を最後に「cautious lip」は音源から（セットリストから）消えることになる。ブロンディは77年9月から78年6月までの期間演奏していたことになる。
＜主その179＞デビーはどの曲でトランペットを吹いているのか？探るの巻（その�◆�
【「cautious lip」のどの部分でデビーが？】
音源確認の当初、78年1月30日パラダイソ・クラブ公演の「cautious lip」を聴いても、77年11月19日の公演を聴いてもよくわからなかった。1月30日公演ではキーボードのリフが始まるまでのノイズ（イントロ）部分が約１分と長いのでそのあたりかなとも思ったが・・・
【「cautious lip」の映像はというと】
77年9月から78年6月の間の映像はないかというと、78年1月21日に放送されたとされるミュージックラーデン・エクストラの『the lost concert』があり「cautious lip」をやっていました。同曲の収録された唯一の貴重な映像です。
曲の後半部分でデビーはテンポがだんだん速くなるところでトランペットを手にして吹き始めます。曲のこの部分の写真がネット上に色々と残っていたのですね。『the lost concert』の映像は「cautious lip」エンディング前に途切れて次の「contact in red」に入ろうとします。もったいない。ユーチューブにアップされている動画ではなぜか「cautious lip」が削除されている。
【「cautious lip」を聴く� �
そうとわかるとライブ版の「cautious lip」でボーカル以外のデビーの演奏を聴く楽しみも増えます。最後のテンポアップの後半にトランペット音があるか注目して各公演を聴いてみました。以下主（ぬし）の聴いた感じです（私見）。「cautious lip」の展開をエクセルにしてみましたのでご参考ください。
＜サンフランシスコ＞
FM放送のあった9月21日のサンフランシスコ公演の放送前音源ではリハーサルでも「cautious lip」が残されているが、本番とともにトランペット音は確認できなかった。ギターが1本足りないと、なんとなく物足りない気がする。デビーが「cautious lip」でトランペットを吹き出したというのもセカンドギターのないところに彩りを添えようとする戦略があったのかもしれないという妄想。
【「cautious lip」のどの部分でデビーが？】
音源確認の当初、78年1月30日パラダイソ・クラブ公演の「cautious lip」を聴いても、77年11月19日の公演を聴いてもよくわからなかった。1月30日公演ではキーボードのリフが始まるまでのノイズ（イントロ）部分が約１分と長いのでそのあたりかなとも思ったが・・・
【「cautious lip」の映像はというと】
77年9月から78年6月の間の映像はないかというと、78年1月21日に放送されたとされるミュージックラーデン・エクストラの『the lost concert』があり「cautious lip」をやっていました。同曲の収録された唯一の貴重な映像です。
曲の後半部分でデビーはテンポがだんだん速くなるところでトランペットを手にして吹き始めます。曲のこの部分の写真がネット上に色々と残っていたのですね。『the lost concert』の映像は「cautious lip」エンディング前に途切れて次の「contact in red」に入ろうとします。もったいない。ユーチューブにアップされている動画ではなぜか「cautious lip」が削除されている。
【「cautious lip」を聴く� �
そうとわかるとライブ版の「cautious lip」でボーカル以外のデビーの演奏を聴く楽しみも増えます。最後のテンポアップの後半にトランペット音があるか注目して各公演を聴いてみました。以下主（ぬし）の聴いた感じです（私見）。「cautious lip」の展開をエクセルにしてみましたのでご参考ください。
＜サンフランシスコ＞
FM放送のあった9月21日のサンフランシスコ公演の放送前音源ではリハーサルでも「cautious lip」が残されているが、本番とともにトランペット音は確認できなかった。ギターが1本足りないと、なんとなく物足りない気がする。デビーが「cautious lip」でトランペットを吹き出したというのもセカンドギターのないところに彩りを添えようとする戦略があったのかもしれないという妄想。
＜主その180＞デビーはどの曲でトランペットを吹いているのか？探るの巻（その��）
【「cautious lip」を聴く�◆�
＜アムステルダム� �
数ある音源の中でも盛り上がり時の叫びが長い。トランペット音はなさそう。
＜豪州＞
12月11日豪州シドニー公演ではトランペット音は確認できたが、12日のキャンベラ公演では盛り上がりの最後までデビーが叫び続けているようだ。のちにリリースされる「ビクター」の叫びを連想してしまった。
＜東京＞
オフィシャル並？に音の良い78年日本公演の「cautious lip」を聴いてみたが、曲の終わりで音を出しているのはデビーかな。やっぱり『これ（この音）だ』とは言い難いけれども。曲の盛り上がるところであり、デビーがマイクから離れているかもしれないのでトランペット音を拾いにくいのかな。でも確かにトランペット音はある。
＜アムステルダム�◆�
盛り上がりのところをよく聞いてみると時々トランペット音が混ざっているのが確認できるが定かでない。でも写真が残っているのでデビーはトランペットを吹いているはず・・・・
＜ベルリン、スウェーデン、ロンドン＞
ともにあまり音の良くない78年2月16日のベルリン公演や18日のスウェーデン公演だが、しっかりトランペット音が残っている。スウェーデン公演が音源の中で一番わかりやすいね。また3月3日ロンドンのroundhouse公演でも残っている。
＜ボストン＞
＜主その176＞で紹介したばかりの78年5月.27日ボストンの Paradise Theater公演では盛り上がる寸前までのデビーのつぶやきや叫びが残されているが、トランペット音は無しかな。
こうして見ると、先の『インタビュー』誌でデビーが言うようにワールドツアーではトランペットを帯同していたが、アメリカ国内では持ち出さなかったようなのがなんとなく見て取れる。
【「cautious lip」を聴く�◆�
＜アムステルダム� �
数ある音源の中でも盛り上がり時の叫びが長い。トランペット音はなさそう。
＜豪州＞
12月11日豪州シドニー公演ではトランペット音は確認できたが、12日のキャンベラ公演では盛り上がりの最後までデビーが叫び続けているようだ。のちにリリースされる「ビクター」の叫びを連想してしまった。
＜東京＞
オフィシャル並？に音の良い78年日本公演の「cautious lip」を聴いてみたが、曲の終わりで音を出しているのはデビーかな。やっぱり『これ（この音）だ』とは言い難いけれども。曲の盛り上がるところであり、デビーがマイクから離れているかもしれないのでトランペット音を拾いにくいのかな。でも確かにトランペット音はある。
＜アムステルダム�◆�
盛り上がりのところをよく聞いてみると時々トランペット音が混ざっているのが確認できるが定かでない。でも写真が残っているのでデビーはトランペットを吹いているはず・・・・
＜ベルリン、スウェーデン、ロンドン＞
ともにあまり音の良くない78年2月16日のベルリン公演や18日のスウェーデン公演だが、しっかりトランペット音が残っている。スウェーデン公演が音源の中で一番わかりやすいね。また3月3日ロンドンのroundhouse公演でも残っている。
＜ボストン＞
＜主その176＞で紹介したばかりの78年5月.27日ボストンの Paradise Theater公演では盛り上がる寸前までのデビーのつぶやきや叫びが残されているが、トランペット音は無しかな。
こうして見ると、先の『インタビュー』誌でデビーが言うようにワールドツアーではトランペットを帯同していたが、アメリカ国内では持ち出さなかったようなのがなんとなく見て取れる。
＜主その181＞デビーはどの曲でトランペットを吹いているのか？探るの巻（その�し襪咫�
【もう１つの発見〜78年1月30日パラダイソ・クラブ公演の「cautious lip」より】
＜主その120＞で78年5月7日のCBGB'sでのJohnny Blitz Benefit Showで演奏の「アイ・フィール・グッド」を紹介した際、「ハート・オブ・グラス」に先駆けてローランドCR-78ドラムマシンをいち早く使用したことを指摘したが、その3ヶ月前のパラダイソ・クラブ公演の「cautious lip」の出だしの（ノイズの）ところはもはや「ハート・オブ・グラス」ではないですか！ローランドCR-78ドラムマシンはロンドンでジミーとクレムバークが見つけたらしいので、ちょうどこのヨーロッパツアーのタイミングなのかもしれませんね。ほかの公演の「cautious lip」の出だしではこの音は確認できていない。
【その他】
それにしても、この曲はブロンディとしてはちょっと異質なプログレっぽい曲ですね（私見）。これが2ndアルバムに入っているのも実験的な意味合いがあるのでしょうか、すごい。
デビーのソロツアー（def,dumb & blonde tour89年9月〜 Escape from NY tour90年8月）でもずっとやっていたので、デビー＆クリスの結構お気に入りなのかなと思います。
今回ここで触れた各公演の音源の詳細はまたあらためて。
【もう１つの発見〜78年1月30日パラダイソ・クラブ公演の「cautious lip」より】
＜主その120＞で78年5月7日のCBGB'sでのJohnny Blitz Benefit Showで演奏の「アイ・フィール・グッド」を紹介した際、「ハート・オブ・グラス」に先駆けてローランドCR-78ドラムマシンをいち早く使用したことを指摘したが、その3ヶ月前のパラダイソ・クラブ公演の「cautious lip」の出だしの（ノイズの）ところはもはや「ハート・オブ・グラス」ではないですか！ローランドCR-78ドラムマシンはロンドンでジミーとクレムバークが見つけたらしいので、ちょうどこのヨーロッパツアーのタイミングなのかもしれませんね。ほかの公演の「cautious lip」の出だしではこの音は確認できていない。
【その他】
それにしても、この曲はブロンディとしてはちょっと異質なプログレっぽい曲ですね（私見）。これが2ndアルバムに入っているのも実験的な意味合いがあるのでしょうか、すごい。
デビーのソロツアー（def,dumb & blonde tour89年9月〜 Escape from NY tour90年8月）でもずっとやっていたので、デビー＆クリスの結構お気に入りなのかなと思います。
今回ここで触れた各公演の音源の詳細はまたあらためて。
＜主その182＞『TVパーティ』� �PRESSPOP MUSIC、2007年、58min）
【はじめに】
ウォーホルの『インタビュー』誌のコラムニストとしての肩書きを持つグレン・オブライエンがケーブルＴＶの番組『The Coca Crystal Show: If I Can't Dance, You Can Keep Your Revolution』にゲスト出演した翌日、地下鉄で「昨晩番組見たよ」的な声を何人かにかけられて、当時まだまだ一般的ではなかったケーブルＴＶの可能性をそこに見て、自分自身の番組を持とうと思い立ったという。友人であったクリスが番組に参画し、必然的に（幸運にも）デビーも中心的なメンバーではないといえ参画することになった。
現在までのところ、5枚組のTVパーティの抜粋と1枚のドキュメンタリーがDVDとして日本でも発売されている。収録されているエピソードの中でデビーや多くの著名人がどのように出演してくるのか映像音源マニアとして興味深いので順次（不定期に）眺めてゆこうと思う。
【5枚組のDISC-1は初回エビソード】
放送は1978年12月18日。このころのブロンディはというと、78年秋冬の『2nd US tour78』の最中のはず。
はじめから最後まで手作り感、時々fab 5 freddyがTVカメラを操作する姿（をも撮影する番組撮影監督のエイモス・ポー）。
�．哀譽鵝Ε�ブライエンによるゲスト紹介、番組が目指すのは、グローバル・ヴィレッジ（単一的）でなくグローバル・ゲットー（多様な）を。
�▲哀譽奪亜Ε侫蝓璽泪鵑涼討�語り。
��ロバート・ダルファー・ブラウンのインタビュー。
��22分〜28分：ロバート・フリップのギター演奏にデビー（パティスミスグループTシャツ着用）のグローブ・パフォーマンス。『アルファビル2』からの放送、スクリーンテストという設定らしい（グレン・オブライエン談）く、映像状態はわるいというこだわり。。デビーの髪が長いのはウィッグ？クリス、デビーのつぶやきの邦訳がほしい。
��B-52’s フレッド・シュナイダーによる詩の朗読。
�Ε妊�クテイターズのアンディ・シャーノフのボーカル。ギター、レゲエ。
��電話コーナー
クリスからも。ウォルター・ステディング（番組オーケストラリーダー）と。
電話コーナーはむずかしいね。
��TV party発案のきっかけとなったコカ・クリスタル登場。
��音と映像による個々人に分断された世界の統合という元大統領補佐官ブレジンスキーの著書からの引用を紹介（グレン・オブライエン）。
��メリー・ルー・グリーン、先の『アルファビル2』でのデビーのヘアをメイクしたらしい。経歴不明。
��エンディングはブーツィー・コリンズ、番組オーケストラでベース担当。
【特典映像】
日本語字幕なしはしょうがないか。
�．献腑鵝Ε襦璽蝓次�サキソフォン奏者ジャズパッセンジャーズのメンバー在籍していたノーウェイブ・バンド『ラウンジ・リザーズ』を率いる。2分間の演奏豪華！
�▲Ε�ルター・ステディング。エレクトリック・ヴァイオリンで不協和音を弾きこなす。個人的には演奏でアルバム『ハンター』をイメージした。
��デビッド・ウォルター・マクダーモット。歌とインタビュー。多才な自称「時間実験家」。後ろの聴衆にクリスが。古き良き時代のエンターティナーの雰囲気を。
�ぜ命寝肇吋ぅ函Ε汽ぅ皀鵑肇潺奪�・ジョーンズ（ザ・クラッシュ）のインタビュー。29分頃にクリスもインタビュアーとして。53分50秒にロバートフリップとデビーらしき姿も。
�ゥ哀譽鵝Ε�ブライエンの語り。
番組に登場する人物の多くは名前も知らないけれども、調べてみるとものすごいアーティストばかりで・・・・・
【はじめに】
ウォーホルの『インタビュー』誌のコラムニストとしての肩書きを持つグレン・オブライエンがケーブルＴＶの番組『The Coca Crystal Show: If I Can't Dance, You Can Keep Your Revolution』にゲスト出演した翌日、地下鉄で「昨晩番組見たよ」的な声を何人かにかけられて、当時まだまだ一般的ではなかったケーブルＴＶの可能性をそこに見て、自分自身の番組を持とうと思い立ったという。友人であったクリスが番組に参画し、必然的に（幸運にも）デビーも中心的なメンバーではないといえ参画することになった。
現在までのところ、5枚組のTVパーティの抜粋と1枚のドキュメンタリーがDVDとして日本でも発売されている。収録されているエピソードの中でデビーや多くの著名人がどのように出演してくるのか映像音源マニアとして興味深いので順次（不定期に）眺めてゆこうと思う。
【5枚組のDISC-1は初回エビソード】
放送は1978年12月18日。このころのブロンディはというと、78年秋冬の『2nd US tour78』の最中のはず。
はじめから最後まで手作り感、時々fab 5 freddyがTVカメラを操作する姿（をも撮影する番組撮影監督のエイモス・ポー）。
�．哀譽鵝Ε�ブライエンによるゲスト紹介、番組が目指すのは、グローバル・ヴィレッジ（単一的）でなくグローバル・ゲットー（多様な）を。
�▲哀譽奪亜Ε侫蝓璽泪鵑涼討�語り。
��ロバート・ダルファー・ブラウンのインタビュー。
��22分〜28分：ロバート・フリップのギター演奏にデビー（パティスミスグループTシャツ着用）のグローブ・パフォーマンス。『アルファビル2』からの放送、スクリーンテストという設定らしい（グレン・オブライエン談）く、映像状態はわるいというこだわり。。デビーの髪が長いのはウィッグ？クリス、デビーのつぶやきの邦訳がほしい。
��B-52’s フレッド・シュナイダーによる詩の朗読。
�Ε妊�クテイターズのアンディ・シャーノフのボーカル。ギター、レゲエ。
��電話コーナー
クリスからも。ウォルター・ステディング（番組オーケストラリーダー）と。
電話コーナーはむずかしいね。
��TV party発案のきっかけとなったコカ・クリスタル登場。
��音と映像による個々人に分断された世界の統合という元大統領補佐官ブレジンスキーの著書からの引用を紹介（グレン・オブライエン）。
��メリー・ルー・グリーン、先の『アルファビル2』でのデビーのヘアをメイクしたらしい。経歴不明。
��エンディングはブーツィー・コリンズ、番組オーケストラでベース担当。
【特典映像】
日本語字幕なしはしょうがないか。
�．献腑鵝Ε襦璽蝓次�サキソフォン奏者ジャズパッセンジャーズのメンバー在籍していたノーウェイブ・バンド『ラウンジ・リザーズ』を率いる。2分間の演奏豪華！
�▲Ε�ルター・ステディング。エレクトリック・ヴァイオリンで不協和音を弾きこなす。個人的には演奏でアルバム『ハンター』をイメージした。
��デビッド・ウォルター・マクダーモット。歌とインタビュー。多才な自称「時間実験家」。後ろの聴衆にクリスが。古き良き時代のエンターティナーの雰囲気を。
�ぜ命寝肇吋ぅ函Ε汽ぅ皀鵑肇潺奪�・ジョーンズ（ザ・クラッシュ）のインタビュー。29分頃にクリスもインタビュアーとして。53分50秒にロバートフリップとデビーらしき姿も。
�ゥ哀譽鵝Ε�ブライエンの語り。
番組に登場する人物の多くは名前も知らないけれども、調べてみるとものすごいアーティストばかりで・・・・・
＜主その183＞ニューヨークでのパンク誕生のドキュメンタリー映画『ブランクジェネレーション』1976年作品55分
監督：イヴァン・クラル/エイモス・ポー
出演：ラモーンズ、パティ・スミス、ブロンディ、トーキングヘッズ、ハートブレーカーズ、テレビジョンなど
【内容】
＜主その182＞で紹介の映画『unmade beds』で音楽を担当したイヴァン・クラルが個人的なホームムービーのために撮影した16mmフイルムを、エイモス・ポーと一緒に編集したものらしい。イヴァン・クラルのカメラは音声を録音しなかったので、エイモス・ポーは各バンドのデモテープを取得して映像に音を重ねたという。各バンド2曲ずつ、デモテープの曲のプロモーションビデオのような捉え方もありかな。
【ブロンディの登場シーン】
27〜31分頃にブロンディは登場する。エンドロールでもチラっとデビーが出てくる。
大きく分けて、演奏シーン、フォト・セッションシーン、屋外シーンが収められている。曲は『プラチナム・ブロンド』と『アウト・イン・ザ・ストリーツ』が流れる。なぜこの2曲なのかは、音はデモテープ由来（＜主その53＞で紹介の『1975 demos』）であり、当時よく演奏されていたからということですかね。選ばれた2曲はどちらかというとソフトな曲であり、そのためブロンディは出演バンドの中でもソフトなイメージとなっている気がする。
＜屋上シーン＞
『ベスト』盤のジャケット撮影などで屋上や屋上に続く階段がしばしば使用されていたが、その原型がここにあるのかな。当時のNYといえば屋上シーンが欠かせないかも。『unmade beds』でも舞台として使用されていましたな。一瞬だけ柵を乗り越えるシーンもあり。
＜演奏シーン＞
ボブスタイルのデビーに長髪のクリス。二人とも若い。ゲイリーは緊張した面持ちで映っているがジミーが映っていないので、ジミーのブロンディ加入の75年10月それ以前の撮影かも。
＜フォト・セッション＞
フォト・セッションの現場を撮影したシーンにはジミーも含め5人が映っている。下からのライトアップの感じはほかのバンドでも見受けられるが、瞑想シーンのようなのも。グローブ着用はTVパーティー番組内「アルファビル2」のシーンでもあったが、何かグローブのハヤリでもあったのかな。壁の電飾は米国ミラービールのもの。ライブハウスの一角での撮影ですかね。
【その他】
エンドロールでヒリー・クリスタルの名も出てくるのでライブハウスはCBGB’sかな。CBGB’sステージ上はあたまが触れるくらい天井が低いようです。
主はトレードで入手したVHSを所持。たしか相手方のコレクターがあまりトレードできるブロンディのコレクションを持っていなかったので他のビデオと一緒に送ってもらったのだったと思う。
監督：イヴァン・クラル/エイモス・ポー
出演：ラモーンズ、パティ・スミス、ブロンディ、トーキングヘッズ、ハートブレーカーズ、テレビジョンなど
【内容】
＜主その182＞で紹介の映画『unmade beds』で音楽を担当したイヴァン・クラルが個人的なホームムービーのために撮影した16mmフイルムを、エイモス・ポーと一緒に編集したものらしい。イヴァン・クラルのカメラは音声を録音しなかったので、エイモス・ポーは各バンドのデモテープを取得して映像に音を重ねたという。各バンド2曲ずつ、デモテープの曲のプロモーションビデオのような捉え方もありかな。
【ブロンディの登場シーン】
27〜31分頃にブロンディは登場する。エンドロールでもチラっとデビーが出てくる。
大きく分けて、演奏シーン、フォト・セッションシーン、屋外シーンが収められている。曲は『プラチナム・ブロンド』と『アウト・イン・ザ・ストリーツ』が流れる。なぜこの2曲なのかは、音はデモテープ由来（＜主その53＞で紹介の『1975 demos』）であり、当時よく演奏されていたからということですかね。選ばれた2曲はどちらかというとソフトな曲であり、そのためブロンディは出演バンドの中でもソフトなイメージとなっている気がする。
＜屋上シーン＞
『ベスト』盤のジャケット撮影などで屋上や屋上に続く階段がしばしば使用されていたが、その原型がここにあるのかな。当時のNYといえば屋上シーンが欠かせないかも。『unmade beds』でも舞台として使用されていましたな。一瞬だけ柵を乗り越えるシーンもあり。
＜演奏シーン＞
ボブスタイルのデビーに長髪のクリス。二人とも若い。ゲイリーは緊張した面持ちで映っているがジミーが映っていないので、ジミーのブロンディ加入の75年10月それ以前の撮影かも。
＜フォト・セッション＞
フォト・セッションの現場を撮影したシーンにはジミーも含め5人が映っている。下からのライトアップの感じはほかのバンドでも見受けられるが、瞑想シーンのようなのも。グローブ着用はTVパーティー番組内「アルファビル2」のシーンでもあったが、何かグローブのハヤリでもあったのかな。壁の電飾は米国ミラービールのもの。ライブハウスの一角での撮影ですかね。
【その他】
エンドロールでヒリー・クリスタルの名も出てくるのでライブハウスはCBGB’sかな。CBGB’sステージ上はあたまが触れるくらい天井が低いようです。
主はトレードで入手したVHSを所持。たしか相手方のコレクターがあまりトレードできるブロンディのコレクションを持っていなかったので他のビデオと一緒に送ってもらったのだったと思う。
＜主その184＞分類？のとにかくマニアックな音源映像その13
『BLONDIE - TOUR’99 FORUM,NURNBERG 2.11.99』
99年10月下旬頃から始まった『European Tour 1999』のドイツ公演の1つ。公演後割と早くにヨーロッパのトレーダーから入手したと思われる。2枚組。96分。
【曲目】
Forgive & Forget- Rapture- Screaming Skin- Atomic- Dreaming- Hanging on the telephone- Nothing is real but the girl- The Dreams lost on me-Under the gun- Night wind sent- Sunday Girl- Maria- The tide is high- Rip her to shreds- Call me- One way or another- Denis- Break on through(Doors)-Heart of glass
『No exitツアー』後半では「Dreaming」をオープニングに持ってこなくなったんでしたな。
再結成の時（97年5月31日など）演奏したドアーズのカバー「Break on through」をセットリストに入れて各地で演奏しています。
当時の代表的なセットで公演によっては「Denis」を抜いたり、最後のアンコールで「Time is on my side」（ジェリー・ラゴヴォイ）を持ってきたり・・・
【CDジャケット】
オフィシャルでは演奏場所がニュルンベルク広域圏の都市Fürthにある「die Stadhalle Fürth」となっている。CDではFORUMとなっているが、どちらが正しいか不明。ニュルンベルクにはFORUMというコンサート向けの会場が2000年5月まではあったようです。
『BLONDIE - TOUR’99 FORUM,NURNBERG 2.11.99』
99年10月下旬頃から始まった『European Tour 1999』のドイツ公演の1つ。公演後割と早くにヨーロッパのトレーダーから入手したと思われる。2枚組。96分。
【曲目】
Forgive & Forget- Rapture- Screaming Skin- Atomic- Dreaming- Hanging on the telephone- Nothing is real but the girl- The Dreams lost on me-Under the gun- Night wind sent- Sunday Girl- Maria- The tide is high- Rip her to shreds- Call me- One way or another- Denis- Break on through(Doors)-Heart of glass
『No exitツアー』後半では「Dreaming」をオープニングに持ってこなくなったんでしたな。
再結成の時（97年5月31日など）演奏したドアーズのカバー「Break on through」をセットリストに入れて各地で演奏しています。
当時の代表的なセットで公演によっては「Denis」を抜いたり、最後のアンコールで「Time is on my side」（ジェリー・ラゴヴォイ）を持ってきたり・・・
【CDジャケット】
オフィシャルでは演奏場所がニュルンベルク広域圏の都市Fürthにある「die Stadhalle Fürth」となっている。CDではFORUMとなっているが、どちらが正しいか不明。ニュルンベルクにはFORUMというコンサート向けの会場が2000年5月まではあったようです。
＜主その185＞BLONDIE専用？レーベル「BITTER TUNE」の作品集��
メチャクチャ音がキレイな『Blondie Greek Theater 1979』
79年8月15日LAの市立公園グリフィス・パーク内の歴史ある円形劇場グリーク・シアターというところでの公演。
【曲目】
＜＞：デビーのMCの一部など
dreaming - in the sun - hanging on the telephone ＜昨日サンディエゴで＞- look good in blue - pretty baby（途中でトラックが変わる）＜もうすぐイート・トゥー・ザ・ビートが出る＞ - slow motion - （長いイントロ）sunday girl - heart of glass - x-offender - one way or another＜good night everybody thank you＞ - get it on ( t-rex )（ナイジェル・ハリソンのベースソロあり）
【コメント】
古くからブートLP『BLONDE FEVER』などで存在していた音源（45分）。音はとてもキレイだが、「pretty baby」などで曲間で綺麗にトラック切りされていないのはなぜか。「x-offender」で歌いだすお客さん、気持ちはよくわかる。近くの話し声もしっかり拾っていて、臨場感あふれる音源ですね。79年夏のUSツアーの音源としては確認の範囲では最後のもの。
ジャケット写真はクリス撮影の。ニューヨーク。
【その他】
60分もののフルセットのオーディエンス音源も存在し、近年のブートCDRはこちらの音源を採用している模様。
dreaming - in the sun - hanging on the telephone - look good in blue - pretty baby – slow motion - sunday girl -11:59 - in the flesh - heart of glass – man overboad – im on e - x-offender - one way or another - get it on ( t-rex )
メチャクチャ音がキレイな『Blondie Greek Theater 1979』
79年8月15日LAの市立公園グリフィス・パーク内の歴史ある円形劇場グリーク・シアターというところでの公演。
【曲目】
＜＞：デビーのMCの一部など
dreaming - in the sun - hanging on the telephone ＜昨日サンディエゴで＞- look good in blue - pretty baby（途中でトラックが変わる）＜もうすぐイート・トゥー・ザ・ビートが出る＞ - slow motion - （長いイントロ）sunday girl - heart of glass - x-offender - one way or another＜good night everybody thank you＞ - get it on ( t-rex )（ナイジェル・ハリソンのベースソロあり）
【コメント】
古くからブートLP『BLONDE FEVER』などで存在していた音源（45分）。音はとてもキレイだが、「pretty baby」などで曲間で綺麗にトラック切りされていないのはなぜか。「x-offender」で歌いだすお客さん、気持ちはよくわかる。近くの話し声もしっかり拾っていて、臨場感あふれる音源ですね。79年夏のUSツアーの音源としては確認の範囲では最後のもの。
ジャケット写真はクリス撮影の。ニューヨーク。
【その他】
60分もののフルセットのオーディエンス音源も存在し、近年のブートCDRはこちらの音源を採用している模様。
dreaming - in the sun - hanging on the telephone - look good in blue - pretty baby – slow motion - sunday girl -11:59 - in the flesh - heart of glass – man overboad – im on e - x-offender - one way or another - get it on ( t-rex )
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