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黄柳野高校コミュの保護者の思い。

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2ヶ月ほど前になりますが、禁煙指導室の報道でテレビ等ではなかなか、つげの高校のことがうまく伝わっていないように思い、CBCラジオで毎朝9時からの番組“つボイノリオの聞けば聞くほど”に投稿したところ、12月1日(月)に、つボイさんに読んでいただくことができました。長い文章ですが、一度、目を通していただけたらありがたいと思います。すでに報道されることもなく、冷めた話かもしれませんが、だからこそ静かな目で見ていただければと思います。

                              ◇

黄柳野高校保護者の者です。今回の事件について保護者の一人としての思いを聞いていただければと思います。
我が家は私(53)、妻(48)、長男(24、自動車会社の寮に住んでいます)、長女(21、コンビニと居酒屋で働いています)、二男(黄柳野高校1年生)、二女(小学6年生)、そして犬1匹、猫3匹と暮らしています。

二男は小学5年生のころから学校を休みがちになり、中学校ではほとんど授業を受けることはありませんでした。それでも3年生になったころから“生活する力を付けたいから高校に行きたい”と言いはじめ、愛知県立起(おこし)工業高校にある昼間定時制の翼キャンパスや、つげの高校の見学、体験入学などをして、“つげの高校に入りたい”と、本人の意思で今春入学をしました。
入学してからの変わりようは驚くばかりで、会うたびに顔つきが良くなって行き、目の前に来ないと自分の息子であることが分からないくらいでした。(はずかしい話ですが、7月恒例行事のオールナイトウォーキング(ANW)のときは、私が担当した誘導ポイントを息子が通過したことに気がつきませんでした。)1学期のうちは朝食も食べず、1時間目はほとんど欠席だったのですが、最近では毎日朝食も食べ、1時間目から出席するようになったそうで、“7キロ太った!”などと言っていました。
中学のときは、先生には何度も何度も家へ足を運んでいただいたり、夕方登校してから会っていただいたり、修学旅行でみんなにお世話を掛けたり、つげの高校受験のための面接の練習をしていただいたりと、皆さんに本当に親身になっていただきました。市民病院の小児科でカウンセリングも続けました。遊びに出かけようとして誘っても“パス”と言ってなかなか家から出なかったのに、この前の夏休みには、寮の同室の山形の先輩宅まで一人で新幹線やらを乗り継いで行きました。生花の仕分けをするアルバイトも15日間休みなく続けました。つげの高校のスタッフ(つげのでは教職員のことをスタッフといいます。先生とは呼びません)のみなさん、生徒のみなさん、応援してくださるOBや有志、地域のみなさん、そして保護者のみなさんには感謝の言葉が見つかりません。(ANW、8月末の超リフレ(大掃除)、10月の学園祭等、保護者や有志のみなさんの参加無しでは考えられません)。もちろん、うまくいっている生徒ばかりではありません。授業参観で他の人に見られるのが苦手で休んでしまう子さえいます。

学園祭では162万本のつまようじを使った大壁画を作り、申請が通ればギネスに掲載という大事をやってくれました(当初、スタッフは“無理だ。間に合わない”と反対したそうですが、生徒たちの強い意志が勝ったそうです)。
今年度は初めから事件が多発したそうで、ANWも学園祭も、スタッフは中止もやむを得ないとしていたそうですが、生徒たちの“どうしてもやりたい”という気持ちがみんなを動かしたようです。“決定権は生徒にある”。つげの高校はそんな学校だと思います。

 禁煙指導室については、寮別懇談会でも明らかにされていましたので、多くの保護者は知っていたのではと思います。自分の子供の喫煙について頭を痛めている保護者もいて、懇談会で悩みを話されていました。自分の子供の喫煙について、
 “タバコッていうのはこんなにあぶないんだよ”って、子供の目の前でタバコを食べて見せた。
 自分も一緒にやめればいいのだが、それが出来ない。
 自宅では力ずくで押さえている。
禁煙指導室については
 それはいくらなんでもおかしいのではないか?
という意見も当然ありました。
私は、くさいものにフタでなく、喫煙に限らず、実態を表に出さないと解決できないと思っていますので、むしろいいことでは?との意見を述べました。(今回の件では私にも責任があることになります。)
長男は中学卒業後、自動車会社の企業内学校に入社、入学しました。ここも全寮制なのですが、当時同じように喫煙問題があり、“前向きに減煙、禁煙に取り組んでいきます”と、生徒それぞれの実態を見ながら検討したことがあったようです。長男の話では、なかなかうまくいかなかったようですが、“隠れて吸うよりは”ということで、“どうしても吸いたいのなら表で!”っていうのが結局、本数を減らせたかなあ、と言っていました。ルールを破ると強いペナルティがある、この寮でも難しかったのだなあと思います。
現実的な解決策として、禁煙をする手段の経過措置としては禁煙指導室はやむをえなかったのではと、私は思っています。
 9月の集団暴行事件でも、下級生が学園外で喫煙をして、上級生がそれに怒ったことが発端となっているようです。(この件については、つげの高校はかなり細かい部分も明らかにしています。報道もされています。)

学校からくる郵便物は驚くほど多く、事務、教務の学校直接だけでなく、各クラス、それぞれの寮、PTA、またそれぞれの地区別支部、食堂、さらに生徒会通信もあります。生徒会の今年度の方針として第一番に、
構内環境の改善(土足や喫煙に関して)
  現在の校舎の様子を見ていると、土足、タバコの吸いがら、鳥のフンなどで汚れが非常に目立っています。また、トイレで喫煙した形跡もあり、トイレの洗面所にタバコの吸いがらが絶えません。よって、具体的な解決策として、禁煙強化週間を取り入れることや、、、
とあります。生徒たちによる吸殻ひろいも行われており、前向きに取り組んでいることがわかります。“普通”の学校では考えられないことが、つげのではあるのです。生徒たちは本当に頑張っています。ただ、どうしても悪い部分が目立ってしまいます。

 11月21付けで保護者あてに、二日間にわたり行われた職員会議の報告がありました。生活指導や寮のルールについて具体的に決定したことや、まだ残る検討課題について述べられていました。これで学園も落ち着いていくといいなあと思っていた矢先に今回のことが起こり、関係職員も書類送検されるということで、私を含め、保護者のなかにも“つげの高校がなくなってしまうんじゃないか?”と大きな危機感、不安感を持っています。
今後、指導を強化していくとのことですが、もともと、つげの高校は”力“を使った父性指導ではなく、粘り強く指導していく母性指導が基本です。今回のことで強化せざるを得なくなってしまった感があります。

 私どもの場合、決してオーバーでなく“わらをもすがる思い”で、つげの高校に二男を託しました。その結果、先に述べたように本当に良い方向に向かっていると思います。中学不登校のときは、仕事帰りの車の中でよく涙を流しましたが、いまでは治まっています。(でも、アンジェラ-アキさんの“手紙”を聴くと、二男もこうだったんじゃないだろうかと思えてきて、いつも涙が出てしまいます。)つげの高校があって良かったと心から思います。ぜひ一度、黄柳野高校のホームページ、とくに“黄柳野のBlog”を見てください。生徒たちの様子が良くわかると思います。
 どうか皆様、つげの高校、そして生徒たちをやさしく見守っていただきますよう切にお願いいたします。
                             ◇
この文章は CBCラジオで毎朝9時から放送されています“つボイノリオの聞けば聞くほど”に平成20年12月1日(月)投稿し、番組でつボイさんに読んでいただいたものに加筆しました

コメント(9)

私も保護者のひとりですが、1919さんのように
よい方向に向かうお子さんもいらっしゃるのですね。
今、私は、つげのの寮に蔓延する暴力支配体質に対して
とても危惧しています。
多くの親御さんはご存知ありませんが
私は、3年生の生徒たちの証言にふれる機会があり
今でも綿々と上級生による下級生への「からみ」という名前の
イジメがあることを知りました。
恐ろしいことに
黄柳野の中にいると、それが「イジメ」だという認識がありません。
そして、それに対する学校側の指導力のなさに驚きを隠せません。
寮の規制を守る為に
暴力をふるう上級生も
かわいそうです。
実態を知れば知るほど、なんとか安全な学校にできないものかと
せつなくなります。
現実から目をそらさず、
素晴らしい理念を持っている学校になんとか再生できないでしょうか?
そして
1919さんの息子さんのように
元気を取り戻すお子さんが多くでるような学校になれないものなんでしょうか?
とても素晴らしい話で感動いたしました。

4月から入学する我が子もこのように楽しく過ごしてくれるよう祈っています。
うちの子は2年生半ばから勉強がついていけないのと手癖が悪く不登校になり、荒れた生活をしていました。進学先を探していたところ、この黄柳野高校のホームページにたどり着き、オープンキャンパスに行きました。そしたら体験入学も行くと言い出し、年末の体験入学でこの学校に入学したいと笑顔で言いました。
早速、学校推薦を頂き、正月明けに推薦入学希望者体験入学に参りました。
帰ってきたら嬉しそうに友達が出来た、連絡先も聞いたと何年も見ていなかった笑顔を見ました。
最近、また物を盗んで、悩んだあげくもう高校は行かせれないと子供と話をしました。
泣きながら謝り、お願いだから黄柳野に行かせてくださいと初めて自分から頭を下げたのです。びっくりしました。
目標が出来たことで、少しずつ成長していっているんだと確信しました。
だから余計楽しみにしています。

しかしいいことばかりではないようです。でもこれからの3年間の間にたくさん変えていかなければいけないことがあります。

是非親として出来る限りのお手伝いをさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
2/21 卒業式でした。
娘は黄柳野を卒業しました

新城市長のメッセージ、感動しました。


http://picasaweb.google.co.jp/lh/photo/l0wQMN9jUy4H0-JPEWS2kg?authkey=Gv1sRgCIH1qJ_ntoqZngE&feat=directlink


市長は公式ブログにも黄柳野のことを書いてくれています。

http://www.city.shinshiro.lg.jp/news/index.cfm/detail.1.9661.html


見ている人はしっかり、見てくれていると思うとうれしくなりました。。
burariさん。お嬢さんの卒業おめでとうございます。

市長のメッセージを読ませていただきました。みなさんに支えられていることを深く感じます。

新たな旅立ちを心からお祝いいたしますわーい(嬉しい顔)
ギネス認定に関する記事を見つけました。

地元新聞の記事です。

http://www.higashiaichi.co.jp/today_news/090314t/09031404.htm
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&categoryid=1&id=27248
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo090313_3.htm

学園祭を思い出します。

第三期卒業生のモノです。
あの事件以来、黄柳野がどぅ変わったのかよくわかりませんが黄柳野も時代とともに変わる時期にきていたんだと思いますという意見を前に拝見したコトがあります。

時代だとかではないだろうと言うのが私個人の意見です。

創設当初から喫煙ゎ問題視されていましたし、対処しきれていない現状がありました。

難しい問題でゎありますが、やはり喫煙室を設置したのゎ学校のミスでありそれを認めた保護者のミスであると感じました。
もちろん当事者の未成年者の喫煙が悪いですが...

思い起こせば10年前...
私達が在学中に学校、寮内での喫煙を軽んじ喫煙を出来る体制を作りあげたコトがそもそもの失敗だったかと思います。
もちろん見掛ければ注意ゎ受けますがスタッフが怒らないのをいいことに調子づいてあのような体制を作ってしまぃました。
私もその一人です。
その体制が受け継がれ今に至るんだと感じています。
スタッフ、在校生、保護者の方々にゎ申し訳なぃと感じています。

大変申し訳ありませんでした。

禁煙指導室の件で地検豊橋支部が3/31不起訴(起訴猶予)処分を出しました。


http://news.google.co.jp/news?um=1&ned=jp&cf=all&ncl=1285085682


本日10:00学校で記者会見だそうです。

よかったです。
http://www.j-cast.com/tv/2008/12/01031223.html
テリー伊藤のコメントのログを見つけたので保守。

在校時代、寮での盗難が多いので警察を入れてはという話が出たときに、
ひとりのスタッフが警察が入ることで生徒たちが受ける影響を心配して
強く反対していたことを覚えています。

今回、学校に警察が入ったことが生徒にとってどれほどショックだったろうと思うと胸が塞がります。

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