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備後の歴史を歩くコミュの常石八幡神社

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八幡神社 福山市沼隈町常石に鎮座する。

 通称は「外常の八幡さん」という。常石村の総鎮守社で、大正12年の社格では千年村の村社の項に記されている。祭神は応神天皇、神功皇后、姫大神。これは宇佐の八幡神だ。創建は不詳だが、天正時代の棟札や天文2年(1533)に氏子から奉納された金幣があるという。備陽六郡誌には「社壱間半四面」とあるから小社である。また「四ッ堂壱ヶ所 八幡の御旅所東の浜辺山上に有。その下の海辺に大石四ッ有、是を常石と云。いかなる所以(ゆえん)有て如斯名つけしにや、知りたるものなし。是を村の名とせり。福島領地の節まてハ常石一ヶ村なりけるか、勝成の御代、内外二か村と分られたるなり」とある。その四ッ堂であるが、福山志料に「憩亭一 濱ニアリ ムカシハ海潮山長福寺ト云真言寺ナリト云」この長福寺なる寺は、先般この方面で多発した放火により焼失した小祠が「長福寺」といい、残念であるが、これに記された四ッ堂であった可能性が高い。寺地はすでに整理され空き地となっていた。

 境内社として明神社が鎮座している。大正12年「広島県誌社寺志」には当社に境内社の記載はない。大正12年以降にこの境内に遷座されたということだ。それには祭神は「市杵島姫」と記されている。宗像三女神のうちの一人で、安芸の宮島「厳島神社」はこの「イチキシマ」から命名されたという。

 今建つ本殿は桁行三間、梁間二間の入母屋造で屋根は本瓦葺である。正面屋根に千鳥破風を造り、三方を高欄付きの縁を回して背面は脇障子で止まる。随神門を備え、社務所は新築された。狛犬は天保9年(1838)8月吉日の刻印が、また石鳥居は明治30年に建てられている。

写真

左:石鳥居
中:随神門
右:境内からの眺め

地図

http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E133.17.40.242N34.23.5.514&ZM=9

コメント(3)

常石八幡神社

写真

左:拝殿
中:本殿
右:本殿背面
常石八幡神社

写真

左:境内社 明神社 流造
中:背面
右:新築された社務所
常石八幡神社

写真

左:玉乗り型狛犬
中:〃 
右:七社 常石元祖七家を祀る

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