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当たり前の生活の中の自宅介護コミュのグループホームのお花見でした

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みなさんお元気ですか。
私はとても元気です。

昨年から2箇所の老人ホームに毎週通うようになりました。
一箇所はボランティアとして、ハーモニカを吹いて歌を歌ったり、テーブルにお花を飾ったりしながらおしゃべりをしてきます。

もう1箇所は、以前お世話になったお茶の先生を訪ねています。
お茶道具を用意して、お漬物をつまみながらお茶のみを楽しんでいます。

介護の大変さもまだ忘れていませんが、私も「いずれわが身」の年齢になりましたから、「老い」に向う気持ちは他人事ではありません。

今日はグループホームのお花見に参加させていただきました。
皆さんの幸せそうなお顔に心が和みました。



<4月25日の日記から>

今日はグループホームのお花見だった。
たまたま水曜日なので、私達も一緒にと誘っていただいた。
長野は先週末に開花宣言が出たばかりなのに、もう満開の時は過ぎた。
それでもお天気に恵まれたので、桜の花が青空に映えて、まだ充分美しい

目的地の公園は歩けば数分の距離だが、車椅子の方がほとんどなので、
準備にも何回かのピストン輸送にも時間がかかった。
全員が現地に到着するまでに、最初と最後ではだいぶ時間差が生じた。

先に着いた顔なじみの皆さんとおしゃべりしていたら
「歌」のリクエストがあった。
やっぱり私たちは「歌のおばはん・・・」?!

全員集合までのつなぎに、持参したハーモニカで簡単な唱歌を吹いたら
自然に手拍子が始まって、だんだんお花見気分が盛り上がってきた。

そして公園の中心にある桜並木の下で、お弁当タイムが始まった。
みんな一緒のお弁当は美味しい。

時折吹く瞬間の風に、桜の花が花吹雪となっていっせいに舞い散る。
こんな美しい見事な花吹雪は初めてだ。
ゆったりとした時間が流れていく。

「騙されて連れてこられた」
とすねていたおばあちゃんも、
「めまいがするから、行きたくない」
とスタッフを困らせていたおばあちゃんも、みんな上機嫌になった。

常に訳が分らない大声をあげる方が居る。
同じような問題を抱えて悩んでいた時期の夫を思い出した。
彼もきっとみんなの中で嫌われているに違いない。

側に行って顔を見つめながらハーモニカを吹いた。
どんな曲か聞き取るまでは、手で拍子をとりながらじっと耳を傾けているようだ。
そのうちに彼の奇声がだんだん歌声に変わった。
他の仲間の歌声の中でさほどの違和感を感じない。

「ばばばばーん」という叫び声が、ふと「闘牛士の唄」のように聴こえた。
ためしに吹いてみたら、本当に「闘牛士の唄」の響きになった。
「ジングルベル」にもなり、「信濃の国」にもなった。
「ふるさと」や「どんぐりころころ」の曲にはしっかり歌詞がついた。

唄う事で「人間の証明」を示してくれた夫の事が脳裏に重なり
涙がこぼれる。

「大きい声は気持ちイイねえ〜」と私が大声で叫んだら
「気持ちいいよ」とはっきりした言葉が返ってきた。
「今日はありがとう。これからもよろしくね」と言ったら、
「ありがとう」と。

言葉の後はまた「ばばばばん」と奇声が続くけれど、その時々に明らかに会話を交わしたという実感がある。
彼も瞬間、何かを言いたかったはずだ。
私にとって、何だかとっても嬉しい日になった。

今まで奇声に顔をしかめていた仲間達も、私達のやり取りから言葉を聞き取ったのでびっくりしたようだった。
これからは少しやさしい気持ちで彼を受け入れてくれたら、嬉しいのだけれど・・・・

今日はすてきな1日だった。

コメント(3)

お久しぶりです。奇声をあげる彼の話は私も夫を思い出してしまいました。日本での介護の8ヶ月間は周りの方に迷惑ばかりでした。こちらに来てからはお隣さんに。。。でも、歌を聴くと大きな声で笑えるようにまでなりました。歌ってすごいなぁって思いました。これからもたくさんの人に歌ってあげてくださいね♪
>meiさん
お元気でいらっしゃいましたか?
こちらは春爛漫の時を迎えました。

奇声は、コントロールできない本人ももちろんですが、一緒に居る周りの者の神経が参ってしまいますね。
人間性も失ってしまったかと思ってしまいます。
彼の場合もこの施設とめぐり合うまでの間、ご家族の方がどんなにか辛い思いをなさったかと想像して涙が出ました。
本人もどんどん追い込まれていったに違いありません・

このグループホームでは、お花見の日は、みんなと少し離れたところでスタッフが1人寄り添って手を握ったり、車椅子を押しながら一緒に歌を口ずさんでいらっしゃいました。
大切にされている様子が分ったのでとても嬉しかったです。

いつもハーモニカのボランティアで訪れる時には彼はお部屋に居る様子です。

お花見でみんなと一緒に歌ったように、これからは彼も一緒に歌を唄えるようになりたいと思いました。
夫がそうだったように、いつか奇声が意思疎通の手段に変わり、無表情の顔が笑顔に変わる日がきて欲しいです。

meiさん、これからも頑張ってくださいね。
メッセージありがとうございました。
こんにちは〜

本当に御無沙汰をしています。

私も去年10月から姫が特養に入所でき、自宅介護からは手が離れました。
2・3月はインフルエンザのため面会が出来ませんでしたが、再び週1回の割合で施設に行っています。
姫のいる施設はこの辺ではかなり大きい方で入所者は80人を超えています。
ひとグループが10人で構成され、スッタフは昼間は5人、夜間は3人でとても
入所者にとっては恵まれています。
何かあればすぐに自宅まで連絡をしてくれます。

先日、姫の膝にお水が溜まった時も、病院への手配は勿論、施設の大きな車で車いすごと連れて行ってもらいました。
看護師さん、スタッフさん、そのうえ私達夫婦の5人で病院へ行ったんですよ。
聞くところによっては、個人で病院まで連れて行くとか。
施設での様子はわかりませんし、先生に説明するのも困難ですよね。
でも、ここは、日常の様子は、何時も接して下さっている担当の方と看護師さんが詳しく話をしてくださいましたので本当に助かりました。

施設によりその差は結構あると聞きました。
ここを紹介して下さったケアマネさんに改めて感謝です。

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