今日の音ネタ。 ビートルズの映画「Let It Be」のラストを飾ったロンドンのアップル・コア本社(ビートルズの自社)の 屋上で行われた画期的なゲリラライヴ、通称「ルーフトップ・コンサート」が行われたのが49年前、1969年 1月30日だったという事から、昨夜はThe Beatlesの「Let It Be...Naked」を流しました♪ほぼ分裂状態に あった彼等のレコーディング風景を映画に収めつつ、制作にとりかかった音源は、常に最先端の音楽作品を 作り続けようとしていた彼等自身にとって満足出来るものでなく、また音源を編集するだけの熱意もなく、 雑多に録音された音源をフィル・スペクターに丸投げし、なんとかカタチにして発表にこぎつけたアルバム 「Let It Be」(1970年)。(もっとも彼等は解散を念頭に完璧な作品を!と、Let It Be収録時から数ヶ月後には 「Abbey Road」という優れた作品を作り上げましたwww)そういった制作経緯がありましたので、発表された 「Let It Be」というアルバムは彼等にとって非常に不本意なものであり、特に過剰に編集された楽曲について 意図したものと違うという不満が残っていたらしいのです(笑)。そこで極力スペクターによって編集された オーバーダビング部分を削り、本来の「Live演奏可能な楽曲を作る」というコンセプトに沿って再編集され 2003年に突如リリースされたのが、同アルバム(Let It Be...Naked)であります♪まま、私は70年発売の 「Let It Be」の雑多な感じ、チープながら生っぽい感じも大好きなんですが(ネイキッドの方が音質を向上させた 結果、音質として生っぽさが損なわれているように感じます)、ルーフトップで演奏されながらアルバム「Let It Be」に 収録されなかった「Don't Let Me Down」(シングルGet BackのB面として発売された)が、ネイキッドには 入っている!それだけで大満足な私です(笑)。彼等の楽曲の中で一番好きな曲が同曲な私です(笑)。 私らが中学時代にはムッシュかまやつひろしのナレーション付きで何度かTV放映されていた映画Let It Be。 ルーフトップでのLiveシーンは本当に格好良かった、いや今観ても格好良いっす!