さすらいの旅人コミュの高度経済成長を続けるバンコク

12月上旬の日本の新聞にアジア最大のショッピングセンターがバンコクのサイアム・スクエアにできたと知って、行ってきました。その名もSiam Paragonと高級感の漂う名前。モノレールの陰に隠れて、ちょっと目立たなかったけれど、反対側の入り口に立つと、やっぱり巨大で、ナウい建物だと感心。でも、人の賑わいはイマイチ。中に入ると、白を基調にしたシックなつくり。ところどころに黒を入れて、調和を図る。従業員にも黒服を着させて、面白い企図が見えてきます。

サイアム・スクエアは映画館で一躍有名になったところだけれど、その近辺にはセントラルワールドプラザやサイアム・センター、サイアム・ディスカバリーセンター、エラワン・バンコク、ゲイソンショッピングセンター、マーブンクロンセンターがあり、ちょっと向こうにはワールド・トレードセンター、そしてその北にはプラトゥーナムショッピングセンターやコンピュータ関係の商品がずらりと並ぶパンティップセンターなどこの辺はバンコクの巨大商業センターなのです。クリスマスシーズンともなると、この辺はクリスマストゥリー群がネオンをピカピカ輝かせて、東京の青山や六本木に負けない賑わいを誇っています。

また12月23日付けのthe Nationによると、ただいま改装中のWorld Trade Centerが総工費26兆バーツ（約８兆円）をかけて、八十万立方メーターのショッピングコンプレックスに変貌するとのこと。そして新しい名前はCentral World Retail Complexになります。今まで７階建てだったのが18階建てになって、さらにバンコクが高くなっていきます。

カオサンのビューティサロン

タイでは男だって堂々とエステに入れるのです。カオサンにできた新しいビューティサロンは108/2、Rambutri Rd、Banglumupu　66-2-2816007
カオサン通りの並びにある通りです。

外観はかなりリッチな造りになっているけれど、価格は嬉しいカオサンプライス。今回はフェイシャルでお顔のお手入れ。

９つのフェイシャルトリートメントのステップは最初にフェイシャルマッサージから始まります。日本のエステよりも力がこもっています（日本ではお友だちにエステシャンがいて、渡泰前にしてもらいました）。次に赤外線を使って、お顔のお手入れ。３：ハーブでお顔をごしごし。４：フルーツクリームでごしごし。５：ディープクリーニング。６：これが痛い！　吹き出物を押し潰してくる。目の玉が出そうなくらい痛いが、ここは男、我慢！　（特別編）：マスクトリートメントをするかと耳元でささやかれて、押し潰されて、ティッシューにのせられた吹き出物を見せられてしまう。「うーん、安くしてくれたらやるよ」と交渉値段をこちらから逆提示すると、「シー！」と他の人たちに聞こえたらやばい安値でやってもらうことに。マスクをしている間、エステシャンに肩と手足のタイマッサージをしてもらう。エステシャンはタイマッサージもできるのだ！　これが誠に気持いい！　普通のタイマッサージでは味わえないような体験ができます。７：パカっとマスクが見事に取れる。そして自分は今まで誰だったのだろうと不思議な経験をする。これこそ究極のエステ脱条件づけセラピー。エステでセラピーが行なわれるとは誰が想像できたのでしょう？　そしてハーブクリームで肌を潤してくれる。８：冷たいキューカンバー（胡瓜）を顔じゅうにのっけてくる。口元にのっけられた胡瓜をぱくっと食べそうになる衝動を抑えるのに苦労する。９：ノーリッシングクリームをつけてくれる

起きて、鏡を見たら、なんとどす黒かった顔がいきなり色白に！　肌もすべすべ。心もるんるん。楽しい一日になりそう！　