ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Greven Guitarコミュの☆ 質問コーナー

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
僕はこのコミュニティのメンバーですが、質問のためのトピックを立てさせてください。
Greven Guitarに関するいろいろな質問、疑問のコーナーにして下さい。
質問がある人はどんどん質問して、回答が出来る方は、是非コメントをお願いします。

Grevenは雑誌などを見てもほとんど情報が得られません。
このコミュニティが多くの人の参考になるといいです。

ではよろしくお願いします。

コメント(40)

このトピックの作成者ですが、早速質問させて下さい。

質問:「Greven Guitarのお値段はいくら位でしょうか?」

きっとかなり高額だと思われますが、今まで値段の記載を見たり聞いたりした事がないんです。

オーナーの方もお見えですので、差し支えなければ、是非お教え下さい。お願いします。
KO−50さんはじめまして。
私が知る範囲ですが、5年前と比べてずいぶんプレミアが付いてきたのか、最近は値段が上がってきてますねぇ!

ギターの状態や材質、形、インレイ、彫刻等によって様ざまですね。

4年ほど以前に購入した時のherring bone cutaway メープル
がたしか50万位だったと思います。
先日大阪のドルフィンギターの店長さんがおっしゃってましたが、押尾さん等の影響も有りここ数年で値段が大分上がって来ましたが、こへんで落ち着くと思うとの事でした。

今同じherring bone cutaway メープルで70〜80位かな?

ハカランダで80〜100前後でしょうね!

物によりますが!


でもこれはあくまでも、中古・ユーズド品で、新品は倍位の値段だったと思いますよ!

あくまでも参考程度ですので、他の方がご存知でしたらご意見をお願い致します。
donちゃんが書いた中古の相場はこんなもんだと思います。
ハカ以外はあまり材質と価格は関係ないようです。
中古の場合はむしろ状態で左右される事が多いでしょうね。

一昨年あたりから何本か(一番多いモデルと思われる)
メイプル・ジャンボで80年代の中古が出ていましたが、
状態が「普通の中古」程度のもので大体60万前後でした。
しかし昨年の後半頃から、少し上がってきたように思います。
今はコンディションが両極端な場合は除いて 
おおむね70〜80の間のようですね。
年式も関係なさそうですが、
90年代後半以降のものは滅多に出てこなかったので、
実際に取引されるのは80年代が多かったです。
20年近く経過してるので状態は「それなり」でしたね。

ところがごく最近、
以前取引されていた「状態がそれなりの80年代」から、
「結構状態の良い80年代」も出てくるようになりました。
これはある筋から聞いたのですが、
「押尾さんの影響で、今は Greven の価格が上がってきたんで
 高く売れる今のうちに売ってしまおう」
と、状態が良かったので中古に出す気が無かった人たちが
売りに出してきた、、、ためのようです。
その影響で、90年代のものもポツポツと出てきたようです。
そういうことから、そういう「状態が比較的良いもの」に付く
価格に影響されて、ズズズ〜と全体の価格が上がってる、
それが現状のようです。

donちゃんが書かれていた「このへんで落ち着く」というのは
実は理由があって、
それは新品との価格差が縮まっていることなのです。
いくら入手困難だと言っても、新品の価格を中古が追い越す
というのは異常なので、
そういう市場原理が思惑のように働いてきたからと思われます。
もちろんギターの世界では、Martin のヴィンテージのように、
新品価格など関係なく高価になることも当然ありますが、
Greven には、市場に「Greven のヴィンテージ」という
考え方が存在しないようです。
そもそも70年代以降の製作である事や、
古いものでも Martin のように明らかなヴィンテージサウンド
という訳ではないからでしょう。
普通の中古と同じ基準で評価されるようなので、
古くても新しくても、状態のみで価格が付くようです。

はっきり言って、中古価格は「言い値」ですから、
「状態はいいけどホワイトレディじゃない」
「状態は悪いけど、タマ数が少ないDだから」
「状態はそこそこだけど、インレイが地味だから」
「状態いいし、ホワイトレディだけど12Fジョイントだから」
「サンバーストで状態悪いけど、Dだしホワイトレディだし」
。。。。。
このように考えたら、その時委託に出すオーナーの財布の具合や
状況からも左右されますし、かなり幅があるはずです。

しかしなぜ、おおむね一律の相場で落ち着くのか。。
決定的に何もかも揃ったものがなかなか出ないからでしょう。
「状態も抜群、人気のD、ホワイトレディ、ヒールに彫刻あり」
ピッカピカのこういうものが市場に出たら、
先程書いた中古価格の相場など関係なく値が付くでしょう。
そういうものを持っているオーナーもいるのでしょうが、
よほどのことが無い限り、中古に出す事は無いでしょうから、
「なんとなく大体同じような感じのものが、
 グルグルと中古市場を廻っている」
のだと思います。

個人的には、確かにある程度の年数弾かれてきたものと
近年のものと音を比較すれば、
古い方の音は「クールに深みが出てきた音色」という印象で、
どちらか好きな方を選べと言われれば迷うところですが、
近年のものは自分で弾き込んでいく楽しみもあります。

Greven 自身が、
HPに出している基本価格を去年引き上げたことからか、
新品価格を「どう考えてもおかしい」と思うほど
高く付けている販売店が出てきているようですが、
これは Greven が新品の日本への出荷を数社に分けている事で
Martin などのように総代理店が価格を決めていない事と、
もともと「定価があって無いような」個人製作家の商品なので、
はっきり言って、かなり乱暴な値付けがされているようです。
もちろん凝ったインレイなどが入れば、
Greven 自身が納品の際にそれなりのオプション価格を要求して
いることは間違いないのですが、
先程書いたように、定価表がどこかにある訳ではないので、
インレイなどに凝っていると「時価」になっているのが現状と
思われます。

中古の場合は、もちろん外観の状態も大きく左右しますし、
インレイ、ホワイトレディ、材質、彫刻などなど、
それらの有無が気になるのは仕方が無いのですが、
私が一番の判断材料にしているのは、何よりも 音 です。
何もかも揃っていても、音に「?」を感じたら買いません。
逆に何も付いて無くても音が抜群なら購入を考えます。
また Greven は、ご存知の方も多いと思いますが、
あちらこちらに「持病」を持っています。
あのオッサン、ホントにいい加減ですから(笑
別のところで他の方も書かれていましたが、
「作り最低、音最高」なので。
そのあたりがしっかり調整・修復されてなければ、
買っても後にもの凄い金銭負担を強いられることになりますから
その心配の無いものを買いたいところです。

donちゃんに先日譲ったメイプルのジャンボは、
まだ若い感じでしたが音が良く、見た目の状態も良く、
持病もあらかじめ予防してあったので購入しましたが、
買ったその日、家に帰ってから改めて見て、
「ああ。。こんなインレイが入ってるなぁ〜」と
指板のバーズインレイに初めて気付きました。
ヘリンボーンに至っては、譲る直前に気付いたほどです。
外観は、それくらいのレベルでしか見ていません。

ホワイトレディ、彫刻ありのDタイプでハカを使っている、
そういうタイプの新品価格は知りません。
ホワイトレディでは無い、彫刻も無い、ハカでは無い、
でもカッタウェイは入っている。。。程度のDやOMの、
新品の大体の価格は一応知ってはいますが、
ネットの世界では、書き込むとそれだけが一人歩きをして
往々にして誤解を生む結果になりますから、
差し控えたいと思います。
そういう、あまりオプションが付いていないものに限ると、
先に書いた中古の相場と比較して、
そんな「眼の玉が飛び出るくらい」差はないです。
逆に「そんな程度?」と感じるくらいです。
書いてしまうと、、、3ケタには届くか届かないか。。。
そう考えると今の中古価格って、、、高くないですか?

「良い Greven を安く買いたい」ということなら
新品なら、音が良くて、オプションが派手に付いていなくて、
持病の予防や修復が済んでいるもの。
中古なら、音が良くて、持病の修復や調整が済んでいて、
外観の状態は価格と比較して納得出来るもの
、、、という選択が良いと思います。

でもその新品がなかなか無いんですよねぇ〜
去年一年間にヒロさんとこで見たのは、
全ての調整・修復が済んで押尾さんが買った
D(ノンカッタウェイ)1本くらいしかなかったなぁ〜
ヒロさんも驚くほど、えげつなく良い音してたけど、
売ってもらえなかったし。
派手なインレイやらなんやら入ったのは他で見たけど、、

それと、よく世間に出てくる中古は
「音の良し悪し」は価格に反映されていないので、
「状態が良ければ、音が良くても悪くても高い」ようです。
その調整・修復の内容も、音にもの凄く影響してますので、
「きちんと調整・修復されていて、音が良い中古」を
通販で買うのは無理があると思います。
質問者です(Greven Guitarのお値段の)。

皆さん、値段だけじゃなく、いろいろ教えて下さって(しかも熱く語って頂いて)、ありがとうございます。
本当にお詳しい人が多いですね〜♪

またJ-Guitarのサイト情報もありがとうございました。
で、でも・・に、にひゃくまんですかぁ〜〜〜!!
し、しかも中古で〜〜〜!

僕のD-28は約20万円でしたが、職場の同僚や友達に話すと「に、にじゅうまんえん〜〜!ぎ、ぎたーなのにぃ〜〜」って驚かれます(笑)。
普通の人はギターは1万か2万円くらいだと思ってるんですよ・・(汗)。

でもGravenやSomogiってそれだけの価値があるんでしょうね!
ヒトの価値観によるけど、僕自身は5年後や10年後に手元にない車と比べたら、ギターは一生モノだし、それで幸せになれる人にとっては、値段以上に価値のあるものだと思います。

また皆さん、いろいろ教えて下さい。
よろしくおねがいします。
>僕のD-28は約20万円でしたが、職場の同僚や友達に話すと「に、>にじゅうまんえん〜〜!ぎ、ぎたーなのにぃ〜〜」って驚かれます
>普通の人はギターは1万か2万円くらいだと思ってるんですよ・・

当然、私も職場では「ア。。。アホ。。。ちゃう〜」とアホ扱い
ですが、確かにアホです。アホ扱いならまだマシな方です。
我々は人から見れば「アホ」ですが、我々から見ると、この価値が解らない人は「アホ」・・・・と言うより、この世界の楽しみを知らない「可哀想な人」に思える事は無いでしょうか?

ちょっと言い過ぎ、かも知れませんが、皆さん心の中で少しはそう思った事有りませんか?
それとも、私だけぇ〜?
>この世界の楽しみを知らない「可哀想な人」に思える事は無いでしょうか?

そうですねぇ〜(笑
ちょっとズレますが、私は先日もヒロさんと話をしていて、
「最近つくづく自分は幸せな人生やな〜って思います。まさか
この年齢になって、こんないいギターを持つことが出来て、
毎日ホントにいい音を楽しめて、つくづく幸せです」
と申し上げましたら、ヒロさんが
「うん。ワシらもそう言ってもらえる事が、一番嬉しいんや」
とおっしゃってました。

人それぞれ、人生の楽しみはあると思います。グルメの人って
衣、食、住のひとつを趣味に出来て、それも幸せだろうし、
旅行を趣味にしてる人も、確かに私も時々テレビなどで見る
初めて聞くような名前の国とかに日本人旅行者が行ってるのを
見て「ああ〜僕は多分死ぬまでこの国には行かないだろうな」
とちょっとうらやましく思ったりもします。
グルメも旅行もギターも同じようにお金が要りますから、
お金の面では同じなんでしょうけどね。
でも何よりも、そういう趣味を楽しめる人生に一番感謝して
います。
だから、特別な事情が無いのに、そういう趣味を持たない人は、
ちょっと可哀想に思えてきます。
どうもだっぺです☆

ギターって値段が全てじゃないですからねぇ。
高い=いいギターなんてことは100%ありえません。
実際に僕はD-45はあまり好みじゃないです(笑)
D-28のほうが僕は好きですねぇ。

いざ買うとき、ほとんどの方が音や弾きやすさを重視すると思います。僕はそこに見た目のよさが入ります(笑)
それさえ満たしていれば僕はどんなギターでも買います♪
実は最初Morrisを探してたんですが、ありませんでした…。
そんな中、ふと入った店でGrevenを見つけてしまったので、購入したという秘話?が(笑)

値段はいつも気にしないんですよね。
自分の買う基準さえ満たしていれば買います。
だからお金ないんだぁ(笑)
質問:<人気のヘッド・インレイは?>

どうもKO-50だがね☆(名古屋弁)(笑)

グレーベンのヘッド・インレイは特に素敵だと思います。
Greven GuitarのHPのトップのギターもホワイト・レディですが、
これが一番人気のあるインレイですか?

アコースティック・ギター・マガジンの23号にグレーベンの特集記事が載っていました。それには「ホワイト・レディ」「ホワイトじゃない、日焼けした感じのレディ」「ウルフ」「イーグル」「ライオン」などがあります。

他にも、いろいろデザインがあるんでしょうか?
皆さんはどれがお好きですか〜?
数はイーグルが多いようですね。ホワイトレディも結構見ますが。
イーグルも右を向いていたり左を向いていたり、
ホワイトレディも何種類かあります。
この上の書き込みに貼ったのは、年末に売ったジャンボの。
donちゃんに先日売ったジャンボのはコレ。
(donちゃんの日記から借りてきました)
イーグルでも違いますね。
ホワイト・レディーも何種類か有るようです。
私が見た限り、2種ほど確認できています。
?女性が三日月にもたれているタイプ
?蝶々の妖精タイプ
私のホワイトレディーは、?のタイプです。
他にも、有ったような気がしますが、記憶が定かでありません。

私のイーグルは「20の書き込みのタイプ」です。
東京のブルーGに Greven の中古が昨日から今日にかけて
3本入荷したようです。
やっぱり高いですなぁ〜最近は。。。
左上の「JUST IN 最新入荷情報」へ。

http://www.blue-g.com/
インレイはGrevenの魅力のひとつでもありますよね。
僕も本当はホワイトレディが欲しかった(>_<)
でも今のもので十分満足してますけどね^^

「ウルフ」は1年ほど前に、東京のBule-Gにありましたね。
「イーグル」「ホワイトレディ」はよく見かけます。
あとはインレイというか↓のものとか。。。
http://www.blue-g.com/stk/detail.cgi?pid=01306

案外何もインレイがない僕のギターは珍しいかも!?
皆さん、どうもです。わーい(嬉しい顔)

このコミュの「押尾モデル」のトピックの11番にTinpanalleyさんが
お書きになったコメントについて思ったことがありましたので、
この質問コーナーに書かせてもらいます。

その内容は・・・

>  (引用)「ヒロさんのところに Greven が納品するものは
塗装もされていない、組み立ててもいないのです」

との事で、本当のびっくりしました。ふらふら
こんな状態では、もはや「Grevenギター」とは
言えないのではないでしょうかexclamation & question

(パーツ製作) Greven
(組立・塗装・販売) ヒロコーポレーション
という状態ですよね。

ギターでもクラシックカメラでも、再塗装をしたら、
価値は半減してしまいます。
ギターは木の削り方、塗装の厚みで音が違ってきますよね。
ここまで手を加えてしまって、普通に「Greven Guitar」として
販売しているとしたら、ちょっとどうかと思います。
ヒロさんは、その辺をちゃんと購入者に説明した上で
販売されているのでしょうか?
それが中古市場に流れると、もうオリジナルかどうかなんて、
わからないですよね。
(まあ音が良ければ、それでいいのかもしれませんが・・・)

楽器屋さんでマーチン等に不幸にも小さな傷が入ってしまったのは、
修理済であることを明記して、値段を下げて売ってます。
グレーベン、ヒロさんも「組立&塗装はヒロコーポレーション」であると、
明記すべきだと思いますが、その辺はどうなんでしょうか?

話は変わって、以前から知りたいと思っているのですが、
ヒロさんご自身はギターをお弾きになりますか?
お上手なんでしょうか?良かったら教えて下さい。ウインク
>KO-50さん
Greven のコミュで私の書いたようなことを読まれた方が、
色々疑問に思われるのは当然の事と思います。

>ヒロさんは、その辺をちゃんと購入者に説明した上で
販売されているのでしょうか?

もちろん話されてますよ。購入者、、、というか、そもそも購入する人は
まずヒロさんのところに行って、それらも含めた話(お説教わーい(嬉しい顔))を聞いて、
一旦帰って目がハート家で悶々としてげっそりやっぱり欲しくなって、また行って、
また話を聞いて、やっぱり決断出来ずに家に帰って泣き顔もう一度考え直して、
ご自身で納得して、もう一度行って、ちゃんと頼んで、それから数年待ってふらふら
そして初めて手に入れる事になります。

ヒロさんは、全く同じ質問をされる方々と日々戦ってますうれしい顔
雑誌などで押尾さんがヒロ・コーポレーションのことを話したので
毎日毎日、来る日も来る日も「押尾さんと同じ Greven が欲しい」
「Greven の在庫はあるか」など、電話や来店が相次ぐので、私も
「電話は自動音声にしたらどうですか?」などと冗談で言ったほどです。
「・・・はい、ヒロ・コーポレーションです・・・只今のところ、押尾さんと
同じ Greven 、もしくは Greven の在庫はございません。またのご来店を
心よりお待ち申し上げております・・・プーップーップーッ・・・」
ま、これは冗談ですが、そうやって来店した人が Greven が欲しいと言うと、
まず「Greven とは何ぞや、、、」という話から始まりますわーい(嬉しい顔)
そこから延々と、ギターとは、、音とは、、塗装とは、、、などなど、、
あのお店に行った事のある方々はご存知の事ですが、そうやってようやく
全てを話し終わる、、、いや、終わる事など無いのですが、
私はいつも長時間店の中にいて、ホントに何十人もの人を今まで見ましたが、
それらの話を聞いた後のお客さんの反応は、
概ね4つのタイプに分かれるんじゃないかと感じています。

1)そんな、Greven みたいな有名なギタールシアーが、そんないい加減なことを
する訳が無い。到底そんな話は信じられない。と言って(感じて)店を出て行く。

2)おっしゃることは分かった。でもそれじゃオリジナルじゃないじゃないか。
オリジナルとはブリッジピン1本でも交換してしまったらオリジナルじゃなくなる
んだから、ましてや塗装まで Greven がやっていないんなら、私はオリジナルを
求めて旅に出る。と言って(感じて)店を出て行く。

3)なるほど、そういう風に、プロが使っても通用するレベルまでもっていく
ために手を加えて、ようやく販売している訳ですね。分かりました。
と言って店を出て行く。

4)ハァ〜〜〜とため息をつきながら「こんなはずじゃなかった」という
風に首をかしげながら店を出て行く。

また、逆に一番多いタイプとして、

5)黙って店に入ってきて、見渡してもギターなんか1本も無いので不思議そうに
CDなどが並べてある棚を見ながら困った顔をしているので、ヒロさんが
「初めて来たんやね。どんな音楽弾いてるの?」と訊いて「イサトさんとかぁ〜
押尾さんとかぁ〜」「お〜そうか〜。どんなギター欲しいの?」「Greven,,,,,,,,」
そう言って店を出て行く。

こうして毎日毎日、同じ話を繰り返しているのです。
1)の人は、おそらく2度と来ません。
2)の人が100人いたら、そのうち1〜2名は再度来ますが、今度は4)の
状態になって帰られます。そして2度と来ないのかも。
3)の人は、そのまま店にいて、もっと話をしたり聞いたりする場合もありますが
一旦帰っても、後日再度来て、また話をしたりします。最終的に買うところまで
到達する人はこのパターンです。
4)は、、、その後どうなるか知りませんあっかんべー
私は、今改めて分析してみたらわーい(嬉しい顔)3)のパターンでした。
今から考えれば、初めて行ったその日にヴィンテージの Martin を弾かせて
下さったのは幸運でした。その未知の音に驚愕したので、後日また行ったのです。
ヒロさんのところでは、ヒロさん曰く「100人来て、ひとりか二人かなぁ〜」
最終的に買うところまでいった人です。
ヒロさんは、ギター雑誌などに書かれている様々な言葉だけが一人歩きして、
誤解されたまま伝えられ、それで読者(我々ユーザー)が困惑していること、
こうやってネット上に書かれている事なども、捉え方によってはどのようにも
話が膨らむのを、このままではイカンと来店した人には丁寧に説明してくれますが、
日本人は活字になっている事を信用する傾向にあるので、
いくら話しても、分かってくれる人は少ないと嘆いています。

長いので続きます。
続きです。

>それが中古市場に流れると、もうオリジナルかどうかなんて、
わからないですよね。
(まあ音が良ければ、それでいいのかもしれませんが・・・)

ではオリジナルの Greven とは?よく各店のうたい文句に
「当店のギターは入荷後、全て完璧にセットアップしてから店頭に並べます」
など書いてありますね。ヒロさんのHPにも同様の文章が明記してあります。
これは裏を返せば「入荷した新品のままだと商品にならない」とも取れます。
昨年、Greven の新品もよく扱っている、あるお店にフラッと行ったとき、
「Greven の新作が入荷したってHPにあったんで弾かせてもらえる?」
と言ったら、「あ、、あれは今、工房で調整してます。」
このあと馴染みの店員さんが苦笑いしながら言ったのは
「あのままじゃ、商品としては売れないんで、、、」
私が Greven の事情を知っているからうっかり漏らしたのでしょうが現状はそうです。
つまりどこの店でも「Greven はそのままでは売れない」と思っているのです。
その店はおそらく、その Greven を買いにきたお客さんには、
「これは入荷時、こことここがおかしかったので当店で調整して、、」
とはいちいち言わないでしょう。
それでも「調整してから店頭に並べる」のならまだ良い方で
「調整してから店頭に、、、云々」と謳っておきながら、
入荷したまま何もせずにそのまま店頭に並べている店があるのも事実です。
新品なのに手を加えてなんとか商品として売れる状態にまでする、、、というのは、
お金もかかる、、ということですから、利益のことを考えると
そのまま売ってしまった方が楽だし、何かあったときは対応すればいいんで
何も言ってこなかったら丸儲けですからね。
そう考えると、普通何も知らない人が聞いたら「ええ〜??」と驚くような
ことを先に話して、それでも Greven が欲しいか?と、
ヒロさんはおっしゃってる事になりますね。

あなたがおっしゃっていた「オリジナル」というのは、 Greven 以外の誰も
手を加えていないもの、と解釈した場合、例えば新品時に弦高が異常に
高いのでサドルを削る、、ということさえも、既に Greven 本人が意図した
音質を保つための弦高を変更するという事ですから、それはもうオリジナル
じゃない、、ということになります。
塗装云々に関しては、確かに塗装が音質に影響を与える事は言われています。
ところが実際に、その塗装の出来が悪かったら?オリジナルの塗装が、その
ギターの本来持っている能力を逆に邪魔していたら、、
ヒロさんは(塗装だけではないんですが)Greven 自身の仕上げの出来に
満足しなかった、これではこの日本では商品価値が無い、と判断して、
(後に書きますが)調整、セットアップ、雑な仕上げの尻拭いをする為には
未塗装のまま送ってくれた方が良い、と判断したんでしょう。
新品でもそうなんですから、ましてや中古市場など、使っていた人が
どこの店でどういう風に、どんな修理をしたか、どこを交換したか、
サドルは?ナットは?ネックリセットは?
もし、Greven 以外誰も手を加えていないギターを手に入れるのならば、
新品ならどこかの店に入荷したらすぐに知らせるように告げて
「どんな形で、どんな状態で入荷しても、絶対何も触らず、そのまま売ってくれ」
と頼むしか無いです。そう言えば、ちゃんと商売している店ならば
「それは出来ません」と断るでしょう。後で責任を問われるのが嫌だからです。
ということは、中古では、とてもそのような状態を望むのは無理ですね。
よく「Martin 1930年代のヴィンテージ・オリジナルコンディション」という
言葉などを見ますが、70年以上も前のギターが一度もネックリセットせずに
残っていても、ネック起きで弦高が1cmあるギターは、私は弾けません。
また、本当にそうならブリッジピン、エンドピン、サドル、ナットも全部当時の
ままで残っていなければなりません。フレットも演奏に支障がない程度は
残っていなければならないのです。
交換したら、それはもうオリジナルではないですからね。

続きます。
続きです。

Martin の新品でも、輸入したままの状態だとかなりの数「調整が出来ていない」
ようで、実際に店頭に並ぶまでに、かなり手が加えられているようですが、
それが Greven の場合は、より顕著だということです。
近年の言葉を使えば「初期不良」に近いかもしれません。
「日本人は世界一品質にうるさい」と言われますが、
なぜそう言われるようになったかと言うと、
例えば電化製品などは、昔は部品に至るまで全て国内で作っていました。
日本人の勤勉さや真面目な姿勢が表れていたのか、
新品で購入したのに最初から壊れているという事などはごく僅かでした。
しかし近年、部品、組み立て等、ほとんど海外で行われるようになり、
日本人が求める「新品時の完璧さ」は失われていき、
欧米同様に「初期不良」という言葉が浸透していったと思われます。
Greven も同様で、日本人の感覚からすると信じられないほど「雑」で
電化製品などと違って、製作する側の僅かな誤差などが音質に直結する
アコースティックギターでは、当然製品のバラツキは大きくなります。
また、ネックの形状なども、いちいち日本人の手に合わせては作っておらず、
そもそもそのような「計算」よりも感覚で作るルシアーのようです。

新品の Greven には、おそらく必ずと言っていいほど何らかの手が加えられている。
そう考えた場合、じゃあ、その「ある店」とヒロさんの違いは何か?
後で書きますが、ヒロさんはプロが求めているレベルで考えると
「ここも、あそこも、あれも、これも」と要求が多いのです。
「普通」に考えたら「そこまでこだわらなくても」という部分にまで
手を加えて完璧な状態にしようと思うと、既に組み立ててあった場合、
ものすごい手間がかかるのです。
そんな事をいちいち一本一本やっていたら、とても採算が合いません。
ならば、最初から塗装せずに送ってもらった方が、まだマシということです。
またヒロさんは「日本とアメリカとは全然気候が違うから、塗装してしまったら
木が日本の気候に馴染まずに色々トラブルを起こしてしまう」ということで
入荷した未塗装の Greven は、半年ほど塗装せずに日本の気候に馴染ませて
それから、わざわざ手間もかかり費用もかかる「シェラック塗装」を表板
(のみに)行って完成させます。
ラッカーのベタ塗りよりもシェラックの薄い塗装の方が
高級ギターに採用されている事からも、音の面で良いと判断しているのでしょう。
それもこれも「今まで Greven には泣かされてきたから」なのです。
ヒロ・コーポレーションで新品の Greven を買うと、他店よりもかなり安いですが
それだけ手間をかけて、なおかつ安いので「全く採算が合わん」と
ボヤいています。それでも「ワシは Greven の音に惚れ込んでるからなぁ〜」
とおっしゃいます。

一昨年、私が持っていた Greven 3本のうち、唯一ヒロさんのところで
買ったものではない Greven を、委託に出すためある店に持っていくと
「これ、いつものヒロさんのとこの?」と聞かれたので「いや、これは違うよ」
と言うと、いつもより委託手数料が高くなりました。
私が持ってくるギターは店側にとっては「おいしい」(人気があって、状態も
良いので楽に売れるギター)ので、いつも手数料は安くしてくれていました。
通常、ショップで委託販売する際は、10〜20%の手数料になりますが、
これは「店頭を借りて販売する」ことと「中古に保証を付けて店が販売する」
ためです。もし販売後、何か問題が起こっても店がその費用を負担するので、
その保険のようなものですが、Greven の場合、ネックジョイントなど、
不安要素が多いので、ヒロさんのところから出た Greven はその点大丈夫
だけど、それ以外のルートの場合は、販売してからトラブルで持ち込まれる
ことが多いので、手数料は安く出来ない、、ということなのです。
これは買う側にとってはあまり関係ない、販売側の事情ですが、
販売店もその辺の事を気にしているという事になります。

続きます。
じゃあなぜヒロさんはそこまでするのか、、、
ヒロさんのお店は、多くのプロギタリストも通う店です。
従って「プロが演奏する上で必要な要求に答えなければいけない」ので、
演奏性、耐久性なども高いレベルで保たなければいけません。
ですから「一年もしないうちにネックが浮いた」とか
「ハイポジションのフレットの音が合っていない」などは許されない事です。
ヒロ・コーポレーションでギターを買うという事は、
押尾コータローさん、小松原俊さん、岡崎倫典さんらが信頼しているリペアや
調整を終えたギターを、アマチュアの私たちが買う、ということです。
それと1970年代から続く、Greven の正規輸入代理店だからです。
Martin の新品はクOOワ楽器店が正規輸入代理店ですが、
ご存知のように、実際には並行輸入で新品が別ルートで入荷しています。
それにはクOOワ楽器の調整もないし、保証も付かないので、
輸入した販売店なり業者が、独自に調整して保証を付けます。
同じようにヒロさんは、自分が輸入した Greven だから、自分のところで
調整して、自分のところで保証を付けているのです。
ただその「調整」ですが、輸入元が「どこまで調整するか」は、輸入元の
考え方、損益の計算などが関係してきます。
「ここまでやらなくてもいいだろうなぁ〜」と思えばそこで止まるでしょうし、
「いや、ウチで販売する限りは、徹底して”楽器”としての”質”を
追求して、必要ならばどんなことまでも経費をかけて行ってから販売する」
と考える場合もあるでしょう。
例にあったカメラですが、例えばライカの場合、ライカ本社が認める
公認の修理業者と、そうでない修理業者が日本に存在します。
公認の業者が行ったリペアに、もし不都合があった場合は、ライカ本社も
(ライカジャパンもありますが)対応してくれます。
しかし未公認の業者が行った再塗装はもちろん、公認業者が行ったリペイント
でも、それは市場での価値を下げています。
それは「ライカ本社が最初に行った塗装が素晴らしいから」でしょう。
Greven からすれば、70年代から取引を行っていた「ヒロ・コーポレーション」
こそが、その唯一認める、日本での公認リペアショップなんだ、、という考え方も
出来ます。すると、公認ショップが行った調整、リペアなのですから、
それ以外のショップが行った作業は、逆に言えば全て「未公認」とも言えます。
Greven 自身が、現にヒロさんのところに未塗装、未組み立てのギターを長年
送り続けていたということは、Greven 自身がそれを認めていた、、ということ
ではないでしょうか。「ヒロならちゃんとやってくれる」という具合に。

ヒロさんと John Greven は(ソモギもそうですが)単にメーカーと販売店
という関係ではなく、長年の友人関係のようです。
日本人が考える友人関係とは少し趣が違うようですが。
Greven がアメリカ本国でギターが売れなくて困っていた時、ヒロさんが
「よっしゃ、どんどん送れや。売ったるから、と言うたら、ホントに山ほど
送ってきよって困ったわ」と笑ってました。日本ではまだ今ほど名が
通っていない頃に何本も引き受けて、神戸の店に山ほど Greven が余っていた
時代(つい数年前)もあります。そういう関係なのでしょう。

ああ、、それと Greven からヒロさんのところに送ってきた時は、
さすがに本体は組み立ててありますよ。
ネックが外してあるのと、塗装を行っていないだけです。
あ、、ラベルも貼ってなかったなうれしい顔
これも長年の付き合いから「ここまでやっててくれれば後はなんとかする」
という線引きなのでしょう。それでも本体の組み立てが悪い場合もあるので
そのときはバラすそうです。

>ヒロさんご自身はギターがお上手なんでしょうか?
良かったら教えて下さい。

弾いているところはチラッとしか見た事ありませんうれしい顔
いつだったか、お店のドアを「こんちわ〜」と開いたら、
ギブソンのJ−200を弾いてた事がありました。

長くなりましたが、ヒロさんといつも色々な話をしていくうち、
こういうことではないか、、と感じている事を書きました。
ヒロさんご本人が考えておられる事とは違う部分もあるかもしれませんが、
本筋では大きく違わないと思います。
昨年、一度、ヒロさんのところに行った時に、演奏を聞いてもらい、色々アドバイスを受けた後に、彼の腕か手かを痛められていて、演奏が出来ないと言われたことがありました。その分、他の演奏が出来る人には、もっと頑張れよ!・・・と言われているのかも・・・。 
> Tinpanalley さん

本当に素晴らしい内容のコメントをありがとうございました。衝撃
ヒロ・コーポレーションのこだわりの必要性と、その価値が、
本当によく理解できました。
またTinpanalley さんご自身の知識と感性にも感動しました。
本当にありがとうございます。わーい(嬉しい顔)

う〜ん、それにしても、困ったなぁ・・・冷や汗
ますますヒロ・コーポレーションの高い敷居をまたいで見たくなった・・・あせあせ
いつかTinpanalley さんに、ご同伴を願おうかなぁ・・・目がハート
思い切って一人で行ってみようかなぁ・・・走る人

Tinpanalley さん、もしよろしかったら、
ヒロ・コーポレーションのコミュニティーを作っていただけませんか?ウインク
ヒロさんの素晴らしさを伝える為に・・・ぴかぴか(新しい)ムードぴかぴか(新しい)
かつての「狂」がつくライカマニアとしてあえて言わせていただきます。ライカで最も塗装の価値が高いのはM2、M3、オリジナルMPなどのブラックペイントであります。それらは塗装の質が悪く、使うとあっというまにへろへろのハゲチョロ、ひどいときは塗装が脱皮でもするようにペロッとむけてしまったりします。それでもかつての従軍カメラマンなどに憧れた世代は、その粗悪な塗装のライカに憧れるんですね。それをしっかり塗り直しては確かに価値が落ちます。ちなみにライカでは塗り直しはしてくれません。ただ、塗装済みのパーツに取り替えるだけです。ですからTinpanalleyさんの書かれた「オリジナルが素晴らしい」というのはハゲチョロケのとんでもない塗装がマニアにとっては「素晴らしい」のであります。塗料を質の良い日本製に変え、数も多くなったM4以降のブラックペイント(ただしM5のブラックペイントのような珍品は例外です)は上記機種ほどの価値はつきません。

で、私のGrevenはヒロさんの売ったものではありませんし、塗装も綺麗じゃないですが、押尾さんはともかく、私の好きなジョージ・ハリスンや、ステファン・グロスマンのGrevenはもとよりそうしたものです。なんだか、Tinpanalleyさんの見事な書き込みを読んで「バッタ物をつかまされた」ように感じて気落ちしかけた同志のみなさん、そう言い聞かせて明日を生き抜こうではありませんか(^^;)。
>ジーヤンさん
よく「練習せ〜よ。練習せ〜よ」とおっしゃいますね。
私も面前でよく弾きますが、いつも「まだまだやなぁ〜」と言われます。
褒めてもらった事は一度もありません。

>KO-50さん
あの商売抜きのこだわり方にはちょっと驚きますが、ギターが本当に好きな方で
ギター文化をもっと広げたい、というあの姿勢には感動してしまいます。
ヒロさんのところに時折完成された Greven が送られてくるんですが、凄い音を
出すので、ヒロさんもその素晴らしさを絶賛されているんですが、それでも
Fields の製作を再開した事で(今まで販売した Greven の修理等は続けますが)
新品の調整は手間がかかるので、Fields のオーダーが溜まっていってることからも
今後仕事の中心は Fields 製作に移して、 Greven の扱いは縮小していくようです。

>ヒロ・コーポレーションのコミュニティーを作っていただけませんか?

ヒロさんのところに出入りしている人たちは、勝手にセールスマンのように人に
勧めますが、ギターに関しては皆さんそれぞれ信じるものを持っていますから、
その真意が理解されず、多くは27番に書いた1)や2)の人とケンカになります。
それで結局は「分かる人だけ分かってくれればいいか」となって、
内々で楽しむだけになってしまっているのです。
ヒロさんも「やっぱりウチは敷居が高いと思われてるんやろか?」と嘆きますが
ヒロさんご自身は、長年の経験からご自分の信念を貫くでしょうから、
やはり来店する側が、普通の楽器店にギターを買いに行く、、という考えではなく
別の感覚を持って行くしかないようですね。
この上に書いた文章は、なるべく詳しく、分かりやすく書いたつもりですが、
やはり活字だけでは誤解されたりするので、実際にお店に行ってもらったほうが
良いと思います。
とりあえず来店してもらって、話された人が、それをどう受け止めるか、、という
ことでしょうね。信じるか、納得するか、疑問に思うか、憤慨するかげっそり
ですので、質問に対して私の知っている事、思う事を書きましたが、
(このままでは書き逃げみたいになりますが)後の判断は読まれた方におまかせ
したいと思います。ホント、人はそれぞれです。「フ〜ン、そんなもんか」と
思う人もいるでしょうし、「絶対そんなことはない」と思う人もいるでしょうし、
「なるほど」と思う人もいるでしょう。また普通の感覚では全く予想も出来ない、
信じられないような感覚を持たれる人もいるでしょうから、その全ての考えに
対応出来る自信がありません。こっちが親切で書いたつもりでも「余計なお世話」
とか「何だそれは!」と怒ったりされることもあるでしょうから。
やはり私も自分の耳や経験を信じていますからね。

>エースのチョーさん
あの、角などの塗装が取れて地金が出たライカって、なんであんなに心を
揺さぶるんでしょうかねわーい(嬉しい顔)私もある人に、あまり塗装が取れていないM3を
見せてもらったことがありますが、取れていないところを布で磨こうとすると
どんどん取れていくのでふらふら触らなくなった、、とおっしゃってました。
現行MPのブラックペイントも綺麗ですが、なんか「深み」みたいなものが確かに
足りないような気がしますね。。

管理人さん、すみません、、Greven コミュなのにもうやだ〜(悲しい顔)
でもギター弾く人でカメラも好きっていう人、確かに多いですわあっかんべー
>Tinpanalleyさん
貴重な陶器を金漆でつないで直し、またその風情を楽しむ人もいますよね。はげたライカを愛でるのってあの感覚に近いんじゃないかと思ってます(^◇^;)。現行MPは現代のカメラですし、最近はまあいいかと思ってます。

そう考えると、ヴィンテージギターの割れ修理なども風情を感じて楽しんだらよいのかもしれません。と、無理矢理ギターの話題につなげてみました(^◇^;)。
みなさん、こんばんは。

書き込みは、かなり久しぶりですが、皆さんの話を興味を持って読ませていただきました。

ヒロ・コーポレーション(ヒロさん)のことについては、
Tinpanalleyさんが、書き込んだ内容と、私もほぼ同等の感想(意見?)です。
おそらく、書き出せばまだ書きたいこともあるのでしょうが、
下手に追記(補足?)するのも、難しいですね。
しかしながら、敢えて、私が心を打たれた事を書かせていただきます。

Tinpanalleyさんの書き込みから引用させていただきますが、

>ヒロさんのお店は、多くのプロギタリストも通う店です。
 従って「プロが演奏する上で必要な要求に答えなければいけない」ので、
 演奏性、耐久性なども高いレベルで保たなければいけません。

この部分のお話なんですが、私がヒロ・コーポレーションに通い始めた頃。
「プロ」という言葉に、引っかかりを感じていました。
と言うのは、私なんかはプロには到底及ばない「アマチュア」だから・・・、
もっと言えば、ただのギター好きオヤジ・・・としか、考えられなくて。
プロが使うような、立派な楽器を持つなんて・・・。
しかし、この考えは、ヒロさんとの話の中で、粉砕されました。

簡単に言ってしまうと、
「アマチュアだからこそ、いつでも自分が好きな音楽(楽曲)を自分の好きなギターで、楽しんで弾くことができる。」
と言うことに気付かせてもらったのです。

プロとして、活動して行く上では、色々な制約を受けます。
例えば、ライブでは、スポンサーに付いてくれるギター屋さんのギターを弾かなければならない。
まあ、それによって恩恵も受けるのですが。
私の様なサラリーマンだって、仕事に於いては、同様のしがらみを感じながら仕事をしています。

「アマチュア」だから「趣味」だからこそ、自分のやりたい音楽を楽しんで追究できる。
そのためには、より精度の高い道具(楽器)を使った方が良いという考えです。
まあ、どこまで追い求めるのか?それは、個人の判断に委ねるしかありませんが。
この点を考えても、ヒロさんに会えて良かったなと、私は思っています。


話は変わりますが、「初期不良」と言うか「初期の作り」について、
私なり(今までの意見交換などから)の考察なのですが。

基本的に米国(欧州の製品は良く解りません)の製品は作りが大雑把と日本人が思うのは、
当然ながら文化の違いから来る物で、家もそうですが、道具などについては、
購入した人(使用する人)がその人に合う様にカスタマイズ(後々お金を掛けて)して使用するのが、
米国の常識(主流)の様な気がします。
まあ、ケース・バイ・ケースなのでしょうが、楽器の場合はその様です。

一方、日本では「店頭で販売されている楽器は、完成品でそのまま使える。」
と言うのが、考え方の主流ではないでしょうか?

そう考えると、理解できること(範囲)も広がる様な気がします。


長々と失礼しました。
若干GREVENの話からはそれてしまうのですが、
HIROさんはやっぱり凄いと思います。
僕の来店回数じゃ未だ一回しか行ったことはないのですが、
よくHIROさんにメールをして質問させて頂いています。
僕がFIELDSをオーダーしたというのもあるのでしょうが初の来店の時も色んな
話をしてくれました。主にGREVENとFIELDSについてでした。
Tinpanさんの言う通りオリジナルではないこと、そのままでは使い物にならないということもキッチリ説明してくれます。ただ漠然と「悪い」ではなく
どこがどのように悪いという事もです。

今月のアコギマガジンにてFIELDSの特集がされていますが、そのことについて先日メールをしたのですがついでにGREVENのことも聞いてみました。
すると通常の状態では全く使い物にならない、自分が売るならベストを尽くして調整した後だ、と仰ってました。
自分のポリシーを曲げず本当に正しいと思ってることのためには手間を惜しまない。その結果素晴らしいものができる。
これが僕も含めて皆さんがHIROさんのところに行けば間違いはないと思う所以ではないでしょうか。
僕のようなギターオタクは本当はHIROさんのところにも毎日でもお邪魔(本当に文字通りお邪魔ですが)したいくらいです。
遠いので不可能な話ですが。
初めて訪れたときも6時間以上HIROコーポレーションにいましたし(笑)
けど店の前をウロウロしながら入るかどうか10分くらい迷ってましたが。
ギターを買いに行くといった感じでは敷居が高いと思ってしまうかもしれませんが、HIROさんと気軽に話しをしにいくって感じならそれは感じないかもしれません。
結果だけ見たらお説教を受けているのかも知れませんが、それが僕にとっては勉強にもなるし、何よりも楽しい時間です。
GREVEN、HIROさん、FIELDSに会えた事を僕は非常にラッキーだと思っています。
その「使い物にならないGreven(ヒロさんにとって)」を毎日弾いて楽しんでいるエースのチョーです(^◇^;)。一連の書き込みを読ませていただくと、魯山人のエピソードが思い起こされます。魯山人がパリのトゥール・ダルジャンに行って看板料理の鴨料理を注文したとき、焼き加減にも口をはさみ、ソースも拒み、あらかじめ用意したわさび醤油で食したというあの有名な逸話です。これには、同伴したお客が欧州滞在の長い人で、彼に対するもてなしだったという説もあります。この話、さすが魯山人と思うもよし、いややっぱりトゥール・ダルジャンの料理法こそ最高と思うも良し、まあ感じ方人それぞれですね。

ログインすると、残り13件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Greven Guitar 更新情報

Greven Guitarのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。