最強伝説　東ハトコミュのチーズポテコ　フォーエバー。

彼女に出会ったのは、偶然でした。
立ち寄った100円ショップの菓子コーナーで、見慣れぬ黄色い袋が。

そう。
彼女　＝　『チーズポテコ』。

おお、ポテコに妹ができたか、と早速一匹連れて帰り、
ジョッキになみなみとビールを注ぎ、生きとし生けるものに感謝を捧げ（嘘です）、彼女をふんぬと開封し手を伸ばす。

なんという衝撃。
幾重にも奥深くからこみあげるような旨み。
舌先は歓喜の唄におののき、口腔は幸福の音に満たされ、食道は喜びの声に包まれ、胃の腑は愛の光で溢れる。

それからの私は、彼女なしでは生きられなくなってしまいました。
食材は肉、魚、野菜、チーズポテコ。
ビールの肴はえだまめ、ハムカツ、たこ焼き、チーズポテコ。
いいことあったらチーズポテコ。
凹んだらチーズポテコ。

しかし別離は突然やってきました。
100円ショップが、ある日突然、彼女を締め出したのです。
それ以来、天地が昏くなったかのようです。
夢も希望もないものか。
それから私は、彼女を求めてスーパーというスーパーを捜し廻りましたが、彼女の行方は杳としてしれません。チーズポテコと私との心と心の繋がり（本当は舌と胃の繋がり）は、何者かに踏みにじられてしまったのです。嗚呼！

これを読んでいる東ハトの方々、彼女を再びこの手に抱きしめられる手づるを教えて頂けないでしょうか？

ちなみに最後の一袋は、タイムカプセルに詰めて時間旅行に出そうと思っています。