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パリの美術館コミュのグランパレで「クロード・モネ1840‐1926」展

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開催期間:2010年9月22日〜2011年1月24日
会場:グラン・パレ

9月22日から、パリのグランパレで、クロード・モネの60年の制作過程を振り返る大々的な企画展が開催されます。

これは、RMN(フランス国立美術館連合 Reunion des musees nationaux)、オルセー美術館の提携により実現するもので、フランス国内のみならず、アメリカ、ロシア、ポルトガルなど世界中の主要美術館から集められたモネの不朽の名作、および一般の方々にまだ知られていない作品、全200点あまりを一度に公開する前代未聞の大々的な企画展となっています。

グラン・パレでは、1980年にモネの死後50数年を記念し、モネにオマージュを捧げた大々的な回顧展が開催されました。その後画家に対する研究は日々深められ、一般に知られていない作品にも焦点が当てられるなど、今展は先回の企画展を上回る規模のもので、画家モネの生涯を全面的に振り返る内容となっています。

今回の回顧展では、モネが画家としての生活をスタートした1860年代の初期の作品から、パリ近郊のアルジャントゥイユ時代、1880年代に主にノルマンディーで制作された作品、晩年の連作の数々など、画家の60年のアーティスト生活とその作風の変遷を、全200点の作品で、テーマや年代に沿って紹介。

モネは生涯を通じて印象主義の技法を追求し続けましたが、取り上げる主題に幾度か変遷が見られた画家です。
若かりし日のモネは森や砂浜など伝統的な題材を作品のモチーフにし、1870年代にはパリ郊外のセーヌ河畔において透明感と色彩感あふれる風景画を多く残しました。
また、1880年代には地中海地方のベル=イルやラ・クルーズでも作品を制作しており、彼の作品に異なるモチーフを与えました。

モネの初期の代表作の一つでもある「草上の昼食」は、印象派の先駆的存在であったマネが1863年のサロンへ出品し、スキャンダルを巻き起こした問題作「草上の昼食」に強い刺激を受けて制作したものです。現在オルセー美術館にて所蔵されており、これまで外部に貸し出されたことのほぼ無い作品として知られますが、今展では同作品も展示されています。

晩年のモネはルーアン大聖堂のシリーズや「セーヌ川の朝」のシリーズ、自身のジヴェルニーの家の庭の花々を題材とした作品に集中しました。とりわけ有名な「睡蓮」の連作は、時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を追求し続けた画家の集大成ともいえるでしょう。

今回の大回顧展では、19世紀〜20世紀にかけて近代絵画の確立に画家モネがどのような影響を与えたのかについてもわかるように解説されています。


◆詳細

開催期間:2010年9月22日〜2011年1月24日

会場:グラン・パレ(パリ)

アクセス:メトロ1番線または13番線のシャンゼリゼ・クレマンソー駅

開館時間:火曜日以外の毎日、金・土・日・月9:00〜22:00、水10:00〜22:00、木10:00〜20:00

*12月24日、および31日は18時に閉館、休館日は2010年12月25日
入場料:12ユーロ、割引料金8ユーロ(13〜25歳の若者)、オランジュリー美術館常設との共通チケット(18ユーロ)あり

主催:フランス国立美術館連合(RMN)、オルセー美術館

*オーディオガイド(5ユーロ)
フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語

*展覧会カタログ(全384ページ、画像300点掲載、50ユーロ)
*展覧会小型アルバム(9ユーロ)

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