鉄壁の「R・ファーディナンド」コミュの「今度こそ優勝を味わいたい」

■マンＵファーディナンド「今度こそ優勝を味わいたい」

現地時間19日に迫ったイングランド・FAカップ決勝のチェルシー戦に向け、マンチェスターＵのイングランド代表DFリオ・ファーディナンドが抱負を語った。ロイター通信が報じている。

今季のFAカップは、新生ウェンブリースタジアムで初めて開催されることに加え、ファーディナンドにとっては待ちに待った決勝の舞台。マンＵは2004年にも同大会でタイトルを獲得しているが、当時のファーディナンドは指定日にドーピング検査を受けなかったとして、８カ月の出場停止処分を受けており、ピッチ上で栄光に酔うチャンスを逸していた。

「前には悔しい思いをしたからね。今度こそ優勝を味わいたいよ」と記者団に語ったファーディナンド。FAカップでタイトルを獲得すれば、マンＵはリーグ戦と併せて今季二冠の栄誉に輝くことになり、同クラブにとっては４度目の快挙となる。

ファーディナンドは「（二冠が）達成できたらファンタスティックだね。もちろん僕らはそれをねらってる。もうリーグ優勝を果たしたから、それで満足だろうなんて言う人もいるだろうけど、そんなわけないじゃないか。優勝したいよ。僕ら以上にトロフィーを欲しがっている人なんていないね。サッカー人生を振り返ったとき、メダルを数え上げたいと思うだろ。これはメダルを勝ち取る大きなチャンスなんだよ」と、勝利への飽くなき意欲を語っていた。