小髙米屋コミュの小髙米屋通信第５０号

小髙米屋通信第５０号

入院体験（食事は大切！）

　平成１９年３月に私は入院しました。
　意識が遠くなり、気が付いたらベッドの上で点滴・・・。

【家族から風邪をうつされた】

　子供達の風邪がうつり、咳が止まらなくなり、熱も３８度～３９度くらい出た。
　解熱剤を服用して何とか仕事をしていたが、咳と同時に吐血。
　救急車で病院に運ばれ気が付いたらベッドの上。
　ただの風邪ではなく、“肺炎”だった。
　咳の勢いで喉と食道を深く傷付けてしまい、病院では絶食。
　点滴だけで命をつないだ。
　入院して数日後、体重を計ると５ｋｇも減っていた。
　たとえ数日間でも食事を摂らないと、こんなにも体重は減ってしまう。
　自分の身体ではないような気分。

【食事は本当に大切】

　やっと食事が始まり、まずは「おもゆ」から・・・。
　痛みをこらえて半分ほど食べた。
　食べたと言うより飲み込むだけ。
　美味いも不味いもなかった。
　しかし、翌日になると不思議に力が出てきたような感じがする。
　歩くのも困難だったが、足にも力が入ってきた。
　毎回の食事も徐々に「三分粥」～「五分粥」へとステップアップ。
　今度は“噛む”喜び。
　体力も徐々に戻ってきた。
　やはり口から入れる栄養は大切である。
　その後、退院してからは自宅で「七分粥」をしばらく食べ続けた。
　身体を壊すのは一瞬でも治すのは時間がかかる。
　
　朝食を抜いたり、忙しさで昼食抜きなんてもったいない。
　食事とは健全な身体を作るための、一番身近なもの。
　毎回の食事を本当に大切にして行きたいものだ。