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スローフード イタリアコミュのスパゲッティのための400種類のソース

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イタリア人の探求心と創造性について書いてみました。

「400種類のスパゲッティソースがあるんだ」と聞いても想像できませんでした。

「スパゲッティだけ、ほかは何もない」
と聞いて殺伐とした店内のレストランを思い浮かべました。

「メニューはちょっとした雑誌の厚さだね」と聞いたとき、初めてすごいかも。と思いました。

スローフード協会本部のあるブラと白トリュフの町、アルバの中間の丘の上にそのスパゲッティ専門店のスパゲットテーカはありました。眼前に真っ白なアルプスが見えました。

中は満員、普通は要予約だそうですが、常連客のジャンルーカが仲間にいたので、座らせてくれました。
私たち日本人とイタリアの友人、ジャンルーカとキアラの14人はメニューを眺めました。
「草原の嵐」とか「アルプスのなだれ」「バローロワインとゴルゴンゾーラの結婚」とかスパゲッティの名前が載ったページが延々と続きます。

私は「猟師の恋」にしました。牡蠣、イカ、海老などが入ってると書いてあります。無難ですな。
運ばれてきた皿のスパゲッティの上には殻付きの巨大な牡蠣が3個、見事な車えび1匹、丸ごとイカが一体。ムール貝やアサリや鯛の切り身はスパゲッティの中にウジャウジャと潜んでいました。
なるほど、セコンドピアットはいりませんね。

「お先に」と言ってキアラに何を注文したのか訪ねました。
「薔薇色の唇よ」とキアラ。
「はあ〜?」と言って私は自分の物を食べ始めました。

なぜかキアラのが一番遅く運ばれてきました。
ショッキングピンクのドロドロの塊がキアラの前に置かれて、みんなはジーッ。
「なに、それ〜、気持ち悪〜」と仲ちゃん。
「苺と生クリームよ、ここめったにこれないから冒険したの」
とキアラ。そして「おいしっ!」とショッキングピンクの唇をパクパクさせました。

「どれどれ」とひとむさん(私のマイミクの中にいます)がキアラのお皿にフォークを突っ込みました。私も。
おいしいんです。本当に。甘くなくて、コクがあって。

キアラの「薔薇色の唇」はみんなでまわし食べをしました。みんなの唇はショッキングピンクにまみれましたが、大満足でした。

この「薔薇色の唇」の写真はひとむさんのブログにあります。
タイトルは「赤い唇」です。真っ赤な苺に近い色だったんです。興味があったら見てください。

福島テレビがひとむさんに連絡を取ってきて、4日前かな、この「薔薇色の唇or赤い唇は放映されました。
食べることができない、見るだけの人には気持ちよかったのか、悪かったのか、懸念です。

このスパゲットテーカにはほかにも驚くようなタイトルや、意外な食材を使ったソースのスパゲッティがあります。

ホントに400種類。イタリア人の食への執着と創造性にはうなだれます。

次回は「コックさんの夢」を食べてみようかと。
人気があるそうです。

皆さんが「これ、お奨め!というソースがあったら教えあいませんか?

コメント(6)

流浪の料理人さん
赤のカルボナーラと黒のカルボナーラ、ぜひぜひ、知らせてください。
和風であるなら、イタリアでやるジャパンフェスタで使えるかもしれませんね。
楽しみにしてます!
流浪の料理人さん
黒のカルボナーラできたんですね。楽しみです。

竹の子とあさりはよく合いますね。
今日、フキノトウを採ってきました。木の芽の代わりにしてもよさそうですね。
流浪の料理人さん
ふきのとうの風味を活かして竹の子だけを入れました。
春を食べてるという感じで、心がホンワリしました。

今日、カターニアの魚市場で買ったアンチョビで、カルボナーラを作りました。
生クリームは入れずにバターとオリーブオイルを控えめに、そして卵と海苔。
おいしかったです。海苔の代わりにオレガノも良かったかも。

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