私が最初に聞いたアルバムがAFRICAと36°5(オリジナル)が入っている「Hello,
I'm Here」です。AFRICAを聞いた時にそのころU2とかエコーズを聞き始めていた頃で、なんかエコーズやU2っぽいなーって思っていたのと同時に、でも何かが違うとヒートウェイブの魅力に引き込まれていきました。今でも私のBESTソングの一つは「歳月の記憶」の「僕のほころびの場所から」ですね。あのエフェクターを通してないアンプだけで歪ましたギターサウンド(ですよね?)でがーんっとくるイントロ、後歌詞と今でもこれを車で聞くたびに寒気がするほどかっこいいー!って感じです。なんか曇った雲の隙間から太陽が差し込んでくるような、爽快感とういか。良いですね。あと20年前くらいに岡山であった大晦日のイヴェントで彼らをみて、その時に演奏した「Long Long Way」が・・もー最高でした!!歌のパートが短くて最後のインストのパートが良かったですねー。本当に魂を揺さぶられたような感じでした。その頃はほんとに無名で周りはZiggyとかブルーハーツとか大物バンド(だったかな?)にのりのりでヒートウェイブの時は会場はみんな座り込んでいるくらいでした。でも彼らの演奏が始まり「Long Long Way」の時なんか会場の空気が静まり返っているようでした。(と少なくとも私はそう感じていました)「誰だこいつらは!」みたいな。でもみんなそれに対してあえて反応しない。だってまったく聞いた事のない無名のバンドだったし、大半のお客さんのお目当てはほかのメジャーなバンドなんですからね。そんな当惑した複雑な気持ちを抱えたお客さん(あくまでも推測ですが)を横目に「ざまーみろ!なんたってヒートウェイブですから!」って思ってる自分に優越感を感じたていたのを今でも覚えています。それくらい感動する演奏でした。こんなに最高のバンドなのに日本では一般的にあまり評価されてないのが残念です。でもこれからも山口さんの魂の叫びが衰えることなくこの日本の音楽シーンに響きわたって欲しいですね。