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こんな人間だっているよ!コミュの過去を振り返る【白血病】

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今日、テレビ朝日で「母子病棟」という番組がやっていた。
取り上げられていた病気。「急性リンパ性白血病」
私は過去、急性骨髄性白血病でした。それを見ていたら過去を思い出し、心が締め付けられました。今から綴るのは同情してほしいから綴るのではありません。自分を明かすということはマイナスかもしれません。友人でも私の過去なんて知りません。あなたがこの日記を見て「このような病気があるんだな」「健康で良かったな」、そんなことを感じてもらうだけでもいいです。何かを感じて、今後の人生に生かして頂ければ幸福です。
長くなってしまいますが、お時間があればお付き合い下さい。



 白血病とは、白血球が癌化して白血病細胞となり、血液または骨髄の中で増殖する病気。臨床経過、または検査所見により、急性白血病と慢性白血病に分類される。急性白血病は人口10万にあたり約6人の割合で発症し、そのうち80%以上が急性骨髄性白血病。他の癌と同じように、早期に発見されれば完治する可能性が高い。しかし放置した場合は急速に進行してしまう。化学療法や骨髄移植療法などの治療法は年々進歩しているため、白血病が疑われたらなるべく早く専門病院を受診することが大切。



【過去を振り返る日記】

 私は10歳の時、急性骨髄性白血病でした。私は野球小僧でした。近所ではプロにいくぐらいうまいと言わせた逸材だったんです(笑)少年野球では小学4年生にして4番を打ってたぐらいだから。

 1年半近く入院した。あの時、熱がでて近くの病院へ。診察結果は風邪。薬もらって飲んでも治らなかった。そして、総合病院にいくと、すぐに入院してくれと告げられた。自分もビックリしたが、更に驚いたのは母親だろう。病名は急性骨髄性白血病。でも、母親は白血病という事が親が教えてくれなかった。かなり気を使ってくれたのだろう。

 私は熱があるからただの風邪?疲労?って思っていたが、それはすぐにおかしいと気づいた。入院初日から輸血をしたからだ。なにがなんだか分からずパニックに陥り、夜ずっと泣いてた記憶がある。次の日には大学病院に移動し、個室に入った。待っていたのは骨髄液をとるマルクっていう検査。太い針で背中の骨髄に『ゴスッッッ』って音を立てるめちゃ痛い検査だ。それを入院中に15回くらいやったのかな。小泉総理が友達だったら『痛みに耐えて、良く頑張った、感動した、ありがとう』言ってくれたかもしれない(笑)私も鈍感で輸血したので病気を貧血だと思ってた……。

 当時はゲームボーイブーム。その時の担任の先生にゲームボーイをもらった。テトリス付きだ。『ヤッタァァァァァ!!!』毎日、ゲームボーイやっていた。抗がん剤治療を6回続けた。髪の毛も2〜3回全部抜けた。クリリン??って思えるくらいツルツルだ。天津飯でもいい。松山千春でもいい。あと……。輸血・血小板・採血・点滴 etc… 

 退院したのは、小学5年生3月だった。6年生には修学旅行で京都・奈良に行く班も決めていた時、まさかの再入院。悲しくて悲しくて涙が止まらなかった。退院して小学校に行くとみんなが暖かく迎えてくれた。黒板に「おかえり・またよろしく頼むな・頑張ったな……」といったメッセージをいっぱい書いてあった。あれは鮮明に覚えている。

 退院後は医者には大好きなスポーツはしないようにと止められた。カラダ動かすことが好きな自分にとって、悲しい規制だった。小学6年生の運動会でメインイベントの組立体操も出られないというわけだ。体育はいつも見学。次の体育も見学。また次も……。悲しい現実が続いた。

 ある日、私に先生が声をかけてくれた。「組立体操の旗持ちをやってくれないか。」と誘われた。親からOKが出たのすることになった。運動会に参加できる喜びと自分自身劣等感を感じていたので、みんなと同じ土俵に立てたことが病気からの劣等感を払拭したことだったかもしれない。そして、今の自分に生きていると思う。

 卒業式に先生から「よく頑張ったな。元気でいることは楽しいだろっ!」声を掛けてくれ、お互い涙ぐんだ記憶がある。その時、言われた『元気』っていう言葉は現在の自分に生かしている。
 
 退院後、自分の親から白血病だったいうことを聞かされた。聞かされてもよく分からなかったが、1年半入院した病気ってことはやっかいな病気だったんだなって思った。いまなら言えるが生きる可能性がほとんどなかったという。

 病気にならなければ、今頃ブラウン管の中でプロ野球選手として松坂大輔の球を打ってたかもしれない。まぁこれも運命だったんだろう病気の人生を歩むっていうことを…。でも、この病気になってマイナスに思ったことは1度足りもない。


 生きてるって素晴らしいよ。今まで出会った人達から必ず一つ吸収して自分という人間を作っている最中である。完全体はないが、理想の自分に近づける為に日々吸収して頑張っています。まるでドラゴンボールのセルみたいです。


 あなたにとって生きるとは何ですか??幸せって何ですか??
一度過去を振り返り、出来事を棚卸しすると気付かなかった自分が見つかるかもしれませんね。また明日から頑張りましょう。

コメント(5)

返事遅くなりました。私の過去と一緒ですね。これがいいのか悪いのか。病気はたしかに悪いものです。しかし、これを乗り越えるとかけがえのないものが手に入っています。私は今まで気付いていなかったものにも気付きました。そして、日々頑張っています。
>ヨンペイさん
はじめまして。自分もコミュ検索で辿り着きました。
白血病なんて想像も出来ないほど完治が難しい病気で大変な日々をお送りだと思います。
自分は生まれつき心臓病(心内膜欠損症という、左心房と左心室の弁がない病気)の手術の時にC型肝炎に感染しました。人生そのものが闘病と言っても良いでしょう。どうすることも出来ず、誰に相談することも出来ずに、日々手探りで生活しています。
そこで辿り着いたダンス(ハウス)と小説の創作が自分を前向きに生活してゆける方法です。
同じ病気で悩んでいる人に、頑張らずに前向きに生きて行きたいと発信できればと考えています。
>ミコさん

はじめまして。コメントありがとうございます。私も人生そのものが病気です。現在もC型肝炎。仕事・恋人までも失いました。
でもこんな時支えてくれたのが親であり、友人でした。支えがあってこそ今の私があります。
病気って決してマイナスじゃないと思うんですよ。何かの本で「病気にならないと人の気持ちなんて分かることができない」と書いてありました。すべてではないと思いますが、私も病気になり人の気持ちが多少なり分かるようになったと思います。
ミコさん素晴らしいですね。その前向きさ。行動すればこそ、人は成長します。もちろん行動があれば失敗します。人って行動・成功・失敗があれば楽しんでいけますよ。小説の創作いいですね。辛い経験されてきているミコさんなら人を感動させる、人を動かせるような小説が書けると思いますよ。
ヨンペイさん>
有り難うございます。まだまだ未熟で人の気持ちが分かったつもりでいて全然分かっていなくて・・・・・・。本当に行動・成功・失敗の連続です。けれども、それすらも楽しめる自分がいて、これも病気であったお陰かななんて思っています。
大事なことは、結果を恐れず、前を向いて、強く生きていくことだといつも言い聞かせています。
これからも困難な日々が続くとは思いますが、お互い頑張りすぎない程度に、一生懸命生きていきましょう!!
それではご自愛ください。

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