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夕張の、透析患者の命を救えコミュの情報

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この人ならできるはず。公費助成されるように働きかけましょう。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070114/mng_____tokuho__000.shtml
破たん夕張
市立総合病院 委託運営に名乗り
 昨年夏に経営破たんした北海道夕張市の市立総合病院の再建に乗り出した医師がいる。自ら医療法人を設立し、市から病院運営の委託を受ける指定管理者に名乗りを上げる。財政難や医師不足で全国各地の自治体病院はどこも苦境にあえいではいるが、なぜ、あえて破たんした夕張市の医療再生に挑むのか。今月、同病院に着任した村上智彦医師(45)に聞いた。 (竹内洋一)

 朝、例年よりは少ない雪に埋まった夕張市立総合病院に患者が集まってくる。夕張市は高齢化率(人口に占める六十五歳以上の割合)が全国の市で最高の40・2%。家族に車で送ってもらったり、乗り合いバスを利用したりして同病院に通ってくる患者も、ほとんどがお年寄りだ。

 こうしたお年寄りを診察する常勤医師は、村上医師ら内科二人、整形外科一人の計三人。村上氏は昨年十二月末に応援医師として着任。早速宿直を志願して病院で新年を迎え、一月一日付で正式に同病院の医師となった。

 同病院は二〇〇五年度で約四十億円の負債を抱え、事実上破たん。今年四月、民間の医療法人に経営を委ねる「公設民営」になる。村上氏はこの担い手となるべく、自らを代表に医療法人「夕張希望の杜(もり)」の設立を北海道に申請、来月下旬にも設立認可される見通し。

 これに合わせ同市は今月中にも指定管理者を公募する。指定期間は四月から二十年間で、指定管理者の公募に応募する動きはほかになく、村上氏の法人が選ばれる見通しだ。

 指定管理者には病院施設が無償で貸与されるが、市からは委託費をはじめ一切の公費は支出されない。「もうかるなら、ほかにも手を挙げる人がいるだろうが、そんな病院だったらこんな赤字にはならない」。病院関係者がこう明かすほど状況は厳しい。ところが、火中のクリを拾う村上氏に、悲壮感はない。

 「十数年後には、日本では高齢化率四割の自治体が三割を超えるという試算がある。だから、夕張は将来の日本の縮図なんですよ。ここで新しい医療の仕組みをつくるのは、本当に最先端の取り組みだと思う。確かに給料は安いかもしれないが、いい結果が出れば、将来すごく役立つノウハウになる。そう考えたら、こんなに楽しいことはない。わくわくしています」

 同病院は一九八二年、北海道夕張炭鉱病院の廃止に伴い、市が北炭から買い取って開設。内科、外科、眼科など九科目を掲げる「総合病院」で、一般病床百七十一床を持つ。現在は皮膚科や産婦人科が休止しているほか、ほとんどの診療科で非常勤医師による月一回から数回の診療しか行えない状態だ。

 総務省と北海道の委託を受けた公認会計士らが昨秋まとめた経営診断では、破たんの要因として医師不足や技術水準の低下で患者が激減したことが指摘される。収益低下による処遇悪化で医師の退職にも拍車がかかり、最盛期に十一人いた常勤医師は一時二人にまで減った。これに対し、准看護師や薬剤師、検査技師、事務職員の給与水準は全国平均より高く、経営を圧迫した。

 村上氏は再建を担う前提として、こう話す。

 「総合病院は、人口十万人に一つで採算が取れるというのが常識です。夕張は人口一万四千人。その時点で身の丈に合っていない。今後も人口が増える材料はない。いずれは五、六千人になるでしょう。それを見越して、身の丈に合った診療所にしようと言っているんです」

 村上氏の再建構想はこうだ。現在の病院を十九床の診療所と四十床の介護老人保健施設にする。三月末までにいったん解雇される約百五十人の職員のうち、一部は再雇用する。九科目だった診療科は、内科、小児科、整形外科、透析科などに再編。救急患者も受け入れる。三、四人の常勤医師は往診も行い、在宅医療の定着を目指す。同時に予防医療を徹底。病人を減らし、医療費を削減させる。

 関係者によれば、再建を指導する総務省には二十床以上の「病院」を維持すべきだという意見もあるという。診療所になれば地方交付税交付金はほとんど入らないのに対し、病院なら年三億円規模の交付金を五年間にわたって受け取れるからだ。が、村上氏は、この考え方を切って捨てる。

 「それでは、さらに税金を無駄遣いするということです。赤字でも交付金が入るからいいと営業努力をしてこなかった。それが破たんの原因なんだから、一度断ち切るべきです。診療所は訪問診療などの診療報酬も高いし、ぼくは東京から経営のプロも招く。採算は取れます」

 では、診療所で医療の質をどう維持し、高めることができるのだろうか。

 村上氏は「住民が大きい病院で最先端の医療を受ければ治るという妄想を持っていてはダメ。高度な専門医の治療が必要な患者は一、二割。病気の八、九割は生活習慣病です。生活習慣を改善して予防するしかない」と住民の意識改革の必要性を訴える。

 そのためには「従来の病院のような患者を待っている医療ではいけない」。通院できない患者には、いつでも医師らが患者宅に出向く。健康意識を高めるため、医師が地域での講演も積極的に行い、在宅医療・介護をサポートする人材の育成にも取り組む。体力が弱った高齢者は老人保健施設でリハビリしてもらい、いざというときには診療所のベッドで受け入れる。

 理想とする地域はこんな姿だ。「高齢者が元気にいつまでも働いている。定年なんてなくしちゃう。田舎は会社員が少なく一次産業が多いから、そういう社会をつくりやすいはず。医療従事者は健康へのアドバイスをしながら、いざという時の備えとしている。それでいて暇にしているというのが目標なんです」

 総合病院より診療科目は減るが、「ぼくはプライマリーケア(初期診療)の認定医です。お産以外は何科でも診ます。患者さんは選びません。ぼくが治療できるならするし、必要なら専門医に適切に送ります」。

 自信を裏付ける実績もある。昨年三月まで勤めた北海道旧瀬棚町の診療所で、全国初の六十五歳以上の肺炎球菌ワクチン接種への公費助成を導入するなど予防医療に力を注いだ。この結果、一九八九年に一人当たり全国最高だった老人医療費をほぼ半減させ、予防医療の第一人者として全国的に知られる存在になった。

 〇五年九月に同町を含む三町が合併して誕生したせたな町の新町長と予防医療のあり方をめぐって対立。退職を余儀なくされた。

 「首長に逆らえばクビになるのは当然。公務員の限界です。公設民営なら、行政と対等に自分の考えで運営できる」と、村上氏は公設民営の新潟県湯沢町保健医療センターでノウハウを学んだ動機を披露する。

 こうした実績のある村上氏に、市民の期待も高い。ぜんそく治療に通院する主婦(77)は「やはり住み慣れた夕張の病院がいい。内地からこんなところまで来てくれた村上先生は信頼しています」。黒沢映画の名医「赤ひげ」を重ね見ているのかもしれない。だが、村上氏はこう言い切る。

 「ぼくは赤ひげじゃないし、赤ひげ主義には反対です。一人の医師の献身に頼る医療は、赤ひげが死んだら成り立たなくなる。ぼくは地域医療の基礎をつくったら、後に続く若い医師につなげていく。そういうシステムをつくりたい」

 むらかみ・ともひこ 1961年、北海道歌登村(現枝幸町)生まれ。北海道薬科大院修了。薬剤師として3年間勤務後、医師に転身。金沢医大卒後、自治医大に入局。東京の離島や岩手県などの病院に勤務。札幌市に妻と一男二女。夕張には単身赴任。

<デスクメモ> 財政破たんで一時は八割以上の市職員が退職を検討した夕張市。実際に四月から全職員の半数が退職し、課長以上の幹部の大半が姿を消す。堰(せき)を切ったように、“泥舟”から逃げ出す公務員とは対照的に、小さくてもきらりと光る診療所を目指す医師の姿はさわやか。暗闇に一条の光をみる思いだ。 (吉)


コメント(24)

助成金をつけなきゃ、透析の設備をつけるのは、無理です。
行政に働きかけましょう。
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透析科存続など求める声相次ぐ 夕張市立病院問題で説明会  2007/01/24 12:10
 【夕張】夕張市が夕張市立総合病院(百七十一床)を公設民営化して十九床の有床診療所とする方針を決めたことから、四月以降、同市内では人工透析の治療が困難となり、二十一日、患者への説明会が同病院で行われた。市側の説明に対し、患者らからは透析科の存続を求める声や、代替病院への通院体制の整備を訴える声が相次いだ。

 現在、市立総合病院で人工透析している通院患者は二十六人。説明会には患者や家族ら四十五人が参加した。市側は、岩見沢など近隣の四病院を受け入れ先として示したが、患者らからは「中止は無責任」として透析科存続を訴える声などが噴出した。後藤健二市長は「申し訳ないが、透析を続けることはできない」とした上で、国や道に送迎バス運行などの支援を要請する方針を示した。
企画・連載 一覧



夕張の苦闘 ★2006年12月8日更新中 トップ





<1> 市立病院も存亡の危機 (2006年12月5日)

夫婦2人で暮らす柴原さん。今後の病院通いが心配だ

 「重荷になるねぇ」

 夕張メロンの栽培農家が並ぶ夕張市沼ノ沢地区。ここで市営住宅に暮らす柴原直規さん(88)にとって、最も不安なのが病院通いだ。

 柴原さんは、胃かいようなどを患い、週に1度、市立総合病院にバスで通う。バス代は、70歳以上に市が提供する「敬老パス」で片道一律200円。だが、来年度からパスは廃止され、柴原さんの場合は片道720円になってしまう。

 自宅から病院までは約17キロあり、歩くには厳しい。冬は豪雪にも見舞われる。

 「これじゃあ、簡単には病院に行けない。回数を減らすしかないのか……」




 市立総合病院も、存亡の危機にある。

 市は約39億円の借金を抱える病院を公設民営に移行する方針だが、先行きは不透明だ。「廃院」という最悪の結果となれば、病気のお年寄りは片道約1時間40分もバスに揺られ、札幌などの病院に行かざるを得なくなる。

 病院では、再建団体入りが決まってから5人の常勤医師が相次いで去り、今はたった2人。救急対応のための当直は、他の病院からの派遣医師で何とか続けているが、「12月中の中断もあるかもしれない」(市幹部)。財政破たんは、市民の命さえも危うくしかねない事態を招いている。




 「大変の一言だけど、子どもたちの優しさが救いですよ」

 柴原さんの隣で、妻みゑさん(83)がほほえんだ。みゑさんの元には、神奈川県に住む長女(61)から心配の電話がしょっちゅうかかる。

 柴原さん夫妻は戦後、夕張に移住し、直規さんは炭鉱などで働いてきた。炭鉱事故、閉山、観光への投資……。60年間、街の移り変わりとともに生きてきた。

 旧炭鉱街は、何かあれば近所で助け合う。老夫婦の生活は楽でないが、濃密な人間関係の残るこの街が気に入っている。

 道内に住む長男(58)は「おいで」と同居するよう誘ってくれる。だが、みゑさんは断り続けている。

 「お父ちゃんと一緒に夕張にいたい。この先どうなるか分からないけど、夕張は人情味があって温かいですもの」



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 炭鉱 夕張市の人口は、1960年には11万6908人を数えた。当時、市内には大小計約20の炭鉱があり、炭山ごとに炭鉱街ができた。坑内労働者の賃金は高く、炭鉱街では住居費や光熱費がすべて会社持ち。職を求めて多くの人が夕張に入った。しかし、最後の炭鉱が90年に閉山すると、人口は激減。現在は1万3000人を切り、ピーク時の約10分の1だ。すでに第3セクター職員が解雇されたほか、市職員の大幅削減も予定されており、再建団体入りで一層の人口減が懸念されている。
大毅夕張救う、亀田兄弟チャリティー計画
(日刊スポーツ - 01月27日 10:00)

初めて雪をさわった大毅は雪だるまを持ち上げ「つめて〜」


 亀田兄弟が夕張市援助にひと肌ぬぐ。「全国町おこしツアー」の第1弾として2月23日に札幌・北海道立体育センターで行われる二男大毅(18=協栄)の試合を前に26日、札幌市内で公開スパーリングが行われた。会見で昨年、財政破たんした北海道夕張市の市民のために、試合への招待やチケット割引、チャリティーサイン会などを計画していると発表。亀田家が人助けに乗り出す。
 亀田兄弟の全国町おこしツアー第1弾のテーマは「夕張の支援」。記者会見では「北海道のみなさんに『亀田おこし』のお土産や」と東京・雷門の「雷おこし」を報道陣に振る舞い、町おこしへの思いを亀田流にアピールした。
 昨年、財政破たんした夕張を少しでも援助したい。大毅と長男興毅(20=協栄)の希望で、夕張市民への援助が決まった。詳細は未定だが、試合への招待、チケットの割引など、何らかの形で実施する計画だ。
 協栄の金平桂一郎会長は「亀田家の強い希望がありました。初めての試みで興毅のチャリティーサイン会も行います」。試合当日、興毅も会場に駆けつけ、夕張市援助に兄弟で力をそそぐ。大毅は「みんなが喜んでくれたらええ。雪がとけるような熱い試合をする自信はあるよ」。まずは、リング上での勇姿を見てもらい、市民に元気と逆境と闘う勇気を示す。
 この日、行われた公開スパーリングでも調子のよさを披露した。パートナーを務めた元WBA世界スーパーフライ級2位のロヘリオ・ガルシアは35戦27勝(12KO)6敗2分けの強者。大毅はフットワークを生かし、重みのある左右のフック、ボディーブローで圧倒。4ラウンドを軽くこなした。
 「仕上げはいい感じ。全体的に進化している。30分前にみそラーメンを食べたばかり。(スパーリングできるのは)地球上でおれだけやろ。KOしたら、もちろん歌うで」と大毅節も全開だった。【黒川智章】

こいつらあ!!泣かせるぜ
売名だってなんだっていい、ともかく結果が大事だよね。
夕張でGLAYら招き大イベント
(日刊スポーツ - 01月29日 14:21)
 タレント大泉洋(33)らが所属するクリエイティブオフィスキュー(札幌)が6月30日、7月1日の両日、夕張・マウントレースイスキー場で「CUE MUSIC JAM−BOREE in ゆうばり」を開催する。
 オフィスキュー15周年記念イベントの一環として企画され、北海道出身のGLAYなど、2日間で総勢20組前後のアーティストが出演。道内外から約3万人の動員を見込んでいるという。
 クリエイティブオフィスキューの鈴井貴之社長(44)は29日、札幌市内で行った記者会見で「我々に何ができるのか。結果的に何もできないかもしれない。ただ、同じ道民として傍観していられない。夕張の若い世代の方々に夢と希望を持っていただきたい」と話した。
おっ、これから村上医師のニュースがフジテレビではいるな、見てかられぽします。
行政に頼らないシステム自体を作ろうということが、よく解りました。もしかしたら、透析設備も残せる方法を考えてくれるかもしれない。
医療の現場のことは、よくわからないからなんとも言えないけど。
都会なら透析患者も多いから、透析専門クリニックとかもあるけど、設備維持には、30人しか患者がいなければ赤字になるのだろうか?
行政は、医療費の負担を減らしたいから、透析設備は、無くなってもらいたいだろうけど。
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病院の診療所化に不安 夕張市素案 住民説明会「透析科など存続を」  2007/01/27 23:12
 【夕張】夕張市の財政再建計画素案に関する住民説明会は二十七日、六日間の日程で始まったが、市民に負担を強いる現実は変わらず、市立病院の有床診療所化を中心に、不安や疑問の声が相次いだ。

 素案の中で、市立病院は公設民営の診療所となり、内科、整形外科、リハビリテーション科の三科体制となる。市民からは「透析科はなぜ廃止なのか。人工透析患者に長距離の通院を強いるのは問題だ」「耳鼻科や眼科を望む声は強い」「市としてどんな医療体制を構築したいのかが見えない」などの厳しい意見が出された。

 これに対し、後藤健二市長は「医師不足の現実から、診療所化はやむ得ない」と繰り返し、理解を求めた。

 説明役の市幹部は、大半が三月末に早期退職予定とあり、「逃げ得は許さない」との厳しい声も出た。

 ただ、土曜日の開催のためか、参加者は七十二人と少なめ。怒号が飛ぶこともなかった。

 説明会はさらに二月一日まで、市内五会場で続けられる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070201&j=0072&k=200702013048
パス復活など評価も 住民説明会終わる 夕張市再建素案  2007/02/01 23:14
 【夕張】夕張市の財政再建に向けた「素案」に関して六日間にわたって開かれてきた住民説明会が一日、終了した。バス代補助の高齢者パスが復活するなど、素案は市民生活に一定の配慮を示しており、市民からは「評価する」との声も出た。だが、市立総合病院の診療所化問題や、なお厳しい再建期間中の生活について、不安を訴える声が出た。

 最終日の一日は、農業研修センターで開かれ、市民七十八人が出席。参加者からはまず「高齢者パスや公衆トイレの復活などで町内会の要望が通り、お礼を言う」と、評価の声が出された。一方、人工透析患者の母親がいるという市民は、「透析できなくなると夕張で生きていけなくなる。今後も、透析を存続してほしい」と訴えた。

 後藤健二市長は「今後も努力するが、医師不足から、市立病院の診療所化や人工透析をやめることは仕方ない」などと述べ、理解を求めた。

 夕張市が財政再建団体になることについての住民説明会は昨年十月以来、通算三回目だが、参加者は六日間で五百三十五人と最も少なかった。
立花医師が運営継続 南清水沢診療所 地域の信頼高く、市が方針  2007/02/03 00:12
 【夕張】市立総合病院の公設民営化による再建に関連して、夕張市は二日、市立南清水沢診療所を市立病院本体から切り離した上で、いったん市立病院の村上智彦医師が設立する予定の医療法人に無償貸与した後、現在、同診療所に勤務している立花康人医師に運営を委ねる方針を固めた。

 百七十一床の市立病院は、公設民営化し、十九床の有床診療所に四十床の介護老人健康施設を併設し、診療科目は内科、整形外科、リハビリテーション科の三科となる。村上医師が設立する予定の医療法人が引き継ぐ可能性が高い。

 村上氏の法人は、指定管理者になることを前提に当初から市立病院を拠点にすることはできないため、便宜的に南清水沢診療所を拠点として設立申請している。市はこれを受け、同診療所を村上氏の法人に貸与する方針を決めていた。

 しかし、立花医師への地域の信頼が高く、黒字運営であるため、村上氏の法人の運営が軌道に乗り次第、法人の拠点を他に移してもらい、立花医師に同診療所を無償貸与することにした。

 市立病院の指定管理者は七日から十三日まで公募し、十五日の選定委員会で決定する。市によると、村上氏の法人以外に名乗り出る見込みはないという。
公設民営診療所設置条例案可決 夕張市  2007/02/06 23:15
 【夕張】夕張市議会は六日、臨時会を開き、約四十三億円の赤字を抱える市立総合病院を四月から公設民営で診療所化するための関連条例案を可決した。

 夕張市は市立総合病院を十九床の診療所とし、四十床の介護老人保健施設を併設、公設民営化した上で、指定管理者に運営を委ねる方針を公表していた。

 市は七日から十三日まで指定管理者を公募、十五日の選定委員会で委託先を決める。現在、市立病院に内科医として勤務する村上智彦医師が新たに医療法人を設立して応募する考えを示しており、村上氏の新法人が指定管理者となる見通し。
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桜とモミジ2万本 ニトリが植樹計画を発表 市民中心に5年で  2007/02/10 23:53
 家具・インテリアチェーン大手のニトリ(札幌)の似鳥昭雄社長は十日、札幌市内で記者会見し、財政再建団体となる夕張市で、五億円かけて計二万本の桜とモミジを植樹する計画を発表した。

 夕張市支援のため、日本有数の桜、モミジの名所をつくって大勢の観光客を呼び、地域の再生を図ろうと企画。「しあわせの桜ともみじ」夕張プロジェクトと名付けた。

 各一万本の桜とモミジを、道と夕張市の協力を得ながら、二○一一年まで五カ年かけて植える計画。夕張市民を中心に近く設立されるNPO法人が活動主体となり、ニトリはこのNPO法人に年間一億円ずつ寄付する。場所は夕張市の市有地五十五ヘクタールを活用し、桜は「石炭の歴史村」周辺、モミジは紅葉山地区に重点的に植樹する。

 今年は桜三千本とモミジ一千本を植える予定。桜は来年から花が咲くよう、苗木だけでなく成木も交ぜる。早ければ三月末から作業を始める。

 似鳥社長は「人の集まる何かをすれば、地域は元気になり雇用も生まれる」と期待を込めた。また「道内に五十万、百万本の木を植えたい」とも述べ、今後は他市町村でも積極的に植樹を行う考えを示した。同席した後藤健二市長は「新しい桜の名所ができると市民の励みになる」感謝の言葉を述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070219-00000012-san-soci夕張の大地にコトー先生 村上医師、市立病院引き継ぐ
2月19日8時0分配信 産経新聞


 北海道夕張市の財政破綻(はたん)の影響で存続が危ぶまれた市立病院に、1月から1人の医師が加わった。道内の地域医療に実績があり、「北のDr.コトー」とも呼ばれる村上智彦医師(45)。4月に公設民営化される病院を引き継ぐ見通しだ。65歳以上が4割を占める夕張。病院運営は困難も予想されるが「市民のかかりつけ医になりたい」と静かな意気込みを話している。

 ≪意識改革≫

 「自分がのんでいる薬の名前や効果を知らなきゃ駄目だよ」

 雪がちらつく底冷えの朝、病院の内科診察室で村上医師は主婦、長坂五枝さん(66)を諭した。「口調は厳しいけど信頼できる先生だね」と長坂さん。時折怒ることもある患者への接し方は、住民の医療に対する意識を変えたいとの思いからだ。

 意識が高ければ食生活にも気を配り、結果的に生活習慣病などにかかりにくくなる。「『医療の素人だから』と自分の薬も知ろうとしないのは面倒くさがって逃げているだけ」と村上医師。

 こうした姿勢を同僚の男性医師は「良い意味で影響されるところがある」と一目置いている。

 村上医師は北海道旧歌登村(現枝幸町)生まれ。薬剤師として札幌市内の病院に勤務した後、医師免許を取得した。小学生時代、近くに病院がなくて近所の人が亡くなる姿を見てきた。この体験から自然と地域医療を専攻するようになった。

 北海道旧瀬棚町(現せたな町)の診療所では、肺炎球菌ワクチンの接種に公費を補助するよう町に働き掛け、実現させた。高齢者の医療費を大幅に減らし、地域医療のモデルといわれるようになった。昨年、新潟県の病院に移っていたが、友人からの呼び掛けに応え、夕張市立総合病院で診察することを決意した。

 ≪予防医療≫

 村上医師の病院運営構想では、「最小限の人数で夕張の医療を支える」が基本。現在171あるベッドを19に減らし、診療科目も9科から内科、外科、整形外科などの6科にする。「余計な医療費を掛けたくない」と予防接種や高齢者向け運動教室の開催など“予防医療”にも力を入れる。

 「夕張市での予防医療が成功すれば、将来日本が本格的な高齢化を迎えたときに役に立つはず。夕張市は将来の日本のパイロットケース。いろいろな取り組みを試したい」と、村上医師はあくまでも前向き。医療法人名は「夕張希望の杜(もり)」に決めているそうだ。

最終更新:2月19日8時0分
これって、全国のみんなが社債買えば、透析施設の維持も可能かもしれない!!


http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14604839&comm_id=1770670

夕張希望の杜 社会医療法人化に意欲 収益事業展開も  2007/02/22 07:59
 【夕張】財政再建団体となる夕張市で、市立総合病院を診療所として引き継ぐことが決まっている「夕張希望の杜(もり)」代表の村上智彦医師は二十一日、夕張市内で記者会見し、今後の運営構想を発表した。将来的には社会医療法人を取得した上で、医療支援付きの集合住宅や保育所、温泉施設を経営するなど収益事業を展開する方針を明らかにした。

 社会医療法人制度は、地域医療の安定的な提供を目的に四月に施行される。医療法人にへき地・救急医療が義務付けられる一方、債券発行や収益事業が認められる。

 診療所の資金調達では、証券大手・野村ホールディングスの子会社「野村ヘルスケア・サポート&アドバイザリー」(東京)と提携。社会医療法人債の発行などで支援を仰ぐ。

 収益事業ではコンビニエンスストアや喫茶店も開業し、雇用の創出にも役立てる。

 また、村上氏は日本赤十字看護大と東京の医師求人会社から、それぞれ看護師と医師の確保について協力を受けていることも報告した。会見で村上医師は「志ある医師を探し、住民を守りたい」と抱負を語った。
今ニュース23で、透析を受けていた患者さんが、泣きながら、仕方ないねって言っていました。
なんで、平気で見殺しにされてしまうのだろう。
『頑張る気ふり絞る』
 財政破たんから再生へ向けて第一歩を踏み出した北海道夕張市。全国でさまざまな支援の動きが広がる中、来月からは、赤字を生み続けた観光事業の運営が、第三セクターから民間のリゾート会社に移る。住民の期待は大きいが、公共料金の相次ぐ値上げなど不安も大きい。夕張再生の息吹を探った。 (山川剛史)

 破たんのニュースが全国に伝えられたことで、夕張市にはスポーツや芸能界を中心に応援イベントが続々と持ち込まれ、“破たん特需”とでもいうべき現象が起きている。

 本決まりになった主な計画を挙げると、今月二十五日には、北海道出身の歌手松山千春さんや夕張市出身の大橋純子さんが中心となって、市民向けの無料コンサート。六月三十、七月一両日には、札幌市のタレント事務所「クリエイティブオフィスキュー」の鈴井貴之社長の呼びかけで、大泉洋さんやGLAYなど約二十組が出演する野外音楽祭がスキー場を舞台に開かれる。三万人規模が想定され、夕張市に宿泊できない観客は札幌など近郊からシャトルバスで運ぶ計画だという。

■『応援特需』 街に活気

 八月五日には日本ハムが巨人との二軍戦を、同九日には夏巡業で苫小牧、帯広両市など道内を回る日本相撲協会が、休養日を使って大相撲を開く。

 このほか特産品の夕張メロンでも「支援のためメロンを大量購入したいが、どうすればいいか」との問い合わせが市農協に相次いでいる。ただ、こちらは「ものすごく手間のかかるメロンで、半数はデパートなどとの契約栽培。応援してくれる気持ちは非常にありがたいが、品質を守る上でもすぐに増産できる状態にはない」(木下誠営農推進課長)と特需にはやや困惑を隠せない様子だ。

 メロンはともあれ、各種の支援イベントで、市が保有する宿泊施設は観客や選手で埋まる。その利益も大きいが、高齢化が進み、破たんのショックもいえない町に、一時的とはいえ活気が戻る意味は大きい。

 約三百人いる職員のうち約半数が今月末で退職する同市観光課の高橋健課長は「一気に職員が半減し、予算もない。でも、支援の意気に感じ、頑張る気持ちが出る」。自らは退職の道を選んだが、今でも相撲協会巡業部委員の尾車親方から言われた言葉をかみしめる。「一銭もいただくつもりはない。相撲グッズで利益が出れば、それも再生のために使ってほしい。とにかく夕張に元気を出してほしい」

 一方、一般市民の反応はどうか。

 降りしきる雪の中、玄関先の除雪をしていた無職佐々木俊英さん(71)が手を休めてこう言う。

 「周りの人の支援の気持ちはありがたい。でもな、甘えてたらまた同じことを繰り返す。炭坑で潤い、国に頼って楽もした。おれら年金生活者にとって公共料金の値上げは大変だが、過去の記憶は消さないと。逃げ場はないし、頑張ろうって気をどうふりしぼるか、要するに自分たちの問題なんだよ」

■リゾート再生請負人 本格始動

 夕張市は今月六日、自治体の倒産にあたる財政再建団体に正式に移行した。二〇〇七年度から二四年度までの十八年間、事実上の国の管理下で約三百五十億円の赤字解消に取り組むこととなるが、再建の鍵を握るのは、これまで第三セクターなどが運営してきた負の遺産、観光施設群の再生だ。

 三セクから民間に運営が移るスキー場併設のホテル「マウントレースイ」もその中核施設の一つ。新年度から管理運営を担う指定管理者に選ばれたのは、現地法人「夕張リゾート」(西田吏利(つかとし)社長)で現在、継続雇用を希望する従業員を面接する真っ最中だ。親会社は、全国各地でリゾート再生を手がける加森観光(札幌市)。「給料は下がる。能力はもちろん、やる気のない人は去っていただいて結構」と採用方針が宣言され、従業員からは「なかなか厳しそう」との声も漏れた。

 その様子に三上博総支配人(52)は「多くの人が支援し、再生のチャンスをくれた。不安でモチベーションが下がっている従業員もいるが、この先一年が再生への最初で最後のチャンス。この機を逃したら見放される」とハッパをかける。

 夕張メロンの販売店を営む男性(35)は「これ以上悪くなることはない、と考えれば楽だが、本当に再生の道ができるのかどうか。もちろん加森観光の力量に期待するが、少しの失敗ですぐ手を引かないか心配だね」と話す。

 では、「夕張リゾート」が描く観光施設再生に向けた戦略はどのようなものなのか。

■『コスト減秘策なし』

 西田社長は「再生に秘策はない。人件費、光熱費、修繕費というリゾート三大コストを一つ一つ減らし、テーマ性のはっきりした施設につくりかえていくことに尽きる」と話す。

 四月からの運営引き継ぎに向けて夕張入りしたばかりだが、すでにいくつもの改善点を見つけたという。

 まずは水道光熱費。北海道のサホロリゾート、長野県のおんたけスキー場の再生事業でも経験したが、水道など必要以上の大口契約が目立つという。「たとえば貯水槽が常時満タンである必要はない。一日の営業が終わり、次の日までに必要な水量がたまればいい。発想を変えるだけで水道の基本料金はグンと減る。夕張の場合、光熱費は最低10%は下げられる」

 人件費についても「解雇はしないが、これまでの給料は公務員並みに高い。額は確実に減るが、それでも頑張りたい人だけ残ってくれればいい。民間非営利団体などとも連携し、新たなモデルをつくりたい」と話す。現在約二百人の従業員がいるが、約九割の人が在職希望で、今月末までに結論を出す予定だ。

■『まず来年度の収支トントンに』

 夕張市の財政を肥大化させてきた観光施設群の最大の問題点はテーマ性が散漫な点。冬場はスキーと温泉に絞られるが、雪のない季節は、炭坑跡を生かした炭坑体験施設もあれば、古めかしいロボット、世界各地の動物はく製、映画資料館、小さなジェットコースターを含む遊園地もあり、観光客が「何を見ろというんだ?」と案内板の前に立ちつくす光景もしばしばだった。

 西田氏は「テーマは石炭と自然、健康の三つくらいでいい」。炭坑関連の施設は存続させ、夕張周辺で多く出る化石を掘るツアーは拡充する。ロボット館などは順次、野菜など地域の特産品を集めた「空知(そらち)市場」(仮称)などに模様替えする予定。また、スギの木がないことを生かし、「スギ花粉リトリート(避難)ツアー」といった触れ込みで、健康重視の滞在型リゾートで売り込みをかける考えだ。

 西田氏は「多くの施設がまだ雪の下。不安はいっぱい」と笑いつつも、確信ありげな口調で語る。

 「削るべきコストは削るが、施設間を楽に移動できるシャトルバスなど必要な投資は惜しまない。本来、夕張は新千歳空港から車で一時間弱という有利な場所にあり、自然、産物とも潜在力がある。まずは来年度に収支トントンに、これをどこまで伸ばせるかが腕の見せどころだ」

<デスクメモ> 夕張再生の成否を占うキーワードは、「指定管理者制度」だ。公共施設の運営を民間に開放する制度で、皮肉にも夕張市では“倒産”後の本格導入になった。観光施設だけではない。市立病院の再建も医療法人が担う。観光施設はもともと民間のノウハウが発揮しやすい。再生請負人の意気込みに期待したい。(吉)
31歳の応援医・安江さんが着任 診療所の医師2人に(04/17 00:12)
 【夕張】夕張市立総合病院から公設民営化された診療所「夕張医療センター」に十六日、東京慈恵会医大病院から安江英晴さん(31)が応援医師として着任した。六月末まで、歯科医を除き村上智彦医師(46)と二人態勢で常勤し、患者の診療に当たる。

 同センターは四月二日の診療開始以来、村上医師が一人で一日九十人近くの患者に対応してきた。しかし、それでは負担が重過ぎるため、同センターを運営する医療法人「夕張希望の杜(もり)」が、理事の一人の母校である東京慈恵会医大に応援医派遣を要請した。

 安江医師は東京都出身で、二○○○年三月に同大を卒業後、同大病院や東京近郊の病院で外科医として勤めてきた。同センターでは総合診療科に所属し、村上医師とともに内科系も含めて幅広い症状の患者に対応する。

 同日からさっそく心不全の救急患者などを診療した安江医師は「村上先生に習いながら、夕張の患者さんのためにゼロから頑張ります」と意気込みを見せた。七月一日からは安江医師に替わり、東京都と和歌山県の医師二人が常勤する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/yuubari/20909.html?_nva=6
今、NHKスペシャルで、透析患者さんが、泣いてました。
いま気がついて、告知できなくてすいません。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
ガイヤの夜明けで、夕張特集します。
部外者で恐縮ですが、京都の西園寺というものです。
この問題に興味があり、コミュニティに入らせていただいて、動きを見ておりました。
興味本位という意味ではなく、この問題の重要性を考えてのことです。
何か協力できる事があれば、動きます。
情報提供してもらえれば、いろいろなルートで発信していきます(には協力させていただきます)。

ただ、最新情報がなく、どうなっているのか気になっているところです。
動きがあれば、適宜お知らせいただきたく存じます。
透析医療の地域格差について報道されます。

http://uhb.jp/program/official/snews/news_top.html
はじめまして、こんにちわ
僕の父も透析を、受けて早4年
夕張の人工透析患者は、バスで、岩見沢市立病院か千歳通ってる
 みたいですが
父は、腎友会岩見沢クリニック週3の6時間です。(長時間透析は、ここだけ)

夕張にも、透析病院が、できないのかなぁ?50人透析患者
ととのえば、十分開院できるみたいですが?

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