ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

最新ハリウッド映画釘付け評論会コミュのラストキング・オブ・スコットランド

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1970年スコットランドの医学校を卒業した青年ニコラス・ギャリガンは、人助けの理想に燃えウガンダに渡る。この頃ウガンダでは、クーデターが起こりイディ・アミンが指導者となっていた。アミンは元プロボクサーでそのカリスマと強いリーダーシップで独立まもないウガンダの未来を託せるのに相応しい人物かに見えたが、ギャリガンを待ち受けていたものは...

 2006年のイギリス映画。ウガンダの独裁者で「人食い大統領」と呼ばれたイディ・アミンの半生をスコットランド人医師の目を通して描いた作品である。原作は1998年に刊行されたジャイルズ・フォーデンの同名小説(邦題は『スコットランドの黒い王様』)。

 アミンを演じたフォレスト・ウィテカーはこの年の全米の主要映画賞の主演男優賞をほぼ独占し、第64回ゴールデングローブ賞を受賞。第79回アカデミー賞では主演男優賞を受賞した。

 で、どうよ?

 釘付け度指数: 70

 う〜ん、今日観て来たばかりです。なかなか「ヘビー」な一編です。その昔「食人大統領アミン」という映画があって、その中のウガンダの独裁者アミン大統領は本当に人肉喰ってたけど、実際の彼は菜食主義者で肉は鶏肉しか食べなかったらしい。冷凍庫の中に人間の頭があったり、紛らわしい映画だった。でもヒトラーを敬愛して反政府人民30万人以上を虐殺し「食人大統領」とあだ名された史実あり。

 アミンは2003年亡命先のサウジアラビアで病死しました。確か聞いたことはある。

 う〜ん、このタッチはドキュメンタリー・タッチと呼ぶべきなのでしょうか?フィルムのトーンもわざと解像度を低く設定して70年代の雰囲気を醸し出しています。これがハリウッド作品なら「ブラックダリア」や「Zodiac(原題)」のようにトーンを70年代風に落としつつもライティングやアングルはあくまでもアーティスティックに現代風に撮っていたはず。

 この作品に関して言えば、この撮り方は非常に説得力がありました。舞台はウガンダ。出演者の99%は黒人で、ギラギラした黒肌のつやと原色の軍服や民族衣装のマッチングが絶妙です。オスカー主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーもこの絶妙なトーンの下に素晴しい演技を見せます。マジ怖いっす。テンポは前半はよく、中盤やや失速して終盤また加速します。

 ただ、歴史的独占者でもあまり知られていないんですよね、この人物は。私は知ってはいましたが、詳しくは知りませんでした。若い世代なら尚ご存じないでしょう。興味がある方はなるべく予備知識を蓄えてから観られた方が楽しめるかと思います。私的にはDVDでもよかったかな、という感じではあります。デートにはお勧めできません。

余談
 ボクシングのヘビー級チャンピオンになった経歴から、日本のプロレスラー・アントニオ猪木との異種格闘技戦の計画が浮上したことがある。アミンは1979年1月にこの猪木戦を承諾したが、結局は、反体制派クーデターの影響でお流れになった。

※参考文献は「ウィキペディア」から。


コメント(1)

日本公開中につきトピ最上へ押上げ。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

最新ハリウッド映画釘付け評論会 更新情報

最新ハリウッド映画釘付け評論会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング