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ミニシアター系 from 映画愛好会コミュのリメイク

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トピ立て失礼いたします。
昨今、「リメイク」が流行り?のようですがどう思われますか?

設定そのままに、とかコンセプトは受け継いで、とか色々ありますが
だいたい良くない批評を耳にするんですがあせあせ(飛び散る汗)

あれは良かったとか、これは・・とか、感想その他、
次はこれ!こんなリメイクあるよーなど教えてください

コメント(59)

「シャレード」1963年/米/カラー
製作・監督:スタンリー・ドーネン 原作・脚本:ピーター・ストーン 原作:マーク・ベーム 撮影:チャールズ・ラング・ジュニア 音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:オードリー・ヘプバーン、ケーリー・グラント、ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ


この「シャレード」とは何ぞや?と昔、調べたことがあってシャレード・・・"謎解き"、"ジェスチャーゲーム"。そこから派生して"言葉に頼らず何かに託して表現して伝えること"となる。

シャレードの意味知らなくてもオードリーが出ていてジバンシィを着こなして何となくもうそれだけでオシャレな感じがするんですけどね(笑)ぴかぴか(新しい)ドレスブティック
オードリー・ヘプバーンはヒッチコック監督からオファーあっても結局一度も仕事はしてないんですが「シャレード」って何となくヒッチコック作品を思わせる展開だしヒッチコック作品に「北北西に進路を取れ」「泥棒成金」で主演したケーリー・グラントとの共演だしと何だかそれっぽい(笑)
ヒッチコックをさらにユルくした感じで音楽はヘンリー・マンシーニだし最早ハラハラドキドキはしないしサスペンス映画、スリラーじゃなくて"オードリー・ヘプバーン"というジャンルなんですあせあせ指でOK



「シャレード」2002年/米/カラー/104分
製作・監督・脚本:ジョナサン・デミ 脚本:スティーブ・シュミット、ピーター・ジョシュア、ジェシカ・ベンディンガー 原作:ピーター・ストーン脚本による「シャレード」 撮影:タグ・フジモト 音楽:レイチェル・ポートマン 主題歌:シャルル・アズナブル
出演:マーク・ウォールバーグ、タンディ・ニュートン、ティム・ロビンス、パク・チュンフン、テッド・レヴィン、リサ・ゲイ・ハミルトン、クリスティーヌ・ボワッソン、アンナ・カリーナ、シャルル・アズナブル

オードリー・ヘプバーン主演で知られる「シャレード」を「羊たちの沈黙」「フィラデルフィア」の名匠ジョナサン・デミ監督がリメイク📽
デミ監督だけにこれを単体で観たらそれなりに面白いけどタンディ・ニュートンに華がないというのかオードリー・ヘプバーンと比べられるのはお気の毒としか言えない企画だなあと思う。その昔リメイクではないけど「シャレード」にインスパイアされた「シャレード'79」という作品もあるけど当時"ファラ現象"と呼ばれるほどの人気だっただけに主演のファラ・フォーセットにはオーラがあったし虹

やはりオードリーの映画はオードリーじゃないと成立しませんし誰もオードリーの魅力には敵いませんぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
韓国映画のヒット作「怪しい彼女」2014年/のリメイク📽

「あやしい彼女」2016年/松竹/カラー/125分
監督:水田伸生 脚本:吉澤智子 撮影:中山光一 音楽:三宅一徳 主題歌:anderlust
出演:多部未華子、倍賞美津子、要潤、北村匠海、金井克子、志賀廣太郎、小林聡美、温水洋一、野村周平

多部ちゃんの爽やかな歌声と相まってリメイクとしてはなかなかうまく行った例ですねるんるん
「ガス燈」(「ガスの灯り」)1940年/英/白黒/84分
監督:ソロルド・ディキニソン 脚本:A・R・ローリンソン、ブリジット・ボランド 原作:パトリック・ハミルトン
出演:アントン・ウォルブルック、ダイアナ・ウィンヤード、フランク・ペッティンゲル、キャスリーン・コーデル

元々舞台の戯曲だったものを映画化📽戦争があったので「ガスの灯り」として輸入された可能性はあるが日本公開はされなかったらしいがまん顔現在では比較的容易にDVDで観れるそうであるDVD



「ガス燈」1944年/米/白黒/114分
監督:ジョージ・キューカー 脚本:ジョン・ヴァン・ドルーテン、ウォルター・ライシュ、ジョン・L・ボルターストン 原作:パトリック・ハミルトン 撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ
出演:イングリッド・バーグマン、シャルル・ボワイエ、ジョセフ・コットン、アンジェラ・ランズベリー

日本でもそうであるが世界的にも圧倒的にアメリカ版の「ガス燈」が知られている🕯
アカデミー賞の作品賞、主演男優賞シャルル・ボワイエ、主演女優賞イングリッド・バーグマン、助演女優賞アンジェラ・ランズベリー、脚色賞、美術監督賞、撮影賞にノミネートされ主演女優賞と美術監督賞を受賞した名作トロフィートロフィー

「絶唱」1958年/日活
監督:滝沢英輔 原作:大江賢次 脚色:八住利雄 撮影:横山実 音楽:牧野由多可
出演:浅丘ルリ子、小林旭、安井昌二、香月美奈子、柳永二郎、三津田健、山根寿子



「絶唱」1966年/日活/カラー
監督・脚色:西河克己 原作:大江賢次 構成:八住利雄 撮影:高村倉太郎 音楽:池田正義 主題歌:舟木一夫『絶唱』
出演:舟木一夫、和泉雅子、太田雅子(梶芽衣子)、花澤徳衛、初井言栄、志村喬
舟木一夫のヒット曲をモチーフにした映画「高原のお嬢さん」もヒットしたので和泉雅子とのコンビでリメイクした作品カチンコ


「絶唱」1975年/東宝/カラー/96分
監督・脚本:西河克己 原作:大江賢次 撮影:萩原憲治 音楽:高田弘 主題歌:山口百恵『山鳩』
出演:山口百恵、三浦友和、辰巳柳太郎、吉田義夫、菅井きん、大坂志郎、初井言栄、花沢徳衛、木内みどり
百恵・友和ゴールデンコンビで西河克己監督が「伊豆の踊子」のセルフリメイクも成功したのでさらに挑んだセルフリメイク作品カチンコ
>>[7]
>>[12]

「キング・コング」1933年/米/白黒/100分
監督:メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シェードザック 脚本:ジェームズ・クリールマン、ルース・ローズ
出演:フェイ・レイ、ブルース・キャボット、ロバート・アームストロング



「キング・コング」2005年/米/カラー/187分
監督・脚本:ピーター・ジャクソン 脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン 原案:メリアン・C・クーパー、エドガー・ウォルシュ
出演:ナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディ、ジャック・ブラック

1933年「キング・コング」のリメイクカチンコ
同じく「キング・コング」のリメイクに1976年「キングコング」があるがピーター・ジャクソン曰くオリジナルの1933年版のリメイクとのことメガホン
ちなみに1933年版とピーター版はエンパイア・ステート・ビルに登るが1976年版「キングコング」はWTCに登るという違いもある🏙
タイトルに"・"有無も注意危険・警告※1976年版に"・"なし
「悪魔の手毬唄」は1961年に東映で高倉健さんの金田一耕助で先に映画化されています📽

「悪魔の手毬唄」1961年/東映/モノクロ/83分
監督・脚本:渡辺邦男 脚本:結束信二 撮影:渡辺孝 音楽:山田栄一
出演:高倉健、北原しげみ、神田隆、小野透、志村妙子(太地喜和子)、八代万智子、花沢徳衛

原作からかなり改変されているようなんで当時は横溝正史先生も別物と捉えていたのでしょうかね?🤔

以前『本陣殺人事件』を映画化した「三本指の男」をシネ・ヌーヴォで観ることができたんですが片岡千恵蔵さんの金田一は変装もするしアメリカ帰りのスーツ姿で登場して明智小五郎や多羅尾伴内とほとんど差異がなかった(笑)この作品で原節子さんが演じる白木静子というキャラクターは健さんの「悪魔の手毬唄」にも登場するようだしどうやら片岡御大の金田一を継承してるんでしょうか🤨
予告編やハイライト映像は高倉健展で観ていますクローバー

いつか健さんの「悪魔の手毬唄」の本編も観てみたいけどやはり金田一耕助といえば市川崑監督のシリーズがイメージを決定づけた気がします電球
テーマ音楽も印象的で楽譜楽譜楽譜

磯川警部がよかったカチンコ


「悪魔の手毬唄」1977年/東宝/カラー/144分
監督:市川崑 原作:横溝正史 脚本:久里子亭(市川崑) 撮影:長谷川清 美術:村木忍 音楽:村井邦彦
出演:石坂浩二、岸惠子、若山富三郎、北公次、仁科明子、永島暎子、高橋洋子、加藤武、三木のり平、大滝秀治、草笛光子
ザ・プレイス 運命の交差点

イタリア映画ですが、アメリカドラマのリメイクらしいです。
全編がカフェのシーンのみです。あ、店の外観もあります。

一人の男と、入れ代わり立ち代わり色々な人々が彼に会うためにやってきます。
ドラマの方は見ていませんが、凝縮されていてる分内容が濃いのだろうと納得です。

ちなみに、カウンターの上の食べ物がぼんやりとしか映らないのですが、それでもとてもおいしそうな所が、さすがイタリアです(笑)


「用心棒」1961年/東宝/モノクロ/110分
監督:黒澤明 脚本:菊島隆三、黒澤明 撮影:宮川一夫、斎藤孝雄 音楽:佐藤勝
出演:三船敏郎、仲代達矢、東野英治郎、山田五十鈴、加東大介、志村喬、司葉子、土屋嘉男 、藤原釜足

世界のクロサワによる傑作痛快時代劇雷
ダシール・ハメットの『血の収穫』をモチーフにある宿場町、敵対するヤクザの用心棒になると言ってヤクザ同士を戦わせて壊滅を目論む素浪人三十郎の活躍カチンコ続編に「椿三十郎」がある📽
世界的にヒットしてイタリアでは無断でマカロニウエスタンに翻案され盗作騒ぎになった「荒野の用心棒」1964年(※のちに和解)とさらに1996年にハリウッドリメイク作「ラストマン・スタンディング」がある銃





「荒野の用心棒」1964年/伊/カラー/96分
監督・脚本:セルジオ・レオーネ 原作:黒澤明、菊島隆三 撮影:マッシモ・ダラマーノ 音楽:エンニオ・モリコーネ
主演:クリント・イーストウッド、ジャン・マリア・ヴォロンテ、ウォルフガング・ルスキー、ホセ・カロヴォ、マルガリータ・ロサーノ、マリアンネ・コッホ、ブルーノ・カロテヌート

レオーネが「用心棒」を観てあまりの面白さにマカロニウエスタンに翻案してこれが世界的に大ヒット銃マカロニウエスタンブームを作ったexclamation無断盗作が、問題になったけどクリント・イーストウッドに出演オファーの際に日本映画のリメイク作品だと説明しているメガホンクリントも「用心棒」を観ていたく気に入り映画祭のパーティで黒澤明監督と同席した時に握手やサインを求めて黒澤監督を追いかけたことが微笑ましく伝えられたるんるん




「ラストマン・スタンディング」1996年/米/カラー/101分
製作・監督・脚本:ウォルター・ヒル 原作:黒澤明、菊島隆三 撮影:ロイド・エイハーン 音楽:ライ・クーダー
出演:ブルース・ウィリス、ブルース・ダーン、ウィリアム・サンダーソン、クリストファー・ウォーケン、デヴィッド・パトリック・ケリー、カリーナ・ロンバード、ネッド・アイゼンバーグ、レスリー・マン

ハリウッドでの正式リメイク📽禁酒法時代に置き換えて流れ者が敵対するギャングどもの用心棒を申し出る銃
「ヘッドライト」1956年/仏/モノクロ/101分
監督・脚本:アンリ・ヴェルヌイユ 脚本:フランソワ・ボワイエ 原作:セルジュ・グルッサール 撮影:ルイ・パージュ 音楽:ジョセフ・コズマ
出演:ジャン・ギャバン、フランソワーズ・アルヌール、イベット・エティエベント、ダニー・カレル


「道」1986年/東映・仕事/カラー/133分
監督:蔵原惟繕 原作:セルジュ・グルッサール 脚本:松田寛夫 撮影:間宮義雄 音楽:ミシェル・ベルナルク
出演:仲代達矢、藤谷美和子、三田佳子、池内淳子、長門裕之、春川ますみ、地井武男、若山富三郎
※1956年仏映画「ヘッドライト」のリメイク


「獣人島」1932年/米/白黒/70分
監督:アール・C・ケントン 原作:H・G・ウェルズ『モロー博士の島』 脚色:ウォルデマー・ヤング、フィリップ・ワイリー 撮影:カール・ストラウス
出演:チャールズ・ロートン、リチャード・アーレン


「ドクター・モローの島」1977年/米/カラー/103分
監督:ドン・テイラー 原作:H・G・ウェルズ 撮影:ゲリー・フィッシャー 特殊メイク:ジョン・チェンバース
出演:バート・ランカスター、マイケル・ヨーク、バーバラ・カレラ


「D.N.A.」1996年/米/カラー/96分
監督:ジョン・フランケンハイマー 原作:H・G・ウェルズ 脚本:リチャード・スタンリー、ロン・ハッチンソン 撮影:ウィリアム・A・フレイカー 音楽:ゲイリー・チャン
出演:マーロン・ブランド、ヴァル・キルマー、デヴィッド・シューリス、フェアルーザ・バーグ
「大菩薩峠」1957年/東映/カラー/119分
監督:内田吐夢 原作:中里介山 脚本:猪俣勝人、柴英三郎 撮影:三木滋人 音楽:深井史郎
出演:片岡千恵蔵、中村錦之助、長谷川裕見子、丘さとみ、大河内傳次郎、月形龍之介、加藤嘉、左卜全、山形勲

雷蔵版「大菩薩峠」は何度か観ているけど千恵蔵版は今回初鑑賞映画館ちなみに千恵蔵さんは渡辺邦男監督版でも机龍之介を演じているカチンコ是非観たいexclamation
先頃《宝塚映画祭》にて仲代版も観ることができたがそれぞれに面白いスマイルニヒルで悲愴感漂う雷蔵さんに比べ千恵蔵さんは一番人間臭いのかもしれない🤔人間的であるが故に自己中であり他の二人よりも悪党なのかも冷や汗その行動や言動に全く共感はできないが片岡千恵蔵御大ならではの重厚感があるカチンコ



この夏、内田吐夢監督の「大菩薩峠」三部作を観たけど最初に観たのは雷蔵版机龍之介カチンコ

「大菩薩峠」1960年/大映/カラー/106分
監督:三隅研次 原作:中里介山 脚本:衣笠貞之助 撮影:今井ひろし 音楽:鈴木静一
出演:市川雷蔵、本郷功次郎、中村玉緒、菅原謙二、根上淳 、笠智衆、島田正吾、山本富士子


机龍之介って気分で人を斬ったりする辻斬りの常習犯なんだけど雷蔵さんがやると彼の所作からくるのか何だか無慈悲に人を殺めたりしてもただの殺人鬼ではなく「眠狂四郎」のように虚無に生きるアンチヒーローに見えてくる冷や汗片岡御大はそこに意思も意志もなくても何かしらそこに意思が見えてくるのでやはり悪党なのかもと🤔

一番狂気を孕んでいるのは仲代版机龍之介かカチンコ

「大菩薩峠」1966年/東宝=宝塚映画/白黒/120分
監督:岡本喜八 原作:中里介山 脚本:橋本忍 撮影:村井博 音楽:佐藤勝
出演:仲代達矢、新珠三千代、内藤洋子、加山雄三、西村晃、三船敏郎、中谷一郎、藤原釜足、天本英世、佐藤慶

岡本喜八監督も当初は三部作のつもりだったのでしょうが会社側とひと悶着あって何と撮影していたラストシーンをバッサリとカット美容院
それは喜八流の気骨といいますか意地のようなものだったと想像できる🤔
その後このシリーズに全く興味をなくしたのかこの一作のみである。
喜八版の「大菩薩峠」はもしかしたら凄い傑作になっていたかもしれないなあとあらためて思う。
片岡御大も雷蔵さんにしても虚無に取りつかれていてもどこかヒロイックに感じるけど仲代さんの机龍之介は狂っているのだ🤨"音無の構え"も妖剣に見える雷
三部作を観てみたかったexclamation ×2

30年にも渡り連載された超巨編が原作ながら作者の死により未完のまま終える。映画も完結篇となってはいるが完結はしないのはそのため冷や汗
ちなみに何度も映画化されているので列挙すると
1935年/日活/稲垣浩監督/机龍之介=大河内傳次郎
1953年/東映/渡辺邦男監督/机龍之介=片岡千恵蔵
1957年/東映/内田吐夢監督/机龍之介=片岡千恵蔵
1960年/大映/三隅研次監督/机龍之介=市川雷蔵
1966年/東宝/岡本喜八監督/机龍之介=仲代達矢
「霧の旗」1965年/松竹/白黒/111分
監督:山田洋次 原作:松本清張 脚本:橋本忍 撮影:高羽哲夫 音楽:林光
出演:倍賞千恵子、露口茂、新珠三千代、滝沢修、川津祐介、市原悦子、金子信雄、桑山正一、内藤武敏、河原崎次郎、逢初夢子、三崎千恵子、井川比佐志

松本清張原作によるサスペンス作品カチンコ
何度か観ているがあらためて観ると新珠さんや滝沢さんはその名演も相まってちょっと気の毒な面もあるかもあせあせ(飛び散る汗)
もっと保身に走る悪徳弁護士ならこちらの溜飲も下がるというもの手(パー)山田作品としては異質に感じるけど兄弟子、または師匠筋の野村芳太郎監督からの直系にも感じるという意味においてもなかなか興味深い作品映画
のちに山口百恵さんでリメイクしている映画館




「霧の旗」1977年/東宝/カラー/95分
監督:西河克己 脚本:服部佳 撮影:前田米造 音楽:佐藤勝
出演:山口百恵、三浦友和、三國連太郎、関口宏、小山明子、夏夕介、大和田伸也、加藤治子、高橋昌也、桑山正一

百恵友和ゴールデンコンビ作のため原作よりも友和さんの出番多しカチンコ百恵さんが悪女を演じるにはまだ早いと考えていた西河監督を百恵さん自身が『歌のレパートリーも様々にあるように女優としてもこういう役があってもいいのではないか』と強くこだわり実現化している映画

>>[9] そうだったんですか!!初めて知りました!!
最近「宮本武蔵」をいろいろ観ているんですが調べてみるとこんなにも何度も映画化されています映画館

「宮本武蔵」1929年/千恵蔵プロ
監督:井上金太郎 武蔵:片岡千恵蔵

「宮本武蔵 地の巻」1936年/新興キネマ
監督:滝澤英輔 武蔵:嵐寛寿郎

「宮本武蔵 地の巻」1937年/日活
監督:尾崎純 武蔵:片岡千恵蔵

「宮本武蔵」三部作 1940年〜/日活
監督:稲垣浩 武蔵:片岡千恵蔵

「宮本武蔵 決戦般若坂」1942年/大都映画
監督:佐伯幸三 武蔵:近衛十四郎

「宮本武蔵 二刀流開眼」〜二部作 1943年/大映
監督:伊藤大輔 武蔵:片岡千恵蔵

「宮本武蔵」1944年/松竹
監督:溝口健二 原作:菊池寛 武蔵:河原崎長十郎

「武蔵と小次郎」1952年/松竹
監督:マキノ正博 武蔵:辰巳柳太郎

「宮本武蔵」三部作/1954年〜/東宝
監督:稲垣浩 武蔵:三船敏郎

「剣豪二刀流」1956年/東映
監督:松田定次 武蔵:片岡千恵蔵

「巌流島前夜」1959年/松竹
監督:大曽根辰夫 武蔵:森美樹

「宮本武蔵」五部作/1961年〜/東映
監督:内田吐夢 武蔵:中村錦之助(萬屋錦之介)

「真剣勝負」1971年/東宝
監督:内田吐夢 武蔵:中村錦之助(萬屋錦之介)

「宮本武蔵」1973年/松竹
監督:加藤泰 武蔵:高橋英樹

「巌流島-GANRYUJIMA-」2003年/東宝
監督:千葉誠治 武蔵:本木雅弘

「武蔵-むさし-」2019年/アークエンタテインメント
監督:三上康雄 武蔵:細田善彦


なんとこんなにも片岡御大が武蔵を演じていたとは
武蔵=片岡御大という時代があったのでしょう⚔
しかしやはりアメリカのアカデミー賞名誉賞を受賞した三船敏郎版「宮本武蔵」と武蔵の剣術の修行と人間的成長を描いた中村錦之助の「宮本武蔵」五部作は忘れられない名作映画館

「人生劇場 飛車角」1963年/東映/カラー/95分
監督:沢島忠 脚本:直居欽哉(実際は鈴木尚之) 撮影:藤井静 音楽:佐藤勝 主題歌:村田英雄『人生劇場』
出演:鶴田浩二、高倉健、佐久間良子、梅宮辰夫、山本麟一、加藤嘉、水島道太郎、月形龍之介、村田英雄、曽根晴美、田中春男

本来「人生劇場」は青成瓢吉が主人公の物語ながら『残俠篇』の飛車角にスポットを当てていわばスピンオフの発想で製作された一篇🎞この作品の大ヒットで東映は任侠路線を確立していくこととなるカチンコ飛車角に鶴田さん、宮川に健さんとそれぞれの魅力を出しつつおとよ役の佐久間良子さんはこの作品で女優開眼と言わしめた一本となった人差し指




「人生劇場 飛車角と吉良常」1968年/東映/カラー/109分
監督:内田吐夢 原作:尾崎士郎 脚色:棚田吾郎 撮影:仲沢半次郎 音楽:佐藤勝
出演:鶴田浩二、高倉健、若山富三郎、藤純子、松方弘樹、大木実、辰巳柳太郎、左幸子、天津敏、山城新伍、小林稔侍

戦前に1936年「人生劇場 青春篇」を監督している内田監督ではあるがこの「人生劇場 飛車角と吉良常」は『人生劇場 残侠篇』の映画化であり1963年の「人生劇場 飛車角」のリメイク🎞1968年度のキネマ旬報ベストテン9位で任侠映画では初の快挙トロフィー
飛車角の鶴田さんと宮川の健さんは代わらず同じ役を演じているカチンコ


──────
「人生劇場」は何と14回も映画化されたそうであるげっそり
※13度映画化という記述もあるが原作からかけ離れた作品は省いているということか🤔

現在のところ「人生劇場」の最新作となるのが1983年版ということで、比較的最近の2本を挙げておきますペン



「人生劇場」〜青春篇・愛慾篇・残俠篇〜1972年/松竹/カラー/167分
監督・脚本:加藤泰 原作:尾崎士郎 製作:三嶋与四治、野村芳太郎 脚本:野村芳太郎、三村晴彦 撮影:丸山恵司 音楽:鏑木創 主題歌:美空ひばり『人生劇場』
出演:竹脇無我、田宮二郎、香山美子、倍賞美津子、高橋英樹、渡哲也、森繁久彌、笠智衆、伴淳三郎、任田順好、田中春男、汐路章、萩本欽一、坂上二郎、菅井きん、穂高稔

加藤泰監督は内田吐夢監督が手掛けた作品「人生劇場」「宮本武蔵」と挑む訳ですがどちらも何部作にも渡る作品を一本にまとめちゃうという離れ業メガホンこちらは一応原作に沿って青成瓢吉を軸に話は進むのですが吉良常や飛車角、宮川のほうがやはり魅力的なのですよねぴかぴか(新しい)
役者陣も加藤組お馴染みのメンツですカチンコ



「人生劇場」1983年/東映/カラー/138分
監督・脚本:深作欣二、佐藤純彌、中島貞夫 脚本:野上龍雄 原作:尾崎士郎 撮影:安藤庄平、並木宏之、北坂清 音楽:甲斐正人 主題歌:内藤やす子『こころ乱して運命かえて』
出演:永島敏行、松坂慶子、中井貴恵、森下愛子、三船敏郎、松方弘樹、若山富三郎、風間杜夫、奥田瑛二、叶和貴子、平田満、三條美紀、蟹江敬三、成田三樹夫、西村晃、小林稔侍、室田日出男、岡本麗、菅貫太郎、マキノ佐代子

「青春の門」のヒットで気を良くした岡田茂社長がその原型と云える、何度も映画化している「人生劇場」に目をつけたと言われている。
人生劇場 青春篇を佐藤純彌監督、愛慾篇を深作欣二監督、残俠篇を中島貞夫監督が持ち回り手掛けた作品映画映画映画
「青春の門」ほどヒットしなかったようだがまずまずのヒットとは岡田茂社長の弁メガホン

「椿三十郎」2007年/東宝/カラー/119分
監督:森田芳光 脚本:黒澤明、菊島隆三、小國英雄 原作:山本周五郎『日日平安』 撮影:浜田毅 音楽:大島ミチル 製作総指揮:角川春樹
出演:織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、鈴木杏、村川絵梨、佐々木蔵之介、鈴木亮平、風間杜夫、藤田まこと、中村玉緒、森下千里、すほうれいこ



黒澤明監督の名作「椿三十郎」のリメイクメガホン


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「椿三十郎」1962年/東宝=黒澤プロ/白黒/98分
監督:黒澤明 原作:山本周五郎『日日平安』 脚本:菊島隆三、小國英雄、黒澤明 撮影:小泉福造、斎藤孝雄 音楽:佐藤勝
出演:三船敏郎、仲代達矢、加山雄三、入江たか子、志村喬、小林桂樹、土屋嘉男、田中邦衛、平田昭彦、藤原釜足、団令子、伊藤雄之助



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黒澤明監督作品のリメイクって元来難しいとは思うんでちょっと痛々しくも感じるけどまだあの某リメイクよりは全然マシ。あの某リメイクはスケールアップして果敢に挑んだもののお話自体を改編して(いや改悪だな)全く辻褄のあわない代物になっていたしオリジナルで重要な台詞も引用しつつも違う意味になっていたしガッカリを通り越して憤りさえ感じたものだがこの森田版リメイクは黒澤明監督のオリジナルの脚本を生かしている分まだ好感を持てた。
織田裕二の何だか三船三十郎のモノマネみたいなのが気になったけど、これ黒澤明監督作品を頭に入れずに観るとお話自体が面白いから全然観れちゃう📽

「椿三十郎」観た時に思ったのはジャイアンツの4番バッターについて野球
原辰徳選手時代そこそこの数字あげてるんだけどジャイアンツの4番バッターとしては何か線が細いイメージなんですよあせあせ(飛び散る汗)
ジャイアンツの4番て初代三冠王の中島康治に始まって打撃の神様川上哲治、ミスターベースボール長嶋茂雄、世界のホームラン王 王貞治、さらに三冠王の三冠王 落合博満てんだからげっそり
このそうそうたるメンツと比べなければ原辰徳も他球団の4番とひけはとらないんだけどねえ。

そういう意味では黒澤明監督作品はジャイアンツの4番バッターだから相当の覚悟でやらないと🤔
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「惡名」1961年/大映/カラー/94分
監督:田中徳三 原作:今東光 脚本:依田義賢 撮影:宮川一夫
出演:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、中田康子、山茶花究、水谷良重、浪花千栄子、阿井美千子、永田靖、有村淳(勝村淳)、藤原礼子

八尾の朝吉とモートルの貞の活躍を描く「悪名」シリーズ第1作exclamation

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「続 惡名」1961年/大映/カラー/93分
監督:田中徳三 原作:今東光 脚本:依田義賢 撮影:宮川一夫
出演:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、水谷良重、浪花千栄子、浦路洋子、中村鴈治郎、永田靖、長谷川季子、須賀不二男、山茶花究、上田吉二郎

「悪名」シリーズ第2弾exclamation
一応当初はこれで終わりだったのだろうむふっ
やくざが嫌いだと言っているのに縄張りと子分をあてがわれ親分として売り出す朝吉。
今回はバックボーンに戦争の影が見え隠れして、ラストシーンに一気に現れるカチンコ

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「惡名縄張(しま)荒らし」1974年/東宝/カラー/104分
監督:増村保造 脚本:依田義賢 原作:今東光 撮影:宮川一夫 音楽:冨田勲 製作:勝新太郎、西岡弘善
出演:勝新太郎、北大路欣也、中村鴈治郎、アイ・ジョージ、太地喜和子、大滝秀治、望月真理子、十朱幸代、樹木希林、伊佐山ひろ子、杉村春子、須賀不二男、財津一郎、今井健二、勝村淳、藤田まこと

シリーズ16作目の最終作カチンコ
実は勝新が勝プロで「惡名」+「続 惡名」をリメイクしたものでメガホンを執るのは名匠増村保造監督メガホン
この作品がヒットしたら新たなシリーズをと目論んだリブート作でもあるが、、、
「ミッドウェイ」1976年/米/カラー/132分
監督:ジャック・スマイト 脚本:ドナルド・S・サンフォード 撮影:ハリー・ストラドリングJr. 音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:チャールトン・ヘストン、三船敏郎、ヘンリー・フォンダ、グレン・フォード、ハル・ホルブルック、ロバート・ミッチャム、ジェームズ・コバーン、クリフ・ロバートソン、ロバート・ワグナー、トム・セレック、パット・モリタ、ジェームズ繁田

チャールトン・へストン、ヘンリー・フォンダ、世界のミフネこと三船敏郎さんらの出演もさることながらセンサラウンド方式という音響システムで映画館が揺れて響いていたー(長音記号1)爆弾衝撃




「ミッドウェイ」2019年/米・中・香港・加/カラー/138分
監督・製作:ローランド・エメリッヒ
出演:エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンス、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼、マンディムーア、デニス・クエイド、ウディ・ハレルソン

エメリッヒが描くと何となく中身のすかすか感は想像していたのですがデニス・クエイド、ウディ・ハレルソン、浅野忠信さんらキャスト陣は好演でしたカチンコ

「遊星よりの物体X」1951年/米/白黒/87分
監督:クリスチャン・ネイビー 脚本:チャールズ・レデラー 原作:ジョン・W・キャンベル『影が行く』 製作:ハワード・ホークス 音楽:ディミトリ・ティオムキン 特殊撮影効果:リンウッド・ダン 特殊効果:ドナルド・スチュワート
出演:ケネス・トビー、マーガレット・シェリタン、ロバート・コーンスウェイト、ダグラス・スペンサー、ジェームズ・R・ヤング、ロバート・ニコルズ

1951年作品だからか閉ざされた空間のはずが何となくみんなのんびりしてるというか緊迫感はあまりないexclamation
『物体』も古色蒼然たるモンスターなんで感覚の古さは否めないふらふらが、しかし後に与えた影響は計り知れないなぴかぴか(新しい)ジョン・カーペンターはこの作品を子供時代に観て映画の世界に入りたいと思ったそうだ虹
その後ロジャー・コーマンなんてヘンテコなモンスター映画量産するし(笑)
マッカーシズム吹き荒れる赤狩りのこの当時は『物体』に同化してしまう様を"共産主義"の脅威と捉えていたという説もあるらしい🤔
当時の観客がどこまで『物体』の侵食をを"共産主義"の脅威と思って観ていたのかは疑問だけど赤狩りで様々な冤罪や見込み違いを生み出したのは事実であるしそう思うと"人間の疑心暗鬼"こそ悲劇の始まりであり恐怖の原点である。






「遊星からの物体X」〈デジタル・リマスター版〉1982年/米/カラー/109分
監督:ジョン・カーペンター 脚本:ビル・ランカスター 原作:ジョン・W・キャンベル『影が行く』 撮影:ディーン・ガンディ 音楽:エンニオ・モリコーネ SFX:ロブ・ボッテン 特撮:アルバート・ホイトロック
出演:カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、T・K・カーター、デヴィッド・クレノン、キース・デヴィッド、リチャード・ダイサート、チャールズ・ハラハン

1951年、ハワード・ホークス製作「遊星よりの物体X」のリメイク📽ジョン・カーペンター監督はこの作品の大ファンでいつかやってみたいと思っていたそうだメガホン
これまたB級感が堪らないexclamation今観るとチープなクリーチャーもあの時代みんなを驚かせたものだげっそり
「遊星からの物体X」では細胞単位で存在する『物体』に同化されたかどうか人間の疑心暗鬼こそ恐怖かもしれない
その後に、前日譚を描いた「遊星からの物体X ファーストコンタクト」があるが未見あせあせ(飛び散る汗)
>>[16]
ベンハーは1959年版が初作だと思っていました。教えてくれてありがとう。
ユダヤ人のベンハーが与えられる神の啓示が好きでした。家族が癩病から癒されていくシーンを今でも覚えています。
>>[41]
ニブロ版ですが九州にはレンタルで置いているそうですDVD
僕の地元の図書館にビデオがあったのでいつか見ようと思っていたら何と視聴覚ブースが撤去されDVDもビデオも撤去されてしまいましたげっそり

日本公開が発表されながらも評判が芳しくなかったので直前でDVDスルーの2016年版はレンタルによくありますので今度観てみるかなぴかぴか(新しい)

ワイラー版は名画座で何度も観ています🎞


「決断の3時10分」1957年/米/白黒/92分
監督:デルマー・デイヴィス 脚本:ハルステッド・ウェルズ 原作:エルモア・レナード『三時十分ユマ行き』 撮影:チャールズ・ロートンJr. 音楽:ジョージ・ダニング 主題歌:フランキー・レイン 『3:10to Yuma』
出演:グレン・フォード、ヴァン・ヘフリン、フェリシア・ファー、レオラ・ダナ、ヘンリー・ジョーンズ、リチャード・ジャッケル、ロバート・エムハート、シェリダン・コメラーテ、ジェリー・ハートルベン

駅馬車強盗を繰り返すウェイド一味銃ウマウマウマ
酒場で保安官たちに逮捕されたウェイドの護送をすることになった牧場主のダンは追ってくるウェイドの手下から逃れ三時十分ユマ行きの列島に乗らなければならない電車ダッシュ(走り出す様)
2007年「3時10分、決断のとき」としてリメイクされた西部劇の佳作サボテン
これはどちらもなかなか面白い映画ながらラストシーンが違うのは時代の流れの中で人々の世相を反映しているのだろうか?🤔
50年代はやはりこうだろうねるんるん




「3時10分、決断のとき」2007年/米/カラー/122分
監督:ジェームズ・マンゴールド 脚本:ハルステッド・ウェルズ、マイケル・ブラント、デレク・ハース 原作:エルモア・レナード 撮影:フェドン・パパマイケル 音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール、ローガン・ラーマン、ベン・フォスター、ピーター・フォンダ

グレン・フォード、ヴァン・ヘフリンの「決断の3時10分」(1957年)のリメイクカチンコラストシーン以外「3時10分、決断のとき」はかなり忠実にリメイクしている📽2000年代の西部劇としては久々のヒット作と話題になった銃競馬






「燃えよ剣」1966年/松竹/白黒/90分
監督:市村泰一 脚本:加藤泰、森崎東、長谷部利朗 原作:司馬遼太郎 撮影:酒井忠 音楽:渡辺岳夫 殺陣:二階堂武
出演:栗塚旭、和崎俊也、小林哲子、石倉英彦、内田良平、高宮敬二、戸上城太郎、天津敏



「燃えよ剣」2021年/東宝=アスミック・エース/カラー/148分
監督・脚本:原田眞人 原作:司馬遼太郎 撮影:柴主高秀 音楽:土屋玲子
出演:岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明、山田裕貴、渋川清彦、マギー、三浦誠己、村本大輔、村上虹郎、阿部純子、坂井真紀、月船さらら、高嶋政宏、柄本明、市村正親、加藤千果
>>[17]

【オリジナル】
「丹下左膳餘話 百萬兩の壺」1935年/日活/白黒/91分
監督:山中貞雄 脚本:三村伸太郎 撮影:安本淳 音楽:西悟朗 主題歌:東海林太郎『丹下左膳の唄』
出演:大河内傳次郎、喜代三、宗春太郎、山本礼三郎、花井蘭子、澤村國太郎

トントントンと物語が進んで当時はきっと画期的なテンポだったでしょうね

【リメイク】
「丹下左膳 百万両の壺」2004年/EDEN/カラー/119分
監督・撮影・編集:津田豊滋 原作:林不忘 脚本:江戸木純 音楽:大谷幸
出演:豊川悦司、和久井映見、野村宏伸、麻生久美子、金田明夫、武井証、荒木しげる、渡辺裕之、豊原功補、田中千絵、堀内正美

「丹下左膳 こけ猿の壺」1954年/大映/モノクロ/86分
監督:三隅研次 原作:林不忘 脚本:衣笠貞之助 撮影:牧田行正 音楽:西悟郎
出演:大河内傳次郎、高峰三枝子、三田登喜子、坂東好太郎、高堂国典、柳永二郎
リメイクというより再映画化というニュアンスが強い気もしますがあせあせ(飛び散る汗)

「町奉行日記 鉄火牡丹」1959年/大映/モノクロ/90分
監督:三隅研次 原作:山本周五郎 脚本:八尋不二 撮影:今井ひろし 音楽:高橋半
出演:勝新太郎、淡路恵子、根上淳、鶴見丈二、島田竜三、近藤美恵子、中村玉緒、阿井美千子、千葉敏郎



「どら平太」2000年/東宝/カラー/111分
監督:市川崑 脚本:四騎の会(黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹) 原作:山本周五郎『町奉行日記』
出演:役所広司、宇崎竜童、片岡鶴太郎、浅野ゆう子、菅原文太、石橋蓮司、うじきつよし、石倉三郎、大滝秀治、岸田今日子、山本一郎(結城市朗)
【オリジナル】

「オーメン」1976年/米/カラー/111分
監督:リチャード・ドナー 脚本:デヴィッド・セルツァー 撮影:ギルバート・テイラー 音楽:ジェリー・ゴールドスミス 製作:ハーヴェイ・バーンハード
出演:グレゴリー・ペック、リー・レミック、ハーヴェイ・スペンサー・スティーブンス、デビッド・ワーナー、ビリー・ホワイトロー、レオ・マッカーン、パトリック・トラウトマン、マーティン・ベンソン、アンソニー・ニコルズ

「エクソシスト」の大ヒットよりホラー映画、オカルト映画ブームが起こりそれを牽引した作品✝
リチャード・ドナー監督の名前を一気に押し上げ、ドナーはその後「スーパーマン」や「リーサル・ウエポン」など話題作、ヒット作を手掛けることになるメガホン
低予算ながらグレゴリー・ペックやリー・レミックが出演していることで格式が上がって感じられるグッド(上向き矢印)
666は悪魔の子ダミアン──オーメンとは不吉な前兆のこと。音楽も印象的なんですがジェリー・ゴールドスミスもこの時はめちゃくちゃ安いギャラで受けたらしいですねるんるんピアノ

【リメイク】

「オーメン666」2006年/米/カラー/110分
監督:ジョン・ムーア 脚本:デヴィッド・セルツァー 製作総指揮:デヴィッド・ハーフィールド、ジェフリー・スコット 撮影:ジョナサン・セラ 音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:リーヴ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック、デヴィッド・シューリス、マイケル・ガンボン、ピート・ポスルスウェイト、ミア・ファーロー

「オーメン」の一作目のリメイクカチンコ
グレゴリー・ペックとかそのクラスが出てない時点であまり乗れないけどミア・ファーローを久々に見た気がするげっそり

「男たちの挽歌」1986年/香港/カラー/96分
監督・脚本:ジョン・ウー 製作:ツイ・ハーク 撮影:ウォン・ウィンハン 音楽:ジョセフ・クー 主題歌:レスリー・チャン
出演:チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャン、エミリー・チュウ、レイ・チーホン、ケネス・ツァン、ティエン・ファン、シー・イェンズ、シン・フィオン、ジョン・ウー、ツイ・ハーク

香港はカンフー映画ばかりだと思われていた80年代、香港ノワールとして一世を風靡した記念碑的作品。当時チョウ・ユンファやレスリー・チャンの人気が絶大になって続編や類する作品が続々と製作された📽
今観ると懐メロみたいな音楽が随所に流れ時代を感じさせるけどちょっとした仕草やアクションは面白いexclamation


「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」2010年/韓国/カラー/123分
監督:ソン・ヘソン 製作総指揮:ジョン・ウー、テレンス・チャン 原作:「男たちの挽歌」 脚本:キム・ヘゴン、レオン・スーク・ワー 撮影:カン・スンギ 音楽:イ・ジェジン 日本版主題歌:CHEMISTRY『A Better Tomorrow』
出演:チュ・ジンモ、ソン・スンホン、キム・ガンウ、チョ・ハンソン、イ・ギョンヨン、キム・ヘゴン、キム・ジヨン

ジョン・ウー監督自ら製作総指揮を手掛けた韓国版リメイクカチンコ
リメイク=リウェイク=再覚醒とのこと電球
中国版リメイクに比してこちらのほうがキャストが魅力的だった。
兄弟の設定を脱北者にすることでオリジナルの男のメロドラマをより韓国ノワールに近づきシリアスにした感じ。


「男たちの挽歌REBORN」2018年/中国/カラー
監督・脚本:ディン・シェン 脚本:ウー・ヤン 撮影:ディン・コー
出演:ワン・カイ、マ・ティエンユー、ダレン・ワン、ラム・シュー、中野裕太、エリック・ツァン

「男たちの挽歌」の中国版リメイクカチンコ
元々男のメロドラマのようなある種の臭みがある物語にチョウ・ユンファやレスリー・チャンのような魅力があるからこそ成り立つのだけどそもそもこの中国版にはその魅力が全然感じられなかったあせあせ(飛び散る汗)
このリメイクの前に韓国版のリメイクで「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」のほうが魅力的に感じたのは製作総指揮にジョン・ウーが参加しているからか🤔
さらにインド版リメイクも日本未公開だけど存在するということだ。


「仁義の墓場」1975年/東映/カラー/94分
監督:深作欣二 脚本:神波史男、鴨井達比古 撮影:仲沢半次郎 音楽:津島利章
出演:渡哲也、梅宮辰夫、多岐川裕美、池玲子、芹明香、山城新伍、室田日出男、成田三樹夫、安藤昇

戦後の混乱期に型破り、かつ破滅的な生きざま死にざまを晒した実在のヤクザ石川力夫を渡哲也が演じる東映初主演作注射


「新・仁義の墓場」2002年/大映/カラー/131分
監督:三池崇史 脚色:武知鎮典 原作:藤田五郎 撮影:山本英夫 音楽:遠藤浩二
出演:岸谷五朗、美木良介、有森也実、山城新伍、大沢樹生、山下真司、丹波哲郎、本宮泰風、山口祥行、鹿内孝、天宮良、曽根晴美、隆大介、石橋蓮司、菅田俊、佐藤蛾次郎、井上晴美、中山麻理、安岡力也

深作欣二監督の名作「仁義の墓場」を現代に置き換えてのリメイクカチンコ
渡哲也さんの石川像とは違うアプローチながらこれはこれで意外にも観入った。
三池監督も時代設定を現代に置き換えながらリスペクトも忘れずに粘り強く作ったのか。
岸谷さんがノッてる感じで引っ張ったのかなぴかぴか(新しい)

#新仁義の墓場 #三池崇史 #岸谷五朗

「アルフィー」1966年/英/カラー/114分
監督:ルイス・ギルバート 原作・脚本:ビル・ノートン 撮影:オットー・ヘラー 音楽:ソニー・ロリンズ 主題歌:『アルフィー』シェール(作曲:バート・バカラック)※英国版シラ・ブラック
出演:マイケル・ケイン、シェリー・ウィンタース、ミリセント・マーティン、ジュリア・フォスター、シャーリー・アン・フィールド、ジェーン・アッシャー、ヴィヴィアン・マーチャント、デンホルム・エリオット、エレノア・ブロン

バカラック作曲によるラストに流れるシェールの『アルフィー』が程よく余韻を運んでくるるんるん



リメイク版
「アルフィー」2004年/米/カラー/105分
監督:チャールズ・シャイア オリジナル脚本:ビル・ノートン 製作・脚色:チャールズ・シャイア、エレイン・ポープ 撮影:アシュリー・ロウ 音楽:ミック・ジャガー、ジョン・パウエル 主題歌:『Old Habits Die Hard』ミック・ジャガー&デイブ・スチュワート 挿入歌:『アルフィー』ジョス・ストーン(作曲:バート・バカラック)
出演:ジュード・ロウ、マリサ・トメイ、オマー・エップス、ニア・ロング、シエナ・ミラー、ジェーン・クラコウスキー、スーザン・サランドン、ゲディ・ワタナベ、スティーヴン・ギャガン

アメリカでリメイクするにあたり物語の舞台をロンドンからニューヨークに移している自由の女神


「ミニミニ大作戦」1969年/英・米/カラー/99分
監督:ピーター・コリンソン 脚本:トロイ・ケネディ・マーティン 撮影:ダグラス・スローカム 音楽:クインシー・ジョーンズ
出演:マイケル・ケイン、ノエル・カワード、ベニー・ヒル、ラフ・ヴァローネ、トニー・ベックリー、ロッサノ・ブラッツィ、マーガレット・ブライ

強盗してイタリアの街をミニで逃げ回る車(セダン)ちょっととぼけた感じの登場人物たちが可笑しい(笑)ウッシッシ

#ミニミニ大作戦



「ミニミニ大作戦」2004年/米/カラー/111分
監督:F・ゲイリー・グレイ 脚本:ドナ・パワーズ、ウェイン・パワーズ 撮影:ウォーリー・フィスター 音楽:ジョン・パウエル
出演:マーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、エドワード・ノートン、セス・グリーン、ジェイソン・ステイサム、モス・デフ、フランキー・G、ドナルド・サザーランド、ケリー・ブルック、ショーン・ファニング

リメイクというよりもオマージュだとは監督の弁メガホン

#マークウォールバーグ #シャーリーズセロン #エドワードノートン #ジェイソンステイサム
「オリヴァ・ツイスト」1947年/英/モノクロ/105分(DVDタイトル「オリバー・ツイスト」)
監督:デヴィッド・リーン 脚本:スタンリー・ベインズ、デヴィッド・リーン 原作:チャールズ・ディケンズ 製作:ロナルド・ニーム 撮影:ガイ・グリーン 音楽:アーノルド・バックス
出演:ジョン・ハワード・デイヴィス、アレック・ギネス、ロバート・ニュートン、ケイ・ウォルシュ、ヘンリー・スティーブンソン、アンソニー・ニューリー、ダイアナ・ドース、ラルフ・トルーマン

「アラビアのロレンス」の巨匠デヴィッド・リーンが監督して「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニームがプロデューサーメガホン「スター・ウォーズ」のオビワン・ケノービとしても知られる、デヴィッド・リーン監督の作品には欠かせない名優アレック・ギネスがフェイギンカチンコ



「オリバー・ツイスト」2005年/英/カラー/128分
監督:ロマン・ポランスキー 脚本:ロナルド・ハーウッド 原作:チャールズ・ディケンズ『オリヴァー・ツイスト』 撮影:パヴェル・エデルマン 音楽:レイチェル・ポートマン
出演:バーニー・クラーク、ベン・キングズレー、エドワード・ハードウィック、ハリー・イーデン、ジェイミー・フォアマン、リアン・ロウ、マーク・ストロング、ジェレミー・スイフト、マイケル・ヒース、ジリアン・ハンナ、イアン・マクニース

悲しげな顔の中ちょっと困った顔が可愛らしい「オリバー!」のマーク・レスターに比べミュージカルではない分バーニー・クラークの悲しげな表情が貧富の差と陰鬱な映像を醸し出すカチンコ
フェイギンをベン・キングズレーが演じる宝石



ディケンズの原作をミュージカルにした舞台を映画としてリメイク🎞
「オリバー!」1968年/英/カラー/153分
監督:キャロル・リード 原作:チャールズ・ディケンズ『オリヴァ・ツイスト』 原作戯曲(台本・作詞・作曲):ライオネル・バート 脚色:ヴァーノン・ハリス 撮影:オズワルド・モリス 音楽:ジョン・グリーン ミュージカル・シーン監修、振付:オンナ・ホワイト 美術:ジョン・ボックス
出演:マーク・レスター、ロン・ムーディ、オリバー・リード、ジャック・ワイルド、ハリー・シーコム、シャニ・ウォレス、ジョセフ・オコナー、ヒュー・グリフィス

ディケンズ『オリヴァー・ツイスト』をミュージカルにしたライオネル・バートの舞台『オリバー!』を映画化メガホン
「第三の男」の名匠キャロル・リードが初のミュージカル映画ながらアカデミー賞作品賞、監督賞を受賞トロフィートロフィー
「第三の男」に比して現在ではあまり語られることの少ない映画だけども当時は物凄く評価された作品だったのだな
※アカデミー賞11部門にノミネートされ6部門受賞トロフィートロフィートロフィートロフィートロフィートロフィー
アカデミー賞美術賞を受賞したセットは重厚感あり教会
「小さな恋のメロディ」のマーク・レスターとジャック・ワイルドはこの作品ですでに邂逅。
ジャック・ワイルドの軽妙かつ達者な演技は一見の価値ありるんるんロン・ムーディも好演でアカデミー賞では主演男優賞にノミネートぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
ちなみにサイクスを演じたオリバー・リードはキャロル・リード監督の甥🧔



【オリジナル】
「フラッシュ・ゴードン」て元々は1930年代アメリカのコミックストリップ(新聞連載漫画)で、水泳オリンピック金メダリストのラリー・バスター・クラブ主演で映画化されたカチンコ1話30分の連続活劇だったそうで当時は大衆が毎週こぞって映画館に押し掛けてたのだから観客は熱狂してたのだろうなぴかぴか(新しい)映画化第1作目「超人対火星人」が1936年でスーパーマンがアメリカンコミックスに登場したのが1938年ということは元祖ヒーローはフラッシュ・ゴードンかも🤔いやコミックストリップではバック・ロジャースが先かなぴかぴか(新しい)でも映画化はフラッシュ・ゴードンが先のようだ映画バック・ロジャースの映画化「原子未来戦」1939年だし。その主演もバスター・クラブクラブ

「超人対火星人」1936年/米/モノクロ
監督:フレデリック・ステファニー 原案:アレックス・レイモンド
出演:バスター・クラブ、ジーン・ロジャース、チャールズ・ミドルトン、プリシラ・ローソン

10数分の動画をネットで見たけど「フラッシュ・ゴードン」(1980)はこのオリジナルのプロットをほぼ忠実にリメイクしているのがわかる電球
ジョージ・ルーカスは「フラッシュ・ゴードン」のリメイクを諦めて「スター・ウォーズ」を作り、その「スター・ウォーズ」の大ヒットを見てあれを越えるものを作れと厳命したプロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスは「フラッシュ・ゴードン」(1980)特撮部分はルーカスの特撮工房に発注してるし(笑)

オリジナルの「フラッシュ・ゴードン」シリーズはのちに「フラッシュ・ゴードンの火星旅行」(1938)(※短縮版「火星地球を攻撃す」)と「宇宙征服」(1940)があるexclamation☆

日本では「超人対火星人」と「火星地球を攻撃す」が劇場公開されたそうだわーい(嬉しい顔)電球多分戦後かな?🤔


【リメイク】
「フラッシュ・ゴードン」1980年/英/カラー/110分
監督:マイク・ホッジス 製作:ディノ・デ・ラウレンティス 音楽:クイーン 撮影監督:ギルバート・テイラー 脚本:ロレンツォ・センブル・Jr
出演:サム・ジョーンズ、メロディ・アンダーソン、マックス・フォン・シドー、オルネラ・ムーティ、トポル、ティモシー・ダルトン、ピーター・ウィンガード、ブライアン・ブレッスド、マリアンジェラ・メラート

映画は今観ても能天気というかフラッシュ・ゴードンが危機に襲われてもあまりスリルを感じない
オリジナルのフラッシュゴードン「超人対火星人」の一部を観たけどこの緩さはオリジナルに起因するものだとわかる電球


【番外編】
そういや「フラッシュ・ゴードン」には下ネタ満載の「フレッシュ・ゴードン」というパロディ映画もあって1978年に劇場公開されている📽


「フレッシュ・ゴードン/SPACE WARS」1974年/米/カラー/78分
監督:マイケル・ベンベニスト、ハワード・ジーム 脚本:マイケル・ベンベニスト、ウィリアム・ハント 製作:ハワード・ジーム、ビル・オスコ 撮影:ハワード・ジーム 音楽:ラルフ・ラーファロ
出演:ジェイソン・ウィリアムズ、スザンヌ・フィールズ、ジョセフ・ハジンス、ウィリアム・ハント、ジョン・ホイト



>>[37]

勝新と田宮二郎の「悪名」シリーズは全部観て、「惡名」+「続 惡名」のリメイク(セルフ・リメイク)でもある勝新と北大路欣也の「惡名縄張荒らし」も何度か観ているのですが
2001年に「悪名」シリーズをまたリメイクする動きがあったカチンコ

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「悪名 AKUMYOH」2001年/シネマパラダイス/カラー/
監督:和泉聖治
出演:的場浩司、東幹久、櫻井淳子、さとう珠緒、遠藤久美子、トミーズ雅、青田典子、千葉真一

「悪名2 荒ぶる喧嘩魂。」2001年/シネマパラダイス/カラー/※オリジナルビデオ作品
監督:和泉聖治
出演:的場浩司、東幹久、櫻井淳子、さとう珠緒、遠藤久美子、トミーズ雅、青田典子、千葉真一、夏樹陽子



【「悪名シリーズ」一覧】
・「惡名」1961
・「続 惡名」1961
・「新 惡名」1962
・「続 新惡名」1962
・「第三の惡名」1963
・「惡名市場」1963
・「惡名波止場」1963
・「惡名一番」1963
・「惡名太鼓」1964
・「惡名幟」1965
・「惡名無敵」1965
・「惡名桜」1966
・「悪名一代」1967
・「悪名十八番」1968
・「悪名一番勝負」1969
・「惡名縄張荒らし」1974

・「悪名 AKUMYOH」2001
・「悪名2 荒ぶる喧嘩魂。」2001

「街の野獣」夜
※1992年にロバート・デ・ニーロ主演「ナイト・アンド・ザ・シティ」としてリメイクカチンコ

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「街の野獣」(Night and the City)1950年/英/モノクロ/97分
監督:ジュールズ・ダッシン 原作:ジェラルド・カーシュ 脚本:ジョー・アイシンガー 撮影:マックス・グリーン 音楽:フランツ・マックスマン
出演:リチャード・ウィドマーク、グーギー・ウィザース、ジーン・ティアニー、ヒュー・マーロウ、ハーバート・ロム、フランシス・L・サリヴァン、スタニスラウズ・ズビスコ、マイク・マズルキ、チャールズ・ファレル、エイダ・リーヴ、ケン・リッチモンド

酒場の客引きをしているハリーは恋人のメアリーに成り上がる夢のようなことを語っては金をせびっている街のチンピラ。
ある日有名なレスラーと知り合いになりプロレス興行で一山当てて一攫千金を狙うことを思いつく有料
赤狩りにあいアメリカで撮れなくなったジュールズ・ダッシンがイギリスに渡って撮り上げたフィルム・ノワール🎞陰影に溢れたショットなどシャープ(と云われている)なカメラワーク映画
「真昼の暴動」「裸の町」などジュールズ・ダッシンの作品は観たいexclamation☆時間と金があれば渋谷に滞在して全部観たいな夜



#街の野獣
#NightAndTheCity
#ジュールズダッシン
#リチャードウィドマーク




「ナイト アンド ザ・シティ」〈HDマスター版〉1992年/米/カラー/105分
製作・監督:アーウィン・ウィンクラー 脚本:リチャード・プライス 原作:ジェラルド・カーシュ『Night and the City』 製作:ジェーン・ローゼンタール 撮影:タク・フジモト 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 主題歌:フレディ・マーキュリー『ザ・グレート・プリテンダー』
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジェシカ・ラング、ジャック・ウォーデン、クリフ・ゴーマン、アラン・キング、イーライ・ウォラック、バリー・マリマス、レジス・フィルビン、ペドロ・サンチェス

公開当時はデ・ニーロ絶好調時代だったこともあり何となくその作品群に比べ可もなく不可もなくという印象であまりパッとしなかったのだけどジェシカ・ラングやジャック・ウォーデンは好演カチンコ
(※「街の野獣」のプロレス興行はボクシング興行に変更され恋人と酒場のボスの女はジェシカ・ラングひとりに設定が変更されデ・ニーロが演じたハリー・フェビアンも酒場の客引きからインチキ弁護士に変更されている。
ジャック・ウォーデンは元プロボクサーでもあり適役カチンコ)
捲し立てるようなインチキ弁護士をデ・ニーロは難なく演じているように見えるけどジャック・ニコルソンあたりに演らせたら面白かったかも顔(笑)
「ロッキー」シリーズ、「レイジング・ブル」のプロデューサー、アーウィン・ウィンクラーの監督作メガホン
例えば夜を逃げ回るところも呆気ないし演出としては映画としての山場が乏しいかとあせあせ(飛び散る汗)

#ナイトアンドザシティ
#NightAndTheCity
#ロバートデニーロ #ジェシカラング #ジャックウォーデン
「オール・ザ・キングスメン」1949年/米/モノクロ/109分
製作・監督・脚本:ロバート・ロッセン 原作:ロバート・ペン・ウォーレン『すべて王の臣』 撮影:バーネット・ガフィ 音楽:モリス・W・ストロフ
出演:ブロデリック・クロフォード、ジョン・アイアランド、ジョーン・ドルー、ジョン・デレク、アン・シーモア、マーセデス・マッケンブリッジ、シェパード・ストラドウィック、ウォルター・バーク

米アカデミー賞作品賞、主演男優賞(ブロデリック・クロフォード)、助演女優賞(マーセデス・マッケンブリッジ)受賞トロフィートロフィートロフィー
社会革命を目指した男が権力を手にしたら権力の虜になり腐敗していく姿を描くカチンコ
ブロデリック・クロフォードの名演もあり見応えたっぷりの社会派ドラマ。

#オールザキングスメン
#ロバートロッセン

#ロバートペンウォーレン

「オール・ザ・キングスメン」2006年/米/カラー/128分
製作・監督・脚本:スティーブン・ザイリアン 原作:ロバート・ペン・ウォーレン『すべて王の臣』 撮影:パヴェル・エデルマン 音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウインスレッド、マーク・ラファロ、パトリシア・クラークソン、ジェームズ・ガントルフィーン、ジャッキー・アール・ヘイリー、キャシー・ベイカー

割と豪華なキャストなんだよなあ🤔ショーン・ペンもいいのだけどイメージが違う気がした例えばジョン・グッドマンのような巨漢のほうが合う気がしていてその方が気のいい田舎の男が権力を手にした途端に腐敗していく姿が如実に現れると思う。ショーン・ペンは上手くてその辺も計算しているようなんだけどそれが逆に狡猾さに見えてくる。
この作品も監督曰くリメイクというよりも同じ原作の再映画化ということらしいのだがオリジナルを観ていないと語っているのは素直に『ちゃんと観ろ!』と言いたいわメガホン

#ショーンペン #ジュードロウ
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ニブロ版「ベン・ハー」も何とか観れましたDVD

「ザ・ヤクザ」1974年/米/カラー/122分(米版112分)
製作・監督:シドニー・ポラック 原作:レナード・シュレイダー 脚本:ポール・シュレイダー、ロバート・タウン 撮影:岡崎宏三、デューク・キャラハン 音楽:デイヴ・グルーシン
出演:高倉健、ロバート・ミッチャム、岸恵子、ブライアン・キース、ジェームズ・シゲタ、リチャード・ジョーダン、ハーブ・エデルマン、岡田英次、待田京介、汐路章、クリスティーナ・コクボ

元々アルドリッチ監督が撮る予定がシドニー・ポラックに代わるメガホン日本ではそれほどでもなかったようだが世界的にはヒットしたようで健さんの名前は一気に知れ渡ったexclamation☆
最初はテレビの洋画劇場で観たのだけどラストの殺陣は子供心に印象に残っていた🎞

#ザヤクザ
#シドニーポラック #レナードシュレイダー #ポールシュレイダー
#岡崎宏三
#ロバートミッチャム #岸恵子

セガールの「イントゥ・ザ・サン」が「ザ・ヤクザ」のリメイクだと知り連続鑑賞DVD

「イントゥ・ザ・サン」2005年/米/カラー/97分
監督:ミンク 脚本:トレヴァー・ミラー、スティーヴン・セガール、ジョー・ハルピン 原案:スティーヴン・セガール、ジョー・ハルピン 撮影:ドン・E・ル・ロイ 音楽:スタンリー・クラーク
出演:スティーヴン・セガール、マシュー・デイビス、大沢たかお、エディー・ジョージ、ジュリエット・マーキス、豊原功補、寺尾聰、栗山千明、山口佳奈子、マック・ヤスダ、コロッケ、安田顕、伊武雅刀

設定以外は特にリメイク感はないあせあせ(飛び散る汗)


#イントゥザサン
#スティーヴンセガール
#豊原功補

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