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Hybrid Childコミュのいち様とゆずの二次創作小説

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お友達のいちふりさんが
素敵な二次創作小説を書いてくれました
眠らせておくのはもったいないので
記述させて頂きますね

*いちふりさん許可は頂いてます

苦手な方はお帰りくださいませ


ハイブリットチャイルド
いち様とゆずの二次創作小説です

感想頂けるととても嬉しいです♥

****************いちふりさんのコメント***

原作中の最後のほうで、泣きながらゆずが壱様に離れるのはイヤだというシーンの
後な感じで読んでもらえるとよいのかなーと思います。


****************



「ずっと壱様と…」

ドキン、ドキン、ドキン、ドキン…
壱様が僕を抱きしめてくれている。
大好きな壱様がこんな近くにいるのにやっぱり僕は変だ。
さっきから、どんどん胸が苦しくなってどうしていいのかわからなくなって。

壱様はゆっくりと僕の顔をその両手で包む。
僕の顔をひとつひとつ確認するように。
ゆっくりと指で確かめる。壱様の人差し指が僕の眉や頬を撫でる。やさしく。

「あ…」
親指が唇をすっと撫でたその時、自分でも何故だかわからないけれど思わず声が出てしまう。
肩がびくりと跳ねる。
なんだろう。これってなんだろう。

「ゆず?」
壱様はそんな僕の様子を感じ、やさしく頭を撫でてくれる。

「急いで大きくなろうとしなくてもいいんだよ。ゆずの気持ちはもうちゃんとわかったからね」

いつものようにやさしく少しだけ笑いながら壱様はそう言う。

でもダメなんだ。
やっぱり、このままじゃ。
こんな僕だってちょっとはわかる。
大きくなったとしても壱様の抱えているものから壱様を救い出してあげることはできない。
壱様の瞳の記憶に残されたものを消し去ることはできない。
だけど。だから。だからこそ。
ずっとずっとずっとお傍にいよう。何もできなくてもずっとずっとずっと寄り添っていよう。

今度は僕が壱様の頬を両手で包む。

えいっ! 僕はありったけの勇気を振りしぼって壱様に口づける。

少し驚いている壱様を見ているとそれだけでうれしくなる。幸せになる。
何もできないけれどちょっとだけでも笑ってくれればそれだけでもいいんだ。

「僕が壱様の目になります。だからなんでもいってください。どんなわがままでもどんとこい!」

壱様はいつものようにふっと笑う。そしてこう言った。

「じゃあ、今。ゆずには何が見えているの?」

「僕の目には壱様しか見えていません。いつものやさしくて格好がよくて頭のいい壱様…」

言いかけた言葉は、壱様によって塞がれてしまう。

ドキン、ドキン、ドキン…
さっきよりもドキドキしてる。どんどんドキドキは早くなる。

やっぱり、僕は壱様が大好きだ。



コメント(2)

re 善処しますさま

コメントありがとうございました
とってもうれしかったです〜〜

お友達も喜んでおります!

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