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A-TRAINに乗ろう!コミュの21世紀問題を考える 1: 外交 中国人が怒るわけ

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今回は、先週突如帰国してしまった外交大臣を持つ隣国
 中国の話。

なぜ中国人が日本が嫌いなのか?
昨年のサッカーアジア・カップでの君が代へのブーイングにかいま見えた中国国民レベルでの反日感情の裏側を推し量れないでいたのですが、今週の日経ビジネスを読んで少し理由がわかった。

問題の本質は、小泉政権が先導する日本の国防体制強化に対する
中国政府からの牽制なのですが、
要はわれわれ日本人の「国際政治音痴」が根本原因な訳です。

中国各地の反日デモやHPでのキャンペーンが
中国国民の自発活動だけではなく、
陰に中国政府の暗躍があるのは
報道各社が伝える通りだと思う。
つまりこれは国対国の高度な外交問題なのです。

では、中国政府の本心はどこにあるのか?

日本人が これらの報道の中で最もつかみ損ねているのは、
自分自身の姿が、他人にどう見えているか?
自分自身がいま世界にどういう影響を与えているか?ではないだろうか。
このことを徹底的に考えないとこれらの問題の本質は見えてこない。

結論から言えば、日本人が自覚するかしないかに関わらず、
自分たちの政府が下した決定が
中国政府に対する「恫喝」になっているのだということを
認めなければならないのです。
事実は、昨年12月に日本政府が閣議決定した「防衛計画大綱」が、同じアジアの周辺に暮らす隣人たちには、
攻撃的な威嚇になっているということ。

5月23日付日系ビジネスによると「防衛計画大綱」において、
日本は対米同盟強化を鮮明に打ち出し、自衛隊の大幅な編成を行った。
「存在する自衛隊から機能する自衛隊」へと宣言され、
多機能で弾力的な自衛隊は日本周辺に限らず、
海外の異変も我が国の安全保障にとって重要だと認識すると方針変更されている。
特に陸上幕僚幹部がまとめた「陸自改革の方向性」という文書によれば、
「日本海岸および南西諸島正面の配備強化」をうたう。
これは旧ソ連対策から中国と北朝鮮に対する国防方針の変更に他ならない。
自衛隊が行っている変革とは、重装備から軽装備といいながら、
ソ連を意識していた北国に配備された戦車を少なくし(当然、ロシアは米の友好国になったので)
アメリカ政府が進めるミサイル防衛に世界で唯一のパートナーとして(!)肩入れをしているなど
明らかに軍事力の強化、日米同盟の強化、対中国への圧力、北朝鮮への攻撃準備である。
  谷口 智彦氏 米ブルッキング研究所招聘研究員

これらの小泉政権が行っている一連の軍事行動を、
我々は国民はなんら意識することなく、
攻撃される中国の日本大使館や日本企業の店舗を見せられて、
「何の理由もなく、なんで友好的な我々日本人を嫌うんでしょうね???」と、
平和ボケした感覚でおしゃべりしている訳ですね。

この構図は、よく日本人が北朝鮮の抑圧政策を見て馬鹿する愚民対策と
何ら変わらないし、北朝鮮が20世紀的な全体主義としてわかりやすい鋳型があるのに較べて、
物資が豊かで、平和意識があるだけ、とても高度に管理された
21世紀的なビッグブラザー政府だと言えます。
とても危険だし、どのようにも先導されてしまいそうです。

まぁ 僕は政治的にはノンポリ(これもえらく20世紀ワードですね)なので、
今回気づいたのは、日本人の皆さん、すこしは自分で鏡見ましょう、
少しは自分が他人にどう見られているのか考えてものを言いましょう、
自分で考えて、自分で正しい思うことをしゃべる大人になりましょうってことですね。

スウェーデンの家庭教育では、子供と大人が自分の国のおかれた立場、
エネルギーや食料対策、政治や貨幣制度などを話する家庭環境があり、
子供は社会貢献しながら 年収1000万円以上を稼ぐ人間になるには
どういう教育を自分で選べばいいかを考えていくそうです。

まぁ まずは自分から、
そうしたあこがれの大人な「人格」や「教養」を手に入れる努力を始めます。
その第一歩が、自分の選んだ政権をウォッチすることなのかと思いました。

コメント(1)

 日本は米国の属国という論があり、属国という見方からすれば、上記のイーサンの指摘も容易に理解できる。

 「属国たる日本を、国連の安全保障理事会の常任理事国に任ずることは米国の勢力を伸ばすだけ」、という風に考える國は反対又はリラクタントな姿勢になるのも当然。

 同盟国のスタイルを装いつつ、戦後60年かけて取り込まれた属国の立場から脱却するのは至難のわざ、日本人一人ひとりが本当に自立するところから始めなければなりません。

 それと、何十年何百年かかろうとも、属国から脱却するんだという強靭な意志の力が必要です。
幕末の、西郷隆盛のような指導者が欲しいと思うのは、きーさんだけでしょうか?

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