Dimitra Theodossiouコミュのテオドッシュウが5月トリノのノルマに出演

ボンジョルノ。皆様

ご無沙汰しておりますが如何お過ごしですか？

今テオドッシュウは明日4月22日から3回世界3大歌劇場（ウィーン、ミラノ、ブエノスアイレス）の一つテアトロコロンで、「運命の力に」に出演する。ディミトラからのメイルによると、とても美しい劇場でハッピーだというメイルが入りました。

さて、トリノのテアトロ・レージョでノルマが上演されると決まった時、主役のノルマはノルマ・ファンティー二だった。この人がキャンセルして、ディミトラに変わればよいと思っていたが、その通りになり彼女は、5月16日の初日から20日、23日、27日、30日と計5回歌う事になった。

去年の9月彼女が日本に来て、エルナーニを歌ったが、声が衰えたとか声量がないとか言われたが、私はそんなのはあり得ないと思っていた。それはただ役がアンナ・ボレーナやノルマとは違うのであって彼女の役はオペラの歌の序列では4番目位だった。昔ドミンゴ、ブルーゾン、フレーニ、ギャーロフが出演したスカラ座のエルナーニでも、フレーニが男性3人を圧倒した声を出していたとは思えない。
むしろ3年前のマチェラータの「十字軍のロンバルディア」で彼女がペルトゥージ、メーリなどを向こうに回して、声で彼らを圧倒した思い出がある。あの時のテオドッシュウの鬼気迫る歌と演技は満場を魅了したが、今回のノルマは、彼女が健在であり、あの時の熱演を彷彿させてくれるだろう。ポリオ―ネを歌うのが、マルコ・ベルディだからこれは最高の公演になる。