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殊能将之コミュの鏡の中は日曜日の疑問(ネタバレ)

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 初めまして。「鏡の中は日曜日」を読ませて頂きました。3章ではどんでん返しの連続で、すっかり
騙されてしまいましたが、疑問点が出てきたので、皆様のご意見を教えていただけたらと思います。

ネット上での感想をいろいろ拝見すると、1章と2章とで、鎌倉の梵貝荘と金沢の日本家屋での描写がとても似ている(文庫版p43〜とP177など)のは偶然にしても出来過ぎているというのを散見しました。

 しかし、それは違うと思います。3章で、本物の石動は梵貝荘に行き龍司郎に会っていますが、その龍司郎はフランス語で歌を歌い、「きみにはフランス語の才能がないな」と痛烈な台詞を言うなど、とてもしっかりとした記述になっていて2章の現在の記述と矛盾します。鮎井の手記で日本家屋に行った際の記述とリンクすることからも、2章の現在での梵貝荘は日本家屋、由紀子とあるのは水城のことでしょう。よって2章の記述は偽物だとわかります。 つまり、1章と2章の同じ記述は偶然ではなく、同じ場所、同じ人物だからの描写だと思います。

 そのため、僕は2章全てが、鮎井が書いた小説であるのではと推理しました。しかし、2章だけではシナリオが完結していません、これは鮎井が殺されたからとも考えられますが、水城の名探偵復活を望んでいたにしては、推理に見落としがあったことを前提に描かれているように思えます。これも途中だったからかもしれませんが、それにしても中途半端ではないでしょうか。それとも2章全てが小説という考えが間違っているのでしょうか? 

 2章全てが小説なら、田嶋などの現在の描写なども空想でしょうから(情報を仕入れているかもしれませんが)、もしかしたら智子と結婚しているかもしれませんし、中谷も教授になっていたら、面白いとは思います。

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