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コミ・セミNETコミュの職場結婚30年で半減;晩婚化、未婚化の解消には

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2006年06月27日(火) 日々の映像から

 厚生労働省付属の国立社会保障・人口問題研究所が6月27日発表した出生動向基本調査で、結婚できない理由を書き並べている。根本的な問題として、現代の若者が仕事以外に人と人との触れ合う機会が少なく、コミュニケーション能力が劣ってきていることが大きな原因だと思う。

 厚生労働省付属の国立社会保障・人口問題研究所の結婚できない理由を書き並べてみよう。

*1987年以降1位だった「職場や仕事で」が29.9%と前回(2002年)より3ポイント減少し2位に転落したという。いわゆる職場結婚の割合が30年で半減している。

*かつて盛んだった職場結婚が大幅に減っている。「企業に社員のプライベートな部分まで面倒をみる余力がなくなってきた一方、終身雇用の崩壊などで、社員の帰属意識も薄れてきていることなどが背景として挙げられる」(日本労働研究雑誌から)指摘もうなずける。

*職場結婚が減少した第2 の理由「最近、職場の雰囲気が変わってきた。どの会社も、プライベートの話はタブーで、社内恋愛は事実上禁止。成果主義や長時間労働でみな余裕がなく、職場の人間関係はぎすぎすしがち。セクハラを恐れ、おせっかいな上司も消えた」これもうなずけるような指摘だ

*国立社会保障・人口問題研究所(東京)のデーターがある。それによると、「1970年代前半、未婚女性(20歳から34歳)1000人のうち52人が、「職場や仕事」といった「職縁」で結婚していた。しかし、2000年以降、その数は半分以下の23人にまで減った。また、当時、「職縁」とともに出会いの主流だった「お見合い」も大幅に減少。70年代前半は1000人中54人が「お見合い」をきっかけに結婚していたが、2000年以降、4人にまで減った」
見合いで結婚相手を見つける人が54人から4人までと激減しているのだ。

*内閣府の「少子化社会白書」によると、未婚者の約9割は、「いずれ結婚するつもり」と回答している。しかし、「20歳から34歳の未婚率は1980年代から上昇。2000年は男性68.2%、女性55.5%まで上がった」未婚の理由について、25歳から34歳の女性の半数近くが、「適当な相手にめぐりあわない」点を挙げており、「出会い」に悩む未婚者の姿も浮き彫りになっている。

*経済産業省の5 月22日結婚関連産業に関する報告書による「適当な相手に巡り合わない−。未婚の男女の約4割が、結婚しない理由として出会いの機会の減少を挙げている。 報告書は、見合い結婚が全体の1割を切るなど親せきや地域、職場で男女の出会いを仲介する機能が低下していると指摘。同省は晩婚化、未婚化の解消に向けて、結婚相談業の質の向上で出会いの機会を提供する必要性を強調」(5月22日・共同通信から)している。晩婚化、未婚化の解消に結婚相談業の果たす役割が大きくなってきたように思う。



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